「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2024/02/05
国内に加えてベトナムなどの海外でも社会貢献活動を…
原村正紀氏

本業: エコロ・インターナショナル 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
エコロヴァルツ(共同通信杯)

担当者:馬主情報部 馬主M

原村正紀オーナーの本業は、栃木県の真岡市に本社を構え、「人にも、地球にも、未来にも優しい商品づくり」をコンセプトに、防腐剤や合成着色料などを一切使用せず、天然成分のみを使用した化粧品や健康食品などの開発や販売などを手掛けている、「エコロ・インターナショナル」の代表取締役社長です。

2000年に設立された同社は、一つでシャンプーやリンスや洗顔ソープやボディソープとして使える「マリンピュアクリスタル」が、累計販売数300万本超というロングセラーを記録しており、その他にも、世界中の優れた製品が選出される「モンドセレクション」の金賞を受賞した、免疫力を向上させる「リーファイバーGOLD」というサプリメントなど、優れた商品を数多く開発しております。

また、同社は社会貢献活動にも積極的に取り組んでおり、海外では、ベトナムに小学校を設立し、毎年、カンボジアの村に井戸を建築しており、国内では、本社を構えている真岡市の小学校と中学校と高校に、それぞれ100万円相当の寄贈などを行っており、その貢献が認められ、2017年に栃木県知事から表彰されておりました。

その他にも、経営者や起業を考えている方に向けて、講師として人材育成のセミナーを行っており、参加者はこれまでに1万人を超えるなど、様々な方面で活躍している原村オーナーは、周囲から、「非常に頼れる存在」と認識されている筈です。

馬主としての原村オーナーは、2017年からJRAで馬を走らせており、現在は、東京馬主協会の相談役を務めております。

初めの年は、出走させた頭数が少なかったこともあり、「6戦0勝・獲得賞金0円」という成績に終わっておりましたが、その後の5年間は、

2018年→1勝・獲得賞金1160万円
2019年→3勝・獲得賞金2465万円
2020年→3勝・獲得賞金5352万円
2021年→5勝・獲得賞金1億0224万円
2022年→11勝・獲得賞金1億3635万円

と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、昨年は、エコロデュエルを出走させた京都ジャンプSを制し、「初めての重賞勝ち」を飾るなど、16勝を上げ、獲得賞金は「2億7273万円」と、勝利数と賞金のどちらも一昨年を大きく上回り、キャリアハイの数字となっておりました。

そして今年は、先週までに2勝を上げ、シンザン記念に出走させたエコロブルームが2着に入ったことなどにより、獲得賞金が「3738万円」と、昨年のペースを上回っておりますので、現在の原村オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

また、原村オーナーは、「競走馬セール」と「繁殖馬セール」に参加する機会が多く、昨年は

■1月25日(水)の「ジェイエス冬季繫殖馬セール」
1頭を2145万円で落札

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
2頭を7700万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を2750万円で落札

■10月25日(水)の「ジェイエス秋季繫殖馬セール」
1頭を1320万円で落札

と、計5頭を総額1億3915万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。

当然、原村オーナーは、今年の「競走馬セール」と「繁殖馬セール」に参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の共同通信杯にエコロヴァルツを登録しておりますので、私が原村オーナーであれば、同馬を預けている牧浦先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

2024/02/05
千葉県の総合病院で2014年まで院長を務めておりました
嶋田賢(まさる)氏

本業: 医療法人積仁会・島田総合病院 理事長

今週の主な登録馬:
プラチナトレジャー(京都記念・洛陽S)
ディマイザキッド(共同通信杯)
ドーバーイーグル(帆柱山特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

嶋田賢オーナーが、JR総武本線の「銚子駅」からはタクシーで5分ほど、銚子電鉄の「観音駅」からは徒歩で3分ほどの場所にある、「医療法人積仁会・島田総合病院」(千葉県銚子市東町)の理事長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。

2014年の3月末日まで、嶋田オーナーは、同病院の院長も務めておりましたが、ご子息の一成氏が院長を務めている現在は、理事長職に専念しているそうです。

1937年、初代院長の嶋田隆氏が開業した「島田総合病院」には、現在、内科・循環器科・外科など、計12の診療科目があり、24時間体制の集中治療室や、全個室の産婦人科病棟など、「総合病院」の名に相応しい設備を備えており、私が確認したところ、同病院は、患者にベストなケアを行うため、

動脈硬化の検査などが僅か5分で行える「血圧脈波検査装置バセラ」

低被ばくで高画質な乳がん検診を行える「デジタルマンモグラフィ装置」

精密検査で5秒以内、広範囲撮影でも10秒以内で終了する「マルチスライスCT」

全身の骨密度を測定する「PRODIGY Fuga」

など、最新の医療機器を積極的に導入しております。

その他にも、在宅看護をサポートするための「訪問看護ステーション」を立ち上げるなど、時代に沿った医療を提供しており、これまでの功績が評価され、2000年には、厚生大臣から「救急医療功労者」として表彰された上、2018年には、「瑞宝小綬章」も受章しておりますので、嶋田オーナーは、地域の方から非常に厚い信頼を寄せられているのでしょう。

なお、馬主としての嶋田オーナーは、1980年頃からJRAで所有馬を走らせている大ベテランであり、ホエールキャプチャを出走させた2012年のヴィクトリアマイルで、初めてのGI勝ちを飾っております。

2016年の嶋田オーナーは、皐月賞やセントライト記念などを制したディーマジェスティの活躍などにより、9勝を上げ、「4億3923万円」というキャリアハイの賞金を獲得しておりました。

しかし、一昨年までの5年間は、

2018年→6勝・1億0778万円
2019年→5勝・8942万円
2020年→6勝・1億3650万円
2021年→9勝・1億5485万円
2022年→11勝・2億0310万円

という形で数字が伸び悩んでいたため、昨年の嶋田オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」という思惑を抱いていた筈であり、実際、昨年は、セットアップを出走させた札幌2歳Sを制するなど、キャリアハイとなる19勝を上げており、獲得賞金は「2億9908万円」と、一昨年を上回っております。

ただ、今年は先週までに1勝しか上げられておらず、獲得賞金が「812万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在の嶋田オーナーは、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えていることでしょう。

また、嶋田オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
1頭を3850万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
1頭を5500万円で落札

■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
1頭を1155万円で落札

■10月16日(月)~17日(火)の「HBAオータムセール」
1頭を770万円で落札

と、計4頭の落札に総額1億1275万円を投じておりました(落札金額は全て税込)。

当然、嶋田オーナーは今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて、潤沢な落札資金を確保しておきたい」とも考えていることでしょう

そういった中、今週は、1着賞金6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)の京都記念にプラチナトレジャー(洛陽Sにも登録)、1着賞金4100万円(同3280万円)の共同通信杯にディマイザキッドなど、3頭を特別レースに登録してきましたので、「揃って勝負懸かり」と判断するべきです。

2024/02/05
パチンコ機器の販売を手掛ける「フィールズ株式会社」と深い関わりがあります
東京ホースレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ルージュエヴァイユ(京都記念)
ルージュサリナス(クイーンC)
ルージュスエルテ(クイーンC)
レッドベルオーブ(洛陽S)
レッドヴェイロン(バレンタインS)
ルージュアルル(初音S)

担当者:馬主情報部 馬主S

「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドT4歳Sを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワライディング」です。

クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長兼社長を務めており、JRAの馬主としては、2014年の天皇賞・秋を制したスピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、クラブ法人の名称が変更された2007年に、愛馬会法人の名称も「ユーワホースクラブ」から「東京サラブレッドクラブ」となりました。

その後は、山本オーナーの奥様である山本洋子さんがクラブ法人の代表を務め、現在は「レッド」と「ルージュ」の冠名で募集馬を走らせております。

同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を制したレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを制したレッドリヴェールや、2014年の京王杯SCなど重賞を3勝したレッドスパーダや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられるでしょう。

2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を制するなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、更に2019年は、2014年と同じ54勝を上げ、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。

ただ、その後の2年間は、

2020年→40勝・獲得賞金8億9869万円
2021年→39勝・獲得賞金7億1459万円

と、成績が完全に右肩下がりとなっておりましたので、一昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返しを果たしたい」と考えていたのでしょう。

実際、一昨年は、レッドガランで中山金杯と新潟大賞典を制するなど、「44勝・獲得賞金8億2714万円」という、前年を上回る成績を残しており、更に昨年は、レッドモンレーヴで京王杯SCを制するなど、40勝を上げ、獲得賞金は「9億9149万円」と、一昨年を大きく上回っておりました。

ただ、今年は先週までに2勝しか上げられておらず、獲得賞金が「5276万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在はクラブの関係者全員が、「昨年の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。

また、「東京ホースレーシング」は、昨年の5月22日(月)、「2023年度募集馬」(現2歳世代)に関して、計52頭のラインナップを発表しておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは36頭であり、残りの16頭は、現在も出資を受け付けております。

よって、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、残りの16頭を少しでも早く満口にしたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。

そういった中、今週は、1着賞金6200万円(馬主の取り分は8割の4960万円)の京都記念にルージュエヴァイユ、1着賞金3800万円(同3040万円)のクイーンCにルージュサリナスとルージュスエルテ、1着賞金2700万円(馬主の取り分は8割の2160万円)の洛陽Sにレッドベルオーブなど、特別レースに6頭を登録しておりますので、私が「東京ホースレーシング」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2024/02/05
2006年にシンガポール航空国際Cを勝っていますね
有限会社ビッグレッドファーム

本業: 競走馬の生産・育成

今週の主な登録馬:
ナイママ(京都記念)
コスモディナー(クイーンC)
セッタレダスト(洛陽S)
コムストックロード(北九州短距離S)
レイベリング(雲雀S)
コスモダークナイト(帆柱山特別)
コスモバラタ(帆柱山特別)
フォレスタ(太宰府特別)
コスモヴィーコ(あすなろ賞)

担当者:馬主情報部 育成牧場長G

皆さんもよく知っていると思いますが、「ビッグレッドファーム」(所在地:北海道新冠郡新冠町字明和120ー4)は、「マイネル軍団の総帥」としてお馴染みだった、2021年の3月19日(金)に亡くなった岡田繁幸さんが、1974年に作った牧場でして、それからは、

1991年→静内に「ビッグレッドファーム真歌トレーニングパーク」を開場
1999年→新冠に「ビッグレッドファーム明和」を開場
2007年→茨城県の鉾田市に「ビッグレッドファーム鉾田トレーニングセンター」を開場
2011年→静内に「ビッグレッドファーム田原」を開場
2016年→静内に「ブルースターズファーム」を開場
2018年→新冠に「ビッグレッドファーム朝日」を開場
2021年→新冠に「​ビッグレッドファーム泊津」を開場

といった形でどんどん規模を大きくしていて、今の代表は、繁幸さんの奥さんの美佐子さんですね。

「コスモ」の冠名が付く馬は、確か2006年の4月まで美佐子さんの名義で走っていて、その頃の活躍馬には、2003年の朝日杯FSを勝ったコスモサンビームや、2004年の小倉2歳Sを勝ったコスモヴァレンチや、2006年のシンガポール航空国際C(G1)など、JRAと海外の重賞を4勝したコスモバルクなどがいました。

その後、「コスモ」の馬は「ビッグレッドファーム」の名義で走るようになっていて、それからの活躍馬には、2006年の北九州記念を勝ったコスモフォーチュンや、2010年のアーリントンCを勝ったコスモセンサーや、同じ年のステイヤーズSを勝ったコスモヘレノスや、2011年の中山金杯と中日新聞杯を勝ったコスモファントムや、2012年の弥生賞を勝ったコスモオオゾラや、2013年の新潟記念を勝ったコスモネモシンなどがいますね。

2011年の「ビッグレッドファーム」は、コスモファントムの活躍などで、34勝を上げて、今までで一番多い「9億2897万円」の賞金を稼いでいました。

ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、一昨年までの5年間も、

2018年→14勝・獲得賞金3億0266万円
2019年→17勝・獲得賞金4億0698万円
2020年→22勝・獲得賞金4億0154万円
2021年→23勝・獲得賞金5億1107万円
2022年→24勝・獲得賞金5億0788万円

という物足りない数字が続いていましたので、去年は、「ビッグレッドファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょうし、実際、去年は36勝を上げて、稼いだ賞金が「5億9067万円」と、一昨年を上回っていました。

そして今年は、先週までに9勝を上げて、稼いだ賞金が「1億0461万円」と、去年のペースを上回っていますから、現在は、「ビッグレッドファーム」の関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

それに、「ビッグレッドファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるにも関わらず、「競走馬セール」に参加することが多くて、去年は、

■7月4日(火)の「八戸市場」
2頭を1727万円で落札

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
2頭を1億8810万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
2頭を4840万円で落札

■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
10頭を9823万円で落札

■9月19日(火)~21日(木)の「HBAセプテンバーセール」
2頭を2035万円で落札

■10月16日(月)~17日(火)の「HBAオータムセール」
4頭を2486万円で落札

と、計22頭を3億9721万円で落札していました(落札金額は全て税込表記)。

もちろん、「ビッグレッドファーム」は、今年の「競走馬セール」にも参加するのでしょうから、今は牧場の関係者の全員が、「今後に向けて、落札資金をガッチリ稼いでおきたい」とも考えているのでしょう。

そんな中、今週は、京都記念にナイママ、クイーンCにコスモディナー、洛陽Sにセッタレダスト、北九州短距離Sにコムストックロードなど、全部で9頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、「ビッグレッドファーム」の関係者達が、それぞれの厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしている可能性が高いと私は見ています。