「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2022/05/30
祖父の代に東京都三鷹市で開始した貸アパート業が起源です
六井元一(むつい・げんいち)氏

本業: 株式会社ダイニチ 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ファインルージュ(安田記念)

担当者:馬主情報部 馬主O

明治大学のOBで、ラグビー部に所属していた六井元一オーナーは、「東京メトロ東西線・浦安駅」(千葉県浦安市)のすぐ近くに本社を構え、アパートやマンションといった賃貸物件の管理、不動産の売買、投資用不動産の開発や販売などを手掛けている、「株式会社ダイニチ」の代表取締役社長を務めております。
「株式会社ダイニチ」は、1938年、六井元一オーナーの祖父である六井乙吉氏が、東京都三鷹市で始めた貸アパート業が起源であり、その後は、軍需工場の多かった同地に於いて、単身寮や社宅の賃貸業を展開しておりました。
1947年、乙吉氏は、戦後の混乱の中、当時の住宅市場を正確に見極め、蒲田、白金、原宿などに於いて、洋館タイプの外国人向け高級住宅販売を始め、これが好評を博したそうです。
その後、1961年に池尻、亀有、川崎大師などの少額物件を取り扱う「毎日建設株式会社」を設立し、翌年の3月には、恵比寿、新宿、世田谷などの高額物件を取り扱う「株式会社アサヒ工業」を設立するなど、順調に事業を拡大しており、1969年には、この2社を統合した「株式会社大日本建設」を設立し、オーナーのお父様である六井信一氏が、2代目の代表取締役社長に就任しました。
更に、会社統合と時期を同じくして、都心からのアクセスや発展性を考慮し、浦安に於いて賃貸用アパートの開発や販売を始めており、その後も、テラスハウスや店舗付き住宅など、ニーズに合わせた物件の販売を積極的に展開しております。
同社は、1987年の12月、本社を浦安に移転させ、社名を現在の「株式会社ダイニチ」に変更し、翌年には六井輝八郎氏が3代目の代表取締役社長に就任しました。
それからの同社は、投資用ワンルームマンションの建設や販売、法人向けの単身寮や社宅の開発や販売、ファミリー向け分譲マンションの開発や販売、不動産投資ファンド向け物件の開発や運用を開始するなど、事業範囲を拡げております。
そして、2003年の4月、入社17年目で40歳だった六井元一オーナーが4代目の代表取締役社長に就任してからは、ウィークリーマンションや「ホテルマイステイズ蒲田」といった宿泊施設の運営を手掛ける「有限会社ダイニチホテルアメニティ」を設立するなど、時代に即した形で「株式会社ダイニチ」を更に発展させている上、創業時からの主力である賃貸管理事業に於いては、管理物件数が累計で9000軒を超え、97%以上の入居率を誇っておりますので、六井オーナーは、「大いに尊敬すべき優秀な人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての六井オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが一昨年と、まだキャリアが浅く、これまでにJRAで走らせた馬は、ファインルージュの1頭のみとなっております。
昨年の六井オーナーは、同馬を出走させたフェアリーSで「初の重賞勝ち」を飾り、紫苑Sも制するなど、「1億4200万円」の賞金を獲得しており、今年も、先週までに早くも「6924万円」の賞金を獲得しておりますが、オーナーは、この状況に満足せず、安田記念を勝つことに全力を注いでくるでしょう。
何故なら、六井オーナーは、昨年の秋華賞と今年のヴィクトリアマイルでファインルージュが2着に入っているものの、先述した通り、馬主としてのキャリアが浅いこともあり、まだGIを勝てておりませんので。
よって、私が六井オーナーであれば、安田記念で「初のGI勝ち」を飾るために、ファインルージュを預けている木村先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。

2022/05/30
2015年までは「セントラルスポーツ」の元副社長が…
G1レーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
セリフォス(安田記念)
ゴールドレガシー(アハルテケS)
フィルストバーン(麦秋S)
ストリクトコード(高山S)
アルディテッツァ(由比ヶ浜特別・中京スポニチ賞)

担当者:馬主情報部 馬主S

「G1レーシング」は、所属馬を走らせ始めたのが2011年からという、まだ歴史の浅い一口馬主クラブであり、当初、「愛馬会法人」の代表は、全国各地で200店舗以上のスポーツクラブを運営している東証一部上場企業、「セントラルスポーツ株式会社」の取締役副社長を務めていた村井良孝氏でした。
そして、2015年の6月からは、「愛馬会法人」の代表を、「社台グループの創始者」・吉田善哉氏の三男であり、「追分ファーム」の代表である吉田晴哉氏が務めており、「クラブ法人」の代表は、晴哉氏のご子息で、「追分ファーム」の場長である吉田正志氏が務めております。
同クラブは、設立から2018年まで、
2011年→8勝・獲得賞金1億0179万円
2012年→20勝・獲得賞金3億9186万円
2013年→17勝・獲得賞金2億6709万円
2014年→26勝・獲得賞金4億0477万円
2015年→38勝・獲得賞金6億7956万円
2016年→47勝・獲得賞金9億3707万円
2017年→56勝・獲得賞金12億2511万円
2018年→50勝・獲得賞金13億3151万円
という形で順調に数字を伸ばしており、2017年にペルシアンナイトを出走させたマイルCSで初めてのGI勝ちを飾ると、2018年には、ジュールポレールでヴィクトリアマイル、ルヴァンスレーヴでチャンピオンズCを制しておりました。
その後の2年間は、
2019年→34勝・獲得賞金7億5299万円
2020年→43勝・獲得賞金7億1407万円
という形で伸び悩んでおりましたが、昨年は、ヴィクティファルスでスプリングS、セリフォスで新潟2歳Sとデイリー杯2歳Sを制するなど、過去最多となる58勝を上げ、獲得賞金も「11億0104万円」と、前年の数字を大きく上回っております。
しかし今年は、先週までが「20勝・獲得賞金4億1886万円」という成績で、昨年の同時期(5月30日【日】まで)の「25勝・獲得賞金4億4115万円」を下回っているため、現在はクラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、「G1レーシング」は、「2022年度募集馬」(現1歳世代)について、昨年のスプリングSを制したヴィクティファルス(父ハーツクライ)の半弟にあたる「ヴィルジニアの2021」(父キタサンブラック)や、今年の東京新聞杯を制したイルーシヴパンサー(父ハーツクライ)の半弟にあたる「イルーシヴキャットの2021」(父シュヴァルグラン)といった良血馬を含む、計66頭のラインナップを5月13日(金)に発表しており、今後は、6月6日(月)にパンフレットを発送し、それから出資を受け付ける予定となっております。
そのため、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えている筈であり、注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、今週は、
1着賞金1億8000万円(馬主の取り分は8割の1億4400万円)の安田記念→セリフォス
1着賞金2200万円(同1760万円)のアハルテケS→ゴールドレガシー
1着賞金1840万円(同1472万円)の麦秋S→フィルストバーン
1着賞金1840万円(同1472万円)の高山S→ストリクトコード
1着賞金1510万円(同1208万円)の由比ヶ浜特別→アルディテッツァ(中京スポニチ賞にも登録)
と、計5頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が「G1レーシング」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2022/05/30
昨年は、三重県の桑名市に「レクサス」の販売店を開業しております
永井啓弍(けいじ)氏

本業: トヨタカローラ三重株式会社 元代表取締役会長

今週の主な登録馬:
サンレイポケット(鳴尾記念)
サワヤカコーズサン(弥富特別)
スズカルビコン(弥富特別)
スズカトップバゴ(中京スポニチ賞)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、永井啓弍(けいじ)オーナーは、三重県四日市に本社を構えている、「トヨタカローラ三重株式会社」の代表取締役会長を、少し前まで務めておりました。
1961年に設立された同社は、現在、「四日市本社店」、「松阪店」、「鳥羽店」、「伊勢店」など、三重県内に23の販売店を構え、50年以上に渡り「三重県内での新車販売台数No.1」が続いている上、昨年の8月27日(金)には、「レクサス」の販売店を桑名市で開業しており、「2021年3月期の売上高」は「221億円」というもので、社員数は500名を超える規模となっているため、そのトップを務めていた永井オーナーは、「地元経済界の有力者」と言えるでしょう。
そして、JRA馬主としての永井オーナーは、既にキャリアが30年以上に及ぶ大ベテランで、これまでに、サイレンススズカやスズカマンボやスズカフェニックスなどで多くの重賞レースを制している上、2003年から2019年まで「中京馬主協会」の会長を務めており、現在は、「日本馬主協会連合会」の相談役と「中京馬主協会」の顧問を務めておりますので、経済界だけではなく、競馬界に於いても「有力者」と断言できます。
永井オーナーがこれまでに最も多くの賞金を獲得しているのは、サイレンススズカが宝塚記念と中山記念と金鯱賞と毎日王冠と小倉大賞典を制した1998年であり、この年は、重賞7勝を含む「27勝」を上げ、「8億7027万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、過去最多となる「37勝」を上げ、「6億9754万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後の4年間は、
2018年→34勝・獲得賞金5億8971万円
2019年→16勝・獲得賞金4億0329万円
2020年→23勝・獲得賞金5億3435万円
2021年→24勝・獲得賞金5億4477万円
という形で伸び悩んでいた上、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週の成績が「9勝・獲得賞金1億3821万円」と、昨年の同時期(5月30日【日】まで)の「16勝・獲得賞金2億9757万円」を大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えているのでしょう。
また、永井オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、一昨年は、ご自身の名義と、「永井商事」の法人名義で、計11頭を総額2億1164万円で落札していた上、昨年も、
※個人名義
■「HBAセレクションセール」→1頭を2420万円で落札
■「HBAサマーセール」→1頭を550万円で落札
※法人名義
■7月27日(火)の「HBAセレクションセール」→2頭を4070万円で落札
■8月23日(月)~27日(金)の「HBAサマーセール」→1頭を1155万円で落札
■9月21日(火)~22日(水)の「HBAセプテンバーセール」→2頭を3465万円で落札
と、計7頭を総額1億1660万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)
当然、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高いため、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、
1着賞金4300万円(馬主の取り分は8割の3440万円)の鳴尾記念→サンレイポケット
1着賞金1510万円(同1208万円)の弥富特別→サワヤカコーズサンとスズカルビコン
1着賞金1510万円(同1208万円)の中京スポニチ賞→スズカトップバゴ
と、計4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

2022/05/30
当初は「駐車禁止」の看板を製造しておりました
西川光一氏

本業: パーク24株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
カフェファラオ(安田記念)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、西川光一オーナーの本業は、「JR五反田駅」から徒歩3分ほどのところに本社ビルを構え、コインパーキング・「タイムズ24」の運営などを手掛けている、「パーク24株式会社」の代表取締役社長です。
1971年、東京都品川区の西五反田に於いて、「株式会社ニシカワ商会」として創業された同社は、当初、「駐車禁止」の看板を製造・販売する「とめさせないビジネス」を手掛けておりました。
その翌年、自動車の車体中央にフラップ板がせり上がる「パークロック」の販売代理店契約を「日本信号株式会社」と締結し、病院などに納入したことが契機となって、「とめさせるビジネス」に転換し、その後は、
1985年→駐車場の保守・運営管理部門を「パーク24株式会社」として設立
1991年→時間貸駐車場・「タイムズ」の1号物件・「タイムズ上野」をオープン
2000年→東証一部に上場を果たす
2006年→韓国に合弁会社の「GSPark24Co.,Ltd.」を設立、台湾に「台北支店」を開設
2009年→株式会社マツダレンタカーの株式を取得
2015年→関連会社として「タイムズイノベーションキャピタル株式会社」を設立
2017年→オセアニア・アジアを中心に駐車場事業を展開するSecureParking社の株式を取得
といった形で事業を拡大しており、現在は、関連会社を含めた連結の従業員数が約5000名に達しております。
また、同社にとって「業務の柱」である「駐車場の運営台数」と「連結売上高」は、昨年までの5年間、
2017年10月期→55万1422台・売上高2329億5600万円
2018年10月期→58万0751台・売上高2985億1700万円
2019年10月期→60万4413台・売上高3174億3800万円
2020年10月期→59万2225台・売上高2689億0400万円
2021年10月期→56万2007台・売上高2511億0200万円
となっておりますので、「パーク24株式会社」の代表取締役社長を務めている西川オーナーのことは、非常に多くの方が、「優秀な経営者」と認めているのでしょう。
なお、西川オーナーのお父様は、「パーク24」の先代社長であり、JRAの馬主としては、2000年のNHKマイルCなどを制したイーグルカフェや、2001年の菊花賞と有馬記念などを制したマンハッタンカフェなどを所有していた西川清氏(故人)です。
お父様に続いて、西川オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か2003年のことであり、それから現在までに80頭近くを所有しており、その内、過去の代表的な存在と言えば、2010年のラジオNIKKEI賞を制したアロマカフェや、2015年の阪神牝馬Sを制したカフェブリリアントなどが挙げられるでしょう。
2006年の西川オーナーは、オープン特別を2勝したカフェオリンポスの活躍などにより、7勝を上げ、「1億5944万円」の賞金を獲得しておりました。
その後は獲得賞金が伸び悩んでおりましたが、一昨年、カフェファラオでユニコーンSとシリウスSを制するなど、7勝を上げ、「1億4662万円」の賞金を獲得すると、昨年は、同馬でフェブラリーSを制し、初のGI勝ちを飾るなど、6勝を上げ、過去最高となる「1億6085万円」の賞金を獲得しております。
更に、今年に入ってからも勢いは続いており、昨年に続いてカフェファラオでフェブラリーSを制するなど、先週までの獲得賞金が「1億5074万円」と、早くも昨年の9割以上となっているため、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億8000万円(馬主の取り分は8割の1億4400万円)の安田記念にカフェファラオを登録してきましたので、私が西川オーナーであれば、同馬を預けている堀先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。