「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/08/30
現在は「東京馬主協会」の最高顧問を務めております
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ラインベック(新潟記念)
リューベック(札幌2歳S)
アイスバブル(丹頂S)
ボスジラ(丹頂S)
ジョニーズララバイ(テレQ杯)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

金子真人(まこと)オーナーが、神奈川県横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めているのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に、神奈川県横浜市の磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上となっております。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2021年3月期」の数字は、
売上高:288億1900万円
経常利益:31億5300万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めている筈です。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネ、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハ、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクト、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリ、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
また、私は、一口馬主クラブ・日信レースホース(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めた後、1989年にJRAの個人馬主資格を取得し、それから2011年の5月まで、20年以上に渡り馬主を続けておりましたので、金子オーナーとは、各競馬場の馬主席で数え切れないほど顔を合わせており、更に、行きつけの寿司屋が同じだったため、そこで顔を合わせたことも少なくありません。
更に、私が「東京馬主協会」の顧問を務めていた頃、相談役を務めていたのが金子オーナーだったため、こういった経緯から、私にとって金子オーナーは、「盟友の中の盟友」と言えます。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの5年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
という数字に留まっておりましたので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いている筈です。
実際、アカイトリノムスメでクイーンC、レピアーウィットでマーチS、ソダシで桜花賞と札幌記念を制するなど、先週までに30勝を上げ、獲得賞金は「10億0488万円」と、昨年の同時期(8月30日【日】まで)の「26勝・獲得賞金7億6472万円」を上回っております。
もちろん、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、更に勢いを付けたい」と考えている筈です。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月12日(月)~13日(火)に行われた今年の同セールに於いても、2億4200万円で落札した「クイーンズリングの2020」(牡・父ロードカナロア)や、2億2000万円で落札した「シーズアタイガーの2021」(牝・父ハーツクライ)など、計9頭の落札に総額11億6270万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の新潟記念→ラインベック
1着賞金3100万円(同2480万円)の札幌2歳S→リューベック
1着賞金2400万円(同1920万円)の丹頂S→アイスバブルとボスジラ
1着賞金1820万円(同1456万円)のテレQ杯→ジョニーズララバイ
と、5頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出すのは間違いありません。

2021/08/30
仙台に本社を構える、「カニトップ」などの販売で有名な企業の代表です
島川隆哉氏

本業: 株式会社ジャパンヘルスサミット 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
トーセンスーリヤ(新潟記念)
トーセンヴァンノ(札幌2歳S)
トーセンカンビーナ(丹頂S)
トーセンウォーリア(札幌スポニチ賞)

担当者:馬主情報部 馬主Y

島川隆哉オーナーの本業が、「カニトップ」を筆頭とした健康食品の販売で有名な、「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長であるのは、以前から皆様もよくご存知のことでしょう。
宮城県仙台市の中心部に本社を構えている同社は、約40万人の会員に対して、健康食品や、「ELLESTE(エレステ)」シリーズというオリジナルブランドの化粧品や、洗剤をはじめとした生活用品の販売を行っており、現在は、本社に加えて、八戸、仙台、東京、大阪、熊本に営業所を有しております。
更に同社は、「仙台駅」から徒歩で1~2分の場所に拠点を構え、仙台市内の賃貸物件仲介事業を主に手掛けている「株式会社杜の都地所」の経営や、「杜の都ゴルフ倶楽部」、「杜の都ゴルフサロン仙台」、「杜の都ゴルフサロン泉」というゴルフ関連施設の経営など、様々な地域密着型の事業も手掛けておりますので、「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長を務めている島川オーナーは、「地元経済を支えている重要な存在」と言えるでしょう。
また、島川オーナーは、2013年の7月16日(火)に、宮城県刈田郡蔵王町の遠刈田温泉にオープンさせていた美術館・「エール蔵王・島川記念館」を、一昨年の3月20日(水)、「ジャパンヘルスサミット」の本社ビル内に移転させ、「島川美術館」と名前を改めて開館させております。
ここには、島川オーナーが「地元の方達に見ていただきたい」との思いで収集した、日本画家の巨匠・横山大観作の「霊峰不二」や、大正から昭和初期に掛けて活躍した洋画家・岸田劉生作の「麗子像」など、非常に貴重な美術品の数々が展示されておりますので、オーナーは、地元の文化的な発展にも大きく貢献しているのでしょう。
なお、馬主としての島川オーナーは、1998年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに900頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年の天皇賞・秋を制するなど、重賞を4勝したトーセンジョーダンや、2013年のマイルCSを制するなど、重賞を3勝したトーセンラーが挙げられます。
2011年の島川オーナーは、この2頭の活躍などにより、35勝を上げ、過去最高となる「9億9760万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、昨年までの3年間も、
2018年→23勝・獲得賞金4億7970万円
2019年→16勝・獲得賞金3億7398万円
2020年→21勝・獲得賞金4億7228万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていた上、今年も悪い流れが続いており、先週までの成績が「12勝・獲得賞金2億0894万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の新潟記念にトーセンスーリヤ、1着賞金3100万円(同2480万円)の札幌2歳Sにトーセンヴァンノ、1着賞金2400万円(同1920万円)の丹頂Sにトーセンカンビーナ、1着賞金1500万円(同1200万円)の札幌スポニチ賞にトーセンウォーリアと、計4頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、島川オーナーが、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2021/08/30
今年は8年振りのGI勝ちを飾るなど…
サラブレッドクラブ・ラフィアン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
マイネルサーパス(新潟記念)
マイネルファンロン(新潟記念)
オンリーオピニオン(札幌2歳S)
マイネルジェロディ(別府特別)
マイネルブロッケン(天草特別)
ヴォイスオブジョイ(札幌スポニチ賞)
マイネルステレール(釧路湿原特別)
マイネルクロンヌ(瓢湖特別)
マイネルマーティン(瓢湖特別)
レットミーアウト(瓢湖特別)
アセンダント(雷光特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めている岡田紘和氏は、3月19日(金)に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男です。
1986年、岡田繁幸オーナーによって設立された「ラフィアン」は、それから現在までにJRAで1600頭以上を走らせており、その中には、1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴ、2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツ、2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウ、今年のオークスを制したユーバーレーベンといった活躍馬がおり、これまでに、「GIの7勝を含む重賞73勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
しかし、一昨年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という順位であった上、昨年は、馬主リーディング15位(36勝・獲得賞金8億4457万円)まで順位を落としており、1991年から続いていた「馬主リーディングのトップ10入り」が途切れております。
そのため、今年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈であり、実際、ユーバーレーベンを出走させたオークスで8年振りのGI勝ちを飾るなど、先週までに「34勝・獲得賞金7億9504万円」という成績を記録し、馬主リーディング8位に付けております。
もちろん、現在は関係者全員が「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。
なお、「ラフィアン」は、「2021年度募集馬」(現1歳世代)について、2月1日(月)から6月11日(金)まで、「早期募集」として2頭の出資を受け付けておりましたが、私が確認したところ、1頭は満口とならずに締め切りを迎えておりました。
また、5月14日(金)にラインナップを発表した34頭については、7月1日(木)から、抽選で出資を受け付ける「前期募集」を行った後、7月15日(木)から、先着順で出資を受け付ける「後期募集」を行っておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは8頭であり、残りの26頭は、まだ出資を受け付けております。
そのため、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の新潟記念→マイネルサーパスとマイネルファンロン
1着賞金3100万円(同2480万円)の札幌2歳S→オンリーオピニオン
1着賞金1500万円(同1200万円)の別府特別→マイネルジェロディ
1着賞金1500万円(同1200万円)の天草特別→マイネルブロッケン
1着賞金1500万円(同1200万円)の札幌スポニチ賞→ヴォイスオブジョイ
1着賞金1500万円(同1200万円)の釧路湿原特別→マイネルステレール
など、計11頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。

2021/08/30
茨城県古河市で食肉加工を手掛けていますの
藤沼利夫氏

本業: 株式会社藤沼畜産 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ユキノオウジサマ(札幌2歳S)

担当者:馬主情報部 馬主H

藤沼利夫オーナーの本業は、茨城県古河市に本社を構えて、主に食肉の加工を手掛けている、「株式会社藤沼畜産」の代表取締役社長ですわね。
同社は、藤沼オーナーが1978年に開店した「肉の藤沼」が始まりでして、その後、1986年に現在の「株式会社藤沼畜産」へと法人化しましたの。
そして、今では常総市に、食肉の処理や加工、食品製造を行うための「つくば工場」を構えていますわ。
ちなみに「つくば工場」には、牛肉、豚肉、鶏肉などのスライスに使用する「冷凍スライサー」と「斜め切りスライサー」や、食肉の細胞破壊を防ぎ、解凍後も食品の旨み成分や水分を維持する「アルコール凍結機」といった加工機器が多く完備されていて、食肉の加工を知り尽くしたプロの専従者が徹底した品質管理を行っていますの。
同社は、焼肉チェーン店、居酒屋チェーン店、ファーストフード店などに商品を提供していて、その中では、熊本県阿蘇郡産山村の池山牧場から産地直送した和牛・「あか牛大王」が、余分な脂肪分が少なく旨み成分が豊富ということで、中高年や女性からかなりの好評を得ているそうですわね。
また、「藤沼畜産」は、2019年に新社屋と「古河工場」を開設していますし、現在は100名近くの従業員を雇用していますから、同社を一代で築き上げた藤沼オーナーのことを、多くの方が「地域の食肉業界を牽引する重要な存在」と認めている筈ですわ。
馬主としての藤沼オーナーは、2008年からJRAで馬を走らせていて、私が確認したところ、これまでに50頭近くを所有していまして、最初の2年間は未勝利に終わったものの、2010年は、ゴーゴーシュンスケを出走させた1月10日(日)の中山1Rで初勝利を飾っていましたし、2014年には、「2勝・獲得賞金1605万円」という成績を残していましたわね。
でも、一昨年までは4年続けて勝てていませんでしたから、去年の藤沼オーナーは「必ず勝ちたい」と思っていたのでしょうし、実際、去年は、今までで一番多い3勝を上げて、「2603万円」の賞金を獲得していましたの。
そして今年も勢いが続いていて、先週までに2勝を上げて、早くもキャリアハイとなる「2646万円」の賞金を獲得していますわね。
もちろん、今の藤沼オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈ですし、こういった中、今週は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の札幌2歳Sにユキノオウジサマを登録していますので、私がオーナーでしたら、この馬を預けている田島先生に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますわ。
それに、藤沼オーナーは、まだ一度も重賞を勝てていませんから、今回は、「ここで初めての重賞勝ち」をという思いも込められていると私は見ていますの。