「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2023/10/30
福島市内で複数のパチンコ店を経営しております
宮川純造氏

本業: 株式会社北星商事 代表取締役

今週の主な登録馬:
メイクアリープ(みやこS)
ゼルトザーム(京王杯2歳S)

担当者:馬主情報部 馬主T

宮川純造オーナーの本業は、「株式会社北星商事」(福島県福島市野田町)の代表取締役です。

1965年に創業された同社は、福島市内で「三ツ星」というパチンコホールを展開しており、現在は、福島駅の近くにある「野田町店」と「野田町2号店」、飯塚線の桜水駅の近くにある「笹谷店」の計3店舗があります。

この内、同じ敷地内にあるパチンコ専門店の「野田町店」とスロット専門店の「野田町2号店」は、「福島駅から徒歩圏内」という利便性の高い立地に、合計で400機近くもの台を設置しており、「笹谷店」は、200台以上の駐車スペースを完備しており、パチンコ台とスロット台を合計すると300機以上もある大型店で、尚且つこちらも「駅の近く」という立地となっております。

そのため、福島市内の方であれば、間違いなく「パチンコ三ツ星」の存在を知っている筈ですから、「株式会社北星商事」の代表を務めている宮川オーナーは、「誰もが認める福島の有力者」と言えるでしょう。

そしてJRA馬主としての宮川オーナーは、キャリアが30年以上に及んでいる大ベテランでして、現在は福島馬主協会の理事を務めており、これまでに90頭近くを所有し、その内、過去の代表的な存在としては、2010年の札幌2歳Sを制したオールアズワンや、2011年の函館2歳Sを制したファインチョイスが挙げられます。

2011年、ファインチョイスの活躍などにより、「7勝・獲得賞金1億1292万円」という成績を残した宮川オーナーは、その後、

2012年→2勝・獲得賞金5342万円
2013年→5勝・獲得賞金1億0526万円
2014年→2勝・獲得賞金5092万円
2015年→4勝・獲得賞金1億0232万円
2016年→4勝・獲得賞金7956万円
2017年→4勝・獲得賞金6700万円
2018年→5勝・獲得賞金1億0522万円

という形で伸び悩んでおりましたが、2019年は、ヴェンジェンスを出走させたみやこSで8年振りの重賞勝ちを飾るなど、「7勝・獲得賞金1億5484万円」という、過去最高の成績を残しておりました。

しかし、その後の3年間は、

2020年→2勝・獲得賞金8070万円
2021年→2勝・獲得賞金4576万円
2022年→2勝・獲得賞金3108万円

と、再び数字が伸び悩んでおりましたので、今年を迎えるにあたり、宮川オーナーは、「必ず巻き返しを果たしたい」と強く願っていたことでしょう。

実際、今年はゼルトザームを出走させた函館2歳Sを制するなど、先週までに6勝を上げ、獲得賞金は「1億2567万円」と、既に昨年の4倍以上となっておりますので、現在の宮川オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)のみやこSにメイクアリープ、1着賞金が3800万円(同3040万円)の京王杯2歳Sにゼルトザームを登録しておりますので、私が宮川オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、どういった指示をするのか、敢えてご説明するまでもないことでしょう。

2023/10/30
早稲田大学を卒業してから1976年に起業しました
金子真人(まこと)氏

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
アーティット(アルゼンチン共和国杯)
チャックネイト(アルゼンチン共和国杯)
ユーキャンスマイル(アルゼンチン共和国杯)
ジョニーララバイ(醍醐S)
アウサンガテ(三春駒特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

一般競馬ファンにも広く知られている通り、金子真人(まこと)オーナーは、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めております。

同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。

現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。

そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、

■国内
図研テック株式会社
図研エルミック株式会社
図研ネットウエイブ株式会社
株式会社図研プリサイト
図研アルファテック株式会社
図研モデリンクス株式会社
ビジネスエンジニアリング株式会社

■海外
ZUKEN GmbH(ドイツ)
Zuken USA Inc.(アメリカ)
Zuken Vitech Inc.(アメリカ)
Zuken Korea Inc.(韓国)
Zuken Singapore Pte.Ltd(シンガポール).
Zuken Taiwan Inc.(台湾)
Zuken India Private Limited(インド)
図研上海技術開発有限公司図研上海技術開発有限公司(中国)

など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1500名以上とのことです。

同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2023年3月期」の数字は、グループ全体で、

売上高:350億7300万円
経常利益:47億3500万円

となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「優秀な経営者」と認めているのでしょう。

JRA馬主としての金子オーナーは、

1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホーク
2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ
2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ
2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト
2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ
2010年の牝馬三冠を制したアパパネ

などを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。

2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。

しかし、一昨年までの6年間は、

2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円

という形で伸び悩んでいたため、昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。

実際、昨年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、重賞7勝を含む47勝を上げ、「16億3038万円」の賞金を獲得し、一昨年の数字を大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。

ただ、今年に入ってから先週までは、フリームファクシできさらぎ賞を制し、ボッケリーニで鳴尾記念を制し、ママコチャでスプリンターズSを制しているものの、他の馬がそれほど活躍できていないことから、先週までの獲得賞金が「11億5277万円」と、昨年の同時期(10月30日【日】まで)の「14億6871万円」を大きく下回っておりますので、現在の金子オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。

また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月10日(月)~11日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計12頭の落札に総額17億4790万円を投じておりました(落札金額は全て税込表記)。

したがって、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)のアルゼンチン共和国杯にアーティット、チャックネイト、ユーキャンスマイルなど、特別レースに5頭を登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれの馬を預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2023/10/30
ステイゴールドなどが代表的な存在です
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
グランオフィシエ(アルゼンチン共和国杯)
ゼッフィーロ(アルゼンチン共和国杯)
ヒートオンビート(アルゼンチン共和国杯)
テラメリタ(ファンタジーS)
バンデルオーラ(みちのくS)
オンザダブル(フルーツラインC・貴船S)
フィロロッソ(秋陽ジャンプS)
スタティスティクス(衣笠特別)
ラウルピドゥ(三陸特別)
レリジールダモーレ(河北新報杯)
カップコルス(土湯温泉特別・三春駒特別)
コールパルフェ(土湯温泉特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

私が改めてご説明するまでもなく、一般競馬ファンでもよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。

1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、

1986年のダービーなどを制したダイナガリバー
1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイ
1995年の皐月賞などを制したジェニュイン
1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェロー
2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールド
2003年のダービーなどを制したネオユニヴァース
2004年の桜花賞などを制したダンスインザムード
2005年の有馬記念などを制したハーツクライ

といった名前が挙げられるでしょう。

この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、過去最多である「33億3401万円」の賞金を獲得しております。

2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、

2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)

と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から一昨年までの4年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりましたので、昨年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。

実際、昨年は、JRAに於いて、スターズオンアースで桜花賞とオークスを制するなど、計99勝を上げ、前年を大きく上回る「25億3780万円」の賞金を獲得し、尚且つ、レッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制したステイフーリッシュの活躍により、海外で「約3億0252万円」の賞金を獲得しました。

その上、今年も好調が続いていて、海外では、シルヴァーソニックを出走させたレッドシーターフHを制し、1着賞金150万ドル(約2億0469万円)を獲得しており、JRAでは、ソールオリエンスで皐月賞を制し、プログノーシスで札幌記念を制するなど、先週までに重賞9勝を含む84勝を上げ、「26億4551万円」の賞金を獲得し、「馬主リーディング3位」となっており、既に昨年の数字を上回っております。

もちろん、現在は「社台レースホース」の関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。

そういった中、今週は、アルゼンチン共和国杯にグランオフィシエとゼッフィーロとヒートオンビート、ファンタジーSにテラメリタなど、特別レースに12頭を登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2023/10/30
大阪の拠点に加えて東京都港区虎ノ門などにも支店が…
前田幸治氏

本業: アイテック株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
インプレス(アルゼンチン共和国杯)
キャンシーエンゼル(ファンタジーS)

※前田晋二オーナーの所有馬
ロータスワンド(ファンタジーS)

担当者:馬主情報部 馬主N

前田幸治オーナーは、地下で大阪梅田駅と直結している、「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」の29階に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている、「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めております。

1981年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2022年3月期」の売上高は「210億円」という素晴らしい数字となっておりました。

そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に27の支店を構えており、約2500名の従業員を擁しておりますので、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。

また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの馬場などを有している上、同牧場の関連施設として、100ヘクタールの広大な敷地で、主に1歳馬の中期育成を行う「ノースヒルズ清畠」(北海道沙流郡日高町)と、800mのウッドチップ坂路コースや800mの周回ダートコースを有し、デビュー前の2歳馬や現役の競走馬に本格的なトレーニングを行う「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。

2020年の牡馬三冠を制したコントレイルは、「ノースヒルズ」の生産馬であり、「ノースヒルズ清畠」の育成馬です。

「大山ヒルズ」のゼネラルマネージャーを務めている斎藤慎氏は、「広大な敷地を有するノースヒルズ清畠が完成してからは、馬のつくりが違う。丈夫な馬が多くなった」と話しておりました。

また、前田オーナーは、先述した通り、生産牧場の「ノースヒルズ」を有するオーナーブリーダーですが、イギリスでは「ジェネシス・グリーン・スタッド」、アメリカでは「レーンズエンドファーム」、アイルランドでは「キルティナン・カッスル・スタッド」など、海外の生産施設にも繁殖牝馬を預けております。

前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。

馬主としての前田オーナーは、私が確認したところ、1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、2014年のダービーを制したワンアンドオンリーや、2016年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられます。

前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとマイルCS南部杯とジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しておりました。

しかし、その後は成績が伸び悩み、一昨年までの3年間も、

2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
2021年→19勝・獲得賞金3億6400万円

と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりましたので、昨年の前田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。

実際、昨年は、ジャンダルムでスプリンターズSを制するなど、重賞4勝を含む22勝を上げ、前年の倍近くとなる「7億1019万円」の賞金を獲得し、尚且つ、クリンチャーで地方交流重賞の名古屋大賞典を制しております。

しかし、今年に入ってから先週までは、10勝を上げているものの、特別レースを1勝しかできていないことなどから、獲得賞金は「2億4633万円」と、まだ昨年の3割にも達しておりません(エミューがフラワーCを制した時はノースヒルズの名義)。

当然、現在のオーナーは、「早急に昨年の勢いを取り戻したい」と考えている筈です。

また、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーでありながら、毎年のように、自身の名義と「ノースヒルズ」の名義で多くの「競走馬セール」に参加しており、今年も、

■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
4頭を7億9860万円で落札

■7月25日(火)~26日(水)の「HBAセレクションセール」
4頭を1億5510万円で落札

■8月21日(月)~25日(金)の「HBAサマーセール」
5頭を7645万円で落札

と、計13頭を10億3015万円で落札しております(落札金額は全て税込表記)。

当然、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)のアルゼンチン共和国杯にインプレス、1着賞金2900万円(同2320万円)のファンタジーSにキャンシーエンゼルを登録しておりますので、私がオーナーであれば、それぞれの厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。

また、今週は、前田オーナーの弟であるため、「完全に財布が同じ」と言える前田晋二オーナーが、ファンタジーSにロータスワンドを登録しておりますので、この馬も、全く同じ理由で「勝負懸かり」と考えておくべきです。