注目馬主
2021/08/23
「2021年3月期」の売上高は「838億6200万円」でした
野田みづき氏
本業: 株式会社オービック 元取締役相談役
今週の主な登録馬:
ミッキーブリランテ(キーンランドC)
※株式会社ダノックスの所有馬
ダノンチェイサー(朱鷺S)
ダノンフォーチュン(RKB賞)
担当者:馬主情報部 馬主Y
野田みづきオーナーは、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、少し前まで、自身も同社の取締役相談役を務めておりました。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店」(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2019年3月期」→売上高741億6300万円・経常利益419億2700万円
「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
また、野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を有しており(順弘オーナーの馬主名義は株式会社ダノックス)、みづきオーナーは、確か2002年から馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、2018年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられ、2016年には「6億2011万円」という、過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後の4年間は、
2017年→獲得賞金4億5787万円
2018年→獲得賞金6億1658万円
2019年→獲得賞金5億3642万円
2020年→獲得賞金3億1076万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでいる上、今年も先週までが「1億5750万円」と、昨年の同時期(8月23日【日】まで)の「2億6331万円」を大きく下回っておりますので、現在のみづきオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、みづきオーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月13日(月)~14日(火)に行われた昨年の同セールに於いて、計9頭を総額8億4040万円(税込)で落札していた上、7月12日(月)~13日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計8頭を総額5億1260万円(税込)で落札しております。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のキーンランドCにミッキーブリランテを登録してきましたので、私がオーナーであれば、この馬を預けている矢作先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
なお、今週は、みづきオーナーのご主人であるため、「完全に財布が同じ」と言える順弘オーナー(馬主名義は株式会社ダノックス)も、1着賞金2500万円(同2000万円)の朱鷺Sにダノンチェイサー、1着賞金1500万円(同1200万円)のRKB賞にダノンフォーチュンと、2頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、この2頭も、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。
本業: 株式会社オービック 元取締役相談役
今週の主な登録馬:
ミッキーブリランテ(キーンランドC)
※株式会社ダノックスの所有馬
ダノンチェイサー(朱鷺S)
ダノンフォーチュン(RKB賞)
担当者:馬主情報部 馬主Y
野田みづきオーナーは、テレビCMなどで有名な財務会計ソフト・「勘定奉行」などを販売している、「株式会社オービック」の代表取締役会長・野田順弘(まさひろ)氏の奥様であり、少し前まで、自身も同社の取締役相談役を務めておりました。
1968年、大阪市西区に於いて、野田夫妻が会計機販売会社として設立した同社は、1971年に「東京支店」(現東京本社)を、1973年に「名古屋支店」を、1976年に「福岡支店」を開設するなど、着実に事業拠点を増やし、現在では、東京本社(中央区京橋)と大阪本社(大阪市中央区)の他に、5ヶ所の支店と3ヶ所の営業所を有し、更に4社のグループ企業を有しております。
そして、2000年に東証1部上場を果たした同社は、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2019年3月期」→売上高741億6300万円・経常利益419億2700万円
「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
「2021年3月期」→売上高838億6200万円・経常利益526億0000万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けておりますので、二人三脚で同社を大企業に成長させた経営手腕は、誰もが認めるところでしょう。
また、野田夫妻は、二人ともJRAの馬主資格を有しており(順弘オーナーの馬主名義は株式会社ダノックス)、みづきオーナーは、確か2002年から馬を走らせ始め、現在までに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のNHKマイルC、2016年のマイルCSなど、重賞を6勝したミッキーアイルや、2015年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンや、2018年の宝塚記念を制したミッキーロケットなどが挙げられ、2016年には「6億2011万円」という、過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後の4年間は、
2017年→獲得賞金4億5787万円
2018年→獲得賞金6億1658万円
2019年→獲得賞金5億3642万円
2020年→獲得賞金3億1076万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでいる上、今年も先週までが「1億5750万円」と、昨年の同時期(8月23日【日】まで)の「2億6331万円」を大きく下回っておりますので、現在のみづきオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、みづきオーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月13日(月)~14日(火)に行われた昨年の同セールに於いて、計9頭を総額8億4040万円(税込)で落札していた上、7月12日(月)~13日(火)に行われた今年の同セールに於いても、計8頭を総額5億1260万円(税込)で落札しております。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のキーンランドCにミッキーブリランテを登録してきましたので、私がオーナーであれば、この馬を預けている矢作先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
なお、今週は、みづきオーナーのご主人であるため、「完全に財布が同じ」と言える順弘オーナー(馬主名義は株式会社ダノックス)も、1着賞金2500万円(同2000万円)の朱鷺Sにダノンチェイサー、1着賞金1500万円(同1200万円)のRKB賞にダノンフォーチュンと、2頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、この2頭も、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。
2021/08/23
「くまモン」とコラボした馬油製品などを…
浦邊輝實(うらべ・てるみ)氏
本業: 肌美和(きみわ)株式会社 会長
今週の主な登録馬:
キミワクイーン(新潟2歳S)
担当者:馬主情報部 馬主M
浦邊輝實(うらべ・てるみ)オーナーは、熊本県の上益城郡御船町(かみましきぐん・みふねまち)に本社を構え、馬油を使った化粧品や健康食品などの製造と販売を手掛けている、「肌美和(きみわ)株式会社」の会長です。
馬刺しの本場である熊本県には馬肉専門の牧場が多くあり、1982年に設立された同社は、地元の牧場から馬脂を仕入れ、馬油への加工を行っておりました。
長年に渡り医薬品の卸売りを手掛けていた浦邊オーナーが、同社の2代目社長に就任すると、パッケージを女性が手に取りやすいデザインに一新し、東京の有名百貨店で販売を開始するなど、優れた営業手腕を発揮して次々に販路を広げ、2010年の1月には韓国に「キミワ・コリア」を、2011年の3月には中国の北京に「キミワ・ペキン」を設立するなど、海外への進出も果たしております。
また、2011年には、延べ床面積が984平方メートルの新工場を建設し、馬の胎盤が原料である「馬プラセンタ」の製造を開始しており、現在では、馬油を使った「肌馬油シリーズ」、馬プラセンタを使った「プラセンシリーズ」、馬油と馬プラセンタの両方を使った「きみわシリーズ」といった化粧品やスキンケア製品の他、サプリメントやドリンクなどの「健康食品シリーズ」や、熊本県のキャラクターである「くまモン」とコラボし、馬油には馴染みのない顧客にも手に取ってもらいやすい「くまモンシリーズ」など、多彩なラインナップを取り揃えておりますので、このように「肌美和株式会社」を大きく発展させた浦邊オーナーは、多くの方に「優秀な経営者」と認められていることでしょう。
なお、浦邊オーナーは2016年に社長職を退いて会長に就任しており、現在は、馬肉専門の牧場を運営する企業との合弁会社の立ち上げなどに携わっております。
馬主としての浦邊オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが2017年と、まだキャリアが浅く、これまでに走らせた頭数も3頭のみですが、3頭とも勝ち上がっており、その中でも特に、3頭目の所有馬であるキミワクイーンは、今年の6月20日(日)、オーナーにとって「初の新馬勝ち」を果たしておりますので、この馬には大きな期待を寄せていることでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の新潟2歳Sにキミワクイーンを登録しておりますので、私がオーナーであれば、同馬を預けている奥村武先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示します。
また、浦邊オーナーは、先ほど記した通り、馬主としてのキャリアが浅いため、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「ここで初の重賞勝ちを飾りたい」という思いも込められている筈です。
本業: 肌美和(きみわ)株式会社 会長
今週の主な登録馬:
キミワクイーン(新潟2歳S)
担当者:馬主情報部 馬主M
浦邊輝實(うらべ・てるみ)オーナーは、熊本県の上益城郡御船町(かみましきぐん・みふねまち)に本社を構え、馬油を使った化粧品や健康食品などの製造と販売を手掛けている、「肌美和(きみわ)株式会社」の会長です。
馬刺しの本場である熊本県には馬肉専門の牧場が多くあり、1982年に設立された同社は、地元の牧場から馬脂を仕入れ、馬油への加工を行っておりました。
長年に渡り医薬品の卸売りを手掛けていた浦邊オーナーが、同社の2代目社長に就任すると、パッケージを女性が手に取りやすいデザインに一新し、東京の有名百貨店で販売を開始するなど、優れた営業手腕を発揮して次々に販路を広げ、2010年の1月には韓国に「キミワ・コリア」を、2011年の3月には中国の北京に「キミワ・ペキン」を設立するなど、海外への進出も果たしております。
また、2011年には、延べ床面積が984平方メートルの新工場を建設し、馬の胎盤が原料である「馬プラセンタ」の製造を開始しており、現在では、馬油を使った「肌馬油シリーズ」、馬プラセンタを使った「プラセンシリーズ」、馬油と馬プラセンタの両方を使った「きみわシリーズ」といった化粧品やスキンケア製品の他、サプリメントやドリンクなどの「健康食品シリーズ」や、熊本県のキャラクターである「くまモン」とコラボし、馬油には馴染みのない顧客にも手に取ってもらいやすい「くまモンシリーズ」など、多彩なラインナップを取り揃えておりますので、このように「肌美和株式会社」を大きく発展させた浦邊オーナーは、多くの方に「優秀な経営者」と認められていることでしょう。
なお、浦邊オーナーは2016年に社長職を退いて会長に就任しており、現在は、馬肉専門の牧場を運営する企業との合弁会社の立ち上げなどに携わっております。
馬主としての浦邊オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが2017年と、まだキャリアが浅く、これまでに走らせた頭数も3頭のみですが、3頭とも勝ち上がっており、その中でも特に、3頭目の所有馬であるキミワクイーンは、今年の6月20日(日)、オーナーにとって「初の新馬勝ち」を果たしておりますので、この馬には大きな期待を寄せていることでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金3100万円(馬主の取り分は8割の2480万円)の新潟2歳Sにキミワクイーンを登録しておりますので、私がオーナーであれば、同馬を預けている奥村武先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示します。
また、浦邊オーナーは、先ほど記した通り、馬主としてのキャリアが浅いため、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「ここで初の重賞勝ちを飾りたい」という思いも込められている筈です。
2021/08/23
宮崎県を中心にパチンコ店や自動車販売店を運営しております
株式会社カナヤマホールディングス
本業: パチンコホールの運営など
今週の主な登録馬:
カツジ(キーンランドC)
ドゥーカ(オホーツクS)
ドリームソルジャー(小倉日経オープン)
グラナリー(釜山S)
ワーズワース(岩室温泉特別)
バシレウス(ニセコ特別)
担当者:馬主情報部 馬主J
福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在の「OPUS高鍋店」)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日南市に「OPUS日南店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」
という関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
2018年:「カーマン宮崎大塚店」(宮崎県宮崎市)をオープン
2019年:「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
2021年:「カーマン延岡店」(宮崎県延岡市)をオープン
■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
という形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で200名以上の従業員を雇用し、2020年5月期の売上高は「217億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも100頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しておりました。
一昨年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回っておりましたが、昨年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という、過去最高の成績を残していた上、今年に入ってから先週までも、シヴァージでシルクロードSを制するなど、「19勝・獲得賞金3億4826万円」という好成績を記録しております。
しかし、「カナヤマホールディングス」は、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、「カナヤマホールディングス」は、馬主歴が浅い割に、「競走馬セール」に参加する機会が多く、私が確認したところ、昨年は、
■国内
8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→1頭を1210万円(税込)で落札
8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→4頭を6248万円(税込)で落札
9月22日(火)~24日(木)の「HBAセプテンバーセール」→2頭を3795万円(税込)で落札
■海外
9月13日(日)~25日(金)の「キーンランド・セプテンバーセール」(アメリカ・ケンタッキー)→1頭を18万ドル(約1890万円)で落札
と、計8頭に約1億3143万円を投じていた上、今年も、7月12日(月)~13日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、2頭を4070万円(税込)で落札しておりますので。
当然、これまでの状況を踏まえると、これから行われる「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高く、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」という思惑を抱いている筈です。
このような中、「カナヤマホールディングス」は今週、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のキーンランドC→カツジ
1着賞金1820万円(同1456万円)のオホーツクS→ドゥーカ
1着賞金2400万円(同1920万円)の小倉日経オープン→ドリームソルジャー
1着賞金1820万円(同1456万円)の釜山S→グラナリー
など、計6頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。
本業: パチンコホールの運営など
今週の主な登録馬:
カツジ(キーンランドC)
ドゥーカ(オホーツクS)
ドリームソルジャー(小倉日経オープン)
グラナリー(釜山S)
ワーズワース(岩室温泉特別)
バシレウス(ニセコ特別)
担当者:馬主情報部 馬主J
福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在の「OPUS高鍋店」)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日南市に「OPUS日南店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」
という関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
2018年:「カーマン宮崎大塚店」(宮崎県宮崎市)をオープン
2019年:「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
2021年:「カーマン延岡店」(宮崎県延岡市)をオープン
■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
という形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で200名以上の従業員を雇用し、2020年5月期の売上高は「217億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも100頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しておりました。
一昨年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回っておりましたが、昨年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という、過去最高の成績を残していた上、今年に入ってから先週までも、シヴァージでシルクロードSを制するなど、「19勝・獲得賞金3億4826万円」という好成績を記録しております。
しかし、「カナヤマホールディングス」は、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、「カナヤマホールディングス」は、馬主歴が浅い割に、「競走馬セール」に参加する機会が多く、私が確認したところ、昨年は、
■国内
8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→1頭を1210万円(税込)で落札
8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→4頭を6248万円(税込)で落札
9月22日(火)~24日(木)の「HBAセプテンバーセール」→2頭を3795万円(税込)で落札
■海外
9月13日(日)~25日(金)の「キーンランド・セプテンバーセール」(アメリカ・ケンタッキー)→1頭を18万ドル(約1890万円)で落札
と、計8頭に約1億3143万円を投じていた上、今年も、7月12日(月)~13日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、2頭を4070万円(税込)で落札しておりますので。
当然、これまでの状況を踏まえると、これから行われる「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高く、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」という思惑を抱いている筈です。
このような中、「カナヤマホールディングス」は今週、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のキーンランドC→カツジ
1着賞金1820万円(同1456万円)のオホーツクS→ドゥーカ
1着賞金2400万円(同1920万円)の小倉日経オープン→ドリームソルジャー
1着賞金1820万円(同1456万円)の釜山S→グラナリー
など、計6頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。
2021/08/23
「ベストセラー作家」が愛馬会法人の代表です
キャロットファーム
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
ソルドラード(オホーツクS)
アライバル(新潟2歳S)
クレイドル(新潟2歳S)
ヴェスターヴァルト(朱鷺S)
サクセッション(BSN賞)
ダイアナブライト(BSN賞)
フォアシュピール(ニセコ特別)
ワールドクルーズ(ニセコ特別)
コーディアル(英彦山特別)
担当者:馬主情報部 馬主S
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身で、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、更に今年の2月には、「鳴かずのカッコウ」(小学館)という新刊を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いており、一昨年は、「36億0520万円」の賞金を獲得した「サンデーレーシング」に次ぐ「馬主リーディング2位」だったものの、サートゥルナーリアで皐月賞を、リスグラシューで宝塚記念と有馬記念を、クリソリベルでチャンピオンズCを、レシステンシアで阪神ジュベナイルFを制するなど、126勝を上げ、過去最高となる「34億3815万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし昨年は、
1位:サンデーレーシング→115勝・獲得賞金40億2196万円
2位:シルクレーシング→121勝・獲得賞金36億0254万円
3位:キャロットファーム→118勝・獲得賞金24億4179万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも一昨年の数字を大きく下回っており、「馬主リーディング1位」の「サンデーレーシング」に「15億8017万円」の差を付けられた3位に留まっておりましたので、今年はクラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は先週までに、レイパパレで大阪杯、エフフォーリアで皐月賞を制するなど、65勝を上げ、「18億0902万円」の賞金を獲得し、昨年の同時期(8月23日【日】まで)の「14億3087万円」を大きく上回り、「馬主リーディング」の2位に付けております。
ただ、「馬主リーディング1位」の「サンデーレーシング」は、先週までに「23億6046万円」の賞金を獲得しており、「5億5144万円」の差を付けられておりますので、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、サンデーレーシングとの差を詰めたい」と考えているのでしょう。
また「キャロットファーム」は、「2021年度募集馬」(現1歳世代)について、計92頭のラインナップを7月9日(金)に発表しており、9月1日(水)から「第1次募集」を行うことと決定しております。
よって、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、初期段階の出資者増加に繋げたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)のオホーツクS→ソルドラード
1着賞金3100万円(同2480万円)の新潟2歳S→アライバルとクレイドル
1着賞金2500万円(同2000万円)の朱鷺S→ヴェスターヴァルト
1着賞金2300万円(同1840万円)のBSN賞→サクセッションとダイアナブライト
1着賞金1060万円(同848万円)のニセコ特別→フォアシュピールとワールドクルーズ
1着賞金1060万円(同848万円)の英彦山特別→コーディアル
と、計9頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
ソルドラード(オホーツクS)
アライバル(新潟2歳S)
クレイドル(新潟2歳S)
ヴェスターヴァルト(朱鷺S)
サクセッション(BSN賞)
ダイアナブライト(BSN賞)
フォアシュピール(ニセコ特別)
ワールドクルーズ(ニセコ特別)
コーディアル(英彦山特別)
担当者:馬主情報部 馬主S
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身で、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、更に今年の2月には、「鳴かずのカッコウ」(小学館)という新刊を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いており、一昨年は、「36億0520万円」の賞金を獲得した「サンデーレーシング」に次ぐ「馬主リーディング2位」だったものの、サートゥルナーリアで皐月賞を、リスグラシューで宝塚記念と有馬記念を、クリソリベルでチャンピオンズCを、レシステンシアで阪神ジュベナイルFを制するなど、126勝を上げ、過去最高となる「34億3815万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし昨年は、
1位:サンデーレーシング→115勝・獲得賞金40億2196万円
2位:シルクレーシング→121勝・獲得賞金36億0254万円
3位:キャロットファーム→118勝・獲得賞金24億4179万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも一昨年の数字を大きく下回っており、「馬主リーディング1位」の「サンデーレーシング」に「15億8017万円」の差を付けられた3位に留まっておりましたので、今年はクラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は先週までに、レイパパレで大阪杯、エフフォーリアで皐月賞を制するなど、65勝を上げ、「18億0902万円」の賞金を獲得し、昨年の同時期(8月23日【日】まで)の「14億3087万円」を大きく上回り、「馬主リーディング」の2位に付けております。
ただ、「馬主リーディング1位」の「サンデーレーシング」は、先週までに「23億6046万円」の賞金を獲得しており、「5億5144万円」の差を付けられておりますので、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、サンデーレーシングとの差を詰めたい」と考えているのでしょう。
また「キャロットファーム」は、「2021年度募集馬」(現1歳世代)について、計92頭のラインナップを7月9日(金)に発表しており、9月1日(水)から「第1次募集」を行うことと決定しております。
よって、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、初期段階の出資者増加に繋げたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)のオホーツクS→ソルドラード
1着賞金3100万円(同2480万円)の新潟2歳S→アライバルとクレイドル
1着賞金2500万円(同2000万円)の朱鷺S→ヴェスターヴァルト
1着賞金2300万円(同1840万円)のBSN賞→サクセッションとダイアナブライト
1着賞金1060万円(同848万円)のニセコ特別→フォアシュピールとワールドクルーズ
1着賞金1060万円(同848万円)の英彦山特別→コーディアル
と、計9頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。