「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/03/22
近鉄百貨店で働きながら、関西大学を卒業しております
株式会社ダノックス(代表:野田順弘氏)

本業: 株式会社オービック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ダノンスマッシュ(高松宮記念)
ダノンファンタジー(高松宮記念)
ダノンファスト(マーチS)
ダノングレーター(恋路ヶ浜特別)
ダノンシュネラ(君子蘭賞)

※野田みづきオーナーの所有馬
ミッキーブリランテ(高松宮記念)
ミッキーワイルド(名鉄杯)
ミッキーハイド(春風S)

担当者:馬主情報部 馬主M

「株式会社ダノックス」の代表を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフトの「勘定奉行」などで広く知られている「株式会社オービック」の代表取締役会長であり、ここでは私も皆様と同じく、「ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「大阪ビジネスカンパニー」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
2018年3月期→売上高668億1400万円・経常利益355億7000万円
2019年3月期→売上高741億6300万円・経常利益419億2700万円
2020年3月期→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けております。
よって、「オービック」を率いている野田オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と考えているのでしょう。
馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、名義を現在の「ダノックス」としており、2018年は、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得していた上、一昨年は、共同通信杯や金鯱賞やマイラーズCや毎日王冠を制するなど、重賞9勝を含む33勝を上げ、過去最高となる「11億6161万円」の賞金を獲得しておりました。
そして昨年は、JRAに於いて、重賞7勝を含む34勝を上げ、「10億0034万円」という前年に次ぐ賞金を獲得していた上、ダノンファラオでジャパンダートダービー(地方交流G1)を制し、更には、ダノンスマッシュを使った香港スプリントで「初の海外G1勝ち」を飾っておりました。
しかし、今年に入ってからは、先週までが「6勝・獲得賞金1億1751万円」という成績で、昨年のペースを大きく下回っているため、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、野田オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月13日(月)~14日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計9頭を総額12億5950万円(税込)で落札しておりました。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)の高松宮記念にダノンスマッシュとダノンファンタジー、3600万円のマーチSにダノンファスト、1着賞金1500万円(同1200万円)の恋路ヶ浜特別にダノングレーター、1着賞金1010万円(同808万円)の君子蘭賞にダノンシュネラと、計5頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が野田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対し、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。
なお、今週は、オーナーの奥様であるため、「完全に財布が同じ」と言える野田みづきオーナーも、1着賞金1億3000万円(同1億0400万円)の高松宮記念にミッキーブリランテ、1着賞金2200万円(同1760万円)の名鉄杯にミッキーワイルド、1着賞金1820万円(同1456万円)の春風Sにミッキーハイドを登録しておりますので、この3頭についても、全く同じ理由で「勝負懸かり」と見るべきでしょう。

2021/03/22
「東京馬主協会」の「最高顧問」です
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
マリアエレーナ(毎日杯・君子蘭賞)
ハヤヤッコ(マーチS)
レピアーウィット(マーチS)
ウーリリ(六甲S)
フォックスクリーク(春興S)
ルビーカサブランカ(春興S)
アナレンマ(大寒桜賞)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、金子真人(まこと)オーナーの本業は、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長です。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在は、電気製品や医療機器などに必要な「プリント基板」の設計支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1707万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、私が確認したところ、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上となっているとのことです。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2020年3月期」の数字は、
売上高:292億9600万円
経常利益:34億8600万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しており、尚且つ、現在は「東京馬主協会」の「最高顧問」を務めております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの5年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
2020年→45勝・獲得賞金12億9322万円
という形で伸び悩んでいたため、今年の金子オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、アカイトリノムスメでクイーンCを制するなど、先週までに8勝を上げ、獲得賞金は「3億1590万円」と、昨年の同時期(3月22日【日】まで)の「3億0228万円」を上回っております。
もちろん、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、もっと勢いを付けたい」と考えている筈です。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月13日(月)~14日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、2億4200万円で落札した「アブソリュートレディの2019」(牡・父ディープインパクト)や、1億2650万円で落札した「ヒストリックレディの2019」(牡・父キングカメハメハ)など、計15頭の落札に総額11億7150万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
ただ、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「9億5488万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の「7億6390万円」と、落札に要した資金を、まだ7割も回収できておりませんので、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)の毎日杯にマリアエレーナ(君子蘭賞にも登録)
1着賞金3600万円(同2880万円)のマーチSにハヤヤッコとレピアーウィット
1着賞金2500万円(同2000万円)の六甲S→ウーリリ
1着賞金1820万円(同1456万円)の春興S→フォックスクリークとルビーカサブランカ
1着賞金1010万円(同808万円)の大寒桜賞→アナレンマ
と、計7頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

2021/03/22
昨年は宮崎でパチンコ店と唐揚げ店をオープンしました
株式会社カナヤマホールディングス

本業: パチンコホールの運営など

今週の主な登録馬:
カツジ(高松宮記念)
シヴァージ(高松宮記念)
アヴァンティスト(名鉄杯)
ジャルジェ(四国新聞杯)

担当者:馬主情報部 馬主J

福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下であり、1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在のOPUS高鍋店)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日向市に「OPUS日向店」を、日南市に「OPUS日南店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」
という関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
2018年:「カーマン宮崎大塚店」(宮崎県宮崎市)をオープン
2019年:「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
という形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で200名以上の従業員を雇用し、2020年5月期の売上高は「217億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも100頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しております。
一昨年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回っておりましたが、昨年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という、過去最高の成績を残しておりました。
もちろん、今年の「カナヤマホールディングス」は、「昨年の勢いを止めたくない」と考えている筈であり、実際、シヴァージでシルクロードSを制するなど、先週までに10勝を上げ、獲得賞金は「1億6414万円」と、昨年の同時期(3月22日【日】まで)の「8勝・獲得賞金1億2840万円」を上回っております。
また、「カナヤマホールディングス」は、馬主歴が浅い割に、「競走馬セール」に参加する機会が多く、私が確認したところ、一昨年は、国内と海外で、計13頭を約2億5936万円で落札しており、昨年も、
■国内
8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→1頭を1210万円(税込)で落札
8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→4頭を6248万円(税込)で落札
9月22日(火)~24日(木)の「HBAセプテンバーセール」→2頭を3795万円(税込)で落札
■海外
9月13日(日)~25日(金)の「キーンランド・セプテンバーセール」(アメリカ・ケンタッキー)→1頭を18万ドル(約1890万円)で落札
と、計8頭に約1億3143万円を投じておりました。
もちろん、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が極めて高く、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
このような中、「カナヤマホールディングス」は今週、
1着賞金1億3000万円(馬主の取り分は8割の1億0400万円)の高松宮記念→カツジとシヴァージ
1着賞金2200万円(同1760万円)の名鉄杯→アヴァンティスト
1着賞金1500万円(同1200万円)の四国新聞杯→ジャルジェ
と、4頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。

2021/03/22
2011年から岡田繁幸オーナーの三男が代表に…
株式会社ウイン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ウインキートス(日経賞)
ウインマリリン(日経賞)
ウインイクシード(六甲S)
ウインルーア(ミモザ賞)

担当者: 馬主O

2011年の12月から、「株式会社ウイン」の代表を務めているのが、先週の金曜日、3月19日に亡くなった、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏であるのは、皆様もよくご存知の筈です。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガーや、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラスや、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレや、2004年の京王杯SCを制したウインラディウスや、2014年の日経賞を制したウインバリアシオンや、一昨年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトなどが挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、一昨年までの3年間も、
2017年→38勝・獲得賞金8億2693万円
2018年→31勝・獲得賞金6億7797万円
2019年→26勝・獲得賞金5億7149万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっておりましたので、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、昨年は、ウインマリリンでフローラSを制するなど、38勝を上げ、2003年に次ぐ「8億5482万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、今年も勢いは続いており、先週までに6勝を上げ、獲得賞金は「1億7202万円」と、既に昨年の3割以上となっております。
もちろん、現在はクラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、もっと勢いを付けたい」と考えているのでしょう。
そういった中、「ウイン」は、今週、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の日経賞→ウインキートスとウインマリリン
1着賞金2500万円(同2000万円)の六甲S→ウインイクシード
1着賞金1010万円(同808万円)のミモザ賞→ウインルーア
と、賞金の高い特別レースに4頭を登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。