「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/04/05
不動産投資ファンド向け物件の開発や運用などを手掛けております
六井元一(むつい・げんいち)氏

本業: 株式会社ダイニチ 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ファインルージュ(桜花賞)

担当者:馬主情報部 馬主O

六井元一(むつい・げんいち)オーナーは、「東京メトロ東西線・浦安駅」(千葉県浦安市)のすぐ近くに本社を構え、不動産の売買、投資用不動産の開発や販売、アパートやマンションといった賃貸物件の管理などを手掛けている、「株式会社ダイニチ」の代表取締役社長を務めております。
「株式会社ダイニチ」は、1938年、初代の六井乙吉氏が、東京都三鷹市で始めた貸アパート業が起源であり、その後は、軍需工場の多かった同地に於いて、単身寮や社宅の賃貸業を展開しておりました。
1947年、乙吉氏は、戦後の混乱の中、当時の住宅市場を正確に見極め、蒲田、白金、原宿などに於いて、洋館タイプの外国人向け高級住宅販売を始め、これが好評を博したそうです。
その後、1961年に池尻、亀有、川崎大師などの少額物件を取り扱う「毎日建設株式会社」を設立し、翌年の3月には、恵比寿、新宿、世田谷などの高額物件を取り扱う「株式会社アサヒ工業」を設立するなど、順調に事業を拡大しており、1969年には、この2社を統合した「株式会社大日本建設」を設立し、代表取締役社長には、2代目の六井信一氏が就任しました。
更に、会社統合と時期を同じくして、都心からのアクセスや発展性を考慮し、浦安に於いて賃貸用アパートの開発や販売を始めており、その後も、テラスハウスや店舗付き住宅など、ニーズに合わせた物件の販売を積極的に展開しております。
同社は、1987年の12月、本社を浦安に移転させ、社名を現在の「株式会社ダイニチ」に変更し、翌年には六井輝八郎氏が3代目の代表取締役社長に就任しました。
それからの同社は、投資用ワンルームマンションの建設や販売、法人向けの単身寮や社宅の開発や販売、ファミリー向け分譲マンションの開発や販売、不動産投資ファンド向け物件の開発や運用を開始するなど、事業範囲を拡げております。
そして、2003年の4月、六井元一オーナーが4代目の代表取締役社長に就任してからは、介護付き有料老人ホームの運営を手掛ける「株式会社舞浜倶楽部」や、ウィークリーマンションや「ホテルマイステイズ蒲田」といったホテルの運営を手掛ける「有限会社ダイニチホテルアメニティ」を設立するなど、時代に即した形で「株式会社ダイニチ」を更に発展させておりますので、六井オーナーは、「大いに尊敬すべき優秀な人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての六井オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが昨年と、まだキャリアは浅いものの、ファインルージュを出走させた今年のフェアリーSで、オーナーにとって「初の重賞勝ち」を飾っており、今週の桜花賞は、「初のGI勝ち」が懸かっておりますので、私がオーナーであれば、この馬を預けている木村先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示します。

2021/04/05
愛媛県松山市を拠点に、廃棄物処理などを手掛けていますわ
大野剛嗣(つよし)氏

本業: オオノ開發株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ミニーアイル(桜花賞)
フォルツァエフ(やまびこS)
ヴェローチェオロ(ひめさゆり賞)

担当者:馬主情報部 馬主H

大野剛嗣(つよし)オーナーの本業は、愛媛県松山市を拠点に、廃棄物処理事業や生コンクリート製造業など、様々な事業を展開している「オオノ開發株式会社」の代表取締役社長です。
同社は、先代の大野照旺(てるお)氏が、1966年に「大野開発」として設立していまして、それから50年間は照旺氏が代表取締役社長を務めていましたけど、2016年の8月に剛嗣オーナーが、後を次いで代表取締役社長に就任しましたわ。
同社は、1980年、現在の社名に変更すると同時に、資本金を500万円に増資していて、その後は、
1982年→安定型埋立処分場を稼働
1984年→資本金を2000万円に増資
1985年→管理型埋立処分場を稼働
1988年→廃棄物焼却施設を稼働
1992年→資本金を7000万円に増資
2002年→浸出水高度処理施設を稼働
2009年→環境科学研究センターを設立
2011年→複合処理施設を稼動
2012年→東京支店開設
2015年→大阪支店開設
2019年→福岡営業所開設
2020年→九州支店開設
といった形で順調に事業規模を拡大していますの。
そして現在では、
「株式会社トーヨー砕石」→砕石・砕砂の製造及び販売
「株式会社日景生コン」→生コンクリート製造及び販売
「株式会社千照運輸」→産業廃棄物収集・重機車輌運搬
「株式会社マテラ」→スキンケア化粧品・マテラ鉱物飼料製造販売
というグループ会社を擁していますし、その他にも、「たかのこのホテル」や、二つの温泉施設、「たかのこの湯」と「媛彦(ひめひこ)温泉」や、自然公園型ドライブイン・「マテラの森」などを運営していて、現在は、グループ全体で500名を超える従業員を雇用していますわ。
馬主としての剛嗣オーナーは、JRAで馬を走らせ始めた2016年から、今までに13頭を所有していまして、その中の代表的な存在としては、2018年のプロキオンSと昨年のクラスターC(地方交流重賞)を制しているマテラスカイと、昨年のサウジアラビアRCを制しているステラヴェローチェが挙げられますわね。
剛嗣オーナーは、マテラレックスを出走させた、2016年8月20日(土)の新馬戦(新潟・芝2000m)で初勝利を飾っていて、その年は、年末までに「2勝・獲得賞金2268万円」という成績を残していましたわ。
翌年は、「1勝・獲得賞金830万円」という数字に留まっていましたけど、2018年には、マテラスカイを出走させたプロキオンSで初めての重賞勝ちを飾るなど、4勝を上げて、今までで最も多い「1億2877万円」の賞金を獲得していましたの。
また、剛嗣オーナーは、海外や地方交流の大きなレースに所有馬を出走させることが多くて、初めての海外遠征だった2018年のドバイゴールデンシャヒーン(G1)では、マテラスカイが5着に入っていましたし、その後もこの馬は、海外と地方で7回も馬券に絡んでいますわね。
でも、その一方で、一昨年と昨年は、JRAの成績が、
2019年→2勝・獲得賞金4848万円
2020年→6勝・獲得賞金1億1744万円
という数字に留まっていましたから、今年の剛嗣オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈で、実際、先週までに稼いだ賞金が「3447万円」と、昨年の同じ時期(4月5日【日】まで)の「800万円」を大きく上回っていますの。
もちろん、今の大野オーナーは、「この勢いで賞金の高いレースを多く勝ちたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億0500万円(馬主の取り分は8割の8400万円)の桜花賞にミニーアイル、1着賞金1820万円(同1456万円)のやまびこSにフォルツァエフ、1着賞金1820万円(同1456万円)のひめさゆり賞にヴェローチェオロを登録していますので、私が剛嗣オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。

2021/04/05
2014年に社名が変わり、代表も交代しておりました
シルクレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ギルデッドミラー(阪神牝馬S)
ブランノワール(阪神牝馬S)
リアアメリア(阪神牝馬S)
アヴェラーレ(ニュージーランドT)
ドゥラモンド(ニュージーランドT)
レクセランス(大阪-ハンブルクC)
プレシャスルージュ(やまびこS)
ブレイブメジャー(船橋S)
アルコレーヌ(梅田S)
アリーヴォ(ひめさゆり賞)

担当者:馬主情報部 馬主M

「シルクレーシング」は、私や他の方が過去に何度もお伝えしている通り、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、勝利数と獲得賞金にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、2018年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
一昨年は、「90勝(重賞13勝)・獲得賞金25億8316万円」と、前年の数字を下回り、馬主リーディングも、1つ順位を落として「3位」となってしまったものの、昨年は、アーモンドアイでヴィクトリアマイルと天皇賞・秋とジャパンCを、ラウダシオンでNHKマイルCを制するなど、重賞を14勝し、全体で「121勝・獲得賞金36億0254万円」と、再び数字を大きく伸ばし、勝利数と獲得賞金の両方で過去最高の成績を残しており、「馬主リーディング2位」で1年を終えておりました。
しかし、今年は先週までが「31勝・獲得賞金6億5082万円」という成績で、昨年の同時期(4月1週目まで)の「32勝・獲得賞金6億9255万円」を下回っているため、現在は、同クラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけとしたい」と考えている筈です。
そういった中、「シルクレーシング」は、今週、
1着賞金5500万円(馬主の取り分は8割の4400万円)の阪神牝馬S→ギルデッドミラーとブランノワールとリアアメリア
1着賞金5400万円(同4320万円)のニュージーランドT→アヴェラーレとドゥラモンド
1着賞金2400万円(同1920万円)の大阪-ハンブルクC→レクセランス
1着賞金1820万円(同1456万円)のやまびこS→プレシャスルージュ
など、計10頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2021/04/05
早稲田大学の政経学部を出て、リクルートに入社しておりました
小笹芳央(おざさ・よしひさ)氏

本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ホウオウイクセル(桜花賞)
ホウオウピースフル(春雷S)
ホウオウスクラム(やまびこS)
ホウオウトゥルース(梅田S)
ホウオウエクレール(千里山特別)
ホウオウビクトリー(石打特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長です。
また、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーが、2歳下の弟であることも、皆様はよくご存知でしょう。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2004年12月→株式会社リンクプレイス設立
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2009年2月→株式会社リンクインベスターリレーションズを設立
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋、福岡に拠点を構え、14のグループ会社を有するまでになりました。
そして、2017の5月8日(月)には、銀座エリア最大の商業施設「ギンザシックス」の12階にある、床面積が約1850坪のオフィスに本社を移転していた上、2020年12月期の売上高が「352億7800万円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
なお、2018年の8月には、同社が開発した組織改善システム「モチベーションクラウド」について、俳優の役所広司さんを起用したCMを製作・放映しており、これが好評を博しております。
また、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けておりました。
馬主としての小笹オーナーは、2015年にJRAで馬を走らせ始め、これまでに50頭以上を所有しており、初年度は未勝利に終わったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
2020年→13勝・獲得賞金2億5361万円
と、順調に勝利数と獲得賞金を伸ばしております。
更に、今年も勢いは続いており、ホウオウイクセルを使ったフラワーCで初めての重賞勝ちを飾るなど、先週までが「8勝・獲得賞金1億4379万円」という成績で、昨年の同時期(4月1週目まで)の「3勝・獲得賞金2971万円」を大きく上回っておりますが、小笹オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくる筈です。
何故なら、小笹オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月13日(月)~14日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、4億1800万円(税込)で落札した「ヒルダズパッションの2020」(牡・父ハーツクライ)など、計11頭を総額8億0960万円(税込)で落札しておりますので。
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」という思惑を抱いている筈です。
そういった中、今週は、
1着賞金1億0500万円(馬主の取り分は8割の8400万円)の桜花賞にホウオウイクセル
1着賞金2500万円(同2000万円)の春雷Sにホウオウピースフル
1着賞金1820万円(同1456万円)のやまびこSにホウオウスクラム
1着賞金1820万円(同1456万円)の梅田Sにホウオウトゥルース
など、賞金の高い特別レースに6頭を登録していますので、私が小笹オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いするでしょう。
また、小笹オーナーは、馬主としてのキャリアが浅いこともあり、まだGIを勝てておりませんので、桜花賞のホウオウイクセルには、「ここで初めてのGI勝ちを」という思いも込められている筈です。