「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2022/06/06
名古屋に本社を構えている証券会社の会長です
土井肇氏

本業: 大万証券株式会社 取締役会長

今週の主な登録馬:
ヤマニンサンパ(エプソムC)
ヤマニンバンタジオ(青梅特別・八王子特別)
ヤマニンスプレモ(八王子特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

土井肇オーナーの本業は、愛知県名古屋市の中区に本社を構えている、「大万証券株式会社」の取締役会長です。
1948年に、資本金100万円で創業された同社は、それから現在までに、
1949年→名古屋市中川区に下之一色営業所を新設
1964年→資本金を5000万円に増額
1983年→愛知県岡崎市に岡崎営業所(現岡崎支店)を新設し、資本金を1億円に増額
1989年→資本金を1億5000万円に増額
1999年→愛知県犬山市に犬山支店を新設
2002年→資本金を3億円に増額
といった形で着実に事業規模を拡大しておりますので、同社の取締役会長を務めている土井オーナーは、地域の方や市場関係者から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
馬主としての土井オーナーは、既にキャリアが50年以上に及んでいる大ベテランでして、これまでに、個人の名義で、1993年の天皇賞・秋を制したヤマニンゼファーや、2003年の阪神ジュベナイルFを制したヤマニンシュクルや、2019年のJBCレディスクラシックを制したヤマニンアンプリメなど、600頭以上を所有しており、2001年頃まで使用していた「土井商事」の法人名義でも、1994年の阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を制したヤマニンパラダイスなど、100頭近くを所有しておりました。
1994年のオーナーは、JRAに於いて、ヤマニンフォックスで中日新聞杯を制するなど、過去最高となる「24勝・獲得賞金4億3045万円」という成績を残しており、2008年には、ヤマニンメルベイユで中山牝馬SとクイーンSを制するなど、15勝を上げて、1994年に次ぐ「4億0155万円」の賞金を獲得しております。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2017年→13勝・獲得賞金1億6608万円
2018年→9勝・獲得賞金2億0389万円
2019年→9勝・獲得賞金1億7033万円
2020年→7勝・獲得賞金1億2886万円
2021年→9勝・獲得賞金1億4013万円
という物足りない数字に留まっていた上、今年も悪い流れが続いており、先週までの獲得賞金が「9195万円」と、まだ1994年の2割程度に留まっているため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のエプソムCにヤマニンサンパ、1着賞金1510万円(同1208万円)の青梅特別にヤマニンバンタジオ(八王子特別にも登録)、1着賞金1510万円(同1208万円)の八王子特別にヤマニンスプレモと、賞金の高い特別レースに3頭を登録しておりますので、私が土井オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示する筈です。

2022/06/06
「シューイチ」などにコメンテーターとして出演しております
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ザダル(エプソムC)
ジュビリーヘッド(函館スプリントS)
ファーストフォリオ(函館スプリントS)
グルーヴィット(三宮S)
シーズンズギフト(三宮S)
ヴェラアズール(ジューンS)
ライティア(桑名S)
ルペルカーリア(桑名S)
ヴィルヘルム(桑名S)
カイカノキセキ(恵那特別)

担当者:馬主情報部 馬主O

「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身で、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動し、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、昨年の2月には、「鳴かずのカッコウ」(小学館)という新作の小説を出版し、現在は、その続編となる「チャイナ・トリガー」を経済情報誌の「フォーブス・ジャパン」で連載しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しており、最近は、ただいま名前を挙げた「シューイチ」や、ラジオ番組の「ニュースサピエンス」などでウクライナ情勢について解説する機会が増えております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
その後も、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
2019年→126勝・獲得賞金34億3815万円(同2位)
2020年→118勝・獲得賞金24億4179万円(同3位)
2021年→111勝・獲得賞金34億0179万円(同2位)
という好成績を残しており、特に2019年は、皐月賞を制したサートゥルナーリア、宝塚記念と有馬記念を制したリスグラシュー、チャンピオンズCを制したクリソリベル、阪神ジュベナイルFを制したレシステンシアなどの活躍により、過去最高の賞金を獲得していたものの、「馬主リーディング1位」を逃し続けております。
そのため今年は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「必ず馬主リーディング1位を奪還したい」と考えている筈ですが、先週までの「馬主リーディング」では、
1位:サンデーレーシング:50勝・獲得賞金15億5728万円
2位:シルクレーシング:52勝・獲得賞金12億5206万円
3位:社台レースホース:36勝・獲得賞金11億3047万円
4位:キャロットファーム:42勝・獲得賞金10億6053万円
と記せば分かる通り、トップの「サンデーレーシング」に5億円近くの差を付けられた4位に甘んじている状況です。
当然、現在は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「早急に上との差を詰めたい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のエプソムC→ザダル
1着賞金4100万円(同3280万円)の函館スプリントS→ジュビリーヘッドとファーストフォリオ
1着賞金2200万円(同1760万円)の三宮S→グルーヴィットとシーズンズギフト
1着賞金1840万円(同1472万円)のジューンS→ヴェラアズール
1着賞金1840万円(同1472万円)の桑名S→ライティアとルペルカーリアとヴィルヘルム
1着賞金1510万円(同1208万円)の恵那特別→カイカノキセキ
と、計10頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。

2022/06/06
2008年に西山牧場を買い取っていますわね
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
ダーリントンホール(エプソムC)
ブルーエクセレンス(芦ノ湖特別)
ライトオンキュー(函館スプリントS)
デュープロセス(三宮S)
トリプルエース(三宮S)
フレイムウィングス(青梅特別・八王子特別)
メズメライザー(恵那特別)

担当者:馬主情報部 馬主H

「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、確か道内に7つの牧場を持つまでになっていますし、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役としていますわ。
ハートレイクで1995年の安田記念を制するなど、以前から積極的に所有馬をJRAのレースに出走させていたモハメド殿下は、2009年の11月にJRAの個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせていますわね。
最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、2019年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に2019年は、初めての100勝超えを達成して、賞金も20億円の大台に乗せていましたの。
でも、その後の2年間は、
2020年→97勝・獲得賞金17億8627万円
2021年→83勝・獲得賞金14億6849万円
という形で成績が下がっていましたから、今年のモハメド殿下は、「必ず巻き返したい」と考えている筈ですわ。
実際、今年は、アフリカンゴールドで京都記念を制するなど、先週までに34勝を上げて、獲得賞金は「7億1066万円」と、昨年の同時期(6月6日【日】まで)の「5億8943万円」を上回っていますの。
もちろん、現在のモハメド殿下は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
また、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですけど、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」や「パカパカファーム」の名義などで馬を落札する機会が非常に多くて、昨年は、私が確認しているだけで、計26頭を約23億7610万円で落札していましたし、今年も、私が確認しているだけで、
■1月11日(火)~17日(月)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
1頭を16万豪ドル(約1316万円)で落札
■4月5日(火)~6日(水)の「イングリス・イースター・イヤリングセール」(オーストラリア)
計2頭を68万豪ドル(約6355万円)で落札
■4月11日(月)~13日(水)の「タタソールズ・クレイヴン・ブリーズアップセール」(イギリス)
1頭を31万ギニー(約5251万円)で落札
と、計4頭を約1億2922万円で落札していますの。
もちろん、これまでの経緯を踏まえれば、これから行われる「競走馬セール」でも、多くの馬を落札する筈ですから、現在は、「セール資金を少しでも潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、
1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)のエプソムC→ダーリントンホール
1着賞金1510万円(同1208万円)の芦ノ湖特別→ブルーエクセレンス
1着賞金4100万円(同3280万円)の函館スプリントS→ライトオンキュー
1着賞金2200万円(同1760万円)の三宮S→デュープロセスとトリプルエース
など、計7頭を賞金の高い特別レースに登録していますから、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。

2022/06/06
親会社は「アロースタッド」を運営しているんですよ
ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
レイハリア(函館スプリントS)
シャンパンクーペ(三宮S)
スマッシャー(三宮S)

担当者:馬主情報部 生産者C

皆さんも知っていると思いますけど、1986年に、多くの生産牧場が株主になって設立した「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」は、「ユニオンオーナーズクラブ」の名前で出資者を募集している一口馬主クラブで、その親会社は、「アロースタッド」の運営や、繁殖馬セールの主催などを手掛けている「株式会社ジェイエス」です。
そうそう、「ユニオン」の設立に関わった牧場の中には、サンドピアリスやヤマカツエースでお馴染みの「岡田牧場」や、スズカマンボやラブミーチャンやカデナでお馴染みの「グランド牧場」や、イシノサンデーやディーマジェスティでお馴染みの「服部牧場」や、サクラチヨノオーやサクラローレルでお馴染みの「谷岡牧場」など、「日高の名門」がいくつもありますね。
ちなみに、愛馬会法人「株式会社ユニオンオーナーズクラブ」の代表取締役を務めている藤原悟郎さんは、サクラユタカオーやウイニングチケットやダンスディレクターなどを生産したことで広く知られている「藤原牧場」の代表でもあって、少し前までは「株式会社ジェイエス」の代表取締役も務めていました。
「ユニオン」は、今までにJRAで1600頭以上を走らせていて、過去の代表的な存在と言えば、1989年のエリザベス女王杯を勝ったサンドピアリスや、1993年の鳴尾記念を勝ったルーブルアクトや、2008年の福島記念を勝ったマンハッタンスカイや、2011年のフィリーズレビューを勝ったフレンチカクタスや、2015年のチャンピオンズCなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したサンビスタといった名前が挙げられるでしょう。
1997年の「ユニオン」は、37勝を上げて、今までで一番多い「6億8057万円」の賞金を稼いでいましたし、2018年には、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、22勝を上げて、「6億2227万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後の3年間は、
2019年→26勝・獲得賞金3億8988万円
2020年→17勝・獲得賞金3億5678万円
2021年→25勝・獲得賞金4億9603万円
と書けば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでいましたし、今年も、先週までが「9勝・獲得賞金1億2562万円」という成績で、去年の同じ時期(6月6日【日】まで)の「17勝・獲得賞金2億9128万円」を大きく下回っていますから、今はクラブの関係者全員が、「早く巻き返したい」と考えている筈です。
そうそう、「ユニオン」は、「2022年度1歳募集馬」(現1歳世代)について、2018年のJBCレディスクラシックなどを勝ったアンジュデジール(父ディープインパクト)の半妹にあたる「ティックルピンクの2021」(父デクラレーションオブウォー)や、去年のキーンランドCなどを勝ったレイハリア(父ロードカナロア)の半妹にあたる「ライトリーチューンの2021」(父ダンカーク)といった良血馬を含む、全部で43頭のラインナップを6月1日(水)に発表していて、今後は、6月30日(木)にパンフレットを発送して、7月11日(月)から出資を受け付ける予定になっています。
ですから、今はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の函館スプリントSにレイハリア、1着賞金2200万円(同1760万円)の三宮Sにシャンパンクーペとスマッシャーと、3党を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が「ユニオン」の関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。