「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/11/15
近鉄百貨店で働きながら、関西大学を卒業しております
株式会社ダノックス(代表:野田順弘氏)

本業: 株式会社オービック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ダノンザキッド(マイルCS)
ダノンマジェスティ(アンドロメダS)
ダノンスプレンダー(福島民友C)
ダノンファスト(福島民友C)
ダノングロワール(晩秋S)
ダノンハーロック(晩秋S)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、「株式会社ダノックス」の代表取締役を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」で広く知られている「株式会社オービックビジネスコンサルタント」(OBC)など、4社のグループ企業を擁する「株式会社オービック」の代表取締役会長であるため、ここでは私も皆様と同じく、「ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「株式会社大阪ビジネス」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2019年3月期」→売上高741億6300万円・経常利益419億2700万円
「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、「オービック」を率いている野田オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と考えているのでしょう。
馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、前年に設立した自身の資産管理会社である「ダノックス」の名義で所有し、2018年は、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得していた上、一昨年は、共同通信杯や金鯱賞やマイラーズCや毎日王冠を制するなど、重賞9勝を含む33勝を上げ、過去最高となる「11億6161万円」の賞金を獲得しております。
そして昨年は、JRAに於いて、重賞7勝を含む34勝を上げ、「10億0034万円」という前年に次ぐ賞金を獲得していた上、ダノンファラオでジャパンダートダービー(地方交流G1)を制するなど、地方で「9350万円」の賞金を獲得しており、更には、ダノンスマッシュで1着賞金1254万香港ドル(約1億6929万円)の香港スプリントを制し、「初の海外G1勝ち」を飾っておりました。
しかし今年は、ダノンスマッシュで高松宮記念、ダノンキングリーで安田記念を制するなど、先週までに27勝を上げているものの、獲得賞金は「7億8239万円」と、まだ昨年の8割にも達していないため、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、野田オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月12日(月)~13日(火)に行われた今年の同セールに於いても、4億0700万円(税込)で落札した「ヤンキーローズの2021」(牡・父ロードカナロア)など、計8頭に総額13億8600万円(税込)を投じておりました。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のマイルCS→ダノンザキッド
1着賞金2600万円(同2080万円)のアンドロメダS→ダノンマジェスティ
1着賞金2300万円(同1840万円)の福島民友C→ダノンスプレンダーとダノンファスト
1着賞金1820万円(同1456万円)の晩秋S→ダノングロワールとダノンハーロック
と、賞金の高い特別レースに6頭を登録しておりますので、私が野田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対し、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。

2021/11/15
2011年まで福島県の育成牧場を運営しておりました
シルクレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
インディチャンプ(マイルCS)
サリオス(マイルCS)
イクイノックス(東京スポーツ杯2歳S)
ブランノワール(福島民友C・霜月S)
クリッパークラス(みちのくS)
アルコレーヌ(晩秋S)
セリユーズ(秋色S)
ルナシオン(秋色S)
クライムメジャー(秋陽ジャンプS)
バルバレスコ(五色沼特別)
サンカルパ(赤松賞)
ジャズブルース(秋明菊賞)

担当者:馬主情報部 馬主S

「シルクレーシング」は、私や他の方が過去に何度もお伝えしている通り、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
一昨年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、昨年は、アーモンドアイでヴィクトリアマイルと天皇賞・秋とジャパンCを、ラウダシオンでNHKマイルCを制するなど、重賞を14勝し、全体で「121勝・獲得賞金36億0254万円」という過去最高の成績を残しており、「馬主リーディング2位」で1年を終えておりました。
しかし今年は、ピクシーナイトでスプリンターズSを制し、オーソリティでアルゼンチン共和国杯を制するなど、先週までに93勝を上げているものの、獲得賞金は「21億6382万円」と、昨年の同時期(11月15日【日】まで)の「獲得賞金28億4946万円」を大きく下回り、「馬主リーディング3位」に留まっているため、現在は同クラブの関係者全員が、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
こういった中、「シルクレーシング」は、今週、
1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のマイルCS→インディチャンプとサリオス
1着賞金3800万円(同3040万円)の東京スポーツ杯2歳S→イクイノックス
1着賞金2300万円(同1840万円)の福島民友C→ブランノワール(霜月Sにも登録)
1着賞金1820万円(同1456万円)のみちのくS→クリッパークラス
1着賞金1820万円(同1456万円)の晩秋S→アルコレーヌ
1着賞金1820万円(同1456万円)の秋色S→セリユーズとルナシオン
など、計12頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2021/11/15
俳優の役所広司さんを起用したCMが好評です
小笹芳央(おざさ・よしひさ)氏

本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ホウオウアマゾン(マイルCS)
ホウオウトゥルース(福島民友C)
ホウオウビクトリー(三春駒特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座にある「歌舞伎座タワー」の15階に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長でして、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーは、2歳下の弟です。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に拠点を構え、14のグループ会社を有し、2020年12月期の売上高が「352億7800万円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
なお、2018年の10月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したCMを製作・放映しており、これが好評を博しております。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けておりました。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに60頭以上を所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
と、順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしております。
更に、今年も勢いは続いており、ホウオウイクセルを出走させたフラワーCで初めての重賞勝ちを飾り、ホウオウアマゾンを出走させたアーリントンCも制するなど、先週までの成績が「25勝・獲得賞金4億5362万円」と、早くもキャリアハイとなっておりますので、現在は、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、小笹オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月12日(月)~13日(火)に行われた今年の同セールに於いても、4億5100万円(税込)で落札した「セルキスの2021」(牡・父キズナ)など、計9頭に総額10億2740万円(税込)を投じております。
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)のマイルCSにホウオウアマゾン、1着賞金2300万円(同1840万円)の福島民友Cにホウオウトゥルース、1着賞金1060万円(同848万円)の三春駒特別にホウオウビクトリーと、賞金の高い特別レースに3頭を登録しておりますので、私が小笹オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2021/11/15
代表は自動車関連の様々な事業を手掛けています
ライオンレースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
アルナシーム(東京スポーツ杯2歳S)
ピナクルズ(西郷特別)
セラスチューム(三春駒特別)

担当者:馬主情報部 一口馬主クラブ関係者U

皆さんも詳しいと思いますが、「ライオンレースホース」の前身は、2006年の神戸新聞杯を勝ったドリームパスポートや、2012年の函館スプリントSや2014年のJBCスプリントなどを勝ったドリームバレンチノなどでお馴染みだった「セゾンレースホース」です。
クラブの名前が「セゾン」から「ライオン」に変更された理由は、自動車関連の様々な事業を手掛けている、「株式会社ジーライオン」の代表取締役社長で、JRAの馬主でもある田畑利彦オーナーが、2015年にクラブの権利を取得したからでして、それからは、「ライオンレースホース」の代表をご家族の田畑マヤさんが、クラブの愛馬会法人・「サラブレッドクラブライオン」の代表を田畑利彦オーナーが務めています。
「ライオンレースホース」で、「セゾンレースホース」だった頃を含めて、過去の代表的な存在としてすぐに思いつくのは、先ほど名前を出したドリームパスポートとドリームバレンチノの他に、2002年の日経新春杯を勝ったトップコマンダーや、2008年のシンザン記念を勝ったドリームシグナルといったところでしょうか。
田畑オーナーが最初から経営に関わっていた2016年は、レヴァンテライオンを使った函館2歳Sで、「ライオンレースホース」になってからは初めての重賞勝ちを飾るなど、「14勝・獲得賞金2億6365万円」という成績を残していました。
ただ、その後の4年間は、
2017年→10勝・獲得賞金2億2465万円
2018年→11勝・獲得賞金2億3365万円
2019年→8勝・獲得賞金2億3579万円
2020年→12勝・獲得賞金2億1502万円
と書けば分かる通り、2016年の数字を下回っていましたから、今年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、ユニコーンライオンを使った鳴尾記念で4年半振りに重賞を勝つなど、先週までに17勝を上げて、獲得賞金は「3億4939万円」と、もう2016年の数字を上回っています。
もちろん、現在は「ライオンレースホース」の関係者全員が、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
そうそう、「ライオンレースホース」は、全部で20頭の「2021年度募集馬」(現1歳世代)について、9月3日(金)にラインナップを発表して、10月1日(金)から出資を受け付けていますが、私が確認したところ、まだ1頭も満口になっていません。
もちろん、今はクラブの関係者全員が、1頭でも多く満口にするため、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い重賞レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いないでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の東京スポーツ杯2歳Sにアルナシ-ム、1着賞金1500万円(同1200万円)の西郷特別にピナクルズ、1着賞金1060万円(同848万円)の三春駒特別にセラスチュームと、3頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私がクラブの関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わずメイチの勝負仕上げを依頼しますね。