注目馬主
2022/10/31
川崎重工が開発する航空機に管理システムが導入されております
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)
本業: 株式会社図研 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
カントル(アルゼンチン共和国杯)
ボスジラ(アルゼンチン共和国杯)
ユーキャンスマイル(アルゼンチン共和国杯)
トゥーテイルズ(ファンタジーS)
ジョニーズララバイ(道頓堀S)
担当者:馬主情報部 馬主M
金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「ビジネスエンジニアリング株式会社」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2022年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:315億0200万円
経常利益:41億7700万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの6年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、今年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、先週までに重賞の7勝を含む40勝を上げ、「14億6870万円」の賞金を獲得し、昨年のペースを大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
もちろん、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月11日(月)~12日(火)に行われた今年の同セールに於いても、3億3000万円で落札した「ラルケットの2022」(牡・父サートゥルナーリア)や、2億7500万円で落札した「アウェイクの2021」(牡・父エピファネイア)など、計10頭の落札に総額15億3560万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)のアルゼンチン共和国杯:カントルとボスジラとユーキャンスマイル
1着賞金2900万円(同2320万円)のファンタジーS:トゥーテイルズ
など、計5頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に、迷わずメイチの勝負仕上げを指示します。
本業: 株式会社図研 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
カントル(アルゼンチン共和国杯)
ボスジラ(アルゼンチン共和国杯)
ユーキャンスマイル(アルゼンチン共和国杯)
トゥーテイルズ(ファンタジーS)
ジョニーズララバイ(道頓堀S)
担当者:馬主情報部 馬主M
金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「ビジネスエンジニアリング株式会社」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2022年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:315億0200万円
経常利益:41億7700万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの6年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、今年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、先週までに重賞の7勝を含む40勝を上げ、「14億6870万円」の賞金を獲得し、昨年のペースを大きく上回っており、尚且つ、ノットゥルノで地方交流G1のジャパンダートダービーを制しております。
もちろん、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月11日(月)~12日(火)に行われた今年の同セールに於いても、3億3000万円で落札した「ラルケットの2022」(牡・父サートゥルナーリア)や、2億7500万円で落札した「アウェイクの2021」(牡・父エピファネイア)など、計10頭の落札に総額15億3560万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)のアルゼンチン共和国杯:カントルとボスジラとユーキャンスマイル
1着賞金2900万円(同2320万円)のファンタジーS:トゥーテイルズ
など、計5頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に、迷わずメイチの勝負仕上げを指示します。
2022/10/31
元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていましたし…
ゴドルフィン
本業: 競走馬管理団体
今週の主な登録馬:
クリーンスレイト(錦秋S)
アフリカンゴールド(アルゼンチン共和国杯)
ヤクシマ(京王杯2歳S)
バーニーフォールズ(飯坂温泉特別)
シーニックウェイ(蛍池特別)
メズメライザー(安芸S)
ブレスレスリー(道頓堀S)
担当者:馬主情報部 馬主H
「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、確か道内に7つの牧場を持つまでになっていますし、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役としていますわ。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の2年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
という形で成績が下がっていましたし、今年も、先週までが「62勝・獲得賞金12億5148万円」という成績で、勝利数と獲得賞金のどちらも、まだ2019年の6割くらいですから、現在のモハメド殿下は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけとしたい」と考えているのでしょうね。
また、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですけど、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」や「パカパカファーム」の名義などで馬を落札する機会が非常に多くて、昨年は、私が確認しているだけで、計26頭を約23億7610万円で落札していましたし、今年も、私が確認しているだけで、
■1月11日(火)~17日(月)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
1頭を16万豪ドル(約1316万円)で落札
■4月5日(火)~6日(水)の「イングリス・イースター・イヤリングセール」(オーストラリア)
計2頭を68万豪ドル(約6355万円)で落札
■4月11日(月)~13日(水)の「タタソールズ・クレイヴン・ブリーズアップセール」(イギリス)
1頭を31万ギニー(約5251万円)で落札
■8月13日(土)~15日(月)の「アルカナ・オーガスト・イヤリングセール」(フランス)
6頭を555万ユーロ(約7億6000万円)で落札
と、計10頭を約8億8922万円で落札していますの。
もちろん、これまでの経緯を踏まえれば、今後の「競走馬セール」でも、多くの馬を落札する筈ですから、現在は、「セール資金を少しでも潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、
1着賞金1840万円(馬主の取り分は8割の1472万円)の錦秋S→クリーンスレイト
1着賞金5700万円(同4560万円)のアルゼンチン共和国杯→アフリカンゴールド
1着賞金3800万円(同3040万円)の京王杯2歳S→ヤクシマ
など、計7頭を賞金の高い特別レースに登録していますから、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。
本業: 競走馬管理団体
今週の主な登録馬:
クリーンスレイト(錦秋S)
アフリカンゴールド(アルゼンチン共和国杯)
ヤクシマ(京王杯2歳S)
バーニーフォールズ(飯坂温泉特別)
シーニックウェイ(蛍池特別)
メズメライザー(安芸S)
ブレスレスリー(道頓堀S)
担当者:馬主情報部 馬主H
「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場の本場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、確か道内に7つの牧場を持つまでになっていますし、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役としていますわ。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の2年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
という形で成績が下がっていましたし、今年も、先週までが「62勝・獲得賞金12億5148万円」という成績で、勝利数と獲得賞金のどちらも、まだ2019年の6割くらいですから、現在のモハメド殿下は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけとしたい」と考えているのでしょうね。
また、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですけど、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」や「パカパカファーム」の名義などで馬を落札する機会が非常に多くて、昨年は、私が確認しているだけで、計26頭を約23億7610万円で落札していましたし、今年も、私が確認しているだけで、
■1月11日(火)~17日(月)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
1頭を16万豪ドル(約1316万円)で落札
■4月5日(火)~6日(水)の「イングリス・イースター・イヤリングセール」(オーストラリア)
計2頭を68万豪ドル(約6355万円)で落札
■4月11日(月)~13日(水)の「タタソールズ・クレイヴン・ブリーズアップセール」(イギリス)
1頭を31万ギニー(約5251万円)で落札
■8月13日(土)~15日(月)の「アルカナ・オーガスト・イヤリングセール」(フランス)
6頭を555万ユーロ(約7億6000万円)で落札
と、計10頭を約8億8922万円で落札していますの。
もちろん、これまでの経緯を踏まえれば、今後の「競走馬セール」でも、多くの馬を落札する筈ですから、現在は、「セール資金を少しでも潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、
1着賞金1840万円(馬主の取り分は8割の1472万円)の錦秋S→クリーンスレイト
1着賞金5700万円(同4560万円)のアルゼンチン共和国杯→アフリカンゴールド
1着賞金3800万円(同3040万円)の京王杯2歳S→ヤクシマ
など、計7頭を賞金の高い特別レースに登録していますから、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。
2022/10/31
7頭に込められた思惑は
社台レースホース
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
グランオフィシエ(ノベンバーS)
シルヴァーソニック(アルゼンチン共和国杯)
ヒートオンビート(アルゼンチン共和国杯)
ラストドラフト(アルゼンチン共和国杯)
スクリーンプロセス(河北新報杯)
ポメランチェ(飯坂温泉特別)
スタティスティクス(土湯温泉特別)
担当者:馬主情報部 馬主Y
私が改めてご説明するまでもなく、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1995年の皐月賞などを制したジェニュインや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールドや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられるでしょう。
そして、この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの4年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりますので、今年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、スターズオンアースで桜花賞とオークスを制するなど、先週までに82勝を上げ、獲得賞金は「20億0266万円」と、昨年の同時期(10月まで)の「18億0733万円」を大きく上回り、「馬主リーディング」は「3位」となっており、尚且つ、レッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制したステイフーリッシュの活躍により、海外で「約3億0252万円」の賞金を獲得しております。
もちろん、現在はクラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金1840万円(馬主の取り分は8割の1472万円)のノベンバーS:グランオフィシエ
1着賞金5700万円(同4560万円)のアルゼンチン共和国杯:シルヴァーソニックとヒートオンビートとラストドラフト
など、計7頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
グランオフィシエ(ノベンバーS)
シルヴァーソニック(アルゼンチン共和国杯)
ヒートオンビート(アルゼンチン共和国杯)
ラストドラフト(アルゼンチン共和国杯)
スクリーンプロセス(河北新報杯)
ポメランチェ(飯坂温泉特別)
スタティスティクス(土湯温泉特別)
担当者:馬主情報部 馬主Y
私が改めてご説明するまでもなく、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1995年の皐月賞などを制したジェニュインや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールドや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられるでしょう。
そして、この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの4年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりますので、今年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、スターズオンアースで桜花賞とオークスを制するなど、先週までに82勝を上げ、獲得賞金は「20億0266万円」と、昨年の同時期(10月まで)の「18億0733万円」を大きく上回り、「馬主リーディング」は「3位」となっており、尚且つ、レッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制したステイフーリッシュの活躍により、海外で「約3億0252万円」の賞金を獲得しております。
もちろん、現在はクラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金1840万円(馬主の取り分は8割の1472万円)のノベンバーS:グランオフィシエ
1着賞金5700万円(同4560万円)のアルゼンチン共和国杯:シルヴァーソニックとヒートオンビートとラストドラフト
など、計7頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
2022/10/31
人材派遣などを手掛けている企業の代表取締役社長です
原禮子(れいこ)氏
本業: 株式会社オメガコンサルタンツ 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
オメガパフューム(みやこS)
オメガラヴィサン(道頓堀S)
担当者:馬主情報部 馬主N
皆様もよくご存知の通り、原禮子(れいこ)オーナーは、JR池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある「東京信用金庫本店ビル」(東京都豊島区東池袋)の9階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタント業などを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長を務めております。
同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在であり、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけに留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった企業が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しておりますので、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。
1996年にJRAの個人馬主資格を取得し、1998年から所有馬を走らせている原オーナーは、既に馬主キャリアが20年以上に及ぶベテランであり、現在は「新潟馬主協会」の副会長理事を務めております。
また、これまでに80頭以上を所有し、その中の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスなど、国内外の重賞を4勝したヌーヴォレコルトが挙げられるでしょう。
原オーナーが、JRAで過去最高の成績を残したのは2014年であり、この年は、「17勝・獲得賞金4億9464万円」という数字を記録しておりました。
しかし、その後は、オメガパフュームが地方交流G1の東京大賞典を2018年から4連覇するなど、地方で多くの賞金を獲得しているものの、JRAでは、
2015年→11勝・獲得賞金3億4612万円
2016年→5勝・獲得賞金1億6307万円
2017年→6勝・獲得賞金1億1876万円
2018年→12勝・獲得賞金2億4828万円
2019年→8勝・獲得賞金1億4813万円
2020年→8勝・獲得賞金1億9278万円
2021年→9勝・獲得賞金1億6675万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりましたので、今年の原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、オメガパフュームでアンタレスSを制するなど、先週までに7勝を上げ、獲得賞金は「1億6474万円」と、昨年の数字を上回るのは時間の問題となっております。
もちろん、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、原オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、7月12日(月)~13日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、2頭を6270万円で落札していた上、今年も、
■5月16日(月)の「千葉サラブレッドセール」→1頭を2541万円で落札
■7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」→2頭を6710万円で落札
と、計3頭を9251万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」という思惑を抱いている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)のエルムSにオメガパフューム、1着賞金1840万円(同1472万円)の道頓堀Sにオメガラヴィサンと、賞金の高い特別レースに2頭を登録しておりますので、私が原オーナーであれば、この2頭を預けている安田翔伍先生に対し、かなり勝負懸かった指示を出すでしょう。
本業: 株式会社オメガコンサルタンツ 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
オメガパフューム(みやこS)
オメガラヴィサン(道頓堀S)
担当者:馬主情報部 馬主N
皆様もよくご存知の通り、原禮子(れいこ)オーナーは、JR池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある「東京信用金庫本店ビル」(東京都豊島区東池袋)の9階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタント業などを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長を務めております。
同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在であり、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけに留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった企業が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しておりますので、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。
1996年にJRAの個人馬主資格を取得し、1998年から所有馬を走らせている原オーナーは、既に馬主キャリアが20年以上に及ぶベテランであり、現在は「新潟馬主協会」の副会長理事を務めております。
また、これまでに80頭以上を所有し、その中の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスなど、国内外の重賞を4勝したヌーヴォレコルトが挙げられるでしょう。
原オーナーが、JRAで過去最高の成績を残したのは2014年であり、この年は、「17勝・獲得賞金4億9464万円」という数字を記録しておりました。
しかし、その後は、オメガパフュームが地方交流G1の東京大賞典を2018年から4連覇するなど、地方で多くの賞金を獲得しているものの、JRAでは、
2015年→11勝・獲得賞金3億4612万円
2016年→5勝・獲得賞金1億6307万円
2017年→6勝・獲得賞金1億1876万円
2018年→12勝・獲得賞金2億4828万円
2019年→8勝・獲得賞金1億4813万円
2020年→8勝・獲得賞金1億9278万円
2021年→9勝・獲得賞金1億6675万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりましたので、今年の原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、オメガパフュームでアンタレスSを制するなど、先週までに7勝を上げ、獲得賞金は「1億6474万円」と、昨年の数字を上回るのは時間の問題となっております。
もちろん、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、原オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、7月12日(月)~13日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、2頭を6270万円で落札していた上、今年も、
■5月16日(月)の「千葉サラブレッドセール」→1頭を2541万円で落札
■7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」→2頭を6710万円で落札
と、計3頭を9251万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」という思惑を抱いている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)のエルムSにオメガパフューム、1着賞金1840万円(同1472万円)の道頓堀Sにオメガラヴィサンと、賞金の高い特別レースに2頭を登録しておりますので、私が原オーナーであれば、この2頭を預けている安田翔伍先生に対し、かなり勝負懸かった指示を出すでしょう。