「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2022/09/20
「世界シェア70%」を誇る検査機メーカーの会長です
窪田芳郎氏

本業: 株式会社東京ウエルズ 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
キングオブドラゴン(オールカマー)
フライライクバード(オールカマー)

担当者:馬主情報部 馬主M

窪田芳郎オーナーの本業が、「都営浅草線・馬込駅」(東京都大田区)の近くに本社を構え、電子部品製造機器の設計・製造・販売などを手掛けている、「株式会社東京ウエルズ」の代表取締役会長であるのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1971年に設立された同社は、電子部品の製造設備を世界中のメーカーに供給しており、その中でも、高速測定テーピング機のTWA-6000シリーズは、累計の出荷台数が1万台を超える「業界標準機」となっており、電子部品の測定や外観検査やテープリール包装を行う「検査機」に於いて、「世界シェア70%」という驚異的な数字を誇っております。
そして現在は、東京都大田区の本社に加え、国内に、「沼津第一事業所」(静岡県)、「沼津第二事業所」、「松本事業所」(長野県)、「朝来事業所」(兵庫県)、「飯田研究所」(長野県)、「上越研究所」(新潟県)、「仙台研究所」(宮城県)、「柏研究所」(千葉県)という8つの拠点を有している上、中国の蘇州と深セン、台湾、フィリピンにも事業拠点を構えており、2022年3月期の売上高は「312億円」となっておりますので、同社の代表取締役会長である窪田オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、オーナーのご子息で、同じくJRAの馬主である窪田康志オーナーは、各種映像の制作業務や、各種イベントの撮影・収録業務などを手掛けている、「株式会社ワイケープロデュース」と「ケーアールケープロデュース株式会社」の代表取締役を務めております。
「ケーアールケープロデュース」の主要取引先には、「電通」、「光文社」、「BSフジ」、「日本コロムビア」、「リクルート」、「サイバーエージェント」といった大手企業が名を連ねており、両社を合わせて約130名を雇用しておりますので、それらを取り仕切っている康志オーナーも、「父親譲りの優秀な経営者」と言える筈です。
馬主としての窪田オーナーは、確か2005年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2007年のシリウスSを制したドラゴンファイヤー、2018年の中京記念を制したグレーターロンドン、昨年のファルコンSを制したルークズネストなどが挙げられるでしょう。
更に、窪田オーナーは海外でも馬を所有しており、昨年は、イギリスのG1レース、6月18日(金)に行われたコモンウェルスC(アスコット競馬場・芝1200m)と、7月10日(土)に行われたジュライC(ニューマーケット競馬場・芝1200m)で、所有馬のドラゴンシンボルが、2戦続けて2着に入っております。
話をJRAでのことに戻しますと、2015年の窪田オーナーは、10勝を上げ、「2億1844万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、一昨年までの5年間は、
2016年→1億0707万円
2017年→1億6182万円
2018年→1億3971万円
2019年→1億4959万円
2020年→1億6983万円
という形で賞金が伸び悩んでいたため、昨年の窪田オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、ルークズネストでファルコンSを制するなど、15勝を上げ、獲得賞金は「3億6693万円」と、キャリアハイの数字を記録しております。
ただ、今年は完全に勢いが止まっており、9月19日(月)までの成績が「6勝・獲得賞金1億6594万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマーにキングオブドラゴンとフライライクバードの2頭を登録しておりますので、私が芳郎オーナーであれば、前者を預けている矢作先生と後者を預けている友道先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2022/09/20
設立から6年後にダービーを制しております
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ソーヴァリアント(オールカマー)
ボルドグフーシュ(神戸新聞杯)
ポートロイヤル(清秋ジャンプS)
カンティプール(夕月特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1995年の皐月賞などを制したジェニュインや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールドや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられるでしょう。
そして、この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの4年間が「4位」と順位を落としており、獲得賞金も、2004年と比べると物足りない数字が続いておりますので、今年は、クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、スターズオンアースで桜花賞とオークスを制するなど、9月19日(月)までに68勝を上げ、獲得賞金は「16億8336万円」と、昨年の同時期(9月20日【日】まで)の「15億9879万円」を上回っており、「馬主リーディング」は「3位」に付けている上、レッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制したステイフーリッシュの活躍により、海外で「約3億0252万円」の賞金を獲得しております。
もちろん、現在はクラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、もっと勢いを付けたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)のオールカマー→ソーヴァリアント
1着賞金5400万円(同4320万円)の神戸新聞杯→ボルドグフーシュ
1着賞金1650万円(同1320万円)の清秋ジャンプS→ポートロイヤル
1着賞金1510万円(同1208万円)の夕月特別→カンティプール
と、計4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2022/09/20
「ABCマート」の最高顧問ですわね
三木正浩氏

本業: 株式会社ABCマート 最高顧問

今週の主な登録馬:
ジャスティンパレス(神戸新聞杯)

担当者:馬主情報部 馬主H

三木正浩オーナーは、東京都渋谷区の道玄坂に本社を構えて、靴の小売業などを手掛けている「株式会社ABCマート」の創業者でして、2007年の8月まで同社の代表取締役会長を務めていて、現在は最高顧問を務めていますの。
1955年、三重県伊勢市に生まれた三木オーナーは、名古屋市立享栄高校から、東邦学園短期大学に進学して、ここを卒業してから、ゴルフクラブ・ゴルフ用品の販売などを手掛けている「スクエアツウ・ジャパン株式会社」に入社しましたわ。
それから3年後、同社を退社した三木オーナーは、1985年に、「ABCマート」の前身となる「株式会社国際貿易商事」を東京都新宿区で設立しましたの。
1986年、買い付けのためにロンドンを訪れていた三木オーナーは、ブーツのブランド「HAWKINS(ホーキンス)」と日本の代理店契約を結んで、それからは、同社の靴を低価格で販売し大ヒットさせていましたわ。
1987年、東京都荒川区に移転した「株式会社国際貿易商事」は、社名を「株式会社インターナショナル・トレーディング・コーポレーション」に変更して、それから、1990年に靴の小売業を始めるため、「有限会社ABCマート」を設立して、初出店した「上野アメ横店」では、1店舗だけで年商25億円を売り上げていましたの。
三木オーナーは、その後も、
1991年→アメリカのスケートボード靴メーカー・「Vans(バンズ)」と国内総代理店契約を締結
1994年→「Vans」の国内商標使用契約を締結
1995年→「HAWKINS」の商標権を完全取得
1997年→「有限会社ABCマート」を改組し、「株式会社ABCマート」に商号変更
2000年→ジャスダックに上場
2002年→東証一部に上場
2004年→「株式会社エス・ジー・シューズ・カンパニー」を吸収合併
といった形で急速に事業を拡大させて、現在、「ABCマート」は、連結の売上高が「2439億4600万円」(2022年2月期)を記録するほどの大企業に成長していますので、一代でこの礎を築いた三木オーナーのことは、誰もが「非常に優秀な経営者」と認めているのでしょうね。
馬主としての三木オーナーは、2019年からJRAで馬を走らせていて、この年の10月19日(土)には、オーナーにとって馬主デビューだった新馬戦で、ジャスティンリーチが見事に初勝利を飾っていましたの。
そして、一昨年は未勝利に終わったものの、昨年は、ジャスティンロックを出走させた京都2歳Sで初めての重賞勝ちを飾るなど、15勝を上げて、獲得賞金は「1億9962万円」と、一気に成績を伸ばしていましたわね。
更に今年は、エリカヴィータでフローラSを制するなど、9月19日(月)までに12勝を上げて、早くも昨年を上回る「2億1077万円」の賞金を獲得していますけど、三木オーナーはこの状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ていますの。
と言いますのも、三木オーナーは、2019年から「競走馬セール」に参加していまして、昨年までの3年間は、
2019年→「セレクトセール」と「HBAセレクションセール」で、計6頭を総額4億6860万円(税込)で落札
2020年→「HBAセレクションセール」と「HBAサマーセール」で、計4頭を総額1億1935万円(税込)で落札
2021年→「セレクトセール」と「HBAサマーセール」で、計13頭を総額9億3115万円(税込)で落札
と、計23頭を総額15億1910万円で落札していましたし、今年は、国内で、
■7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」→4頭を2億5520万円(税込)で落札
■7月26日(火)~27日(水)の「HBAセレクションセール」→1頭を6820万円(税込)で落札
と、計5頭を総額3億2340万円(税込)で落札している上、私が確認したところ、9月12日(月)から開催されている「キーンランド・セプテンバー・イヤリングセール」(アメリカ・ケンタッキー州)で、3頭を122万ドル(約1億7434万円)で落札していますので。
当然、現在のオーナーは、「セール資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈ですわ。
そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の神戸新聞杯にジャスティンパレスを登録していますので、私が三木オーナーであれば、この馬を預けている杉山晴紀先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわね。

2022/09/20
2003年のジャパンCなどを制している老舗ですが…
株式会社友駿ホースクラブ

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ヴェローナシチー(神戸新聞杯)

担当者:馬主情報部 馬主O

「友駿ホースクラブ」が、1969年に設立された老舗で、現在の一口馬主クラブのシステムを最初に導入したのは、私が改めて説明するまでもなく、皆様もよくご存知のことでしょう。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在と言えば、2003年のジャパンCと2004年の宝塚記念など、重賞を7勝し、10億8422万円もの賞金を獲得したタップダンスシチーと、2009年のジャパンCダート、2010年のフェブラリーSなど、地方交流を含めてGIを9勝し、10億2319万円もの賞金を獲得したエスポワールシチーが挙げられます。
2003年の「友駿ホースクラブ」は、タップダンスシチーなどの活躍により、34勝を上げ、賞金は過去最高の「9億8289万円」を獲得しておりました。
しかし、その後は数字が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2017年→11勝・獲得賞金1億5254万円
2018年→4勝・獲得賞金1億0577万円
2019年→10勝・獲得賞金1億7504万円
2020年→4勝・獲得賞金7035万円
2021年→9勝・獲得賞金1億8328万円
と記せば分かる通り、全盛期に比べて物足りない成績が続いております。
更に今年は、9月19日(月)までが僅か1勝に留まっており、獲得賞金も「9788万円」と、まだ2003年の1割にも達しておりませんので、現在は、クラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけとしたい」と考えているのでしょう。
また、「友駿ホースクラブ」は、「2020年産募集馬」(現2歳)については13頭の、「2021年産募集馬」(現1歳)については10頭の、それぞれラインナップを発表しておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっている4頭と、募集終了となった4頭を除く残りの15頭は、現在も出資を受け付けております。
よって、今はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて顧客層に好印象を与え、今後の出資者増加に繋げたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の神戸新聞杯にヴェローナシチーを登録しておりますので、私が「友駿ホースクラブ」の関係者であれば、この馬を預けている佐々木晶三先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。
なお、同クラブは、2013年にグランドシチーでマーチSを制してから、9年以上も重賞を勝てておりませんので、今回は、「ここで久々の重賞勝ちを」という思いも込められているのでしょう。