「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2018/01/22
「早く今年の初勝利を上げたい」と考えている筈ですから
水野貴広調教師(美浦)

主な管理馬:
ラインミーティア(2017年アイビスSD)
マイネイサベル(2012年府中牝馬Sなど)

今週の主な登録馬:
ラインミーティア(シルクロードS)
マイネルヴンシュ(早春S)

担当者:調教師情報部 山田要一

知っている方もいると思いますが、群馬県出身の水野貴広君は、1988年に「第7期生」として競馬学校の騎手課程に入っていましたね。
同期には、四位洋文君や、2015年の9月に引退した藤田伸二君などがいます。
1991年、騎手試験に受かった水野君は、ライスシャワーなどを育てた飯塚好次さんの厩舎からデビューしていました。
ちなみに、ライスシャワーの新馬戦と3戦目の芙蓉Sでは、彼が乗って勝っていますね。
乗り役だった頃の水野君は、全部で重賞に21回乗っていますけど、ノースショアに乗った1994年の新潟3歳で2着だったのが最高で、一つも勝てませんでしたし、通算の勝ち星は102勝と、目立った活躍ができずに、2005年に乗り役を引退して、その時に所属していた的場均厩舎で調教助手になっていました。
そして水野君は、2006年に調教師の試験に受かると、その年の6月に厩舎を開業していて、初めの年はレースに使った頭数が少なかったので4勝に終わっていますが、2010年には、マイネイサベルを使った新潟2歳Sで初めて重賞を勝つなど、「17勝・獲得賞金2億3773万円」という結果を残すと、それからも、
2011年→14勝・獲得賞金3億1395万円
2012年→21勝・獲得賞金3億3926万円
と、しっかり数字を伸ばして、2013年には、マイネイサベルで中山牝馬Sを勝つなど、今までで一番の「24勝・獲得賞金3億9773万円」という成績を残しています。
でも、去年までの4年間は、
2014年→18勝・獲得賞金2億3561万円
2015年→15勝・獲得賞金2億4830万円
2016年→10勝・獲得賞金2億0307万円
2017年→14勝・獲得賞金2億8765万円
という成績で伸び悩んでいましたので、「今年は必ず巻き返したい」と強く願っているのでしょう。
ただ、水野君の厩舎は、今年に入ってから先週までに、全部で14頭を使っていますけど、まだ1勝もできていませんので、今の彼は、「早く今年の初勝利を上げて、厩舎に勢いを付けたい」と気合いを入れている筈です。
そして今週は、1着賞金が3900万円のシルクロードSにラインミーティア、1820万円の早春Sにマイネルヴンシュを登録してきましたので、どちらもメイチに仕上げてくる筈ですから、最終追い切りの様子や、その後の馬の気配などを、念入りに確認しなければなりませんね。

2018/01/22
まずまずのスタートを切っとるんやけど…
湯窪幸雄調教師(栗東)

主な管理馬:
カフジテイク(2017年根岸S)
エムエスワールド(2012年京都ハイジャンプなど)
メモリーキアヌ(2004年愛知杯)
シンコールビー(2003年フローラS)

今週の主な登録馬:
カフジテイク(根岸S)

担当者:調教師情報部 元調教師H

皆さんもよう知っとる通りで、湯窪幸雄(さちお)君は、1968年から、天皇賞・春を勝ったリキエイカンなどでお馴染みの柏谷富衛厩舎で騎手候補生になっとりましたな。
1970年に柏谷厩舎から乗り役としてデビューしてからは、
1971年~1972年→橋田俊三厩舎に所属(天皇賞・春を勝ったタイテエムなどを管理)
1972年~1979年→伊藤雄二厩舎に所属(ダービーを勝ったウイニングチケット、天皇賞・秋を勝ったエアグルーヴなどを管理)
1979年→湯浅三郎厩舎に所属(阪神大賞典を勝ったアリーナオーなどを管理)
っちゅう形で所属しとって、1990年に乗り役を引退するまでに、全部で141勝しとったんや。
引退してからの湯窪君は、2000年に調教師の試験に受かるまでの11年間、最後に所属しとった湯浅さんの厩舎でずっと調教助手をやっとりました。
そんで、2001年に自分の厩舎を開業した湯窪君は、2年目の2002年から、毎年10勝以上しとるし、シンコールビーを使った2003年のフローラS、メモリーキアヌを使った2004年の愛知杯と、乗り役時代には勝てんかった重賞を、早い内に勝っとったんや。
2011年の湯窪君は、今までで一番多い22勝を上げとったし、2012年は、エムエスワールドを使った京都ハイジャンプと小倉サマージャンプを勝つとか、今までで一番多い「3億8056万円」の賞金を稼いどりましたわ。
けど、それから一昨年までは、
2013年→14勝・獲得賞金2億5181万円
2014年→13勝・獲得賞金2億3022万円
2015年→10勝・獲得賞金2億1798万円
2016年→13勝・獲得賞金2億6574万円
と書けば分かるように、ずっと2012年の数字を下回っとったし、去年は、カフジテイクを使った根岸Sで、4年半振りに重賞を勝っとるものの、他の馬がイマイチやったから、「10勝・獲得賞金1億9709万円」っちゅう数字に留まっとるんで、今年の湯窪君は、「キッチリ巻き返したる」と気合いを入れとる筈や。
そんで彼は、先週までに2勝と、まずまずのスタートを切っとるんやけど、獲得賞金は「2577万円」に留まっとるんで、今は、「賞金の高い重賞レースを勝って、もっと勢いを付けたい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円の根岸Sにカフジテイクを登録しとりますんで、勝ってガッチリ賞金を稼ごうと、メイチに仕上げてくるとワシは見とります。

2018/01/22
「最後にエエ結果を残して花道を飾りたい」と考えとる筈ですわ
福島信晴調教師(栗東)

主な管理馬:
ダイアナヘイロー(2017年北九州記念)
アンバルブライベン(2015年シルクロードSなど)
ナムラクレセント(2011年阪神大賞典)
ナムラマース(2007年毎日杯など)

今週の主な登録馬:
ダイアナヘイロー(シルクロードS)
ナムラアッパー(中京スポーツ杯)

担当者:調教師情報部 元調教師Y

皆さんも知っとると思いますけど、福島信晴君は、1963年から、叔父の角一さんの厩舎で騎手候補生になって、1969年から15年ほど乗り役をやった後、従兄弟の勝さんの厩舎で調教助手をやっとりましたな。
それから福島君は、1988年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとって、今までに、イクノディクタスを使った1991年の京阪杯と1992年の金鯱賞と小倉記念とオールカマー、ダンディコマンドを使った1997年の北九州記念、ナムラクレセントを使った2011年の阪神大賞典、テイエムイナズマを使った2012年のデイリー杯2歳S、アンバルブライベンを使った2015年のシルクロードS、ダイアナヘイローを使った去年の北九州記念とか、重賞を14回勝っとりますし、それを入れてJRAで通算358勝しとります。
しかも、彼の厩舎で調教助手をやっとった昆貢君が、調教師として、ディープスカイで2008年のNHKマイルカップと日本ダービーを、ローレルゲレイロで2009年の高松宮記念とスプリンターズSを、ヒルノダムールで2011年の天皇賞・春を勝っとるように、弟子もしっかり育てとるんやから大したもんですわ。
1992年の福島君は、イクノディクタスの活躍とかもあって、開業してから一番多い「5億4558万円」(18勝)の賞金を稼いどりましたんで、乗り役時代が通算62勝と、あまり目立った成績やなかったことを考えたら、調教師の方が向いとるんでしょうな。
けど、それからは1992年の成績を超えられとらんし、去年までの5年間は、
2013年→9勝・獲得賞金1億8162万円
2014年→10勝・獲得賞金3億2370万円
2015年→12勝・獲得賞金2億5190万円
2016年→14勝・獲得賞金3億0555万円
2017年→16勝・獲得賞金2億8280万円
っちゅう数字に留まっとる上に、今年に入ってからは、先週までに全部で13頭を使っとるんやけど、まだ1勝もできとらんのですわ。
それに福島君は、去年の5月3日(水)で70歳になっとって、来月で定年を迎えるんで、今は、「最後にエエ結果を残して花道を飾りたい」と考えとる筈や。
そんな中、今週は、1着賞金3900万円のシルクロードSにダイアナヘイローと、1500万円の中京スポーツ杯にナムラアッパーを登録しとりますんで、ワシが福島君やったら、どっちもお釣りを残さずメイチに仕上げますわ。

2018/01/22
「好スタートを切れた」とは言えん状況なんで
角田晃一調教師(栗東)

主な管理馬:
ベルカント(2015年アイビスSDなど)

今週の主な登録馬:
アレスバローズ(シルクロードS)
ジャズファンク(飛鳥S)
ゴッドカリビアン(鞍ヶ池特別)

担当者:調教師情報部 鎌田光也

皆さんも知っとると思いますけど、角田晃一先生は、田中勝春君や、2014年の10月に引退した佐藤哲三君とかと同じで、1986年に「第5期生」として競馬学校の騎手課程に入っとって、1989年に渡辺栄さんの厩舎からデビューしとりましたな。
乗り役時代の角田先生は、デビュー3年目の1991年に、シスタートウショウに乗った桜花賞で初めてGIを勝っとって、その後も、ノースフライトに乗った1994年の安田記念とマイルCS、フジキセキに乗った1994年の朝日杯3歳S、ジャングルポケットに乗った2001年のダービー、ヒシミラクルに乗った2002年の菊花賞と2003年の天皇賞・春と宝塚記念とか、GIの10勝を入れて重賞を38回も勝って、全部で713勝もしとりましたな。
ちなみに、角田先生は乗り役やった頃、ワシが新川厩舎におった時に、ゴールデンメインとか、新川厩舎の管理馬を何度も勝たせてくれたんですわ。
そんでもって、調教師の試験に受かった2010年に乗り役を引退してから、中竹和也厩舎で技術調教師をやって、厩舎をやりくりする方法や、馬の集め方とかを教わっとって、2011年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
初めの年は7勝やったけど、2年目は19勝、3年目は20勝と順調に数字を伸ばしとって、2013年にはベルカントを使ったファンタジーSで初めて重賞を勝っとるんですわ。
そんで、一昨年までの3年間は、
2014年→25勝・獲得賞金4億3910万円
2015年→25勝・獲得賞金4億3104万円
2016年→22勝・獲得賞金4億5858万円
っちゅう安定した数字を残しとるんやけど、「ほぼ横ばい」やったから、去年の角田先生は、「もっとエエ成績を残したい」と考えとった筈や。
それに、2015年のアイビスSDとか重賞を5勝して、「2億6070万円」の賞金を稼いどったベルカントは、一昨年のスプリンターズSの後に引退して繁殖に上がっとったんで、「この馬が抜けた穴を埋めたい」とも考えとったんでしょうな。
実際、去年は、「30勝・獲得賞金5億1794万円」っちゅう、今までで一番の成績を残しとったんで、ワシの見込みは正しかったんやろう。
けど、去年は重賞を勝てとらんし、1月は若駒Sの1勝だけに終わっとって、今年に入ってからも、先週までに18頭を使っとるけど、勝っとるんは平場の1勝だけで、「好スタートを切れた」とは言えん状況なんですわ。
そんで今週は、1着賞金が3900万円のシルクロードSにアレスバローズ、1820万円の飛鳥Sにジャズファンク、1050万円の鞍ヶ池特別にゴッドカリビアンと、全部で3頭を賞金の高い特別レースに登録してきたんやから、どれもキッチリ仕上げてくるんやろな。