「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2022/07/25
「リクルート」の人事部に所属しておりました
小笹芳央(おざさ・よしひさ)氏

本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ホウオウピースフル(クイーンS)
ホウオウリアリティ(STV賞)
ホウオウイクセル(関越S)


担当者:馬主情報部 馬主T

小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に「統合拠点」、札幌、仙台、広島に「グループ拠点」と、計7つの拠点を構え、12のグループ会社を有し、2021年12月期の売上高が「326億4400万円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
なお、2018年の10月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したテレビCMを製作・放映しており、これが好評を博しておりました。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けております。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに90頭以上を所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
2021年→27勝・獲得賞金5億2089万円
と、右肩上がりで勝利数と獲得賞金を伸ばしており、特に昨年は、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾ると、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制しておりました。
そして、今年に入ってからもその勢いは続いており、先週までの獲得賞金は「2億8562万円」と、昨年の同時期(7月25日【日】まで)の「2億5448万円」を上回っておりますので、現在のオーナーは「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、小笹オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月11日(月)~12日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計11頭に総額6億3690万円(税込)を投じております。
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のクイーンSにホウオウピースフル、1着賞金1840万円(同1472万円)のSTV賞にホウオウリアリティ、1着賞金2400万円(同1920万円)の関越Sにホウオウイクセルと、賞金の高い特別レースに3頭を登録しておりますので、私が小笹オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示するでしょう。


2022/07/25
生産馬はユーワファルコンが重賞を勝っていますけど…
ミルファーム

本業: 競走馬の生産と育成

今週の主な登録馬:
ジュニパーベリー(アイビスSD)
トキメキ(アイビスSD)
ビリーバー(アイビスSD)
ルドラクシャ(アイビスSD)
ターニングアップ(麒麟山特別)


担当者:馬主情報部 競走馬エージェントA

知っている方も多いのでしょうが、浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進んで、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がって、それから2キロくらい走ると右側に見えてきますね。
代表の清水敏(さとし)さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村証券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから自分の牧場「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「JAひだか東」の理事と、「福島馬主協会」の理事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。
今の「ミルファーム」は、浦河に「本場」と「オーシャンビューファーム」を、千葉県の市原市に「ミルファーム千葉」を構えていて、今までに300頭以上を生産しています。
この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンが真っ先に挙げられますね。
確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2012年に「12勝・獲得賞金1億6172万円」という成績を残すと、それからは毎年2ケタの勝ち星を上げていて、一昨年は、「19勝・獲得賞金3億6431万円」と、勝ち星と賞金のどっちも今までで一番の数字を残していました。
でも、去年は「14勝・獲得賞金3億1001万円」という成績で、一昨年の数字を大きく下回ってしまいましたから、今年は、「ミルファーム」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、先週までの成績が「9勝・獲得賞金1億9028万円」と、去年の同じ時期(7月25日【日】まで)の「4勝・獲得賞金1億3812万円」を大きく上回っているんですよ。
もちろん、今は「ミルファーム」の関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
それに、「ミルファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるのですが、「競走馬セール」に参加することが多くて、私が確認したところ、去年も、
■8月23日(月)~27日(金)の「HBAサマーセール」→9頭を2398万円で落札
■9月21日(火)~22日(水)の「HBAセプテンバーセール」→11頭を1980万円で落札
■10月18日(月)~19日(火)の「HBAオータムセール」→3頭を275万円で落札
と、計23頭を総額4653万円で落札していました。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん、去年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する筈ですから、今は、「落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のアイビスSDにジュニパーベリーとトキメキとビリーバー(現時点では抽選対象)とルドラクシャ(現時点では除外対象)、1着賞金1510万円(同1208万円)の麒麟山特別にターニングアップと、賞金の高い特別レースに全部で5頭を登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますね。
それに、「ミルファーム」は、さっき書いた通り、生産した馬では重賞を勝っていますけど、まだ持ち馬では重賞を勝てていませんから、アイビスSDのジュニパーベリーとトキメキとビリーバーとルドラクシャには、「ここで初めての重賞勝ちを」という思いも込められている筈ですよ。


2022/07/25
早稲田大学の教育学部数学科を卒業しております
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ルビーカサブランカ(クイーンS)
カントル(佐渡S)
ジュノー(豊栄特別)
ママコチャ(豊栄特別)


担当者:馬主情報部 馬主M

金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証プライム(旧東証1部)上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年に東証1部への上場を果たしました。
現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、最近では、川崎重工が開発する防衛省向け航空機に、「図研」の設計・管理システムが導入されております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「ビジネスエンジニアリング株式会社」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2022年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:315億0200万円
経常利益:41億7700万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの6年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
2021年→44勝・獲得賞金14億8392万円
という形で伸び悩んでいたため、今年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、ポタジェで大阪杯を、ソダシでヴィクトリアマイルを制するなど、先週までに重賞の5勝を含む29勝を上げ、「11億1357万円」の賞金を獲得しており、昨年の同時期(7月25日【日】まで)の「26勝・獲得賞金8億7134万円」を大きく上回っております。
もちろん、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月11日(月)~12日(火)に行われた今年の同セールに於いても、3億3000万円で落札した「ラルケットの2022」(牡・父サートゥルナーリア)や、2億7500万円で落札した「アウェイクの2021」(牡・父エピファネイア)など、計10頭の落札に総額15億3560万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のクイーンSにルビーカサブランカ、1着賞金1840万円(同1472万円)の佐渡Sにカントル、1着賞金1510万円(同1208万円)の豊栄特別にジュノーとママコチャと、4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に、迷わずメイチの勝負仕上げを指示します。


2022/07/25
昔はデュランダルやスクリーンヒーローなどが活躍していました
社台グループオーナーズ

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
ラヴユーライヴ(クイーンS)
オールアットワンス(アイビスSD)
ニューツーリズム(新潟ジャンプS)
アンセーニュ(豊栄特別)


担当者:馬主情報部 育成牧場長G

「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近では、2019年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、一昨年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイや、去年のアイビスSDを勝ったオールアットワンスや、去年のステイヤーズSを勝ったディバインフォースや、去年の地方交流重賞・JBC2歳優駿を勝ったアイスジャイアントなどが活躍していますし、今年、ドバイのUAEダービーを勝ったクラウンプライドもここの募集馬なんですよ。
「社台グループオーナーズ」は、全部で107頭いる「2022年度募集馬」(現1歳世代)について、5月に募集価格を発表した後、6月6日(月)にカタログを発送していて、それから出資を受け付けていますが、私が確認したところ、これらの内、満口になっているのは83頭で、「募集中止」になった4頭を除く残りの20頭はまだ出資を受け付けています。
もちろん、今は関係者全員が、「20頭を少しでも早く満口にするために、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そんな中、今週は、
1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のクイーンS→ラヴユーライヴ
1着賞金4100万円(同3280万円)のアイビスSD→オールアットワンス
1着賞金2900万円(同2320万円)の新潟ジャンプS→ニューツーリズム
1着賞金1510万円(同1208万円)の豊栄特別→アンセーニュ
と、賞金の高い特別レースに4頭を登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますね。