「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/02/22
昨年、香港スプリントで初の海外G1勝ちを飾っております
株式会社ダノックス(代表:野田順弘氏)

本業: 株式会社オービック 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ダノンファンタジー(阪急杯)
ダノンチェイサー(仁川S)
ダノンシュネラ(デイジー賞)

※野田みづきオーナーの所有馬
ミッキーブリランテ(阪急杯)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、「株式会社ダノックス」の代表を務めている野田順弘(まさひろ)氏は、会計ソフト・「勘定奉行」などで広く知られている「株式会社オービック」の代表取締役会長であるため、ここでは私も皆様と同じく、「ダノックス」を「野田オーナー」と表記致します。
1957年、近鉄百貨店に入社した野田オーナーは、昼間、百貨店で勤務しながら、関西大学経済学部の夜間課程に通い、1961年に同大学を卒業した後、1962年に会計機器の輸入販売会社で働き始めました。
そして、ここでの経験を活かして、1968年に「大阪ビジネスカンパニー」を設立し、1974年に社名を現在の「株式会社オービック」に変更しております。
その後の同社は、2000年に東証1部上場を果たし、最近では、主力商品の総合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の販売や、「システムの運用支援サービス」が好調なことなどにより、
「2018年3月期」→売上高668億1400万円・経常利益355億7000万円
「2019年3月期」→売上高741億6300万円・経常利益419億2700万円
「2020年3月期」→売上高804億8800万円・経常利益460億1200万円
という過去3年の数字から分かる通り、順調に業績を伸ばし続けております。
よって、「オービック」を率いている野田オーナーのことは、非常に多くの方が「尊敬すべき優秀な経営者」と考えているのでしょう。
馬主としての野田オーナーは、確か2000年からJRAで馬を走らせており、当初は個人の名義で所有しておりましたが、2002年からは、名義を現在の「ダノックス」としており、2018年は、ダノンファンタジーで阪神ジュベナイルFを制するなど、過去最多となる「40勝」を上げ、「7億0141万円」の賞金を獲得していた上、一昨年は、共同通信杯や金鯱賞やマイラーズCや毎日王冠など、重賞9勝を含む33勝を上げ、過去最高となる「11億6161万円」の賞金を獲得しておりました。
そして昨年は、JRAに於いて、重賞7勝を含む34勝を上げ、「10億0034万円」という前年に次ぐ賞金を獲得していた上、ダノンファラオでジャパンダートダービー(地方交流G1)を制し、更には、ダノンスマッシュを使った香港スプリントで「初の海外G1勝ち」を飾っておりました。
しかし、今年に入ってからは、先週までが「3勝・獲得賞金5327万円」という成績で、昨年の同時期(2月23日【日】まで)の「5勝・獲得賞金5958万円」を下回っているため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
また、野田オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」で高額馬を落札しており、7月13日(月)~14日(火)に行われた昨年の同セールに於いても、計9頭を総額12億5950万円(税込)で落札しておりました。
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の阪急杯にダノンファンタジー、2300万円の仁川Sにダノンチェイサー、1010万円のデイジー賞にダノンシュネラと、3頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私が野田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対し、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。
なお、今週は、オーナーの奥様であるため、「完全に財布が同じ」と言える野田みづきオーナーも、1着賞金4100万円(同3280万円)の阪急杯にミッキーブリランテを登録しておりますので、この馬についても、全く同じ理由で「勝負懸かり」と見るべきでしょう。

2021/02/22
昨年は「8億5482万円」の賞金を獲得しておりましたが…
株式会社ウイン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ウインカーネリアン(幕張S)
ウイングレイテスト(幕張S)
ウインイクシード(中山記念)
ウインフォルティス(甲南S)
ウインスピリタス(帆柱山特別)

担当者:馬主情報部 馬主O

2012年の秋から、「株式会社ウイン」の代表を務めているのが、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの三男・義広氏であるのは、皆様もよくご存知の筈です。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2003年のNHKマイルCを制したウインクリューガーや、2003年の京都ハイジャンプなど、障害重賞を4勝したウインマーベラスや、2004年の日経賞を制したウインジェネラーレや、2004年の京王杯SCを制したウインラディウスや、2014年の日経賞を制したウインバリアシオンや、一昨年のクイーンエリザベス2世Cと香港Cを制したウインブライトなどが挙げられるでしょう。
2003年の「ウイン」は、ウインクリューガーやウインマーベラスの活躍などによって、過去最高となる「45勝・獲得賞金10億0653万円」という成績を残しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、一昨年までの3年間も、
2017年→38勝・獲得賞金8億2693万円
2018年→31勝・獲得賞金6億7797万円
2019年→26勝・獲得賞金5億7149万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっておりましたので、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていたのでしょう。
実際、昨年は、ウインマリリンでフローラSを制するなど、38勝を上げ、2003年に次ぐ「8億5482万円」の賞金を獲得しております。
しかし今年は、先週までが僅か1勝に留まっており、獲得賞金も「6847万円」と、昨年の同時期(2月23日【日】まで)の「8勝・獲得賞金1億1977万円」を大きく下回っているため、現在はクラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけとしたい」と考えている筈です。
そういった中、「ウイン」は、今週、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の幕張S→ウインカーネリアンとウイングレイテスト
1着賞金6700万円(同5360万円)の中山記念→ウインイクシード
1着賞金1820万円(同1456万円)の甲南S→ウインフォルティス
1着賞金1500万円(同1200万円)の帆柱山特別→ウインスピリタス
と、特別レースに5頭を登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。

2021/02/22
宮崎県内の雇用と経済に大きく貢献している筈です
株式会社カナヤマホールディングス

本業: パチンコホールの運営など

今週の主な登録馬:
カツジ(阪急杯)
ヘルシャフト(仁川S)
グラナリー(ブラッドストーンS)
メディクス(ブラッドストーンS)
ウィズ(下関S)
ジャルジェ(日田特別)
ポールトゥウィン(鳥栖特別)

担当者:馬主情報部 馬主J

福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下であり、1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在のOPUS高鍋店)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
2020年:宮崎県日向市に「オーパス日向店」を、日南市に「オーパス日南店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、2018年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社フォレストヒル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社ゴールドフード」
という関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
2018年:「カーマン宮崎大塚店」(宮崎県宮崎市)をオープン
2019年:「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
■養鶏事業
2018年:「小林農場」(宮崎県小林市)を開設
2019年:「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
2019年:宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」をオープン
2020年:宮崎市内に「宮崎からあげ・とさか」をオープン
という形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体で200名以上の従業員を雇用し、2020年5月期の売上高は「217億円」という素晴らしい数字を記録しておりますので、地域の雇用と経済に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、JRAで馬を走らせ始めたのが2016年と、まだキャリアは浅いものの、これまでに早くも100頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、2018年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という成績を残しております。
一昨年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制したものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を下回っておりましたが、昨年は、カツジでスワンSを制するなど、「31勝・獲得賞金5億3132万円」という、過去最高の成績を残しておりました。
もちろん、今年の「カナヤマホールディングス」は、「昨年の勢いを止めたくない」と考えている筈であり、実際、シヴァージでシルクロードSを制するなど、先週までに7勝を上げ、獲得賞金は「1億1924万円」と、昨年の同時期(2月23日【日】まで)の「5勝・獲得賞金9699万円」を大きく上回っております。
また、「カナヤマホールディングス」は、馬主歴が浅い割に、「競走馬セール」に参加する機会が多く、私が確認したところ、一昨年は、国内と海外で、計13頭を約2億5936万円で落札しており、昨年も、
■国内
8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→1頭を1210万円(税込)で落札
8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→4頭を6248万円(税込)で落札
9月22日(火)~24日(木)の「HBAセプテンバーセール」→2頭を3795万円(税込)で落札
■海外
9月13日(日)~25日(金)の「キーンランド・セプテンバーセール」(アメリカ・ケンタッキー)→1頭を18万ドル(約1890万円)で落札
と、計8頭に約1億3143万円を投じておりました。
もちろん、昨年までの状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が極めて高く、現在は、「今後に向けて落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
このような中、「カナヤマホールディングス」は今週、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の阪急杯→カツジ
1着賞金2300万円(同1840万円)の仁川S→ヘルシャフト
1着賞金1820万円(同1456万円)のブラッドストーンS→グラナリーとメディクス
1着賞金1820万円(同1456万円)の下関S→ウィズ
など、計7頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたので、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。

2021/02/22
横山大観の作品などが展示されております
島川隆哉氏

本業: 株式会社ジャパンヘルスサミット 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
トーセンスーリヤ(中山記念)
トーセンクライマー(水仙賞)
トーセンマリア(デイジー賞)

担当者:馬主情報部 馬主S

島川隆哉オーナーの本業が、「カニトップ」を筆頭とした健康食品の販売で有名な、「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長であるのは、以前から皆様もよくご存知のことでしょう。
宮城県仙台市の中心部に本社を構えている同社は、約40万人の会員に対して、健康食品や、「ELLESTE(エレステ)」シリーズというオリジナルブランドの化粧品や、洗剤をはじめとした生活用品の販売を行っており、現在は、本社に加えて、八戸、仙台、東京、大阪、熊本に営業所を有しております。
更に同社は、「仙台駅」から徒歩で1~2分の場所に拠点を構え、仙台市内の賃貸物件仲介事業を主に手掛けている「株式会社杜の都地所」の経営や、「杜の都ゴルフ倶楽部」、「杜の都ゴルフサロン仙台」、「杜の都ゴルフサロン泉」というゴルフ関連施設の経営など、様々な地域密着型の事業も手掛けておりますので、「株式会社ジャパンヘルスサミット」の代表取締役社長を務めている島川オーナーは、「地元経済を支えている重要な存在」と言えるでしょう。
また、島川オーナーは、2013年の7月16日(火)に、宮城県蔵王町の遠刈田温泉にオープンさせていた美術館・「エール蔵王・島川記念館」を、一昨年の3月20日(水)、「ジャパンヘルスサミット」の本社ビル内に移転させ、「島川美術館」と名前を改めて開館させております。
ここには、島川オーナーが「地元の方達に見ていただきたい」との思いで収集した、日本画家の巨匠・横山大観作の「不二霊峰」や、大正から昭和初期に掛けて活躍した洋画家・岸田劉生作の「麗子像」など、非常に貴重な美術品の数々が展示されておりますので、島川オーナーは、地元の文化的な発展にも大きく貢献しているのでしょう。
なお、馬主としての島川オーナーは、1998年からJRAで馬を走らせており、これまでに900頭近くを所有しており、過去の代表的な存在としては、2011年の天皇賞・秋を制するなど、重賞を4勝したトーセンジョーダンや、2013年のマイルCSを制するなど、重賞を3勝したトーセンラーが挙げられます。
2011年の島川オーナーは、この2頭の活躍などにより、35勝を上げ、過去最高となる「9億9760万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、成績が伸び悩んでおり、昨年までの3年間も、
2018年→23勝・獲得賞金4億7970万円
2019年→16勝・獲得賞金3億7398万円
2020年→21勝・獲得賞金4億7228万円
と記せば分かる通り、物足りない数字に留まっていた上、今年も悪い流れが続いており、先週までの成績が「1勝・獲得賞金2804万円」と、昨年の同時期(2月23日【日】まで)の「4勝・獲得賞金7842万円」を大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけとしたい」と考えている筈です。
また、島川オーナーは、「エスティファーム」(北海道沙流郡日高町)を所有しているオーナーブリーダーですが、「競走馬セール」に参加する機会が非常に多く、昨年は、7月13日(月)~14日(火)に行われたに行われた「セレクトセール」に於いて、計3頭を総額2億5850万円(税込)で落札しておりました。
ただ、「セレクトセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「1億6085万円」であり、この内、「馬主の取り分」は8割の「1億2868万円」と、落札に要した資金を、まだ半分ほどしか回収できておりませんので、現在は、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金6700円(馬主の取り分は8割の5360万円)の中山記念にトーセンスーリヤ、1着賞金1010万円(同808万円)の水仙賞にトーセンクライマー、1着賞金1010万円(同808万円)のデイジー賞にトーセンマリアを登録してきましたので、島川オーナーが、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。