「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2024/10/21
ポルシェやマセラティなどの販売権を取得しております
株式会社キーファーズ(代表:松島正昭氏)

本業: 株式会社マツシマホールディングス 取締役会長

今週の主な登録馬:
ドウデュース(天皇賞・秋)

担当者:馬主情報部 馬主M

「株式会社キーファーズ」の代表取締役は、1998年の7月から2021年の12月まで「株式会社マツシマホールディングス」(京都府京都市右京区)の代表取締役社長を務めており、現在は同社の取締役会長を務めている松島正昭氏であるため、ここでは私も皆様と同じく、「株式会社キーファーズ」を「松島オーナー」と表記します。

「株式会社マツシマホールディングス」は、「大阪マツダ」で働いていた、初代の松島七兵衛氏が1955年の12月に設立した「平安マツダ株式会社」が起源で、当時は主に三輪トラックの販売を手掛けていたそうです。

1957年の6月に「平安マツダ株式会社」は、「株式会社京都マツダ」に商号を変更しており、1963年の6月には、京都市南区に、自動車整備などを行う「八条サービスセンター」を設立し、更には、中古車センター、リース、ガソリンスタンドなどの事業を展開するなど、この時期に同社の事業基盤を固めておりました。

そして1975年の8月には、2代目の松島芳明氏が代表取締役社長に就任しており、それからは、外国車の輸入事業を開始し、1989年の5月にはメルセデス・ベンツの販売権を、1992年の9月にはフォルクスワーゲンとアウディの販売権を取得するなど、輸入車ディーラーとして着実に規模を拡大しております。

1998年の7月に3代目の松島正昭オーナーが代表取締役社長に就任してからも、それまでの路線を継承しており、1999年の11月にBMWの販売権を取得し、2000年の7月には、「株式会社京都マツダ」の社名を「株式会社KAMIG」に変更しました。

その後、京都市内を中心に販売店を相次いで出店し、尚且つ、MINI、smart、ポルシェ、マセラティの販売権を取得しております。

また、2014年の1月には、企業ブランド価値の更なる向上を目指して、社名を現在の「株式会社マツシマホールディングス」に変更しており、2022年に於けるグループ全体の売上高は「約470億円」を記録していた上、私が確認したところ、現在は、700名以上の従業員を雇用しておりますので、20年以上に渡って同社のトップを務めていた松島オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。

なお、一昨年から「マツシマホールディングス」の代表取締役社長を務めているのは、松島オーナーのご長男である松島一晃氏です。

馬主としての松島オーナーは、JRAに於いて、2015年から「株式会社キーファーズ」の名義で馬を走らせており、これまでに40頭以上を所有している上、海外でも、2019年のパリ大賞(仏G1)とインターナショナルS(英G1)などを制しているジャパンや、2021年のサンクルー大賞(仏G1)を制しているブルームなどを、クールモアグループと共同所有しており、2021年は、この2頭をジャパンCに出走させておりました。

2019年までの5年間、JRA馬主としての松島オーナーは、

2015年→1勝・獲得賞金1000万円
2016年→2勝・獲得賞金3390万円
2017年→5勝・獲得賞金7219万円
2018年→8勝・獲得賞金1億0307万円
2019年→13勝・獲得賞金2億2935万円

という形で順調に実績を積み重ねており、特に2019年は、マイラプソディを出走させた京都2歳Sで初の重賞勝ちを飾っております。

2020年は、「3勝・獲得賞金9334万円」という成績に終わり、前年を大きく下回ってしまいましたが、2021年は、ドウデュースを出走させた朝日杯FSで初のGI勝ちを飾るなど、11勝を上げ、「2億8604万円」の賞金を獲得し、巻き返しに成功しておりました。

そして一昨年は、ドウデュースでダービーを制するなど、8勝を上げ、「4億3040万円」の賞金を獲得しており、更に昨年は、ドウデュースで京都記念と有馬記念を制するなど、9勝を上げ、獲得賞金が「7億4760万円」というキャリアハイの数字となっております。

ただ、今年は勢いが止まっており、先週までに6勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「9150万円」と、昨年のペースを非常に大きく下回っておりますので、当然、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えているのでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金2億2000万円(馬主の取り分は8割の1億7600万円)の天皇賞・秋にドウデュースを登録しておりますので、私が松島オーナーであれば、同馬を預けている友道先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。

2024/10/21
リスグラシューなどが過去の代表的な存在です
キャロットファーム

本業:

今週の主な登録馬:
タスティエーラ(天皇賞・秋)
レーベンスティール(天皇賞・秋)
サーマルウインド(スワンS)
トランキリテ(スワンS・カシオペアS)
マイエレメント(アルテミスS)
ラヴェル(カシオペアS)
アイスランドポピー(湯沢特別)
ハートループ(湯沢特別)
フルレゾン(柏崎特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身であり、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局し、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。

2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。

更に、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。

これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているとのことであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。

また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。

「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、

2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー

2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア

2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト

2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ

2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー

といった名前が挙げられるでしょう。

2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。

更にその後も、

2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)

という好成績を残しており、昨年は、ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。

そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が、

1位:サンデーレーシング→93勝・獲得賞金25億7705万円
2位:キャロットファーム→90勝・獲得賞金21億3653万円
3位:シルクレーシング→75勝・獲得賞金19億0367万円

と記せば分かる通り、2位となっておりますが、3位の「シルクレーシング」がアーバンシックで菊花賞を制したことなどにより、その差が「2億3286万円」となっており、今後も賞金の高いGIレースが続くことを考慮すれば、決して「セーフティリード」とは言えませんので、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「大きいレースを勝って、シルクレーシングとの差を広げたい」と考えているのでしょう。

そういった中、今週は、

1着賞金2億2000万円(馬主の取り分は8割の1億7600万円)の天皇賞・秋
タスティエーラ
レーベンスティール

1着賞金5900万円(同4720万円)のスワンS
サーマルウインド
トランキリテ(カシオペアSにも登録)

1着賞金2900万円(同2320万円)のアルテミスS
マイエレメント

1着賞金2800万円(同2240万円)のカシオペアS
ラヴェル

など、特別レースに9頭を登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示する筈です。

2024/10/21
フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演しておりました
小笹芳央(おざさ・よしひさ)氏

本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ホウオウビスケッツ(天皇賞・秋)
ホウオウプロサンゲ(国立特別・北野特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。

小笹オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。

それから同社は、

2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化

といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。

その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」(現・株式会社リンク・インタラック)を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、9社のグループ会社を有し、2023年12月期の売上高が「339億円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。

2018年の10月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。

また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。

馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに100頭近くを所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、

2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円

という形で順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に2021年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制するなど、キャリアハイの勝利数となっておりました。

しかし一昨年は、「21勝・獲得賞金4億3472万円」と、2021年を大きく下回っておりましたので、昨年の小笹オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、昨年は22勝を上げ、獲得賞金は「5億5225万円」と、一昨年を上回るキャリアハイの数字となっております。

そして今年は、先週までに16勝を上げているものの、函館記念を制したホウオウビスケッツ以外の馬があまり活躍できていないことなどから、獲得賞金が「3億8087万円」と、昨年の同時期(10月22日【日】まで)の「4億4514万円」を下回っておりますので、現在の小笹オーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。

また、小笹オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、7月8日(月)~9日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、8頭を7億1830万円(税込)で落札しておりました。

当然、現在の小笹オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金が2億2000万円(馬主の取り分は8割の1億7600万円)の天皇賞・秋にホウオウビスケッツ、1着賞金が1840万円(同1472万円)の国立特別にホウオウプロサンゲ(北野特別にも登録)を登録しておりますので、私が小笹オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

また、小笹オーナーは、まだGIを勝てておりませんので、天皇賞・秋のホウオウビスケッツには、「初めてのGI勝ちをこの馬で」という思いも込められていると私は見ております。

2024/10/21
イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用していましたの
寺田千代乃氏

本業: アート引越センター株式会社 名誉会長

今週の主な登録馬:
マテンロウスカイ(天皇賞・秋)
マテンロウオリオン(スワンS)
マテンロウマジック(魚沼S・古都S・ハロウィンS)

担当者:馬主情報部 馬主H

寺田千代乃オーナーは、以前、「アートコーポレーション株式会社」の代表取締役社長を務めていましたが、2019年の12月20日(金)に、オーナーのご長男で、副社長を務めていた寺田政登(まさと)氏が社長に就任したことにより、現在の役職は名誉会長ですわね。

1968年、「寺田運輸」として創業された同社は、1976年、社内に「アート引越センター事業部」を設置して、次の年にその事業部を「アート引越センター株式会社」として独立させていましたの。

それからは、「あなたの町の0123」という覚えやすいメロディが流れるテレビやラジオのCMや、イメージキャラクターに「ドラえもん」を起用するなどの広告戦略で、子供からお年寄りまで幅広い層に認知されるようになりましたわね。

1990年、「アートコーポレーション株式会社」に名称を変更した同社は、

■「アートバンライン株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は商業輸送

■「アートプランニング株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業はマンションや戸建ての分譲

■「アートプラス株式会社」(大阪府大阪市)
主な事業は家電製品や輸入車の販売

■「アートチャイルドケア株式会社」(東京都品川区)
主な事業は保育施設の運営

といった系列企業を有していて、一昨年の1月1日(土)には、1990年まで使用していた「アート引越センター株式会社」に社名を戻していますの。

そして2023年9月期の決算は「連結売上高1670億7300万円」、「連結経常利益82億1400万円」という素晴らしい数字でしたし、現在はグループ全体で6300名以上の従業員を雇用していますので、同社を創業から一代で大きく成長させた寺田オーナーのことは、多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょうし、2003年には、寺田オーナーの半生をモデルに、「おしどり夫婦が引越業で成功をつかむストーリー」を描いた、「あなたの人生お運びします」という、藤原紀香さんが主演のテレビドラマが、TBS系列で放送されていましたわね。

馬主としての寺田オーナーは、確か1997年からJRAで馬を走らせていて、過去の代表的な存在としては、2007年のマーメイドSを制したディアチャンスや、2018年の京都牝馬Sと阪神牝馬SとターコイズSを制したミスパンテールなどが挙げられますわ。

2018年の寺田オーナーは、ミスパンテールの活躍などによって、「11勝・獲得賞金3億1734万円」という成績を残していましたし、2019年も、リオンリオンで青葉賞とセントライト記念、マイスタイルで函館記念を制するなど、8勝を上げて、「2億8486万円」の賞金を獲得していましたの。

でも、その後の2年間は、

2020年→7勝・獲得賞金9802万円
2021年→9勝・獲得賞金1億7098万円

という形で数字が伸び悩んでいましたから、一昨年の寺田オーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いていたのでしょうね。

実際、一昨年は、マテンロウオリオンでシンザン記念を、マテンロウレオできさらぎ賞を制するなど、10勝を上げて、獲得賞金は「3億1190万円」と、前年を大きく上回っていましたし、昨年は、14勝を上げて、獲得賞金が「3億3426万円」と、勝利数と獲得賞金のどちらもキャリアハイとなっていましたの。

そして今年は、先週までに7勝を上げていますけど、中山記念を制したマテンロウスカイ以外の馬があまり活躍できていないこともあって、獲得賞金が「1億7162万円」と、まだ昨年の半分くらいですから、今の寺田オーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈ですわ。

また、寺田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、今年は、

■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
6頭を4億1580万円で落札

■8月19日(月)~24日(土)の「HBAサマーセール」
2頭を5720万円で落札

と、計8頭を4億7300万円で落札していますの(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在の寺田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょうね。

そういった中、今週は、1着賞金2億2000万円(馬主の取り分は8割の1億7600万円)の天皇賞・秋にマテンロウスカイ、1着賞金5900万円(同4720万円)のスワンSにマテンロウオリオン、1着賞金1840万円(同1472万円)の魚沼Sにマテンロウマジック(古都SとハロウィンSにも登録)を登録していますので、私が寺田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわ。

それに、寺田オーナーは、まだGIを勝てていませんから、天皇賞・秋のマテンロウスカイには、「この馬で初めてのGI勝ちを」という思いも込められていると私は見ていますの。