「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2023/02/28
2014年に「野球殿堂入り」を果たしております
佐々木主浩(かづひろ)氏

本業: 野球解説者

今週の主な登録馬:
グランヴィノス(弥生賞)

担当者:馬主情報部 馬主M

佐々木主浩(かづひろ)オーナーが、1990年に「大洋ホエールズ」(現在の横浜DeNAベイスターズ)に入団し、速球と鋭いフォークボールなどを武器に日本球界を代表する抑えの切り札となり、2000年にメジャーリーグの「シアトル・マリナーズ」に移籍してからも大活躍し、日米通算381セーブを記録した元プロ野球選手であるのは、誰でもよく知っているようなことですから、私が改めて説明するまでもないでしょう。

佐々木オーナーは、トルネード投法で日米通算201勝を上げた野茂英雄氏と、西武ライオンズ時代に6度の日本一に貢献した秋山幸二氏と共に、2014年に「野球殿堂入り」を果たしており、同年の12月2日(火)に「帝国ホテル」で行われた佐々木オーナーの「野球殿堂入り祝賀パーティー」には、

「横浜ベイスターズ」時代の恩師である権藤博氏
「シアトル・マリナーズ」時代に同僚だったイチロー氏
プロゴルファーの青木功氏
演歌界の大御所でキタサンブラックの馬主としてもお馴染みの北島三郎氏

など、総勢800名近くが出席したそうですから、現役を退いた後も佐々木オーナーは、多くの方から厚い信頼を寄せられているのは間違いありません。

現在の佐々木オーナーは、「TBSテレビ」と「ニッポン放送」と「日刊スポーツ」で野球解説者を務めている上、奥様の榎本加奈子さんと共同で、「Kanakoのスープカレー屋さん」を経営しており、現在は、札幌市中央区に1店舗、仙台市青葉区に1店舗、泉区に1店舗、横浜市金沢区に1店舗を構えております。

なお、佐々木オーナーは、まず2006年に地方競馬の馬主資格を取得し、翌年にJRAの馬主資格を取得しており、そのきっかけは、鮨屋で偶然会った近藤利一オーナー(故人)から、馬主になることを勧められたからであり、実際、JRAで初めて所有した馬には、近藤オーナーの冠名と、佐々木オーナー自身の代名詞である「大魔神」を組み合わせた、「アドマイヤマジン」という名前を付けておりました。

JRAの個人馬主資格を取得してからは、初めの内こそ、特に目立つ成績ではなかったものの、ヴィルシーナを出走させた2012年のクイーンCに於いて初の重賞勝ちを飾ると、その後は、同馬で2013年と2014年のヴィクトリアマイルを連覇しており、他にも、ヴィブロスを出走させた2016年の秋華賞や、シュヴァルグランを出走させた2017年のジャパンCを制するなど、これまでにJRAの重賞を11勝している上、ヴィブロスを出走させた2017年のドバイターフで「初の海外G1勝ち」を飾っております。

2017年の佐々木オーナーは、JRAに於いて、先述したシュヴァルグランの活躍などにより、過去最高となる「5億9127万円」の賞金を獲得しておりました。

しかし、翌年以降は、

2018年:2勝・獲得賞金2億5822万円
2019年:3勝・獲得賞金5303万円
2020年:4勝・獲得賞金1億5377万円
2021年:2勝・獲得賞金2359万円
2022年:3勝・獲得賞金6047万円

という形で成績が伸び悩んでおり、今年に至っては、先週までが「8戦0勝・獲得賞金828万円」という状況です。

当然、現在の佐々木オーナーは、「早急に今年の初勝利を上げて、巻き返しのきっかけとしたい」と強く願っているのでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の弥生賞にグランヴィノスを登録しておりますので、私が佐々木オーナーであれば、この馬を預けている友道先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2023/02/28
勝利数ではトップとなっておりますが
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
タスティエーラ(弥生賞)
レヴォルタード(弥生賞)
サーマルソアリング(チューリップ賞)
ペリファーニア(チューリップ賞)
ジュビリーヘッド(オーシャンS)
シュヴァリエローズ(大阪城S)
アルトシュタット(戎橋S)
カーディナル(湾岸S)
ソルドラード(湾岸S)
パラレルヴィジョン(湾岸S)
ラインハイト(湾岸S)

担当者:馬主情報部 馬主O

過去に私や他の方がお伝えしている通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身でして、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。

2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、現在は、経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」で、一昨年の2月に出版した「鳴かずのカッコウ」(小学館)の続編となる「チャイナ・トリガー」を連載中です。

また、昨年の7月27日(水)には、「ウルトラ・ダラー」と「スギハラ・サバイバル」(小学館)の続編となる、「武漢コンフィデンシャル」(小学館)という新作の小説を出版しております。

これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。

また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などに於いて、ウクライナ情勢の解説をする機会が増えております。

2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。

更にその後も、一昨年まで、

2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)

という好成績を残しており、特に2019年は、皐月賞を制したサートゥルナーリア、宝塚記念と有馬記念を制したリスグラシュー、チャンピオンズCを制したクリソベリル、阪神ジュベナイルFを制したレシステンシアなどの活躍により、過去最高の賞金を獲得していたものの、「馬主リーディング1位」を逃し続けております。

また、昨年は、ヴェラアズールでジャパンCを制するなど、重賞を7勝したものの、最終的な成績は「94勝・獲得賞金26億6432万円」というものであり、勝利数と賞金のどちらも前年を大きく下回ってしまいました。

したがって、今年は「キャロットファーム」の関係者全員が、「昨年からの巻き返しを図りたい」、「馬主リーディングの1位に返り咲きたい」と考えている筈であり、実際、先週までに23勝を上げ、勝利数ではトップとなっておりますが、重賞を勝てていないことなどから、獲得賞金は「3億9944万円」であり、「4億4787万円」を獲得して1位の「サンデーレーシング」に5000万円弱の差を付けられております。

それ故、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを多く勝ち、サンデーレーシングとの差を詰めたい」と強く願っている筈であり、そういった中、今週は、

1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の弥生賞
タスティエーラとレヴォルタード

1着賞金5200万円(同4160万円)のチューリップ賞
サーマルソアリングとペリファーニア

1着賞金4300万円(同3440万円)のオーシャンS
ジュビリーヘッド

など、計11頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2023/02/28
フェアリーSを勝って、いいスタートを切りましたけど
ミルファーム

本業: 競走馬の生産と育成

今週の主な登録馬:
キタウイング(チューリップ賞)

担当者:馬主情報部 育成牧場長G

浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進んで、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がって、それから2キロくらい走ると右側に見えてきます。

代表の清水敏(さとし)さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村証券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「JAひだか東」の理事と、「福島馬主協会」の理事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。

今の「ミルファーム」は、浦河に「本場」と「オーシャンビューファーム」を、千葉県の市原市に「ミルファーム千葉」を構えていて、今までに300頭以上を生産しています。

この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンの名前が挙げられるでしょう。

確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2012年に「12勝・獲得賞金1億6172万円」という成績を残すと、それからは毎年2ケタの勝ち星を上げていて、2020年は、「19勝・獲得賞金3億6431万円」という好成績を残していました。

でも、一昨年は「14勝・獲得賞金3億1001万円」という成績で、前の年を大きく下回ってしまいましたから、去年は、「ミルファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。

実際、去年は、ビリーバーを使ったアイビスSDで、持ち馬では初めての重賞勝ちを飾っていますし、その他にも、キタウイングで新潟2歳Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、稼いだ賞金は「4億3124万円」と、今までで一番の数字だったんですよ。

そして今年は、キタウイングでフェアリーSを勝って、いいスタートを切りましたけど、その翌週から先週までは、完全に勢いが止まってしまって、「持ち馬が88連敗中」になっています。

もちろん、今は「ミルファーム」の関係者全員が、「早く持ち馬の連敗を止めたい」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が5200万円(馬主の取り分は8割の4160万円)のチューリップ賞にキタウイングなど、賞金の高い特別レースに2頭を登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますね。

2023/02/28
昨年は巻き返しに成功したものの
ノルマンディーサラブレッドレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
チェアリングソング(オーシャンS)
マリアズハート(オーシャンS)
オルダージュ(戎橋S)
シュヴェルトライテ(戎橋S)
アウスヴァール(湾岸S)

担当者:馬主情報部 馬主N

「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、2011年の6月に設立された、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、その母体は、2007年の有馬記念を勝ったマツリダゴッホや、交流重賞を19勝したスマートファルコンや、2016年のチャンピオンズCや2017年のJBCクラシックなど、JRAと地方交流の重賞を4勝したサウンドトゥルーや、昨年の菊花賞や今年の天皇賞・春や宝塚記念などを制したタイトルホルダーといった、数多くの活躍馬を生産している「岡田スタッド」です。

この「岡田スタッド」の代表は、一昨年の3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総師」こと岡田繁幸オーナーの弟、岡田牧雄オーナーが務めております。

また、クラブ法人・「ノルマンディーサラブレッドレーシング」の代表を務めているのは、岡田牧雄オーナーの長男、岡田将一(まさかず)氏で、愛馬会法人・「ノルマンディーオーナーズクラブ」の代表を務めているのは、三男の岡田壮史(たけふみ)氏です。

「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、設立から現在までに、JRAで300頭以上を走らせており、「最初の世代」が2歳だった2013年は、出走させた頭数が少なかったため、「2勝・獲得賞金3775万円」という数字に留まっておりましたが、2017年までは、

2014年→11勝・獲得賞金1億0916万円
2015年→12勝・獲得賞金1億7126万円
2016年→39勝・獲得賞金5億5720万円
2017年→29勝・獲得賞金6億3678万円

と記せば分かる通り、賞金が「右肩上がり」となっておりました。

その後の2年間は、

2018年→27勝・獲得賞金4億6519万円
2019年→32勝・獲得賞金5億3655万円

と、2017年の数字を下回ったものの、2020年は、デアリングタクトが桜花賞とオークスと秋華賞を制するなど、37勝を上げ、過去最高となる「11億0426万円」の賞金を獲得しております。

しかし一昨年は、「28勝・獲得賞金6億4199万円」という成績に終わり、前年の数字を大きく下回っておりました。

したがって、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と強く願っていた筈であり、実際、昨年は、「38勝・獲得賞金7億8856万円」という成績を残し、一昨年を大きく上回っております。

ただ、今年に入ってから先週までは、5勝を上げているものの、この内の4戦が平場であることなどから、獲得賞金は「8811万円」と、昨年の1割強に留まっておりますので、現在はクラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを多く勝ちたい」という思惑を抱いていることでしょう。

そういった中、「ノルマンディーサラブレッドレーシング」は、今週、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のオーシャンSにチェアリングソングとマリアズハートなど、賞金の高い特別レースに計5頭を登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。