「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2026/02/23
開業した年に重賞を2勝しとりましたな
松下武士調教師(栗東)

主な管理馬:
シャマル(2025年かしわ記念など)
ショウナンバルディ(2021年中日新聞杯)
ジョーカナチャン(2020年アイビスSD)
レシステンシア(2019年阪神ジュベナイルFなど)

今週の主な登録馬:
タイセイボーグ(チューリップ賞)
ジューンアヲニヨシ(仁川S)

担当者:調教師情報部 元調教師I

大阪出身の松下武士君は、中学生の時から、実家の近くにあった乗馬クラブに通っとって、高校生になった頃には、「競馬の世界で働きたい」と考えとったそうや。

実際、高校を出てからは牧場で働いとったし、2003年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から安田伊佐夫厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、2008年のジャパンCダートで2着やったメイショウトウコンなどを担当しとりました。

その後は、武田博厩舎と清水久詞厩舎で調教助手をやって、5回目の挑戦やった2013年の12月に、32歳の若さで調教師の試験に受かっとります。

2015年の3月に厩舎を開業するまでの間、松下君は、矢作芳人厩舎で技術調教師をやって、矢作君と一緒に、アメリカの「キーンランド・セプテンバーセール」に行って馬の見方を教わったり、実際に厩舎をどうやって回したらエエんかなどを教わっとったんですわ。

ちなみに矢作君は、松下君の調教師試験に向けて、面接の練習を手伝っとったそうで、松下君はそのことを今でも感謝しとるし、「矢作先生を目標に頑張りたい」と話しとりましたな。

開業1年目やった2015年の松下君は、小野幸治厩舎から引き継いだオースミムーンで6月の東京ジャンプSを勝って、早くも「初めての重賞勝ち」を飾っとったし、9月にもこの馬で阪神ジャンプSを勝つなど、全体で「14勝・獲得賞金2億4965万円」っちゅう数字を残しとって、2016年は、「27勝・獲得賞金3億7711万円」と、一気に数字を伸ばしとったんですわ。

それに、2021年までの5年間も、

2017年→16勝・獲得賞金3億6178万円
2018年→22勝・獲得賞金3億7402万円
2019年→20勝・獲得賞金5億0551万円
2020年→22勝・獲得賞金4億8365万円
2021年→21勝・獲得賞金5億8492万円

っちゅう安定した成績を残しとって、特に2019年は、レシステンシアを使った阪神ジュベナイルFで初めてのGI勝ちを飾っとったし、2021年は、阪急杯とセントウルSを勝ったレシステンシアや、中日新聞杯を勝ったショウナンバルディなどの活躍で、開業してから一番の賞金を稼いどりました。

ただ、去年までの4年間は、かしわ記念を連覇するなど、重賞を9勝もしとるシャマルの活躍で、地方では5億円以上の賞金を稼いどるんやけど、JRAでは、

2022年→19勝・獲得賞金4億1209万円
2023年→25勝・獲得賞金3億5793万円
2024年→23勝・獲得賞金4億0804万円
2025年→18勝・獲得賞金4億3414万円

っちゅう形で、いい頃の松下厩舎を知っている者から見たら、「物足りない」と言わざるを得ない数字が続いとるんですわ。

それに、今年も悪い流れが続いとって、先週までに平場の3勝しかできとらんこともあって、稼いだ賞金が「6114万円」と、まだ去年の1割くらいなんで、今の松下君は、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えとるんやろうな。

そんな中、今週は、1着賞金が5200万円のチューリップ賞にタイセイボーグ、1着賞金が1870万円の仁川Sにジューンアヲニヨシを登録してきましたんで、「どっちも勝負懸かり」とワシは見とるんや。

2026/02/23
去年の12月29日(月)に「70歳の誕生日」を迎えとるんで…
西園正都調教師(栗東)

主な管理馬:
ジュールポレール(2018年ヴィクトリアマイル)
サダムパテック(2012年マイルCSなど)
エーシンフォワード(2010年マイルCSなど)
タムロチェリー(2001年阪神ジュベナイルFなど)

今週の主な登録馬:
ビッグシーザー(オーシャンS)
フィオライア(オーシャンS)
マイネルジェロディ(オーシャンS)
ポッドロゴ(仁川S)
マーブルロック(仁川S)
マーブルパレス(マーガレットS)
エクストラバック(アクアマリンS)
スマラグドス(伊丹S)
ポッドフォルク(伊丹S・早鞆特別)

担当者:調教師情報部 元調教師S

鹿児島県出身の西園正都君は、1977年の桜花賞やエリザベス女王杯などを勝ったインターグロリアや、1995年のセントウルSなどを勝ったビコーペガサスとかを管理しとった柳田次男さんの甥っ子で、馬が身近におる環境で育っとるから、「騎手になりたい」と思うようになったそうですな。

そんで西園君は、1974年に大根田裕也厩舎から乗り役としてデビューして、1985年のカブトヤマ記念をチェリーテスコで勝つなど、1997年に調教師の試験に受かって乗り役を引退するまでに、全部で303勝を上げとります。

1998年に自分の厩舎を開業した西園君は、次の年に、ヒサコーボンバーを使った阪神ジャンプSで初めて重賞を勝つと、2001年には、タムロチェリーを使った阪神ジュベナイルFで初めてGIを勝っとったし、その後も、サダムパテックを使った2012年のマイルCSや、ジュールポレールを使った2018年のヴィクトリアマイルとか、今までに重賞を31回も勝っとるんやから、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を管理する方が向いとるんやろ。

そうそう、西園君の長男で、2014年から彼の厩舎で調教助手をやっとった西園翔太君が、2021年の12月、調教師試験に受かって、去年の3月に自分の厩舎を開業しとりますな。

2012年の西園君は、サダムパテックとかがよう走ったんで、「43勝・獲得賞金10億5017万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとりました。

けど、その後は成績が伸び悩んどって、2023年までの6年間も、

2018年→20勝・獲得賞金5億7223万円
2019年→24勝・獲得賞金4億4066万円
2020年→29勝・獲得賞金4億8040万円
2021年→31勝・獲得賞金6億1579万円
2022年→34勝・獲得賞金6億3047万円
2023年→34勝・獲得賞金6億0841万円

っちゅう形で、物足りない数字が続いとったから、一昨年の西園君は、巻き返しに燃えとったんでしょうな。

実際、一昨年は、タガノビューティーを使った地方交流G1のJBCスプリントを勝って、「8000万円」の賞金を稼いどったし、JRAでは、ビッグシーザーを使った京阪杯を勝つなど、33勝を上げて、稼いだ賞金が「7億3077万円」と、2023年までを大きく上回っとったんですわ。

ただ、去年は流れが悪くなっとって、メイショウフンジンを使った地方交流重賞の佐賀記念を勝って、「3000万円」の賞金を稼いどったんやけど、JRAでは、「26勝・獲得賞金5億3434万円」っちゅう成績で、一昨年を下回っとりました。

それに、今年も状況があまり変わっとらんで、フィオライアを使ったシルクロードSを勝っとるんやけど、先週までに2勝しかできとらんこともあって、稼いだ賞金が「8262万円」と、去年の同じ時期(2月23日【日】まで)の「9146万円」を下回っとるし、西園君は、去年の12月29日(月)に「70歳の誕生日」を迎えとって、今週のレースを最後に定年で引退なんやから、今は、「最後に少しでも多く稼ぎたい」とも考えとるんやろ。

そんな中、今週は、1着賞金が4300万円のオーシャンSにビッグシーザーとフィオライアとマイネルジェロディ、1着賞金が2400万円の仁川Sにポッドロゴとマーブルロックなど、9頭を賞金の高い特別レースに登録しとるんで、どれもメイチに仕上げてくるやろうな。

2026/02/23
8歳の時、オークスの口取り写真に写っているんですよ
畠山吉宏調教師(美浦)

主な管理馬:
ウインブライト(2019年香港Cなど)
マイネルホウオウ(2013年NHKマイルC)
シンボリグラン(2005年CBC賞)
マイネルデュプレ(2004年共同通信杯)

今週の主な登録馬:
ウイングレイテスト(オーシャンS)
マイネルニコラス(関門橋S)
ピンキープロミス(別府特別・富里特別・山陽特別)
マイネルボス(背振山特別・唐戸特別)

担当者:調教師情報部 元調教師N

畠山吉宏君は、静岡県で生まれたんですが、母方のお祖父さんが、「青森牧場」のオーナーでした。

「青森牧場」と言えば、1964年の「桜花賞」と「オークス」を勝ったカネケヤキや、1971年の「オークス」を勝ったカネヒムロや、1978年の「有馬記念」を勝ったカネミノブなどを生産したことでお馴染みですね。

子供の頃から、何度も「青森牧場」で馬を見ていた畠山君は、お祖父さんに連れられて、よく競馬場に来ていて、カネヒムロが「オークス」を勝った時の口取り写真には、当時、8歳だった畠山君が写っているんですよ。

元々、畠山君は、「青森牧場を継ぎたい」と思っていたそうですが、レースを見ている内に、「調教師になりたい」と考えるようになって、高校を卒業してからは、日本獣医畜産大学(現在の日本獣医生命科学大学)に進みました。

大学に入ってからは、馬術部ではなく、東京競馬場の乗馬センターで馬に乗り始めたそうで、大学を卒業した後は、乗馬センターの先生から受けたアドバイスに従って、「日本装蹄師会」の講習を半年ほど受けていたんですよ。

そして畠山君は、1986年の11月から1998年の2月までは二本柳一馬厩舎で、1998年の3月から1999年の2月までは根本康広厩舎で、それぞれ調教助手をやって、2000年の3月に自分の厩舎を開業しました。

最初の年に、「18勝・獲得賞金2億6385万円」という成績を残していた畠山君は、その後も順調に勝ち星と賞金を積み重ねていて、マイネルデュプレを使った2004年の共同通信杯で初めて重賞を勝つと、その後も、シンボリグランを使った2005年のCBC賞や、マイネルホウオウを使った2013年のNHKマイルCや、ローズプリンスダムを使った2017年のレパードSなど、今までにJRAの重賞を11勝しています。

2018年の畠山厩舎は、ウインブライトを使った中山記念を勝つなど、21勝を上げて、今までで一番多い「4億0115万円」の賞金を稼いでいましたし、2019年は、同じウインブライトで中山金杯と中山記念を勝つなど、JRAで「3億3646万円」の賞金を稼いでいて、更に、この馬でクイーンエリザベス2世Cと香港Cも勝っていて、これを入れると、「約7億7500万円」の賞金を稼いでいたんですよ。

その後、一昨年までの5年間は、

2020年→16勝・獲得賞金2億7053万円
2021年→15勝・獲得賞金2億8387万円
2022年→11勝・獲得賞金2億7496万円
2023年→17勝・獲得賞金3億5383万円
2024年→12勝・獲得賞金2億5766万円

という形で、2023年以外は物足りない数字が続いています。

それに、去年も悪い流れが続いてしまって、コスモフリーゲンで七夕賞を勝ちましたけど、11勝しか上げられなかったこともあって、稼いだ賞金が「2億7593万円」と、一昨年とあまり変わらない数字でしたから、今年を迎えるにあたって、畠山君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、ウイングレイテストでカーバンクルSを勝ったこともあって、先週までに稼いだ賞金が「5011万円」と、もう去年の2割くらいになっていますから、今の畠山君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。

そういった中、今週は、1着賞金が4300万円のオーシャンSにウイングレイテスト、1着賞金が1870万円の関門橋Sにマイネルニコラス、1着賞金が1580万円の別府特別にピンキープロミス(富里特別と山陽特別にも登録)など、4頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が畠山君でしたら、どれもメイチに仕上げるのは間違いありません。

2026/02/23
「日本調教師会」の会長をやっとるんや
中竹和也調教師(栗東)

主な管理馬:
アカイイト(2021年エリザベス女王杯)
サートゥルナーリア(2018年ホープフルS)
ジョーカプチーノ(2009年NHKマイルCなど)
カデナ(2017年弥生賞など)

今週の主な登録馬:
オタルエバー(オーシャンS)
レイピア(オーシャンS)

担当者:調教師情報部 元調教師Y

滋賀県出身の中竹和也君は、1980年の4月に吉田三郎厩舎で騎手候補生になって、1984年に試験に受かって、その年の3月に乗り役としてデビューしとりましたな。

そんでもって、ニイキに乗った1985年の阪神障害S・秋で初めて重賞を勝つと、ハッピールイスに乗った1986年の京都大障害・春と中山大障害・秋、ダイカツストームに乗った1995年の中山大障害・春(今の中山グランドジャンプ)と、障害の重賞を4つ勝っとって、調教師の試験に受かって引退した1998年までに、通算で176勝を上げとったんですわ。

ちなみに、1993年には、障害レースで12勝を上げて、障害リーディングになっとりましたな。

で、1999年に自分の厩舎を開業した中竹君は、最初の年こそ5勝止まりやったけど、2000年に10勝を上げると、その後はずっと2ケタに乗せとります。

初めの頃、中竹君はなかなか重賞を勝てなかったんやけど、2009年に、ジョーカプチーノを使ったファルコンSで初めて重賞を勝つと、その勢いで、この馬を使ったNHKマイルCで初めてGIを勝っとったし、2018年は、アスターペガサスを使った函館2歳Sと、ヨカグラを使った小倉サマージャンプを勝つなど、「56勝・獲得賞金13億6822万円」っちゅう、勝ち星と賞金のどっちも開業してから一番の数字を残しとりましたな。

しかも中竹君は、2018年から「日本調教師会」の副会長をやっとって、この仕事をこなしながら、調教師としてもエエ成績を残しとったし、今は会長をやっとるんやから、ホンマに大したもんやで。

2019年の中竹君は、ブレイキングドーンを使ったラジオNIKKEI賞を勝って、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとったんやけど、他の馬がイマイチやったから、「26勝・獲得賞金5億9074万円」っちゅう成績で、2018年を大きく下回ってしもうたし、その後も、

2020年→22勝・獲得賞金5億3331万円
2021年→30勝・獲得賞金6億6162万円
2022年→26勝・獲得賞金5億4590万円
2023年→28勝・獲得賞金6億1196万円

っちゅう形で成績が伸び悩んどったんや。

一昨年は、重賞を2勝して、他も入れたら、2018年の次に多い40勝を上げとったし、「7億5158万円」の賞金を稼いだんやけど、去年は、しらさぎSを勝ったキープカルム以外の馬があまり走らんかったこともあって、12勝しかできとらんし、稼いだ賞金が「4億8184万円」と、一昨年を大きく下回ってしまったんですわ。

当然、今年を迎えるにあたって、中竹君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、先週までに4勝を上げて、その他にも、レイピアがシルクロードSで2着やったこともあって、稼いだ賞金が「8327万円」と、去年の同じ時期(2月23日【日】まで)の「5582万円」を上回っとるんや。

もちろん、今の中竹君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうし、そんな中、今週は、1着賞金が4300万円のオーシャンSにオタルエバーとレイピアを登録しとりますんで、「どっちも勝負懸かり」と考えとった方がエエやろうな。