「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/11/22
メルセデスやBMWなどの販売を手掛けております
株式会社キーファーズ(代表:松島正昭氏)

本業: 株式会社マツシマホールディングス 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
キスラー(江坂特別)
ジャパン(ジャパンC)
ブルーム(ジャパンC)

担当者:馬主情報部 馬主O

「株式会社キーファーズ」の代表取締役は、「株式会社マツシマホールディングス」(京都府京都市右京区)の代表取締役社長を務めている松島正昭氏であるため、ここでは私も皆様と同じく、「株式会社キーファーズ」を「松島オーナー」と表記します。
「株式会社マツシマホールディングス」は、「大阪マツダ」で働いていた、初代の松島七兵衛氏が1955年の12月に設立した「平安マツダ株式会社」が起源で、当時は主に三輪トラックの販売を手掛けていたそうです。
1957年の6月に「平安マツダ株式会社」は、「株式会社京都マツダ」に商号を変更しており、1963年の6月には、京都市南区に、自動車整備などを行う「八条サービスセンター」を設立し、更には、中古車センター、リース、ガソリンスタンドなどの事業を展開するなど、この時期に同社の事業基盤を固めておりました。
そして1975年の8月には、2代目の松島芳明氏が代表取締役社長に就任しており、それからは、外国車の輸入事業を開始し、1989年の5月にはメルセデス・ベンツの販売権を、1992年の9月にはフォルクスワーゲンとアウディの販売権を取得するなど、輸入車ディーラーとして着実に規模を拡大しております。
1998年の7月に3代目の松島正昭オーナーが代表取締役社長に就任してからも、それまでの路線を継承しており、1999年の11月にBMWの販売権を取得し、2000年の7月には、「株式会社京都マツダ」の社名を「株式会社KAMIG」に変更しました。
その後、京都市内を中心に販売店を相次いで出店し、尚且つ、MINI、smart、ポルシェ、マセラティの販売権を取得しております。
また、2014年の1月には、企業ブランド価値の更なる向上を目指して、社名を現在の「株式会社マツシマホールディングス」に変更しており、2019年に於けるグループ全体の売上高は「約400億円」を記録していた上、私が確認したところ、現在は、500名以上の従業員を雇用しておりますので、同社のトップである松島オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。
なお、馬主としての松島オーナーは、JRAに於いて、2015年から「株式会社キーファーズ」の名義で馬を走らせており、これまでに30頭以上を所有している上、海外でも、一昨年のパリ大賞(仏G1)とインターナショナルS(英G1)などを制しているジャパンや、今年のサンクルー大賞(仏G1)を制しているブルームなどを、クールモアグループと共同所有しております。
一昨年までの5年間、JRA馬主としての松島オーナーは、
2015年→3勝・獲得賞金2759万円
2016年→2勝・獲得賞金3390万円
2017年→5勝・獲得賞金7219万円
2018年→8勝・獲得賞金1億0307万円
2019年→13勝・獲得賞金2億2935万円
という形で順調に実績を積み重ねており、特に一昨年は、マイラプソディを出走させた京都2歳Sで初の重賞勝ちを飾っておりました。
しかし昨年は、「3勝・獲得賞金9334万円」という物足りない数字に留まってしまったため、今年の松島オーナーは「必ず巻き返したい」と考えている筈であり、実際、先週までの成績が「10勝・獲得賞金2億0459万円」と、既に昨年の数字を大きく上回っております。
もちろん、現在の松島オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年は、7月12日(月)~13日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、計3頭を総額2億5080万円(税込)で落札しております。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の江坂特別にキスラーを登録しておりますので、私がオーナーであれば、同馬を預けている池江先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。
また、松島オーナーは、今週、1着賞金3億円(同2億4000万円)のジャパンCに、クールモアグループと共同所有しているジャパンとブルームを登録しておりますので、この2頭についても、全く同じ理由で「勝負懸かり」と見るべきでしょう。

2021/11/22
以前は3位か4位の常連だったものの
サラブレッドクラブ・ラフィアン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
マイネルクロンヌ(江坂特別)
ユーバーレーベン(ジャパンC)
マイネルアストリア(茨木S)
マイネルミュトス(ウェルカムS)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男です。
1986年、岡田繁幸オーナーによって設立された「ラフィアン」は、それから現在までにJRAで1600頭以上を走らせており、その中には、1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ、2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ、2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ、今年のオークスを制したユーバーレーベンといった活躍馬がおり、これまでに、「GIの7勝を含む重賞74勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、一昨年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、昨年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、今年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、ユーバーレーベンを出走させたオークスで8年振りのGI勝ちを飾るなど、先週までに「39勝・獲得賞金9億8251万円」という成績を記録し、馬主リーディング8位に付けております。
もちろん、現在は関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
また、「ラフィアン」は、「2021年度募集馬」(現1歳世代)について、2月1日(月)から6月11日(金)まで、「早期募集」として2頭の出資を受け付けておりましたが、私が確認したところ、1頭は満口とならずに締め切りを迎えておりました。
また、5月14日(金)にラインナップを発表した34頭については、7月1日(木)から抽選で出資を受け付けた後、7月15日(木)から先着順で出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは10頭であり、募集中止となった2頭を除く、残りの22頭は、まだ出資を受け付けております。
更に、「特別募集」として、9月15日(水)にラインナップを発表した8頭については、9月28日(火)から抽選を行った後、10月6日(水)から、先着順で出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは3頭であり、残りの5頭は、まだ出資を受け付け中です。
そのため、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の江坂特別→マイネルクロンヌ
1着賞金3億円(同2億4000万円)のジャパンC→ユーバーレーベン
1着賞金1820万円(同1456万円)のウェルカムS→マイネルミュトス
1着賞金1820万円(同1456万円)の茨木S→マイネルアストリア
と、計4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2021/11/22
不動産関連事業などを手掛けている一方で
田中成奉(せいほう)氏

本業: 株式会社大成コーポレーション 代表取締役

今週の主な登録馬:
タイセイモンストル(江坂特別・オリエンタル賞)
タイセイビジョン(京阪杯)
タイセイスラッガー(アプローズ賞)

担当者:馬主情報部 馬主H

田中成奉(せいほう)オーナーの本業は、東京都千代田区に本社を構え、不動産関連事業や飲食業などを手掛けている、「株式会社大成コーポレーション」の代表取締役ですわね。
また、田中オーナーは、投資家としても積極的に活動していて、確か少し前には、スマートフォンの学習支援アプリ作成などを手掛けている「株式会社ファステップス」や、医薬品の開発などを手掛けている「株式会社メディビックグループ」といった企業の大株主となっていた上、最近は、印刷事業の他、フリーペーパーの発行や斎場の運営などを手掛けている「株式会社廣済堂」(東証1部上場)や、出版コンサルティング事業を主に手掛けている、「セブンシーズホールディングス株式会社」(東証2部上場)の株式を多く取得しているようですわ。
なお、田中オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、2001年頃のことでして、それから現在までに200頭以上を所有していて、代表的な存在としては、2008年のガーネットSを制したタイセイアトムや、2012年の地方交流G1・JBCスプリントを制したタイセイレジェンドや、一昨年の京王杯2歳Sを制したタイセイビジョンといった名前が挙げられますわね。
田中オーナーは、一昨年までの3年間、
2017年→24勝・獲得賞金4億3983万円
2018年→20勝・獲得賞金4億4049万円
2019年→15勝・獲得賞金4億1050万円
という、客観的に見て「順調」と思える成績を残していて、特に2017年は、勝利数と獲得賞金の両方で過去最高の数字を残していましたの。
そして昨年は、タイセイビジョンでアーリントンCを制するなど、19勝を上げて、今までで2番目に多い「4億2655万円」の賞金を獲得していましたわね。
でも、今年に入ってからは、先週までに19勝を上げていますけど、獲得賞金は「3億1648万円」と、昨年の同時期(11月23日【月】まで)の「3億7818万円」を下回っているため、現在の田中オーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈ですわ。
また、オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、今年も、
■7月12日(月)~13日(火)の「セレクトセール」→2頭を5830万円で落札
■7月27日(火)の「HBAセレクションセール」→4頭を9570万円で落札
■8月23日(月)~27日(金)の「HBAサマーセール」→5頭を6996万円で落札
と、計11頭を総額2億2396万円で落札していますの。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈ですわね。
そういった中、今週は、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)の江坂特別→タイセイモンストル(オリエンタル賞にも登録)
1着賞金3900万円(同3120万円)の京阪杯→タイセイビジョン
1着賞金1500万円(同1200万円)のアプローズ賞→タイセイスラッガー
と、賞金の高い特別レースに3頭を登録していますので、私が田中オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。

2021/11/22
現在はディープブリランテの生産者が日本法人の代表取締役です
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
プレイイットサム(オリエンタル賞)
ライトオンキュー(京阪杯)
レシプロケイト(キャピタルS・カノープスS)
アフリカンゴールド(カノープスS)
モダスオペランディ(茨木S)
ソーラーフレア(シャングリラS)
ゼローソ(アプローズ賞)

担当者:馬主情報部 馬主S

「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆様と同じく、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記します。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名であり、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、以前から、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模を徐々に拡大しており、現在では、道内に7つの牧場を所有し、その上、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役としております。
なお、JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせており、同年は、出走頭数が少なく3勝に終わったものの、翌年以降は順調に数字を伸ばしており、一昨年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という好成績を記録し、特に一昨年は、初の「100勝超え」と「20億円超え」を達成しておりました。
しかし昨年は、前年を下回る「97勝・獲得賞金17億8627万円」という成績に終わっていた上、今年も、先週までが「71勝・獲得賞金12億5585万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在のモハメド殿下は、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」や「パカパカファーム」の名義などで馬を落札する機会が非常に多く、私が確認しているだけで、昨年は計66頭を約38億2861万円で落札していた上、今年も、私が確認しているだけで、
■1月12日(火)~18日(月)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
1頭を90万豪ドル(約7196万円)で落札
■4月12日(月)~14日(水)の「タタソールズ・キャラバン・ブリーズアップセール」(イギリス)
1頭を21万ギニー(約3313万円)で落札
■5月28日(金)の「アルカナ・ブリーズアップセール」(フランス)
1頭を7万8300ユーロ(約1041万円)で落札
■8月14日(土)~16日(月)の「アルカナ・オーガスト・イヤリングセール」(フランス)
6頭を322万ユーロ(約4億1620万円)で落札
■10月5日(火)~7日(木)の「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール・ブック1」(イギリス)
15頭を937万5000ギニー(約15億円)で落札
と、計24頭を約21億2733万円で落札しております。
もちろん、モハメド殿下は、今後の「競走馬セール」にも参加する可能性が極めて高く、現在は、「落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金1500万円(馬主の取り分は8割の1200万円)のオリエンタル賞→プレイイットサム
1着賞金3900万円(同3120万円)の京阪杯→ライトオンキュー
1着賞金2500万円(同2000万円)のキャピタルS→レシプロケイト(カノープスSにも登録)
1着賞金2200万円(同1760万円)のカノープスS→アフリカンゴールド
など、計7頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。