注目馬主
2021/07/05
京都本社と東京支社の他、中国の大連に3つの工場を…
幅田昌伸氏
本業: 株式会社エスコ 代表取締役
今週の主な登録馬:
ワイドファラオ(プロキオンS)
ヴァンケドミンゴ(七夕賞)
担当者:馬主情報部 馬主O
幅田昌伸オーナーは、京都市の中京区に「京都本社」を、東京都の千代田区に「東京支社」を構え、インテリア関連事業や輸入食器の販売などを手掛けている、「株式会社さら」の代表取締役社長を少し前まで務めており、現在の主な肩書きは、関連会社である「株式会社エスコ」の代表取締役です。
ショールームや建築現場では、カーテン、壁紙、床材などを決定する際に、「サンプルブック」という特殊なカタログを用いるケースが多く、「株式会社さら」は、その「サンプルブック」で業界トップのシェアを誇っております。
更に同社は、2000年2月、中国の大連に「大連エスコ」という自社工場を建設したのを皮切りに、2001年9月に「第2工場」を、2004年10月に「第3工場」を設けているように、順調に海外事業を拡大し、現在は、年間で約400万冊の「サンプルブック」を製造しており、2021年1月期に於けるグループ全体の売上高は、「97億円」という素晴らしいものでした。
馬主としての幅田オーナーは、1999年にJRAで所有馬を走らせ始め、それから現在までに90頭以上を所有しており、一昨年は、ワイドファラオがニュージーランドTとユニコーンSを制したことなどにより、過去最高となる「1億7433万円」の賞金を獲得しております。
そして昨年は、JRAに於いて、2012年と並んで自身最高の勝利数となる8勝を上げ、前年に次ぐ「1億4656万円」の賞金を獲得していた上、ワイドファラオで1着賞金6000万円の地方交流G1・かしわ記念を制しました。
その上、今年に入ってからも、先週までの獲得賞金が「6795万円」と、昨年の同時期(7月5日【日】まで)の「4955万円」を上回っておりますので、現在の幅田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、幅田オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月13日(土)~14日(火)の「セレクトセール」→2頭を3190万円で落札
■8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→4頭を3784万円で落札
と、計6頭を総額6974万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込表記)
当然、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のプロキオンSにワイドファラオ、1着賞金4100万円(同3280万円)の七夕賞にヴァンケドミンゴを登録してきましたので、私が幅田オーナーであれば、前者を預けている辻野先生と、後者を預けている藤岡先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。
本業: 株式会社エスコ 代表取締役
今週の主な登録馬:
ワイドファラオ(プロキオンS)
ヴァンケドミンゴ(七夕賞)
担当者:馬主情報部 馬主O
幅田昌伸オーナーは、京都市の中京区に「京都本社」を、東京都の千代田区に「東京支社」を構え、インテリア関連事業や輸入食器の販売などを手掛けている、「株式会社さら」の代表取締役社長を少し前まで務めており、現在の主な肩書きは、関連会社である「株式会社エスコ」の代表取締役です。
ショールームや建築現場では、カーテン、壁紙、床材などを決定する際に、「サンプルブック」という特殊なカタログを用いるケースが多く、「株式会社さら」は、その「サンプルブック」で業界トップのシェアを誇っております。
更に同社は、2000年2月、中国の大連に「大連エスコ」という自社工場を建設したのを皮切りに、2001年9月に「第2工場」を、2004年10月に「第3工場」を設けているように、順調に海外事業を拡大し、現在は、年間で約400万冊の「サンプルブック」を製造しており、2021年1月期に於けるグループ全体の売上高は、「97億円」という素晴らしいものでした。
馬主としての幅田オーナーは、1999年にJRAで所有馬を走らせ始め、それから現在までに90頭以上を所有しており、一昨年は、ワイドファラオがニュージーランドTとユニコーンSを制したことなどにより、過去最高となる「1億7433万円」の賞金を獲得しております。
そして昨年は、JRAに於いて、2012年と並んで自身最高の勝利数となる8勝を上げ、前年に次ぐ「1億4656万円」の賞金を獲得していた上、ワイドファラオで1着賞金6000万円の地方交流G1・かしわ記念を制しました。
その上、今年に入ってからも、先週までの獲得賞金が「6795万円」と、昨年の同時期(7月5日【日】まで)の「4955万円」を上回っておりますので、現在の幅田オーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、幅田オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■7月13日(土)~14日(火)の「セレクトセール」→2頭を3190万円で落札
■8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→4頭を3784万円で落札
と、計6頭を総額6974万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込表記)
当然、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高く、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のプロキオンSにワイドファラオ、1着賞金4100万円(同3280万円)の七夕賞にヴァンケドミンゴを登録してきましたので、私が幅田オーナーであれば、前者を預けている辻野先生と、後者を預けている藤岡先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。
2021/07/05
高知県に「ブリ」と「クロマグロ」の養殖場があります
松岡隆雄氏
本業: 株式会社松岡 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
サンライズホープ(プロキオンS)
サンライズナイト(天の川S)
担当者:馬主情報部 馬主J
皆様もよくご存知の通り、松岡隆雄オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、世界中から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しており、現在の取引先は、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国など、50ヶ国以上に及んでおります。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、「ブリ」と「クロマグロ」の養殖を行っており、その生産物を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売するなど、順調に事業規模を拡大しており、2021年1月期の年間売上高は、「410億円」という素晴らしい数字でした。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京と大阪と福岡に支店を持ち、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に物流センターを有しており、更に、一昨年の4月10日(水)には、国内11番目の冷凍冷蔵物流センターとなる「福岡セントラルDC」を竣工させた上、中国、ミャンマー、チリにも拠点を構えておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、確か2003年からJRAで馬を走らせており、私が確認したところ、これまでに350頭ほどを所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2016年→3億5865万円
2017年→2億9236万円
2018年→4億3806万円
2019年→2億9446万円
2020年→3億4167万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いていた上、今年に入ってからも、先週までの獲得賞金が「2億0167万円」と、まだ2007年の2割程度に留まっているため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のプロキオンSにサンライズホープ、1着賞金1820万円(同1456万円)の天の川Sにサンライズナイトと、2頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が松岡オーナーであれば、前者を預けている羽月先生と後者を預けている石坂公一先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
本業: 株式会社松岡 代表取締役社長
今週の主な登録馬:
サンライズホープ(プロキオンS)
サンライズナイト(天の川S)
担当者:馬主情報部 馬主J
皆様もよくご存知の通り、松岡隆雄オーナーの本業は、山口県下関市に本社を構えている、「株式会社松岡」の代表取締役社長です。
1950年に創業された同社は、「世界の国から日本の食卓へ」をスローガンとして、世界中から水産冷凍品や水産加工品などを輸入しており、現在の取引先は、南北アメリカ各国、ヨーロッパ、アフリカ諸国、アジア各国など、50ヶ国以上に及んでおります。
また、「株式会社松岡」は、1999年に「サンライズファーム養殖場」(高知県幡多郡大月町)を開場し、「ブリ」と「クロマグロ」の養殖を行っており、その生産物を「日の出ぶり」・「日の出まぐろ」というブランド名で販売するなど、順調に事業規模を拡大しており、2021年1月期の年間売上高は、「410億円」という素晴らしい数字でした。
そして同社は、現在、下関市の本社に加えて、東京と大阪と福岡に支店を持ち、山口、神奈川、千葉、大阪、福岡、宮崎の6府県に物流センターを有しており、更に、一昨年の4月10日(水)には、国内11番目の冷凍冷蔵物流センターとなる「福岡セントラルDC」を竣工させた上、中国、ミャンマー、チリにも拠点を構えておりますので、「株式会社松岡」のトップであるオーナーは、「水産業界を牽引する重要人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松岡オーナーは、確か2003年からJRAで馬を走らせており、私が確認したところ、これまでに350頭ほどを所有しており、過去の代表的な存在としては、2005年の産経大阪杯と毎日王冠などを制したサンライズペガサスや、2007年のフェブラリーSを制したサンライズバッカスや、2008年と2009年の中山大障害を連覇したキングジョイなどが挙げられます。
2007年の松岡オーナーは、サンライズバッカスでフェブラリーSを制し、サンアディユでアイビスSDとセントウルSと京阪杯を制するなど、重賞6勝を含む31勝を上げ、過去最高となる「8億8262万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それ以降は伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2016年→3億5865万円
2017年→2億9236万円
2018年→4億3806万円
2019年→2億9446万円
2020年→3億4167万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いていた上、今年に入ってからも、先週までの獲得賞金が「2億0167万円」と、まだ2007年の2割程度に留まっているため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のプロキオンSにサンライズホープ、1着賞金1820万円(同1456万円)の天の川Sにサンライズナイトと、2頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が松岡オーナーであれば、前者を預けている羽月先生と後者を預けている石坂公一先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
2021/07/05
2006年に出版した書籍が33万部のベストセラーとなりました
キャロットファーム
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
カウディーリョ(七夕賞)
クラージュゲリエ(七夕賞)
ベレヌス(阿武隈S)
トゥザフロンティア(五稜郭S)
コーディアル(マカオJCT・織姫賞)
コートダルジャン(タイランドC)
担当者:馬主情報部 馬主S
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身で、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、更に今年の2月には、「鳴かずのカッコウ」(小学館)という新刊を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いており、一昨年は、「36億0520万円」の賞金を獲得した「サンデーレーシング」に次ぐ「馬主リーディング2位」だったものの、サートゥルナーリアで皐月賞を、リスグラシューで宝塚記念と有馬記念を、クリソリベルでチャンピオンズCを、レシステンシアで阪神ジュベナイルFを制するなど、126勝を上げ、過去最高となる「34億3815万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし昨年は、
1位:サンデーレーシング→115勝・獲得賞金40億2196万円
2位:シルクレーシング→121勝・獲得賞金36億0254万円
3位:キャロットファーム→118勝・獲得賞金24億4179万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも一昨年の数字を大きく下回っており、「馬主リーディング1位」の「サンデーレーシング」に「15億8017万円」の差を付けられた3位に留まっておりましたので、今年は、クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は先週までに、レイパパレで大阪杯、エフフォーリアで皐月賞を制するなど、50勝を上げ、「15億1594万円」の賞金を獲得し、昨年の同時期(7月5日【日】まで)の「12億0155万円」を大きく上回り、「馬主リーディング」の2位に付けております。
ただ、「馬主リーディング1位」の「サンデーレーシング」は、先週までに「21億6965万円」の賞金を獲得しており、「6億5371万円」の差を付けられておりますので、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、サンデーレーシングとの差を詰めたい」と考えているのでしょう。
また同クラブは、8月1日(土)の午前10時から、「2021年度・1歳馬募集カタログ」の資料請求を受け付け、9月1日(水)から、「第1次募集」を開始することと決定しております。
よって、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、初期段階の出資者増加に繋げたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の七夕賞→カウディーリョとクラージュゲリエ
1着賞金1820万円(同1456万円)の阿武隈S→ベレヌス
1着賞金1820万円(同1456万円)の五稜郭S→トゥザフロンティア
1着賞金1060万円(同848万円)のマカオJCT→コーディアル(織姫賞にも登録)
1着賞金1060万円(同848万円)のタイランドC→コートダルジャン
と、計6頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
カウディーリョ(七夕賞)
クラージュゲリエ(七夕賞)
ベレヌス(阿武隈S)
トゥザフロンティア(五稜郭S)
コーディアル(マカオJCT・織姫賞)
コートダルジャン(タイランドC)
担当者:馬主情報部 馬主S
「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、北海道芦別市の出身で、岩見沢東高校と慶応大学の経済学部を卒業してからNHKに入局しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けており、更に今年の2月には、「鳴かずのカッコウ」(小学館)という新刊を出版しております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「シューイチ」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いており、一昨年は、「36億0520万円」の賞金を獲得した「サンデーレーシング」に次ぐ「馬主リーディング2位」だったものの、サートゥルナーリアで皐月賞を、リスグラシューで宝塚記念と有馬記念を、クリソリベルでチャンピオンズCを、レシステンシアで阪神ジュベナイルFを制するなど、126勝を上げ、過去最高となる「34億3815万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし昨年は、
1位:サンデーレーシング→115勝・獲得賞金40億2196万円
2位:シルクレーシング→121勝・獲得賞金36億0254万円
3位:キャロットファーム→118勝・獲得賞金24億4179万円
と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも一昨年の数字を大きく下回っており、「馬主リーディング1位」の「サンデーレーシング」に「15億8017万円」の差を付けられた3位に留まっておりましたので、今年は、クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は先週までに、レイパパレで大阪杯、エフフォーリアで皐月賞を制するなど、50勝を上げ、「15億1594万円」の賞金を獲得し、昨年の同時期(7月5日【日】まで)の「12億0155万円」を大きく上回り、「馬主リーディング」の2位に付けております。
ただ、「馬主リーディング1位」の「サンデーレーシング」は、先週までに「21億6965万円」の賞金を獲得しており、「6億5371万円」の差を付けられておりますので、現在は「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、サンデーレーシングとの差を詰めたい」と考えているのでしょう。
また同クラブは、8月1日(土)の午前10時から、「2021年度・1歳馬募集カタログ」の資料請求を受け付け、9月1日(水)から、「第1次募集」を開始することと決定しております。
よって、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、初期段階の出資者増加に繋げたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の七夕賞→カウディーリョとクラージュゲリエ
1着賞金1820万円(同1456万円)の阿武隈S→ベレヌス
1着賞金1820万円(同1456万円)の五稜郭S→トゥザフロンティア
1着賞金1060万円(同848万円)のマカオJCT→コーディアル(織姫賞にも登録)
1着賞金1060万円(同848万円)のタイランドC→コートダルジャン
と、計6頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が「キャロットファーム」の関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
2021/07/05
一昨年、札幌市内にオープンしたペット用品専門店が好評です
安原浩司氏
本業: 株式会社ファイネストコーポレーション 代表取締役
今週の主な登録馬:
アルドーレ(マリーンS)
アバルラータ(七夕賞)
ルーチェデラヴィタ(函館道新スポーツ杯)
担当者:馬主情報部 馬主M
安原浩司オーナーの本業は、札幌市の中央区に本社ビルを構え、水道経費削減事業や、水処理システム管理や、不動産事業や、クリニックモールの運営・管理などを手掛けている、「株式会社ファイネストコーポレーション」の代表取締役です。
2006年に設立された同社は、JA札幌厚生病院、JA旭川厚生病院、JA帯広厚生病院、札幌道都病院、手稲渓仁会病院といった医療機関や、札幌ビューホテル大通公園、プレミアムホテルTSUBAKI札幌といった宿泊施設や、キャポ大谷地といった商業施設に於いて、地下水処理システムの保守管理などを行っております。
更に同社は、その他にも、札幌市内を中心に、不動産管理や新築戸建販売やリノベーションを手掛けている上、アメリカで人気を集めている愛犬家向けのブランド、「LUNA BLUE」の商品などを正規代理店として取り扱っているペット用品専門店、「アンジュ」(札幌市中央区)を一昨年の5月にオープンしており、私が聞いた話によれば、豊富な品揃えなどが好評を博しているそうです。
なお、馬主としての安原オーナーは、2006年からJRAで馬を走らせており、これまでに80頭近くを所有し、シュウジを出走させた2015年の小倉2歳Sで初の重賞勝ちを飾っておりました。
2018年は、アンジュデジールを出走させたJBCレディスクラシックで初のGI勝ちを飾るなど、全部で9勝を上げ、「2億3273万円」という過去最高の賞金を獲得しており、一昨年と昨年も、
2019年→12勝・獲得賞金2億2475万円
2020年→11勝・獲得賞金2億3258万円
と記せば分かる通り、2018年と同水準の成績を残しております。
更に今年は、ファストフォースでCBC賞を制するなど、先週までに6勝を上げ、獲得賞金は「1億6827万円」と、既に昨年の7割以上となっている上、地方でも、1着賞金3200万円の関東オークスをウェルドーンで制しておりますので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、安原オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、一昨年は、
■4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を1512万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」→1頭を5076万円で落札
■8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→1頭を432万円で落札
と、計3頭の落札に総額7020万円を投じており、昨年は、8月24日(月)の「HBAセレクションセール」に於いて、1頭を2640万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込)
当然、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高いため、現在のオーナーは、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)のマリーンSにアルドーレ、1着賞金4100万円(同3280万円)の七夕賞にアバルラータ、1着賞金1500万円(同1200万円)の函館道新スポーツ杯にルーチェデラヴィタと、3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が安原オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。
本業: 株式会社ファイネストコーポレーション 代表取締役
今週の主な登録馬:
アルドーレ(マリーンS)
アバルラータ(七夕賞)
ルーチェデラヴィタ(函館道新スポーツ杯)
担当者:馬主情報部 馬主M
安原浩司オーナーの本業は、札幌市の中央区に本社ビルを構え、水道経費削減事業や、水処理システム管理や、不動産事業や、クリニックモールの運営・管理などを手掛けている、「株式会社ファイネストコーポレーション」の代表取締役です。
2006年に設立された同社は、JA札幌厚生病院、JA旭川厚生病院、JA帯広厚生病院、札幌道都病院、手稲渓仁会病院といった医療機関や、札幌ビューホテル大通公園、プレミアムホテルTSUBAKI札幌といった宿泊施設や、キャポ大谷地といった商業施設に於いて、地下水処理システムの保守管理などを行っております。
更に同社は、その他にも、札幌市内を中心に、不動産管理や新築戸建販売やリノベーションを手掛けている上、アメリカで人気を集めている愛犬家向けのブランド、「LUNA BLUE」の商品などを正規代理店として取り扱っているペット用品専門店、「アンジュ」(札幌市中央区)を一昨年の5月にオープンしており、私が聞いた話によれば、豊富な品揃えなどが好評を博しているそうです。
なお、馬主としての安原オーナーは、2006年からJRAで馬を走らせており、これまでに80頭近くを所有し、シュウジを出走させた2015年の小倉2歳Sで初の重賞勝ちを飾っておりました。
2018年は、アンジュデジールを出走させたJBCレディスクラシックで初のGI勝ちを飾るなど、全部で9勝を上げ、「2億3273万円」という過去最高の賞金を獲得しており、一昨年と昨年も、
2019年→12勝・獲得賞金2億2475万円
2020年→11勝・獲得賞金2億3258万円
と記せば分かる通り、2018年と同水準の成績を残しております。
更に今年は、ファストフォースでCBC賞を制するなど、先週までに6勝を上げ、獲得賞金は「1億6827万円」と、既に昨年の7割以上となっている上、地方でも、1着賞金3200万円の関東オークスをウェルドーンで制しておりますので、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えている筈です。
また、安原オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、一昨年は、
■4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を1512万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」→1頭を5076万円で落札
■8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→1頭を432万円で落札
と、計3頭の落札に総額7020万円を投じており、昨年は、8月24日(月)の「HBAセレクションセール」に於いて、1頭を2640万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込)
当然、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が高いため、現在のオーナーは、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)のマリーンSにアルドーレ、1着賞金4100万円(同3280万円)の七夕賞にアバルラータ、1着賞金1500万円(同1200万円)の函館道新スポーツ杯にルーチェデラヴィタと、3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が安原オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。