「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2024/09/09
エアグルーヴの調教師に勧められたことがきっかけで馬主に…
廣崎利洋氏

本業: アスクグループホールディングス株式会社 創業者

今週の主な登録馬:
アスクカムオンモア(セントライト記念)
アスクハッピーモア(セントライト記念)
アスクワイルドモア(ケフェウスS)

担当者:馬主情報部 馬主N

廣崎利洋オーナーは、東京都千代田区三番町に本社を構え、商業施設のプロデュースなどを行っている、「アスクグループホールディングス株式会社」の創業者です。

1970年に甲南大学(兵庫県神戸市)を卒業した廣崎オーナーは、その後、イタリアの総合事務機器メーカー・「日本オリベッティ」(現:NTTデータジェトロニクス)に3年ほど勤めた後、1973年に「株式会社アスクプランニングセンター」を創業しており、日本初のファッションビルとして、福岡市の天神に1号店がオープンした「ビブレ」や、完成当時、西日本最大の規模を誇った商業施設の「アルパーク」(広島市西区)や、銀座にある「シャネル」(東京都中央区)や、お台場にあった「大江戸温泉物語」(東京都江東区)などの施設を手掛けております。

そして廣崎オーナーは、2016年、「株式会社アスクプランニングセンター」、「株式会社アスクスペースプランニング」、「株式会社アスクビジネスマネジメント」というグループ3社を傘下に収める「アスクホールディングス株式会社」を設立し、「株式会社アスクプランニングセンター」の最高顧問と、「株式会社アスクスペースプランニング」と「株式会社アスクビジネスマネジメント」の代表取締役を務めておりました。

その後、2019年に組織を再編し、「アスクホールディングス株式会社」を「株式会社アスクプランニングセンター」に吸収合併させた上で、社名を「アスクグループホールディングス株式会社」に変更し、現在は、「アスクプランニング株式会社」、「株式会社アスクスペースデザイン」、「株式会社アスクマーケティングエージェンシー」、「株式会社アスクプランニングインターナショナル」といったグループ企業を傘下に収めております。

廣崎オーナーは、1987年に知り合いの馬主から京都競馬場に招待され、その際、「マチカネ」の冠名でよく知られていた細川益男オーナー(故人)と一緒に来ていた、調教師として、エアグルーヴやダイイチルビーなどを管理していたことでお馴染みだった伊藤雄二さん(故人)に勧められたのが、馬主になるきっかけだったそうです。

馬主としての廣崎オーナーは、1988年に馬主資格を取得し、翌年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2015年のヴィクトリアマイルとスプリンターズSと2016年のヴィクトリアマイルを制したストレイトガールや、2015年の桜花賞を制したレッツゴードンキや、一昨年の弥生賞と菊花賞を制したアスクビクターモアなどが挙げられるでしょう。

2015年のオーナーは、ストレイトガールとレッツゴードンキの活躍などにより、12勝を上げ、「4億5420万円」の賞金を獲得しておりました。

しかし、それから2021年までは、

2016年→獲得賞金1億7254万円
2017年→獲得賞金2億3685万円
2018年→獲得賞金2億7703万円
2019年→獲得賞金2億1957万円
2020年→獲得賞金2億1662万円
2021年→獲得賞金2億7016万円

という形で伸び悩んでいたため、一昨年の廣崎オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、アスクビクターモアで弥生賞と菊花賞を制し、アスクワイルドモアで京都新聞杯を制するなど、21勝を上げ、獲得賞金は「7億1363万円」という過去最高の数字でした。

ただ、昨年は状況が一変しており、前年と同じ21勝を上げたものの、アスクビクターモアが熱中症により急死してしまったこともあり、重賞を勝てずに終わり、獲得賞金は「3億7394万円」と、一昨年の半分ほどに留まっております。

そして、今年も悪い流れが続いており、先週までに17勝を上げているものの、やはり重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「2億2927万円」と、昨年の同時期(9月10日【日】まで)の「3億1155万円」を下回っておりますので、現在の廣崎オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

また、廣崎オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、

■5月12日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を4070万円で落札

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
5頭を8億3050万円で落札

と、計6頭の落札に総額8億7120万円を投じており、今年も、7月8日(月)~9日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、7頭の落札に総額9億8780万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

このような中、今週は、1着賞金が5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)のセントライト記念にアスクカムオンモアとアスクハッピーモア、1着賞金が2400万円(同1920万円)のケフェウスSにアスクワイルドモアを登録してきましたので、私が廣崎オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。

2024/09/09
経済産業省の中間報告に取り上げられました
草間庸文(つねふみ)氏

本業: 株式会社アサックス 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
オーロラエックス(ローズS)

担当者:馬主情報部 馬主J

草間庸文(つねふみ)オーナーは、東京都渋谷区広尾に本社を構え、不動産担保ローンを取り扱っている、「株式会社アサックス」の代表取締役社長を長年に渡って務めておりましたが、2020年の6月に社長の座を退き、その後は代表権のある会長を務めております。

1969年7月に長野県で設立された同社は、1995年5月に大宮支店を設立し、同年10月には、東京都中央区銀座に本社を移転し、本格的に首都圏への進出を始めました。

また、同社は、ミドルリスク・ミドルリターンのビジネスモデルを堅実に実践している会社として、2002年7月には、経済産業省の産業構造審議会・産業金融部会の中間報告に取り上げられております。

現在の場所に本社を移したのは2005年のことでして、2008年3月には東証1部上場を果たし、現在では、首都圏に計8店舗を展開しており、過去3年の業績は、

2022年3月期→売上高56億5100万円・経常利益38億6563万円
2023年3月期→売上高61億8084万円・経営利益42億9781万円
2024年3月期→売上高67億5482万円・経営利益50億6166万円

と記せば分かる通り、50億円以上の売上高をキープしておりますので、草間オーナーの経営手腕は誰もが認めるところでしょう。

そして馬主としての草間オーナーは、私が確認したところ、1996年からJRAで馬を走らせておりますので、キャリアが30年近くに及んでいるベテランであり、これまでに50頭以上を所有しております。

2007年の草間オーナーは、ワイルドワンダーでアンタレスSとプロキオンSを制するなど、「8勝・獲得賞金2億3400万円」という過去最高の成績を残しており、翌年も、同馬で根岸Sを制するなど、「7勝・獲得賞金2億1691万円」という、前年と同水準の成績を残しておりました。

その後、しばらくの間は獲得賞金が伸び悩んでおりましたが、2021年は、2007年に並んで過去最多となる8勝を上げ、2007年と2008年に次ぐ「1億7008万円」の賞金を獲得しており、更に一昨年は、前年を下回る5勝に留まったものの、イルーシヴパンサーを出走させた東京新聞杯で14年振りの重賞勝ちを飾るなど、「1億6137万円」という2021年と同水準の賞金を獲得しております。

そして昨年は、イルーシヴパンサーで京都金杯を制するなど、8勝を上げ、獲得賞金が「1億6453万円」と、僅かとは言え一昨年の数字を上回っておりました。

更に、今年も好調が続いており、エンペラーワケアで根岸Sを制するなど、先週までに5勝を上げ、獲得賞金が「1億1876万円」と、昨年の同時期(9月10日【日】まで)の「9498万円」を上回っておりますので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

また、草間オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
3頭を1億7600万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を2310万円で落札

■10月24日(火)の「ノーザンファームミックスセール」
1頭を3410万円で落札

と、計5頭の落札に総額2億3320万円を投じており、今年も、7月8日(月)~9日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、3頭の落札に1億7160万円を投じております(落札金額は全て税込表記)。

当然、草間オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のローズSにオーロラエックスを登録しておりますので、私が草間オーナーであれば、同馬を預けている杉山晴紀先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示します。

2024/09/09
ベトナムに小学校を設立しております
原村正紀氏

本業: エコロ・インターナショナル 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
エコロヴァルツ(セントライト記念)
エコロレイズ(セントライト記念)
エコロガイア(初風S)
エコロアゼル(ききょうS)
エコロアレス(浦安特別)

担当者:馬主情報部  馬主M

原村正紀オーナーの本業は、栃木県の真岡市に本社を構え、「人にも、地球にも、未来にも優しい商品づくり」をコンセプトに、防腐剤や合成着色料などを一切使用せず、天然成分のみを使用した化粧品や健康食品などの開発や販売などを手掛けている、「エコロ・インターナショナル」の代表取締役社長です。

2000年に設立された同社は、一つでシャンプーやリンスや洗顔ソープやボディソープとして使える「マリンピュアクリスタル」が、累計販売数300万本超というロングセラーを記録しており、その他にも、世界中の優れた製品が選出される「モンドセレクション」の金賞を受賞した、免疫力を向上させる「リーファイバーGOLD」というサプリメントなど、優れた商品を数多く開発しております。

また、同社は社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、海外では、ベトナムに小学校を設立し、毎年、カンボジアの村に井戸を建築しており、国内では、本社を構えている真岡市の小学校と中学校と高校に、それぞれ100万円相当の寄贈などを行っており、その貢献が認められ、2017年に栃木県知事から表彰されておりました。

その他にも、経営者や起業を考えている方に向けて、講師として人材育成のセミナーを行っており、参加者はこれまでに1万人を超えるなど、様々な方面で活躍している原村オーナーは、周囲から、「非常に頼れる存在」と認識されている筈です。

馬主としての原村オーナーは、2017年からJRAで馬を走らせており、現在は、東京馬主協会の理事を務めております。

初めの年は、出走させた頭数が少なかったこともあり、「6戦0勝・獲得賞金0円」という成績に終わっておりましたが、その後の5年間は、

2018年→1勝・獲得賞金1160万円
2019年→3勝・獲得賞金2465万円
2020年→3勝・獲得賞金5352万円
2021年→5勝・獲得賞金1億0224万円
2022年→11勝・獲得賞金1億3635万円

と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、昨年は、エコロデュエルを出走させた京都ジャンプSを制し、「初めての重賞勝ち」を飾るなど、16勝を上げ、獲得賞金は「2億7273万円」と、勝利数と賞金のどちらも一昨年を大きく上回り、キャリアハイの数字となっておりました。

そして今年は、エコロブルームがニュージーランドTを制するなど、先週までに8勝を上げ、獲得賞金が「2億3930万円」と、昨年の同時期(9月10日【日】まで)の「1億2754万円」を大きく上回っておりますので、現在の原村オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

また、原村オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は

■5月10日(金)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を3300万円で落札

■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
7頭を3億0360万円で落札

と、計8頭を総額3億3660万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。

したがって、現在の原村オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのは間違いありません。

そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)セントライト記念にエコロヴァルツとエコロレイズなど、5頭を特別レースに登録しておりますので、私が原村オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。

2024/09/09
「セゾンレースホース」が前身ですね
ライオンレースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ラビットアイ(ローズS・長良川特別)
ギャラクシーナイト(レインボーS)

担当者:馬主情報部 一口馬主クラブ関係者U

皆さんもよくご存知の通り、「ライオンレースホース」の前身は、2006年の神戸新聞杯を勝ったドリームパスポートや、2012年の函館スプリントSや2014年のJBCスプリントなどを勝ったドリームバレンチノなどでお馴染みだった「セゾンレースホース」です。

クラブの名前が「セゾン」から「ライオン」に変更された理由は、自動車関連の様々な事業を手掛けている、少し前まで「株式会社ジーライオン」の代表取締役社長を務めていて、JRAの馬主でもある田畑利彦オーナーが、2015年にクラブの権利を取得したからでして、それからは、「ライオンレースホース」の代表をご家族の田畑マヤさんが、クラブの愛馬会法人・「サラブレッドクラブライオン」の代表を田畑利彦オーナーが務めています。

「ライオンレースホース」で、「セゾンレースホース」だった頃を含めて、過去の代表的な存在としてすぐに思いつくのは、先ほど名前を出したドリームパスポートとドリームバレンチノの他に、2002年の日経新春杯を勝ったトップコマンダーや、2008年のシンザン記念を勝ったドリームシグナルといったところでしょうか。

田畑オーナーが最初から経営に関わっていた2016年は、レヴァンテライオンを使った函館2歳Sで、「ライオンレースホース」になってからは初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億6365万円」という成績を残していました。

ただ、その後の4年間は、

2017年→10勝・獲得賞金2億2465万円
2018年→11勝・獲得賞金2億3365万円
2019年→8勝・獲得賞金2億3579万円
2020年→12勝・獲得賞金2億1502万円

と書けば分かる通り、2016年の数字を下回っていましたから、2021年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。

実際、2021年は、ユニコーンライオンを使った鳴尾記念で4年半振りに重賞を勝つなど、21勝を上げて、獲得賞金は「4億1367万円」という、前年までを大きく上回る成績を残していました。

そして一昨年は、ユニコーンライオンで福島記念を勝つなど、「28勝・獲得賞金4億5158万円」という好成績を残していましたし、去年は、26勝を上げて、稼いだ賞金は「5億0735万円」と、一昨年を上回っていて、「ライオンレースホース」に名前が変わってからは一番の数字だったんですよ。

それに、今年もいい流れが続いていて、アルナシームで中京記念を勝つなど、先週までに18勝を上げて、稼いだ賞金が「4億2126万円」と、去年の同じ時期(9月10日【日】まで)の「3億0158万円」を大きく上回っていますから、今はクラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

あと、「ライオンレースホース」は、「2024年度募集馬」について、全部で24頭のラインナップを発表していて、今月の下旬にパンフレットを発送して、10月1日(火)から出資受け付けを開始する予定となっていますから、現在は関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させ、初期段階での出資者増加に繋げたい」とも考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。

そんな中、今週は、1着賞金が5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のローズSにラビットアイ(長良川特別にも登録)、1着賞金が1840万円(同1472万円)のレインボーSにギャラクシーナイトを登録していますので、私がクラブの関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼しますね。