「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2024/08/19
奥様の実家がある兵庫県の西宮市で歯科医院を…
奈村睦弘氏

本業: なむら歯科 院長

今週の主な登録馬:
ナムラクレア(キーンランドC)
ナムラルッコラ(ニセコ特別・小樽特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

奈村睦弘オーナーの本業は、兵庫県の西宮市にある「なむら歯科」の院長です。

お母様の実家がある九州で生まれ、滋賀県の大津市で育った奈村オーナーは、地元の滋賀県立膳所高校を卒業した後、大阪大学の歯学部に進学しております。

奈村オーナーのお兄様である和記氏も、大阪大学の歯学部を卒業しており、先に大津市で歯科医院を開業しておりましたので、大学を卒業した後の奈村オーナーは、お兄様の診療所で5年ほど研修を積み、1987年、奥様の実家がある西宮市に住居を移し、「なむら歯科」を開業しました。

自費治療となることが多い歯科医院でありながら、「可能な限り、保険適用の診療で済ませること」をモットーとしており、自費治療が必要となる場合に於いても、良心的な価格設定となっておりますので、30年以上に渡って「なむら歯科」の院長を務めている奈村オーナーは、地域の方々から厚い信頼を寄せられていることでしょう。

馬主としての奈村オーナーは、これまでに100頭以上を所有しており、2020年は、ナムラカメタローが地方交流重賞の佐賀記念を制したものの、JRAでは、「3勝・獲得賞金4479万円」という成績でした。

しかし、その後の2年間は、ナムラリコリスが函館2歳Sを制し、ナムラクレアが小倉2歳Sと函館スプリントSを制したことなどにより、

2021年:9勝・獲得賞金2億2329万円
2022年:8勝・獲得賞金2億4901万円

と、一気に成績を伸ばしており、更に昨年は、ナムラクレアがシルクロードSとキーンランドCを制するなど、合計で10勝を上げ、獲得賞金は「3億2504万円」というキャリアハイの数字となっております。

そして今年は、先週までに11勝を上げ、ナムラクレアが京都牝馬Sと高松宮記念で2着に入線したことなどから、獲得賞金が「2億6684万円」と、既に昨年の約8割となっておりますので、現在の奈村オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のキーンランドCにナムラクレア、1着賞金1110万円(同888万円)のニセコ特別にナムラルッコラ(小樽特別にも登録)を登録しておりますので、私が奈村オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。

2024/08/19
「京都馬主協会」では「広報委員長」などを務めております
岡浩二氏

本業: 株式会社ランテック 代表取締役

今週の主な登録馬:
オオバンブルマイ(キーンランドC)
ケイテンアイジン(新潟2歳S)
アイタカ(長久手特別)
コイニョウボウ(長久手特別)

担当者:馬主情報部 馬主D

岡浩二オーナーの本業は、大阪府大阪市の城東区に本社ビルを構え、主に土木建築や舗装工事などを手掛けている、「株式会社ランテック」の代表取締役です。

同社は、「京阪本線」の「野江駅」からですと、東口を出て直進し、一つ目の信号を左折して150mほど歩くと、屋上に「LANTEC」という社名入りの看板が見えてくる、外壁がシルバーで円筒形の「ランテックビル」を拠点としており、関西地区に於ける高速道路の敷設など、これまでに多くの公共事業を手掛けた実績があります。

また、同社は、「京セラドーム大阪」から車で10分ほどの場所にある、

「MINATO・REPLA」

という工場を2013年から、大阪城から車で10分ほどの場所にある、

「CITY・SATELLA」

を2016年から、それぞれ稼働させており、この2つの施設では、アスファルトガラやコンクリートガラといったがれき類や、水道工事や道路工事等で発生した合材や残土などをリサイクルし、「再生アスファルト合材」を製造している上、工場の稼働に必要な燃料には、環境に優しいクリーンエネルギーである「液化天然ガス(LNG)」を使用し、地域の環境問題や、温暖化防止対策などに大きく貢献しておりますので、同社の代表取締役を務めている岡オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。

なお、馬主としての岡オーナーは、これまでに170頭ほどを所有しており、現在は、「日本馬主協会連合会」の「社会貢献・広報副委員長」を務めており、「京都馬主協会」では「常務理事」と「広報委員長」を務めております。

また、岡オーナーは、2018年、北海道の静内に生産牧場の「サンデーヒルズ」を開場し、一昨年から生産馬を走らせており、年末までにアネゴハダとモウショウの2頭が勝ち上がっておりました。

岡オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは2004年のことでして、この年は、出走頭数が少なかったため、勝利を上げられずに終わっておりましたが、その後は、

2005年→7勝・獲得賞金6535万円
2006年→10勝・獲得賞金9724万円
2007年→8勝・獲得賞金1億2258万円

という形で順調に数字を伸ばしております。

また、オーナーは、セレスハントを出走させた2010年のサマーチャンピオン(地方交流重賞)で初の重賞勝ちを飾ると、その後も同馬で、2011年の東京スプリントと、2012年と2013年の北海道スプリントCを制しておりました。

その後の岡オーナーは、成績が伸び悩んでおりましたが、2019年は、JRAに於いて「14勝・獲得賞金2億1967万円」という好成績を記録しており、2020年は、「16勝・獲得賞金2億6928万円」と、更に数字を伸ばしております。

2021年の岡オーナーは、マーニを出走させた京都ハイジャンプで初のJRA重賞勝ちを飾ると、ヨカヨカで北九州記念を制し、更に、アカイイトを出走させたエリザベス女王杯で初のGI勝ちを飾るなど、15勝を上げ、過去最高となる「5億0817万円」の賞金を獲得しております。

ただ、一昨年は、キャリアハイとなる20勝を上げたものの、2021年に3勝していた重賞を1勝しかできなかったことなどから、獲得賞金が「4億3877万円」と、2021年の数字を大きく下回ってしまいました。

当然、昨年の岡オーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っていた筈であり、実際、JRAでは、オオバンブルマイでアーリントンCを制するなど、18勝を上げ、「3億2433万円」の賞金を獲得しており、更に、オオバンブルマイでオーストラリアのゴールデンイーグルを制し、525万豪ドル(約5億円)の賞金を獲得しております。

そして今年は、先週までに11勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「1億6327万円」と、昨年の同時期(8月20日【日】まで)の「2億3336万円」を下回っておりますので、現在のオーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。

また、2004年以降、毎年欠かさず「競走馬セール」に参加している岡オーナーは、昨年、

■6月20日(火)の「九州1歳市場」
1頭を715万円で落札

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
1頭を2750万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を770万円で落札

■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
7頭を8195万円で落札

■9月19日(火)~21日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を1023万円で落札

と、計12頭の落札に総額1億3453万円を投じており、今年も、6月18日(火)に開催された「九州1歳市場」において、「スマイルヴィオラ2023」(牡・父ネロ)を836万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。

この状況を踏まえると、今後の「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高く、現在は、「潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金が4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のキーンランドCにオオバンブルマイ、1着賞金が3100万円(同2440万円)の新潟2歳Sにケイテンアイジンなど、4頭を特別レースに登録しておりますので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2024/08/19
2024年3月期のグループ全体売上高は「4678億9600万円」です
里見治(はじめ)氏

本業: セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
サトノレーヴ(キーンランドC)
サトノヴィレ(五頭連峰特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

里見治(はじめ)オーナーの本業は、「セガサミーホールディングス株式会社」(東証プライム上場)の代表取締役会長です。

現在、同社の代表取締役社長グループCEOは、オーナーの長男である治紀(はるき)氏が務めております。

「住友不動産大崎ガーデンタワー」(東京都品川区西品川)に本社を構えている同社は、

■パチンコ・パチスロの「北斗の拳シリーズ」などで有名な「サミー株式会社」

■ゲームソフトの開発・販売を手掛け、アミューズメント施設の開発・運営では業界最大手の「株式会社セガ」

■「名探偵コナン」や「それいけ!アンパンマン」や「ルパン三世」といったアニメ作品の制作を手掛けている「株式会社トムス・エンタテインメント」

■宮崎県にある日本有数の複合施設・「フェニックス・シーガイア・リゾート」を擁する「フェニックスリゾート株式会社」

などを傘下に収めており、2024年3月期に於けるグループ全体の売上高は、「4678億9600万円」という素晴らしい数字でした。

したがって、同社を上記のように成長させた里見オーナーのことは、誰もが「日本経済を牽引する重要人物の一人」と認めているのでしょう。

馬主としては、これまでにJRAで、自身の名義と「サトミホースカンパニー(2023年2月27日付で解散)」の名義で馬を走らせており、2016年までの4年間は、

2013年→31勝・獲得賞金6億1314万円
2014年→35勝・獲得賞金7億7958万円
2015年→39勝・獲得賞金9億1041万円
2016年→43勝・獲得賞金15億9004万円

という「完全に右肩上がり」の成績を残しており、特に2016年は、勝利数と賞金のどちらも過去最高でした。

しかし、それから一昨年までは、

2017年→39勝・獲得賞金11億8721万円
2018年→36勝・獲得賞金9億0674万円
2019年→41勝・獲得賞金7億6786万円
2020年→41勝・獲得賞金9億6202万円
2021年→38勝・獲得賞金7億8519万円
2022年→19勝・獲得賞金5億0591万円

という形で数字が低迷しており、昨年は、26勝を上げたものの、京都新聞杯と神戸新聞杯を制したサトノグランツ以外の馬があまり活躍できなかったことから、獲得賞金は「5億9035万円」と、やはり全盛期であった2016年の数字を大きく下回っております。

当然、今年を迎えるにあたって里見オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えていた筈であり、実際、今年は、サトノレーヴで函館スプリントSを制するなど、先週までに23勝を上げ、獲得賞金が「4億9086万円」と、既に昨年の8割以上となっておりますので、現在の里見オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えていることでしょう。

また、オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、

■4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」
1頭を1540万円で落札

■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」
10頭を8億8700万円で落札

と、計11頭の落札に総額9億0310万円を投じております(落札価格は全て税込表記)。

当然、現在の里見オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金が4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のキーンランドCにサトノレーヴ、1着賞金が1550万円(同1240万円)の五頭連峰特別にサトノヴィレを登録してきましたので、私が里見オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。

2024/08/19
代表はNHKのワシントン支局長を務めておりました
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ジュビリーヘッド(キーンランドC)
ジョリーレーヌ(新潟2歳S)
トータルクラリティ(新潟2歳S)
ヴィジュネル(小倉サマージャンプ)
カイカノキセキ(WASJ第1戦)
アレマーナ(WASJ第4戦)
セブンサミット(WASJ第4戦)
ヴィルヘルム(長岡S)
ポルカリズム(五頭連峰特別)
ラスハンメル(五頭連峰特別)
クールブロン(大府特別)
ブレガ-ロード(中郷特別)
ブルーペクトライト(小樽特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身であり、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局し、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。

2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。

更に、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。

これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、本人が「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているとのことであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた吉田勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。

また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。

「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、

2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー

2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア

2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト

2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ

2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー

といった名前が挙げられるでしょう。

2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。

更にその後も、

2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)

という好成績を残しており、昨年は、ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。

そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が、

1位:サンデーレーシング→69勝・獲得賞金20億1331万円
2位:社台レースホース→63勝・獲得賞金15億9564万円
3位:キャロットファーム→66勝・獲得賞金14億8858万円

と記せば分かる通り、3位となっており、2位の「社台レースホース」がジャンタルマンタルでNHKマイルCを制したことなどにより、「1億0706万円」の差を付けられておりますので、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「社台レースホースとの差を少しでも縮めたい」と考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のキーンランドCにジュビリーヘッド、1着賞金3100万円(同2480万円)の新潟2歳Sにジョリーレーヌとトータルクラリティなど、特別レースに13頭を登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。