「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2022/05/09
東京大学の経済学部から「UBS証券」に就職しました
山口功一郎氏

本業: 暁翔キャピタル株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
シャインガーネット(京王杯SC・ヴィクトリアマイル)
バトーデュシエル(邁進特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

山口功一郎オーナーは、東京都中央区に本社を構え、機関投資家向けの株式投資助言業務を行う、「暁翔(あきと)キャピタル株式会社」の代表取締役社長を務めております。
山口オーナーは、福岡県北九州市の出身で、幼い頃は、お父様が、税理士の試験に備えて勉強しながら、小倉競馬場でガードマンをしていた上、幼稚園の遠足が小倉競馬場という、とても競馬が身近な環境で育ちました。
中学生の頃、TVゲームの「ダービースタリオン」で遊んだことから、それまでよりも競馬に対する熱意を高めた山口オーナーは、東京大学の経済学部に進学してから、テイエムオペラオーの大ファンになったそうです。
そして、2003年に同大学を卒業し、その年に「UBS証券株式会社」へ入社した山口オーナーは、早速、一口馬主クラブの「キャロットクラブ」に入り、リアルインパクトやゴルトブリッツなどに出資しておりました。
その後の山口オーナーは、2006年に「ホライゾン・アセット・インターナショナル株式会社」へ移り、2009年の3月に「暁翔キャピタル株式会社」を設立しております。
同年の7月に同社が設立した「アキト・ファンド」では、「ロング・ショート戦略」と呼ばれる手法で運用を行い、資産残高が2年足らずで14億円から141億円まで急増し、現在では200億円近くまで増えており、その中には、年金基金の資金も含まれているそうです。
したがって、代表取締社長としてだけでなく、チーフインベストメントオフィサー(CIO)として「アキト・ファンド」を取り仕切っている山口オーナーは、「大いに尊敬すべき優秀な人物」と言えるでしょう。
馬主としての山口オーナーは、2012年からJRAで馬を走らせており、これまでに30頭以上を所有し、最初の年は0勝に終わっていたものの、その後は、
2013年→1勝・獲得賞金645万円
2014年→2勝・獲得賞金2574万円
2015年→4勝・獲得賞金4025万円
2016年→4勝・獲得賞金3901万円
2017年→3勝・獲得賞金6996万円
2018年→7勝・獲得賞金9040万円
と、順調に勝ち星と獲得賞金を積み重ねており、更に2019年は、アルクトスを出走させたプロキオンSで初の重賞勝ちを飾るなど、「9勝・獲得賞金1億9692万円」という、勝利数と獲得賞金のどちらも過去最高の成績を残しておりました。
しかし、一昨年と昨年は、アルクトスで地方交流G1のマイルCS南部杯を連覇したものの、JRAでは、
2020年→3勝・獲得賞金8139万円
2021年→1勝・獲得賞金4197万円
という成績に留まっておりましたので、今年の山口オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は先週までの獲得賞金が「3788万円」と、早くも昨年と同水準の数字となっております。
当然、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、更に勢いを付けたい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)の京王杯SCにシャインガーネット(ヴィクトリアマイルにも登録)、1着賞金が1510万円(同1208万円)の邁進特別にバトーデュシエルを登録しておりますので、私が山口オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを依頼するのは間違いありません。

2022/05/09
桜花賞と海外の重賞を制しているものの
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
デゼル(ヴィクトリアマイル)
マジックキャッスル(ヴィクトリアマイル)
セントレオナード(緑風S)
トゥーフェイス(緑風S)
スペースクラフト(三河S)
クロステック(青竜S)
クライミングリリー(テレ玉杯)
ブルームスベリー(テレ玉杯・胎内川特別)
セリノーフォス(はやぶさ賞)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つであり、現在は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男である、吉田哲哉氏が代表を務めております。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1995年の皐月賞などを制したジェニュインや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2001年の香港ヴァーズなどを制したステイゴールドや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられるでしょう。
そして、この馬達などの活躍により、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっており、その中でも2004年は、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
2010年から2013年の4年間は、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりましたが、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
2020年→87勝・獲得賞金21億4100万円(同4位)
2021年→97勝・獲得賞金22億0621万円(同4位)
と記せば分かる通り、「馬主リーディング」は、2014年から2017年までの4年間が「3位」、2018年から昨年までの4年間が「4位」と順位を落としておりました。
更に今年は、ステイフーリッシュでレッドシーターフH(サウジアラビアのG3)とドバイゴールドC(G2)を制し、JRAでも、スターズオンアースで桜花賞を制しているものの、他の馬がそれほど活躍できていないため、先週までの成績が「27勝・獲得賞金8億3261万円」と、昨年の同時期(5月9日【日】まで)の「40勝・獲得賞金9億0331万円」を下回っておりますので、現在は「社台レースホース」の関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、同クラブは、6月から「2022年度募集馬」(現1歳世代)の出資受付を予定しており、これに先立って、3月28日(月)から、「2022年度特別入会」を受け付けております。
よって、現在は同クラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、今週は、1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のヴィクトリアマイルにデゼルとマジックキャッスルを登録するなど、計9頭を特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2022/05/09
現在の資本金は「101億1707万円」です
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ソダシ(ヴィクトリアマイル)
ウーリリ(栗東S)

担当者:馬主情報部 馬主M

金子真人(まこと)オーナーが、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上とのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2021年3月期」の数字は、グループ全体で、
売上高:288億1900万円
経常利益:31億5300万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、一昨年までの5年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
という形で伸び悩んでいたため、昨年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、アカイトリノムスメでクイーンCと秋華賞、レピアーウィットでマーチS、ソダシで桜花賞と札幌記念、マカヒキで京都大賞典を制するなど、44勝を上げ、一昨年を上回る、「14億8392万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、今年に入ってからも勢いは続いており、ルビーカサブランカで愛知杯を、ヨーホーレイクで日経新春杯を、ポタジェで大阪杯を制するなど、先週までに18勝を上げ、「7億2719万円」の賞金を獲得し、昨年の同時期(5月9日【日】まで)の「15勝・獲得賞金6億2028万円」を大きく上回っております。
もちろん、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月12日(月)~13日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、2億4200万円で落札した「クイーンズリングの2020」(牡・父ロードカナロア)など、計9頭の落札に総額11億6270万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
当然、昨年までの状況を踏まえると、金子オーナーは、今年の「セレクトセール」にも参加する可能性が極めて高く、現在は、「落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のヴィクトリアマイルにソダシ、1着賞金が2300万円(同1840万円)の栗東Sにウーリリを登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに、迷わずメイチの勝負仕上げを指示します。

2022/05/09
浦河にある「山口ステーブル」の代表として…
山口裕介氏

本業: 有限会社山口ステーブル 代表

今週の主な登録馬:
リフレイム(京王杯SC・ヴィクトリアマイル)

担当者:馬主情報部 生産者S

山口裕介オーナーは、浦河にある育成牧場・「有限会社山口ステーブル」の代表です。
2003年に設立された「山口ステーブル」は、「軽種馬育成調教センター」(BTC)の南門を出てすぐの場所にあって、今までに育成と調教を手掛けた馬には、2007年のクイーンCを勝ったイクスキューズや、2009年のNHKマイルCなど、重賞を3勝したジョーカプチーノや、2014年の兵庫ジュニアグランプリ(地方交流重賞)を勝ったジャジャウマナラシや、2019年の全日本2歳優駿(地方交流G1)を勝ったヴァケーションや、一昨年の全日本2歳優駿を勝ったアランバローズなどがいます。
山口オーナーは、フェアリーSを勝ったアポロティアラや京王杯2歳Sを勝ったレオアクティブなどの育成を手掛けた「内田ステーブル」の内田裕也さんや、天皇賞・秋や香港Cなど、G1を6勝したモーリスや、天皇賞・春を勝ったジャガーメイルなどの育成を手掛けた「大作ステーブル」の村田大作さんと立ち上げた組合馬主、「スリースターズレーシング」の名義で、2010年からJRAで馬を走らせているんですよ。
そして2017年からは、山口オーナー自身の名義でもJRAで馬を走らせていて、最初の年は「3勝・獲得賞金3916万円」という成績でしたけど、2018年は「4勝・獲得賞金6447万円」と数字を伸ばしていました。
ただ、その後は、
2019年→3勝・獲得賞金5006万円
2020年→3勝・獲得賞金3692万円
2021年→2勝・獲得賞金2926万円
という形で賞金が右肩下がりになっていましたから、今年の山口オーナーは「キッチリ巻き返したい」と考えているのでしょう。
実際、今年は、先週までに稼いだ賞金が「2260万円」と、もう去年の8割近くになっているんですよ。
もちろん、今の山口オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
それに、山口オーナーは、「株式会社Y.Y.BloodStock」の名義で「競走馬セール」に参加することが多くて、一昨年は、8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」で、計13頭を総額6996万円で落札していましたし、去年も、
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→1頭を2200万円で落札
■8月23日(月)~27日(金)の「HBAサマーセール」→14頭を7304万円で落札
と、計15頭に総額9504万円を投じていました。
(落札金額は全て税込)
ただ、「HBAサマーセール」が終わってから先週までに稼いだ賞金は「4607万円」で、その内、馬主の取り分は8割の「3685万円」ですから、落札に使った資金を、まだ4割くらいしか回収できていません。
ですから、今の山口オーナーは、「落札に使った資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)の京王杯SCにリフレイムを登録(ヴィクトリアマイルにも登録)してきましたので、私が山口オーナーでしたら、この馬を預けている黒岩先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。
それに、山口オーナーは、さっき書いた通りで、育成した馬が重賞を勝ったことはありますけど、キャリアが浅いこともあって、まだ自分の持ち馬では重賞を勝てていませんので、今回は、「初めての重賞勝ちをここで」という思いも込められているのでしょう。