「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2024/05/27
代表はNHKの元ワシントン支局長です
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
カテドラル(安田記念)
ナミュール(安田記念)
パラレルヴィジョン(安田記念)
ジレトール(松風月S)
フレーヴァード(下鴨S)
トラジェクトワール(由比ヶ浜特別)
スティルディマーレ(小金井特別)
ミルテンベルク(祇園特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身であり、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局し、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。

2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、少し前までは、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」に於いて、2021年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載していた上、一昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という小説を出版しております。

更に、今年の4月10日(水)には、「イスラエル戦争の嘘」という新たなノンフィクション作品の販売が開始されました。

これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているとのことであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。

また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。

「キャロットファーム」に於いて、過去の代表的な存在としては、

2007年の阪神ジュベナイルFと2008年のオークスなどを制したトールポピー

2013年の菊花賞と2014年のジャパンCなどを制したエピファネイア

2015年のエリザベス女王杯と2016年の宝塚記念をなど制したマリアライト

2017年のダービーと2018年の天皇賞・秋などを制したレイデオロ

2018年のエリザベス女王杯と2019年の宝塚記念と有馬記念などを制したリスグラシュー

といった名前が挙げられるでしょう。

2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。

更にその後も、

2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
2022年→94勝・獲得賞金26億6432万円(同3位)
2023年→130勝・獲得賞金35億4720万円(同2位)

という好成績を残しており、昨年は、ダービーを制したタスティエーラ、菊花賞を制したドゥレッツァ、マイルCSを制したナミュールなどの活躍により、過去最高の成績を記録していたものの、「馬主リーディング1位への返り咲き」は果たせておりません。

そして今年は、先週までの「馬主リーディング」が、

1位:サンデーレーシング→43勝・獲得賞金15億4137万円
2位:社台レースホース→49勝・獲得賞金11億9599万円
3位:キャロットファーム→46勝・獲得賞金9億7900万円

と記せば分かる通り、3位となっており、2位の「社台レースホース」がジャンタルマンタルでNHKマイルCを制したことなどにより、「2億1699万円の差」となっておりますので、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「大きいレースを勝って、社台レースホースとの差を少しでも縮めたい」と考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金1億8000万円(馬主の取り分は8割の1億4400万円)の安田記念にカテドラルとナミュールとパラレルヴィジョン、1着賞金が2200万円(同1760万円)の松風月Sにジレトールなど、特別レースに8頭を登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示します。

2024/05/27
「2024年3月期」の売上高は384億6600万円でした
金子真人(まこと)氏

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ボッケリーニ(鳴尾記念)
ヨーホーレイク(鳴尾記念)
ユティタム(アハルテケS)
シテフローラル(ホンコンJCT)

担当者:馬主情報部 馬主T

一般競馬ファンにも広く知られている通り、金子真人(まこと)オーナーは、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めております。

同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。

現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。

そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1706万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、

■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社

■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール)
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)

など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。

同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2024年3月期」の数字は、グループ全体で、

売上高:384億6600万円
経常利益:54億3900万円

となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「優秀な経営者」と認めているのでしょう。

JRA馬主としての金子オーナーは、

1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ

などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。

2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。

しかし、2021年までの5年間は、

2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円

という形で伸び悩んでいたため、一昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。

実際、一昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、2021年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。

そして昨年は、ママコチャでスプリンターズSを制するなど、重賞を3勝したものの、合計で37勝しか上げられず、獲得賞金が「12億6601万円」と、一昨年の数字を下回っており、その上、今年も状況が改善された訳ではなく、チャックネイトでアメリカJCCを制しているものの、先週までが9勝に留まっていることから、獲得賞金が「3億1594万円」と、まだ昨年の3割にも届いておりませんので、現在の金子オーナーは、「一昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月10日(月)~11日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計12頭の落札に総額17億4790万円を投じておりました(落札金額は全て税込表記)。

したがって、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の鳴尾記念にハヤヤッコとヨーホーレイク、1着賞金が2200万円(同1760万円)のアハルテケSにユティタムなど、特別レースに4頭を登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2024/05/27
愛媛の松山市で温泉施設の運営などを手掛けていますの
大野照旺(てるお)氏

本業: オオノ開發株式会社 取締役会長

今週の主な登録馬:
ステラヴェローチェ(安田記念)
ペンナヴェローチェ(稲城特別)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、大野照旺(てるお)オーナーの本業は、愛媛県松山市を拠点に、廃棄物処理事業や生コンクリート製造業など、様々な事業を展開している「オオノ開發株式会社」の代表取締役会長ですわね。

同社は、1966年に大野オーナーが創業した「大野開発」が起源でして、1973年に「大野開発株式会社」(資本金500万円)として法人化していて、1980年から現在の社名を使っていますわ。

その後は、

1982年→安定型埋立処分場を稼働
1984年→資本金を2000万円に増資
1985年→管理型埋立処分場を稼働
1988年→廃棄物焼却施設を稼働
1992年→資本金を7000万円に増資
2002年→浸出水高度処理施設を稼働
2009年→環境科学研究センターを設立
2011年→複合処理施設を稼動
2012年→東京支店開設
2015年→大阪支店開設
2019年→福岡営業所開設
2020年→九州支店開設
2021年→名古屋支店と知多事業所(愛知県知多市)を開設
2023年→見奈良事務所(愛媛県東温市)を開設
2024年→川崎保管庫(神奈川県川崎市)を開設

といった形で順調に事業規模を拡大していますわね。

そして現在では、

「株式会社トーヨー砕石」→砕石・砕砂の製造及び販売
「株式会社日景生コン」→生コンクリート製造及び販売
「四國生コン株式会社」→生コンクリート製造及び販売
「株式会社千照運輸」→産業廃棄物収集・重機車輌運搬
「株式会社マテラ」→スキンケア化粧品・マテラ鉱物飼料製造販売

というグループ会社を擁していて、その他にも、「たかのこのホテル」や、二つの温泉施設、「たかのこの湯」と「媛彦(ひめひこ)温泉」や、自然公園型ドライブイン・「マテラの森」などを運営していますし、グループ全体で700名ほどの従業員を雇用していて、2023年8月期の売上高は「298億円」を記録しているのですから、一代で同社を大きく成長させた大野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えますわ。

馬主としての大野オーナーは、2015年からJRAで馬を走らせていて、最初の年は、レースに使った頭数が少なかったので、「0勝・獲得賞金2507万円」という成績でしたし、一昨年までの5年間は、

2018年→2勝・獲得賞金3041万円
2019年→2勝・獲得賞金3571万円
2020年→2勝・獲得賞金3212万円
2021年→0勝・獲得賞金2913万円
2022年→1勝・獲得賞金1997万円

という形で成績が伸び悩んでいましたの。

ただ、昨年は2勝を上げ、その他にも、カルロヴェローチェがファルコンSで2着に入るなど、「6477万円」の賞金を獲得していましたわ。

更に、今年も好調が続いていて、先週までに3勝を上げ、獲得賞金は「9201万円」と、既にキャリアハイの数字となっていますから、現在の大野オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。

そういった中、今週は、1着賞金1億8000万円(馬主の取り分は8割の1億4400万円)の安田記念にステラヴェローチェ、1着賞金1110万円(同888万円)の稲城特別にペンナヴェローチェを登録しておりますので、私がオーナーであれば、両馬を預けている須貝先生に対し、かなり勝負懸かった指示を出しますわ。

また、大野オーナーは、一度に所有する頭数が少ないこともあり、まだ重賞を勝てていませんので、安田記念のステラヴェローチェには、「初めての重勝ちをGIのここで」という思いも込められていると私は見ていますの。

2024/05/27
青森県出身の学生に対する奨学金事業を行っております
株式会社ラッキーフィールド(代表:吉原毎文氏)

本業: 東京鉄鋼株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
エアロロノア(安田記念)
エアサージュ(鳴尾記念)

担当者:馬主情報部 馬主M

「エア」の冠名を用いている、「ラッキーフィールド」の代表者は、栃木県の小山市に本社を構えている、「東京鉄鋼株式会社」の代表取締役社長を務めている吉原毎文(つねぶみ)氏です。

よって、ここでは、「株式会社ラッキーフィールド」を「吉原オーナー」と表記します。

1974年に東証1部上場を果たした「東京鉄鋼株式会社」は、吉原オーナーのお父様であり、JRAの馬主としては、1969年の皐月賞馬ワイルドモアや、1977年のダービー馬ラッキールーラなどを所有していたことで広く知られている、故・貞敏氏によって、1939年に創業されました。

同社は、超高層のビルやマンションの建設が盛んな近年の建築業界に於いて、鉄筋に独自の加工を施してガス圧接を不要とし、大幅な工期の短縮や建築コストの削減を可能とした「ネジテツコン」を筆頭に、「鉄筋コンクリート用棒鋼」などで高いシェアを占めており、「高強度鉄筋のトップメーカー」と言えます。

そして、現在は連結子会社を含め800名以上の従業員を雇用しており、2024年3月期の売上高は「796億1700万円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、同社のトップである吉原オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。

また、吉原オーナーは、貞敏氏の代に設立した公益財団法人、「吉原育英会」の理事長を務めており、青森県内の学校に対する助成事業や、青森県出身の学生に対する奨学金事業を行うなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。

なお、吉原オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か1986年頃であり、それから現在までに300頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、1996年のオークスと1997年の天皇賞・秋などを制したエアグルーヴや、1999年の安田記念とマイルCSを制したエアジハードや、2000年の皐月賞と菊花賞を制したエアシャカールや、2005年の秋華賞を制したエアメサイアなどが挙げられるでしょう。

2000年の吉原オーナーは、17勝を上げ、過去最高となる「7億5041万円」の賞金を獲得しておりました。

しかし、その後は伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、

2019年→9勝・獲得賞金1億8550万円
2020年→6勝・獲得賞金1億9735万円
2021年→11勝・獲得賞金2億6989万円
2022年→4勝・獲得賞金1億2392万円
2023年→5勝・獲得賞金1億6132万円

という物足りない数字が続いております。

そして今年は、先週までに2勝を上げているものの、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金が「3845万円」と、まだ昨年の約2割に留まってとなっておりますので、現在の吉原オーナーは、「以前の勢いを取り戻したい」と強く願っている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金1億8000万円(馬主の取り分は8割の1億4400万円)の安田記念にエアロロノア、1着賞金が4300万円(同3440万円)の鳴尾記念にエアサージュを登録しておりますので、私が吉原オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、かなり勝負懸かった指示を出すでしょう。