注目馬主
2026/07/27
エルトンバローズなどの生産牧場ですね
桑田牧場
本業: 競走馬の生産
今週の主な登録馬:
ヴーレヴー(クイーンS)
担当者:馬主情報部 生産者S
「有限会社桑田牧場」(住所:北海道浦河郡浦河町姉茶510-2)は、先代の桑田忠さんが1962年に立ち上げた老舗の生産牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を8キロくらい西に進んで、エネオス浦河ハマナス店があるT字路を右に曲がって、それから道なりに北へ8キロくらい走ったところにあって、今は2代目の美智代さんが社長を務めています。
忠さんが牧場を作った頃は、繁殖牝馬が1頭しかいなかったんですが、それから牧場の敷地をどんどん拡げていて、カチウマホークが勝った1990年の鳴尾記念が、「桑田牧場」にとって、「生産馬による初めての重賞勝ち」でした。
美智代さんが跡を継いでからの「桑田牧場」は、アメリカの「キーンランド・ノベンバーセール」で繁殖牝馬を落札するなど、順調に牧場の規模を大きくしていて、今では繁殖牝馬の数を20頭くらいまで増やしていますし、さっき名前を挙げたカチウマホークの他にも、
2007年のフラワーCを勝ったショウナンタレント
2008年の共同通信杯を勝ったショウナンアルバ
2023年のラジオNIKKEI賞と毎日王冠を勝ったエルトンバローズ
一昨年と去年のJBCレディスクラシックを連覇したアンモシエラ
など、重賞勝ち馬を何頭も出しています。
そうそう、「桑田牧場」は、2010年からJRAで持ち馬を走らせているオーナーブリーダーで、最初の年に、ネオファンシーを使った12月12日(日)の阪神1Rで、「馬主としての初勝利」を上げていました。
その後、2018年までの8年間は、走らせた頭数が少なかったこともあって、勝ち星を上げられなかったのですが、2019年に「3勝・獲得賞金6564万円」という成績を残すと、2020年は、トリオンフで中山金杯を勝って、「馬主としては初めての重賞勝ち」を飾るなど、11勝を上げて、稼いだ賞金は「2億0380万円」と、一気に成績を伸ばしていたんですよ。
ただ、その後の5年間は、
2021年→10勝・獲得賞金1億5535万円
2022年→2勝・獲得賞金7144万円
2023年→3勝・獲得賞金4587万円
2024年→3勝・獲得賞金5218万円
2025年→1勝・獲得賞金2942万円
という形で、物足りない数字が続いていました。
それに、今年も状況が良くなっている訳ではなくて、先週までに1勝しか上げられていないこともあって、稼いだ賞金が「2434万円」と、まだ2020年の1割くらいですから、今は「桑田牧場」の関係者全員が、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のクイーンSにヴーレヴーを登録してきましたので、私が「桑田牧場」の関係者でしたら、この馬を預けている武幸四郎先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。
本業: 競走馬の生産
今週の主な登録馬:
ヴーレヴー(クイーンS)
担当者:馬主情報部 生産者S
「有限会社桑田牧場」(住所:北海道浦河郡浦河町姉茶510-2)は、先代の桑田忠さんが1962年に立ち上げた老舗の生産牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を8キロくらい西に進んで、エネオス浦河ハマナス店があるT字路を右に曲がって、それから道なりに北へ8キロくらい走ったところにあって、今は2代目の美智代さんが社長を務めています。
忠さんが牧場を作った頃は、繁殖牝馬が1頭しかいなかったんですが、それから牧場の敷地をどんどん拡げていて、カチウマホークが勝った1990年の鳴尾記念が、「桑田牧場」にとって、「生産馬による初めての重賞勝ち」でした。
美智代さんが跡を継いでからの「桑田牧場」は、アメリカの「キーンランド・ノベンバーセール」で繁殖牝馬を落札するなど、順調に牧場の規模を大きくしていて、今では繁殖牝馬の数を20頭くらいまで増やしていますし、さっき名前を挙げたカチウマホークの他にも、
2007年のフラワーCを勝ったショウナンタレント
2008年の共同通信杯を勝ったショウナンアルバ
2023年のラジオNIKKEI賞と毎日王冠を勝ったエルトンバローズ
一昨年と去年のJBCレディスクラシックを連覇したアンモシエラ
など、重賞勝ち馬を何頭も出しています。
そうそう、「桑田牧場」は、2010年からJRAで持ち馬を走らせているオーナーブリーダーで、最初の年に、ネオファンシーを使った12月12日(日)の阪神1Rで、「馬主としての初勝利」を上げていました。
その後、2018年までの8年間は、走らせた頭数が少なかったこともあって、勝ち星を上げられなかったのですが、2019年に「3勝・獲得賞金6564万円」という成績を残すと、2020年は、トリオンフで中山金杯を勝って、「馬主としては初めての重賞勝ち」を飾るなど、11勝を上げて、稼いだ賞金は「2億0380万円」と、一気に成績を伸ばしていたんですよ。
ただ、その後の5年間は、
2021年→10勝・獲得賞金1億5535万円
2022年→2勝・獲得賞金7144万円
2023年→3勝・獲得賞金4587万円
2024年→3勝・獲得賞金5218万円
2025年→1勝・獲得賞金2942万円
という形で、物足りない数字が続いていました。
それに、今年も状況が良くなっている訳ではなくて、先週までに1勝しか上げられていないこともあって、稼いだ賞金が「2434万円」と、まだ2020年の1割くらいですから、今は「桑田牧場」の関係者全員が、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のクイーンSにヴーレヴーを登録してきましたので、私が「桑田牧場」の関係者でしたら、この馬を預けている武幸四郎先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。
2026/07/27
タニノギムレットやゴールドシップは、ここの育成馬なんですよ
吉澤克己氏(馬主名義は株式会社吉澤ホールディングス)
本業: 株式会社吉澤ステーブル 代表取締役
今週の主な登録馬:
アメリカンステージ(アイビスSD)
担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA
吉澤克己オーナー(馬主名義は株式会社吉澤ホールディングス)は、浦河にある育成牧場、「株式会社吉澤ステーブル」の代表取締役ですね。
1995年の9月に浦河の本場ができた「吉澤ステーブル」は、主にBTC(軽種馬育成調教センター)の施設を育成に使っていて、2年目に手掛けたウメノファイバーが1999年のオークスを勝っていました。
その後も、2002年のダービーなど重賞を4勝したタニノギムレットや、2012年の有馬記念など重賞を11勝したゴールドシップといった育成馬が大きなレースで活躍していますし、最近では、2023年の大阪杯を勝ったジャックドールや、去年と今年の高松宮記念を連覇したサトノレーヴもここの育成馬です。
吉澤オーナーは、2012年の10月、滋賀県の甲賀市信楽町に、外厩施設として200頭以上を預かれる「吉澤ステーブルWEST」を作っていましたし、2013年の10月には、同じく外厩施設として「吉澤ステーブルEAST」を茨城県の牛久市に作っていて、2015年の10月には、もっと美浦トレセンに近い、稲敷郡阿見町に移転させていて、今では90頭近くを預かれるんですよ。
こういう風に、トレセンの近くに外厩施設を作った理由について、吉澤オーナーは、「馬がトレセンにいる時間を短くできるので、馬主さんが厩舎に払う預託料を抑えられるから」と話していました。
しかも、2015年の12月には、滋賀県の甲賀市に、育成調教技術者を育てるための施設・「湖南馬事研修センター」を作っているように、吉澤オーナーは、馬の育成だけではなく、人材の育成にも力を入れています。
馬主としての吉澤オーナーは、JRAで馬を走らせ始めた2004年から今までに100頭以上を持っていて、2018年は、16勝を上げて、「3億2467万円」の賞金を稼いでいました。
その後の3年間も、JRAでは、
2019年→17勝・獲得賞金3億1103万円
2020年→17勝・獲得賞金3億0268万円
2021年→15勝・獲得賞金3億0489万円
という2018年と同じくらいの成績を残していましたし、地方では、マスターフェンサーが2020年のマーキュリーCと白山大賞典と名古屋グランプリ、2021年のマーキュリーCを勝って、この4レースで「9900万円」の賞金を稼いでいたんですよ。
それからの2年間は、
2022年→9勝・獲得賞金1億4980万円
2023年→8勝・獲得賞金1億6565万円
という形で成績が伸び悩んでいましたけど、一昨年は、19勝を上げて、稼いだ賞金が「3億3814万円」と、勝利数と賞金のどちらも、馬主になってから一番の数字になっていました。
ただ、去年は、サンデーファンデーを使ったプロキオンSで「初めてのJRA重賞勝ち」を飾ったんですけど、11勝しか上げられなかったこともあって、稼いだ賞金が「2億6002万円」と、一昨年を下回ってしまいましたし、今年も悪い流れが続いていて、サンデーファンデーで地方交流重賞のマーキュリーCを勝って、「3000万円」の賞金を稼いでいますけど、JRAでは、マーチSを勝ったサンデーファンデー以外の馬があまり活躍できていないこともあって、稼いだ賞金が「1億4814万円」と、まだ一昨年の4割くらいです。
もちろん、今の吉澤オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
こういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のアイビスSDにアメリカンステージを登録していますので、私が吉澤オーナーでしたら、この馬を預けている矢作先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いします。
本業: 株式会社吉澤ステーブル 代表取締役
今週の主な登録馬:
アメリカンステージ(アイビスSD)
担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA
吉澤克己オーナー(馬主名義は株式会社吉澤ホールディングス)は、浦河にある育成牧場、「株式会社吉澤ステーブル」の代表取締役ですね。
1995年の9月に浦河の本場ができた「吉澤ステーブル」は、主にBTC(軽種馬育成調教センター)の施設を育成に使っていて、2年目に手掛けたウメノファイバーが1999年のオークスを勝っていました。
その後も、2002年のダービーなど重賞を4勝したタニノギムレットや、2012年の有馬記念など重賞を11勝したゴールドシップといった育成馬が大きなレースで活躍していますし、最近では、2023年の大阪杯を勝ったジャックドールや、去年と今年の高松宮記念を連覇したサトノレーヴもここの育成馬です。
吉澤オーナーは、2012年の10月、滋賀県の甲賀市信楽町に、外厩施設として200頭以上を預かれる「吉澤ステーブルWEST」を作っていましたし、2013年の10月には、同じく外厩施設として「吉澤ステーブルEAST」を茨城県の牛久市に作っていて、2015年の10月には、もっと美浦トレセンに近い、稲敷郡阿見町に移転させていて、今では90頭近くを預かれるんですよ。
こういう風に、トレセンの近くに外厩施設を作った理由について、吉澤オーナーは、「馬がトレセンにいる時間を短くできるので、馬主さんが厩舎に払う預託料を抑えられるから」と話していました。
しかも、2015年の12月には、滋賀県の甲賀市に、育成調教技術者を育てるための施設・「湖南馬事研修センター」を作っているように、吉澤オーナーは、馬の育成だけではなく、人材の育成にも力を入れています。
馬主としての吉澤オーナーは、JRAで馬を走らせ始めた2004年から今までに100頭以上を持っていて、2018年は、16勝を上げて、「3億2467万円」の賞金を稼いでいました。
その後の3年間も、JRAでは、
2019年→17勝・獲得賞金3億1103万円
2020年→17勝・獲得賞金3億0268万円
2021年→15勝・獲得賞金3億0489万円
という2018年と同じくらいの成績を残していましたし、地方では、マスターフェンサーが2020年のマーキュリーCと白山大賞典と名古屋グランプリ、2021年のマーキュリーCを勝って、この4レースで「9900万円」の賞金を稼いでいたんですよ。
それからの2年間は、
2022年→9勝・獲得賞金1億4980万円
2023年→8勝・獲得賞金1億6565万円
という形で成績が伸び悩んでいましたけど、一昨年は、19勝を上げて、稼いだ賞金が「3億3814万円」と、勝利数と賞金のどちらも、馬主になってから一番の数字になっていました。
ただ、去年は、サンデーファンデーを使ったプロキオンSで「初めてのJRA重賞勝ち」を飾ったんですけど、11勝しか上げられなかったこともあって、稼いだ賞金が「2億6002万円」と、一昨年を下回ってしまいましたし、今年も悪い流れが続いていて、サンデーファンデーで地方交流重賞のマーキュリーCを勝って、「3000万円」の賞金を稼いでいますけど、JRAでは、マーチSを勝ったサンデーファンデー以外の馬があまり活躍できていないこともあって、稼いだ賞金が「1億4814万円」と、まだ一昨年の4割くらいです。
もちろん、今の吉澤オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
こういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のアイビスSDにアメリカンステージを登録していますので、私が吉澤オーナーでしたら、この馬を預けている矢作先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いします。
2026/07/27
「上野アメ横店」だけで年商25億円を記録していましたの
三木正浩氏
本業: 株式会社ABCマート 最高顧問
今週の主な登録馬:
エリカエクスプレス(クイーンS)
ジャスティンガルフ(STV賞)
エリカアンディーヴ(月岡温泉特別)
エリカヴェネチア(苗場特別)
担当者:馬主情報部 馬主H
三木正浩オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しました。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド、「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売して大ヒットさせていましたわ。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録していましたの。
三木オーナーは、その後も、
1991年
アメリカの靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年
「Vans」の国内商標使用契約を締結
1995年
「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年
「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年
ジャスダックに上場
2002年
東証一部に上場
2004年
「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「3786億7200万円」(2026年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますわ。
一代でこの礎を築いた三木オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2024」で10位にランクインしていますから、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っていましたの。
2020年は、勝利を上げられずに終わってしまいましたけど、2021年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわね。
更に2022年は、エリカヴィータでフローラSを制して、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、20勝を上げて、「4億3535万円」の賞金を獲得していましたし、2023年は、アグリで阪急杯を制して、ジャスティンパレスで天皇賞・春を制して「初のGI勝利」を飾るなど、18勝を上げて、獲得賞金が「9億4193万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。
ただ、一昨年と昨年は、
2024年→14勝・獲得賞金7億4827万円
2025年→17勝・獲得賞金5億6808万円
という形で2023年の数字を下回ってしまいましたし、今年は更に状況が悪化していて、先週までに5勝しか上げられていないこともあって、獲得賞金が「1億3973万円」と、まだ昨年の2割ほどに留まっていますから、現在の三木オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
また、三木オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、今年は、7月13日(月)~14日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、「マジックアティテュードの2025」(牡・父キタサンブラック)の落札に1億6500万円(税込)を投じていますの。
当然、現在の三木オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈ですわね。
そういった中、今週は、1着賞金が3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のクイーンSにエリカエクスプレス、1着賞金が1870万円(同1496万円)のSTV賞にジャスティンガルフなど、4頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が三木オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。
本業: 株式会社ABCマート 最高顧問
今週の主な登録馬:
エリカエクスプレス(クイーンS)
ジャスティンガルフ(STV賞)
エリカアンディーヴ(月岡温泉特別)
エリカヴェネチア(苗場特別)
担当者:馬主情報部 馬主H
三木正浩オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しました。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド、「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売して大ヒットさせていましたわ。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を記録していましたの。
三木オーナーは、その後も、
1991年
アメリカの靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年
「Vans」の国内商標使用契約を締結
1995年
「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年
「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年
ジャスダックに上場
2002年
東証一部に上場
2004年
「エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「3786億7200万円」(2026年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますわ。
一代でこの礎を築いた三木オーナーは、アメリカの経済紙「Forbes(フォーブス)」が発表した「日本億万長者番付2024」で10位にランクインしていますから、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っていましたの。
2020年は、勝利を上げられずに終わってしまいましたけど、2021年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわね。
更に2022年は、エリカヴィータでフローラSを制して、ジャスティンパレスで神戸新聞杯を制するなど、20勝を上げて、「4億3535万円」の賞金を獲得していましたし、2023年は、アグリで阪急杯を制して、ジャスティンパレスで天皇賞・春を制して「初のGI勝利」を飾るなど、18勝を上げて、獲得賞金が「9億4193万円」というキャリアハイの数字になっていましたの。
ただ、一昨年と昨年は、
2024年→14勝・獲得賞金7億4827万円
2025年→17勝・獲得賞金5億6808万円
という形で2023年の数字を下回ってしまいましたし、今年は更に状況が悪化していて、先週までに5勝しか上げられていないこともあって、獲得賞金が「1億3973万円」と、まだ昨年の2割ほどに留まっていますから、現在の三木オーナーは、「いい頃の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょうね。
また、三木オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、今年は、7月13日(月)~14日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、「マジックアティテュードの2025」(牡・父キタサンブラック)の落札に1億6500万円(税込)を投じていますの。
当然、現在の三木オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈ですわね。
そういった中、今週は、1着賞金が3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のクイーンSにエリカエクスプレス、1着賞金が1870万円(同1496万円)のSTV賞にジャスティンガルフなど、4頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が三木オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。
2026/07/27
武豊騎手と対談したことがきっかけで「馬主になろう」と…
藤田晋(すすむ)氏
本業: 株式会社サイバーエージェント 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
デュガ(アイビスSD)
フロムダスク(アイビスSD)
ボンドガール(クイーンS)
エゾダイモン(STV賞)
ヨヒーン(STV賞)
スニーカースキル(桶狭間S)
ジャンシ(浜松特別)
担当者:馬主情報部 馬主N
藤田晋(すすむ)オーナーは、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長を務めておりましたが、昨年の12月12日(金)に退任し、現在の役職は代表取締役会長です。
青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。
創業時の同社は、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。
現在も広告事業を主力としている「株式会社サイバーエージェント」は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「8740億円」を記録した「2025年9月期」の売上高の内、広告事業が「4612億円」と、半分以上を占めております。
「インターネット広告事業」の他、同社の主要事業となっているのは、「2025年9月期」の売上高が「2167億円」を記録した「ゲーム事業」と、「2315億円」を記録した「メディア事業」です。
「ゲーム事業」では、関連会社の一つである「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。
「ウマ娘」が大ヒットした2021年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、先述した通り、「ウマ娘」は関連会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。
馬主資格の申請中だった2021年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。
更に2021年は、国内の競走馬セールに於いて、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札
と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。
同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった2022年は、ジャングロでニュージーランドTを制し、早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
また、その後も藤田オーナーの快進撃は続いており、2023年は、シンエンペラーで京都2歳Sを制するなど、25勝を上げ、前年を大きく上回る「5億0184万円」の賞金を獲得しており、一昨年は、サウジダービーと東京大賞典などを制したフォーエバーヤングの活躍によって、海外と地方で約4億円の賞金を獲得していた上、JRAでは、エリキングで京都2歳Sを制するなど、27勝を上げ、尚且つ、シンエンペラーがダービーで3着、ジャパンCで2着(同着)に入ったことなどから、2023年を大きく上回る「8億4263万円」の賞金を獲得しておりました。
だだ、昨年は、サウジC(G1)とブリーダーズCクラシック(G1)などを制したフォーエバーヤングの活躍と、ネオムターフC(G2)を制したシンエンペラーの活躍により、海外と地方で約24億円の賞金を獲得したものの、JRAでは、神戸新聞杯を制したエリキング以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「6億6460万円」と、一昨年を下回っております。
そして、今年も状況が改善している訳ではなく、海外では、サウジC(G1)を制し、ドバイワールドC(G1)で2着に入線したフォーエバーヤングの活躍によって、この2戦で1240万ドル(約19億4348万円)の賞金を獲得しているものの、JRAでは、阪急杯を制したソンシ以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「2億9015万円」と、まだ昨年の4割ほどに留まっております。
したがって、現在の藤田オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」という思惑を抱いていることでしょう。
また、藤田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、7月13日(月)~14日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、12頭の落札に総額24億2770万円(税込)を投じております。
当然、現在の藤田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」という思惑も抱いている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のアイビスSDにデュガとフロムダスク、1着賞金3800万円(同3040万円)のクイーンSにボンドガール、1着賞金1870万円のSTV賞にエゾダイモンとヨヒーンなど、賞金の高い特別レースに7頭を登録しておりますので、私が藤田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。
本業: 株式会社サイバーエージェント 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
デュガ(アイビスSD)
フロムダスク(アイビスSD)
ボンドガール(クイーンS)
エゾダイモン(STV賞)
ヨヒーン(STV賞)
スニーカースキル(桶狭間S)
ジャンシ(浜松特別)
担当者:馬主情報部 馬主N
藤田晋(すすむ)オーナーは、「JR渋谷駅」から徒歩5分ほどの場所に、「AbemaTowers」という名称の本社ビルを構え、インターネットに関わる様々な事業を手掛けている、「株式会社サイバーエージェント」の代表取締役社長を務めておりましたが、昨年の12月12日(金)に退任し、現在の役職は代表取締役会長です。
青山学院大学の経営学部を卒業後、人材派遣会社の「株式会社インテリジェンス」(現在の「パーソルキャリア株式会社」)に就職した藤田オーナーは、24歳だった1998年、「インテリジェンス」のオフィスを間借りする形で「サイバーエージェント」を設立しております。
創業時の同社は、「ホリエモン」こと堀江貴文氏が代表を務める「株式会社オン・ザ・エッヂ」(後の株式会社ライブドア)との協業で、インターネット上のバナー広告、「サイバークリック」を展開しておりました。
現在も広告事業を主力としている「株式会社サイバーエージェント」は、インターネット広告に於ける国内シェアが4割以上という、圧倒的な地位を築いており、グループ全体で「8740億円」を記録した「2025年9月期」の売上高の内、広告事業が「4612億円」と、半分以上を占めております。
「インターネット広告事業」の他、同社の主要事業となっているのは、「2025年9月期」の売上高が「2167億円」を記録した「ゲーム事業」と、「2315億円」を記録した「メディア事業」です。
「ゲーム事業」では、関連会社の一つである「株式会社Cygames(サイゲームス)」が運営する「ウマ娘・プリティーダービー」を筆頭に、「アイドルマスター・シンデレラガールズ」や「グランブルーファンタジー」といった大ヒット作品を次々に提供しており、「メディア事業」も、「テレビ朝日」と共同で設立した「株式会社AbemaTV」が運営する、インターネットテレビサービスの「ABEMA」や、国内最大手のブログサービスである「Amebaブログ」といった、誰もが目にしたことがあるサービスを運営しておりますので、多くの方にとって、広告事業よりも馴染みがあることでしょう。
「ウマ娘」が大ヒットした2021年、馬主資格を取得した藤田オーナーですが、先述した通り、「ウマ娘」は関連会社が開発したゲームであり、オーナー自身が深く関わっていた訳ではないため、直接のきっかけとなった訳ではなく、「サイバーエージェント」を創業した際に支援してくれた、当時、「インテリジェンス」で社長を務めており、現在は「株式会社USEN-NEXT HOLDINGS」の代表取締役社長を務めている宇野康秀氏から、以前、「馬とフェラーリだけは買うな」と言われていたものの、最近は「自由にしていい」と言われるようになった上、2020年の暮れに、雑誌で武豊騎手と対談した際に勧められたことがきっかけで、「馬主になろう」と決めたそうです。
馬主資格の申請中だった2021年の3月に、武豊騎手と食事をする機会があり、その際に同席していた森秀行調教師から、「2歳馬を買えばすぐにデビューできる」と聞き、実際、同年の3月16日(火)~17日(水)にフロリダで行われた「OBSマーチ2歳トレーニングセール」では、現地に出張していた森調教師と協議した上で、4頭を175万5000ドル(約1億9141万円)で落札しております(落札名義は森調教師)。
更に2021年は、国内の競走馬セールに於いて、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を5億1711万円(税込)で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」
18頭を25億9820万円(税込)で落札
と、計19頭を31億1531万円(税込)で落札し、大きな話題となっておりました。
同年の7月にJRAの馬主資格を取得した藤田オーナーは、年末までに7勝を上げ、「8131万円」の賞金を獲得しており、「馬主キャリア2年目」となった2022年は、ジャングロでニュージーランドTを制し、早くも「初の重賞勝ち」を飾るなど、「11勝・獲得賞金2億1629万円」という、前年を大きく上回る成績を残しております。
また、その後も藤田オーナーの快進撃は続いており、2023年は、シンエンペラーで京都2歳Sを制するなど、25勝を上げ、前年を大きく上回る「5億0184万円」の賞金を獲得しており、一昨年は、サウジダービーと東京大賞典などを制したフォーエバーヤングの活躍によって、海外と地方で約4億円の賞金を獲得していた上、JRAでは、エリキングで京都2歳Sを制するなど、27勝を上げ、尚且つ、シンエンペラーがダービーで3着、ジャパンCで2着(同着)に入ったことなどから、2023年を大きく上回る「8億4263万円」の賞金を獲得しておりました。
だだ、昨年は、サウジC(G1)とブリーダーズCクラシック(G1)などを制したフォーエバーヤングの活躍と、ネオムターフC(G2)を制したシンエンペラーの活躍により、海外と地方で約24億円の賞金を獲得したものの、JRAでは、神戸新聞杯を制したエリキング以外の馬があまり活躍できなかったことなどから、獲得賞金が「6億6460万円」と、一昨年を下回っております。
そして、今年も状況が改善している訳ではなく、海外では、サウジC(G1)を制し、ドバイワールドC(G1)で2着に入線したフォーエバーヤングの活躍によって、この2戦で1240万ドル(約19億4348万円)の賞金を獲得しているものの、JRAでは、阪急杯を制したソンシ以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「2億9015万円」と、まだ昨年の4割ほどに留まっております。
したがって、現在の藤田オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」という思惑を抱いていることでしょう。
また、藤田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、7月13日(月)~14日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、12頭の落札に総額24億2770万円(税込)を投じております。
当然、現在の藤田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」という思惑も抱いている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のアイビスSDにデュガとフロムダスク、1着賞金3800万円(同3040万円)のクイーンSにボンドガール、1着賞金1870万円のSTV賞にエゾダイモンとヨヒーンなど、賞金の高い特別レースに7頭を登録しておりますので、私が藤田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。
