「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/04/26
幼い頃に騎手を目指していた「神戸の眼科医」が…
鈴木隆司氏

本業: 鈴木眼科クリニック 院長

今週の主な登録馬:
カレンブーケドール(天皇賞・春)

担当者:馬主情報部 馬主Y

鈴木隆司オーナーの本業は、「JR六甲道駅」(兵庫県神戸市灘区)から徒歩3分ほどの場所にある、「鈴木眼科クリニック」の院長です。
このクリニックでは、「コンタクトレンズを装着するための検査」や、「結膜炎の治療」といった一般的な眼科診察だけではなく、「緑内障手術」や、レーザーで治療する「網膜光凝固術」や、日帰りの「白内障手術」なども行っておりますので、近隣の方にとっては「必要不可欠な存在」と言える筈であり、その院長を務めている鈴木オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられていることでしょう。
鈴木オーナーは、幼い頃に騎手を目指していたものの、背が高くなり過ぎたため、その道を断念したそうです。
しかし、「競馬に関わりたい」との思いを捨て切れず、「馬主になる」と決意したそうで、その夢を、まず一口馬主として叶えていたものの、やはり「自分の馬が欲しい」という思いが次第に強まり、1998年にJRAの個人馬主資格を取得しております。
そして、2000年からJRAで馬を走らせている鈴木オーナーは、現在までに60頭以上を所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年のスプリンターズSや2012年の高松宮記念など、重賞を5勝したカレンチャンと、2012年のNHKマイルCや毎日王冠など、同じく重賞を5勝したカレンブラックヒルといった名前が挙げられるでしょう。
2012年の鈴木オーナーは、この2頭の活躍などにより、「13勝・獲得賞金4億9116万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、それ以降は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間も、
2016年→7勝・獲得賞金1億8242万円
2017年→7勝・獲得賞金1億0892万円
2018年→8勝・獲得賞金1億1327万円
2019年→9勝・獲得賞金3億7100万円
2020年→8勝・獲得賞金2億3665万円
という数字に留まっておりましたので、今年の鈴木オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈であり、実際、先週までの獲得賞金が「1億0321万円」と、昨年の同時期(4月26日【日】まで)の「6001万円」を大きく上回っておりますが、私は、オーナーがこの状況に決して満足していないと見ております。
何故なら、鈴木オーナーは、カレンブラックヒルで2015年の小倉大賞典を制してから、6年以上も重賞を勝てておりませんので。
そういった中、今週、鈴木オーナーは、1着賞金1億5000万円(馬主の取り分は8割の1億2000万円)の天皇賞・春にカレンブーケドールを登録してきましたので、私がオーナーであれば、「久々の重賞勝ちをGIのここで」と考え、この馬を預けている国枝先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2021/04/26
ご子息は「総務副大臣」を務めていますわね
新谷幸義(しんたに・たかよし)氏

本業: 医療法人社団葵会 理事長

今週の主な登録馬:
アオイショー(青葉賞)

担当者:馬主情報部 馬主H

新谷幸義(しんたに・たかよし)オーナーが、千葉県の柏市に本部がある「医療法人社団・葵会」の理事長を務めているのは、私が改めて説明するまでもなく、皆さんもよくご存知のことですわね。
1972年4月、広島県世羅郡世羅町に「新谷整形外科医院」を開設したオーナーは、1975年8月、広島県東広島市に「社会福祉法人・広島新生会(現在の葵新生会)」を設立し、その後も、
1976年3月→八本松病院(広島県東広島市)を開設
1978年2月→医療法人社団・葵会を設立
1989年2月→千葉・柏リハビリテーション病院を開設
2001年3月→学校法人・葵会学園を設立
2005年7月→広島平和クリニック・がんドック先端医療健診センターを開設
2018年10月→介護老人保健施設・葵の園・越谷レイクタウンを開設
2019年4月→介護老人保健施設・葵の園・那須塩原を開設
といった形で順調に「葵会」の規模を拡大していますの。
そして同会は、現在、病院、福祉施設、大学、専門学校、保育園、ホテルなど130ヶ所以上の施設を全国に展開し、15000人を超える職員を雇用していて、「【治す】と【防ぐ】を両立した医療」を目指し社会に貢献していますから、私は、「葵会」を束ねている新谷オーナーのことを「尊敬すべき人物」と考えていますし、きっと皆さんも同じように考えている筈ですわ。
なお、新谷オーナーの次男の正義(まさよし)氏は、医師として日赤医療センターで勤務した後、ご自身で医療法人を設立していて、2012年には、衆議院選挙に立候補し見事に当選し、現在は3期目となっている上、昨年の9月16日(水)に発足した菅内閣に於いて、「総務副大臣」に就任していますので、新谷オーナーと同じように、周囲から大いに尊敬されているのでしょうね。
そして、新谷オーナーがJRAで馬を走らせているのは2014年からでして、キャリアが浅いこともあって、まだ目立った実績を残していませんが、「競走馬セール」に参加することが多くて、昨年は、7月13日(月)~14日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、計3頭を総額1億1770万円(税込)で落札していましたわ。
でも、同セールが終了してから先週までに獲得した賞金は「4119万円」で、その内、「馬主の取り分」は8割の「3295万円」ですから、まだ、セールで投じた資金を3割も回収できていませんの。
もちろん、今のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈ですわ。
そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の青葉賞にアオイショーを登録していますので、私が新谷オーナーであれば、この馬を預けている中舘先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。
また、オーナーは、馬主歴が浅いこともあって、まだ重賞を勝てていませんから、今回は、「初めての重賞勝ちを飾りたい」という願いも込められているのでしょうね。

2021/04/26
横浜市の磯子区で起業しました
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
シロニイ(天皇賞・春)
マカヒキ(天皇賞・春)
ユーキャンスマイル(天皇賞・春)
ゲヴィナー(青葉賞)
カントル(府中S)
アウサンガテ(姫川特別)
ジャカランダレーン(しゃくなげ賞)

担当者:馬主情報部 馬主T

金子オーナーの本業は、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長です。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上となっているとのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2020年3月期」の数字は、
売上高:292億9600万円
経常利益:34億8600万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの5年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
という形で伸び悩んでいたため、今年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
実際、アカイトリノムスメでクイーンC、レピアーウィットでマーチS、ソダシで桜花賞を制するなど、先週までに14勝を上げ、獲得賞金は「5億8801万円」と、昨年の同時期(4月26日【日】まで)の「4億2005万円」を大きく上回っております。
もちろん、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、更に勢いを付けたい」と考えている筈です。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月13日(月)~14日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、2億4200万円で落札した「アブソリュートレディの2019」(牡・父ディープインパクト)や、1億2650万円で落札した「ヒストリックレディの2019」(牡・父キングカメハメハ)など、計15頭の落札に総額11億7150万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
ただ、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「12億2699万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の「9億8159万円」となるため、落札に要した資金を、まだ8割ほどしか回収できておりません。
よって、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金1億5000万円(馬主の取り分は8割の1億2000万円)の天皇賞・春にシロニイとマカヒキとユーキャンスマイル
1着賞金5400万円(同4320万円)の青葉賞にゲヴィナー
1着賞金1820万円(同1456万円)の府中S→カントル
1着賞金1060万円(同848万円)の姫川特別→アウサンガテ
1着賞金1010万円(同808万円)のしゃくなげ賞→ジャカランダレーン
と、計7頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2021/04/26
東京駅の近くに本社を構えております
江馬由将(えま・よしまさ)氏

本業: ジェイピーリターンズ株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ワンデイモア(青葉賞)

担当者:馬主情報部 馬主J

江馬由将(えま・よしまさ)オーナーは、「JR東京駅」(東京都千代田区)から徒歩5分ほどの場所にある「丸の内パークビルディング」の6階に本社を構え、投資用不動産の販売や管理などを手掛けている、「ジェイピーリターンズ株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、2002年、当時28歳だった江馬オーナーが設立から、一貫して、都市部で好立地の中古マンションに特化した投資を顧客に提案しており、現在、同社が定期的に行っている「セミナー」には、毎回、多くの参加者が集まっているそうです。
私が確認したところ、最近の売上高は、
2017年3月期→63億円
2018年3月期→104億円
2019年3月期→155億円
2020年3月期→198億円
と記せば分かる通り、右肩上がりとなっておりますので、「ジェイピーリターンズ株式会社」の代表取締役社長を務めている江馬オーナーのことは、非常に多くの方が、「優秀な経営者」と認めているのでしょう。
なお、馬主としての江馬オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが2018年と、まだキャリアが浅いものの、早くも20頭ほどを所有しており、昨年までは、
2018年→0勝・獲得賞金200万円
2019年→2勝・獲得賞金2050万円
2020年→6勝・獲得賞金5942万円
と着実に数字を伸ばしており、今年も、先週までに「3勝・獲得賞金3140万円」という成績を残し、昨年のペースを大きく上回っております。
ただ、オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、江馬オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年までの4年間も、
■2017年
「セレクトセール」と「HBAサマーセール」に於いて、2頭を3834万円で落札
■2018年
「セレクトセール」と「HBAセレクションセール」と「HBAサマープレミアムセール」に於いて、4頭を1億3338万円で落札
■2019年
「HBAトレーニングセール」と「セレクトセール」と「HBAセレクションセール」と「HBAサマーセール」に於いて、6頭を1億4785万円で落札
■2020年
「セレクトセール」と「HBAサマーセール」に於いて、3頭を1億1880万円で落札
と、総額4億3837万円を投じて計15頭を落札しておりますので。
(落札金額は全て税込表記)
当然、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高く、現在のオーナーは、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の青葉賞にワンデイモアを登録しておりますので、私が江馬オーナーであれば、同馬を預けている国枝先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出すことでしょう。
また、江馬オーナーは、馬主としてのキャリアが浅いこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「初めての重賞勝ちをここで」という思いも込められていると私は見ております。