「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2022/04/25
大阪府内で12ヶ所のリサイクル施設を稼働しております
前田晋二氏

本業: 都市クリエイト株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ディープボンド(天皇賞・春)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、前田晋二オーナーは、「阪急線・高槻駅」(大阪府高槻市)から徒歩で10分ほどの場所に本社ビルを構え、廃棄物の処理業やリサイクル業などを手掛けている、「都市クリエイト株式会社」の代表取締役社長を務めております。
2019年の10月に完成した現在の本社ビルは、「新国立競技場」や、JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」などをデザインした、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計を手掛けたそうです。
1968年に創業された同社は、1974年、「阪急環境開発株式会社」に改組し、1986年、社名を現在の「都市クリエイト株式会社」に変更しており、現在では、大阪府内で12ヶ所のリサイクル施設を稼働し、関西地区を中心に、10の支店と4つの営業所を構え、400名以上の従業員を擁する大企業となっており、2021年3月期の売上高は「86億円」という数字を記録しておりました。
現在の「都市クリエイト株式会社」は、ペットボトルのリサイクル事業を手掛けていることから、主な取引先には、「サントリーホールディングス株式会社」、「コカ・コーラウエスト株式会社」、「株式会社伊藤園」といった大手飲料メーカーが名を連ねており、その他にも、イオングループの「イオンリテール株式会社」や、伊藤忠グループの「伊藤忠メタルズ株式会社」といった国内を代表する一流企業の関連会社も名を連ねておりますので、その代表取締役社長を務めている前田晋二オーナーは、「関西のリサイクル業界を支える重要人物」と言えるでしょう。
また、晋二オーナーの兄である前田幸治オーナーは、生産牧場と育成牧場の両方を所有する「ノースヒルズ」の代表を務めていると同時に、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めておりますので、兄弟揃って、「環境ビジネス界に欠かせない存在」と認められている筈です。
JRA馬主としての晋二オーナーは、30年以上のキャリアを誇るベテランであり、過去の代表的な存在としては、2002年の皐月賞を制したノーリーズンや、2013年のダービーなどを制したキズナや、2014年の関屋記念と京成杯AHなどを制したクラレントや、2015年の目黒記念などを制したヒットザターゲットや、2018年のJBCスプリントなどを制したグレイスフルリープといった名前が挙げられるでしょう。
2013年の晋二オーナーは、キズナやヒットザターゲットなどの活躍により、重賞7勝を含む14勝を上げ、「6億3449万円」の賞金を獲得しておりました。
その後、2019年までは、
2014年→14勝・獲得賞金4億4165万円
2015年→15勝・獲得賞金3億7008万円
2016年→12勝・獲得賞金2億8127万円
2017年→8勝・獲得賞金1億5847万円
2018年→6勝・獲得賞金1億5941万円
2019年→12勝・獲得賞金2億3470万円
という形で伸び悩んでいたものの、一昨年は、コントレイルで皐月賞とダービーと菊花賞を制するなど、9勝を上げ、過去最高となる「8億5871万円」の賞金を獲得しており、昨年は、ディープボンドで阪神大賞典、コントレイルでジャパンCを制するなど、7勝を上げ、前年に次ぐ「7億5620万円」の賞金を獲得しております。
しかし今年は、ディープボンドで阪神大賞典を制しているものの、先週までが「2勝・獲得賞金1億0481万円」という成績で、昨年のペースを大きく下回っているため、現在の晋二オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
なお、JRAで「11億9529万円」の賞金を獲得し、晋二オーナーにとって「稼ぎ頭」だったコントレイルは、昨年のジャパンCを最後に引退し、種牡馬として「社台スタリオンステーション」で繋養されているため、現在は、「コントレイルに代わる活躍馬が出てきて欲しい」とも考えているのでしょう。
また、晋二オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年も、
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→4頭を2億1670万円で落札
■8月23日(月)~27日(金)の「HBAサマーセール」→1頭を1331万円で落札
と、計5頭を2億3001万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込表記)
当然、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」という思惑も抱いている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)の天皇賞・春にディープボンドを登録してきましたので、私が晋二オーナーであれば、この馬を預けている大久保龍志先生に対し、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2022/04/25
「ケイアイファーム」と関わりの深い一口馬主クラブです
ロードホースクラブ

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ロードレゼル(青葉賞)
ロードマイウェイ(ブリリアントS)
ロードラズライト(天王山S)
ロードリバーサル(吾妻小富士S・ブリリアントS)

担当者:馬主情報部 馬主J

「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めている中村伊三美氏が、以前、「モエレ」の冠名で馬を走らせていた中村和夫オーナーの長男であるのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
また、伊三美氏は、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、GIを6勝したロードカナロアや、2017年の朝日杯FSなど、重賞を5勝しているダノンプレミアムや、一昨年の香港スプリントなど、国内外の重賞を8勝しているダノンスマッシュなどを生産した、「ケイアイファーム」の取締役を務めております。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられるでしょう。
2013年の同クラブは、ロードカナロアの活躍などにより、「24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりましたが、同馬が2014年の1月に登録を抹消されると、その影響は大きく、この年の成績は「16勝・獲得賞金3億3250万円」と、前年を大きく下回ってしまいました。
その後も成績は伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2017年→29勝・獲得賞金4億3746万円
2018年→30勝・獲得賞金6億0551万円
2019年→34勝・獲得賞金6億0929万円
2020年→33勝・獲得賞金5億8587万円
2021年→29勝・獲得賞金5億5963万円
という物足りない数字が続いておりましたので、今年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
実際、今年は、先週までの成績が「17勝・獲得賞金2億2485万円」と、昨年の同時期(4月25日【日】まで)の「14勝・獲得賞金2億1103万円」を上回っておりますので、現在は同クラブの関係者全員が、「この勢いを止めたくたい」と考えている筈です。
また、「ロードホースクラブ」は、計34頭の「2021年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の10月1日(金)にラインナップを発表し、11月22日(月)まで「先行受付」を行い、12月10日(金)から「通常受付」を行っておりますが、私が確認したところ、まだ20頭が出資受け付け中となっております。
したがって、現在は同クラブの関係者全員が、「クラブの知名度を高めて、出資を検討している顧客層に好印象を与えられるよう、過去の募集馬を活躍させたい」とも考えている筈であり、賞金の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週、「ロードホースクラブ」は、
1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の青葉賞→ロードレゼル
1着賞金2300万円(同1840万円)のブリリアントS→ロードマイウェイ
1着賞金2200万円(同1760万円)の天王山S→ロードラズライト
1着賞金2200万円(同1760万円)の吾妻小富士S→ロードリバーサル(ブリリアントSにも登録)
と、4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2022/04/25
近年は「懸賞麻雀」などの「モバイルコンテンツ事業」に力を入れていていますわね
猪熊広次氏

本業: 株式会社バローズ 代表取締役

今週の主な登録馬:
アイアンバローズ(天皇賞・春)
ディライトバローズ(青葉賞)
アーマーバローズ(陽春S)

担当者:馬主情報部 馬主H

猪熊広次オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構え、モバイル機器の販売や、モバイルコンテンツの配信などを手掛けている、「株式会社バローズ」の代表取締役ですわね。
1994年に設立された同社は、まず「モバイル機器事業」を立ち上げ、その後は、
1998年10月→日本移動通信株式会社(現KDDI株式会社)と「携帯電話販売一次代理店契約」を締結
1999年3月→「IDOプラザ・向ヶ丘遊園」(現在のauショップ・向ヶ丘遊園)をオープン
2001年4月→「auショップ・川崎西口駅前」(現在のauショップ・ラゾーナ川崎)をオープン
2003年7月→「住友不動産高輪パークタワー」に本社を移転
といった形で順調に規模を拡大していますの。
また、同社は近年、「モバイルコンテンツ事業」に力を入れていて、
2013年→家族単位での収支管理ができる「節約家計簿」
2015年→心理対戦型パーティーゲームの「人狼ゲーム・潜む狼」
2016年→女性向けの恋愛ノベルゲームの「イケメン★恋愛乙女ゲーム集」
2017年→近未来学園を描いたアドベンチャーゲームの「AQUA」
2018年→ラブコメアドベンチャーゲームの「お嬢様はご機嫌ナナメ」
2020年→貯めたポイントで豪華賞品に応募できる「懸賞麻雀」
2021年→定番のゲームでポイントを貯めて豪華賞品に応募できる「懸賞ソリティア」
など、次々に新サービスを提供していますし、どのコンテンツも人気を博しているようですから、多くの方が、猪熊オーナーのことを、「業界内の注目人物」と考えているのでしょうね。
馬主としての猪熊オーナーは、確か2003年頃にJRAで馬を走らせ始めて、これまでに200頭以上を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2009年のシンザン記念を制し、同年のダービーで3着だったアントニオバローズや、2015年のファンタジーSを制したキャンディバローズや、2018年のCBC賞と北九州記念を制したアレスバローズや、2019年のダービーを制したロジャーバローズなどが挙げられますわ。
2017年の猪熊オーナーは、過去最高となる30勝を上げて、「4億7836万円」の賞金を獲得していましたし、2019年は、10勝に留まったものの、先ほど記した通り、ロジャーバローズでダービーを制したことなどから、賞金は過去最高の「4億8361万円」を獲得していましたわね。
でも、一昨年は、獲得賞金が「1億9984万円」と、前の年の半分以下にまで減ってしまいましたから、昨年の猪熊オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈ですわ。
実際、昨年は、2017年の次に多い24勝を上げて、キャリアの中で3番目に多い「3億9353万円」の賞金を獲得していましたし、今年に入ってからも勢いは続いていて、先週までの獲得賞金が「1億6159万円」と、昨年の同時期(4月25日【日】まで)の「1億2912万円」を上回っていますの。
もちろん、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
また、猪熊オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、昨年は、
■5月21日(金)の「千葉サラブレッドセール」→1頭を5291万円で落札
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→2頭を1億2540万円で落札
■7月27日(火)の「HBAセレクションセール」→3頭を8360万円で落札
■8月23日(月)~27日(金)の「HBAサマーセール」→3頭を3971万円で落札
■9月21日(火)~22日(水)の「HBAセプテンバーセール」→1頭を1155万円で落札
と、計10頭を総額3億1317万円で落札していますけど、「HBAセプテンバーセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「2億8858万円」で、その内、「馬主の取り分」は8割の「2億3086万円」ですから、まだ、セールで投じた資金を7割くらいしか回収できていませんの。
(落札金額は全て税込)
もちろん、今のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈ですわ。
そういった中、今週は、1着賞金2億円(馬主の取り分は8割の1億6000万円)の天皇賞・春にアイアンバローズ、1着賞金5400万円(同4320万円)の青葉賞にディライトバローズ、1着賞金1840万円(同1472万円)の陽春Sにアーマーバローズと、3頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が猪熊オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げをお願いしますわね。

2022/04/25
近鉄百貨店で働きながら、関西大学を卒業しました
株式会社ダノックス(代表:野田順弘氏)

本業: 株式会社オービック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ダノンギャラクシー(青葉賞)
ダノンファスト(吾妻小富士S・ブリリアントS)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、「株式会社ダノックス」の代表取締役を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」で広く知られている「株式会社オービックビジネスコンサルタント」(OBC)など、4社のグループ企業を擁する「株式会社オービック」の代表取締役会長であるため、ここでは私も皆様と同じく、「ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「株式会社大阪ビジネス」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
「2022年3月期」→売上高894億7600万円・経常利益601億7400万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、「オービック」を率いている野田オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と考えているのでしょう。
馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、前年に設立した自身の資産管理会社である「ダノックス」の名義で所有しております。
2018年の野田オーナーは、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得していた上、2019年には、共同通信杯や金鯱賞やマイラーズCや毎日王冠を制するなど、重賞9勝を含む33勝を上げ、過去最高となる「11億6161万円」の賞金を獲得しておりました。
そして一昨年は、JRAに於いて、重賞7勝を含む34勝を上げ、「10億0034万円」という前年に次ぐ賞金を獲得していた上、ダノンファラオでジャパンダートダービー(地方交流G1)を制するなど、地方で「9350万円」の賞金を獲得しており、更には、ダノンスマッシュで1着賞金1254万香港ドル(約1億6929万円)の香港スプリントを制し、「初の海外G1勝ち」を飾っております。
しかし昨年は、ダノンスマッシュで高松宮記念、ダノンキングリーで安田記念を制したものの、「32勝・獲得賞金9億6177万円」という成績で、勝利数と賞金のどちらも前年を下回っていた上、今年も、先週までの獲得賞金が「2億6108万円」と、昨年の同時期(4月25日【日】まで)の「2億6690万円」と同水準に留まっておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えているのでしょう。
また、野田オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月12日(月)~13日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、4億0700万円(税込)で落札した「ヤンキーローズの2021」(牡・父ロードカナロア)など、計8頭に総額13億8600万円(税込)を投じておりました。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の青葉賞にダノンギャラクシー、1着賞金2200万円(同1760万円)の吾妻小富士Sにダノンファスト(ブリリアントSにも登録)と、賞金の高い特別レースに2頭を登録しておりますので、私が野田オーナーであれば、前者を預けている国枝先生と後者を預けている菊沢先生に対し、かなり勝負懸かった指示を出すでしょう。