注目馬主
2021/02/01
廃棄物処理事業に加えて、温泉施設の運営なども手掛けていますわ
大野照旺(てるお)氏
本業: オオノ開發株式会社 取締役会長
今週の主な登録馬:
トライン(東京新聞杯)
※大野剛嗣(つよし)オーナー
ヴェローチェオロ(きさらぎ賞・ゆりかもめ賞)
担当者:馬主情報部 馬主H
大野照旺(てるお)オーナーは、愛媛県松山市を拠点に、廃棄物処理事業や生コンクリート製造業など、様々な事業を展開している「オオノ開發株式会社」の代表取締役社長を務めていましたが、2016年の8月、ご家族の大野剛嗣(つよし)氏が代表取締役社長に就任しましたので、現在の役職は取締役会長になっていますわね。
同社は、1966年に大野オーナーが設立した「大野開発」が起源でして、1980年、現在の社名に変更すると同時に、資本金を500万円に増資していて、その後は、
1982年→安定型埋立処分場を稼働
1984年→資本金を2000万円に増資
1985年→管理型埋立処分場を稼働
1988年→廃棄物焼却施設を稼働
1992年→資本金を7000万円に増資
2002年→浸出水高度処理施設を稼働
2009年→環境科学研究センターを設立
2011年→複合処理施設を稼動
2012年→東京支店開設
2015年→大阪支店開設
2019年→福岡営業所開設
2020年→九州支店開設
といった形で順調に事業規模を拡大していますの。
そして現在では、
「株式会社トーヨー砕石」→砕石・砕砂の製造及び販売
「株式会社日景生コン」→生コンクリート製造及び販売
「株式会社千照運輸」→産業廃棄物収集・重機車輌運搬
「株式会社マテラ」→スキンケア化粧品・マテラ鉱物飼料製造販売
というグループ会社を擁していますし、その他にも、「たかのこのホテル」や、二つの温泉施設、「たかのこの湯」と「媛彦(ひめひこ)温泉」や、自然公園型ドライブイン・「マテラの森」などを運営していて、現在は、グループ全体で500名を超える従業員を雇用していますから、一代で同社を大きく成長させた大野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言える筈ですわ。
馬主としての大野オーナーは、2015年からJRAで馬を走らせていて、最初の年は、レースに使った頭数が少なかったので、「0勝・獲得賞金2507万円」という成績でしたけど、一昨年までの4年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2183万円
2017年→2勝・獲得賞金2820万円
2018年→2勝・獲得賞金3041万円
2019年→2勝・獲得賞金3571万円
という形で順調に獲得賞金を増やしていましたし、昨年も「2勝・獲得賞金3212万円」と、前年に見劣りしない成績を残していましたの。
もちろん、今の大野オーナーは、「この勢いで賞金の高いレースを多く勝ちたい」と考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯にトラインを登録していますので、私が大野オーナーであれば、この馬を預けている浜田先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。
それに、大野照旺オーナーのご家族であるため、「完全に財布が同じ」と言える剛嗣オーナーも、1着賞金3800万円(同3040万円)のきさらぎ賞にヴェローチェオロを登録していますので、この馬についても、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ていますの。
また、剛嗣オーナーは、マテラスカイを出走させた2018年のプロキオンSとステラヴェローチェを出走させた昨年のサウジアラビアRCを制していますけど、照旺オーナーは、まだ重賞を勝てていませんので、トラインには、「ここで初めての重賞勝ちを」という思いも込められているのでしょう。
本業: オオノ開發株式会社 取締役会長
今週の主な登録馬:
トライン(東京新聞杯)
※大野剛嗣(つよし)オーナー
ヴェローチェオロ(きさらぎ賞・ゆりかもめ賞)
担当者:馬主情報部 馬主H
大野照旺(てるお)オーナーは、愛媛県松山市を拠点に、廃棄物処理事業や生コンクリート製造業など、様々な事業を展開している「オオノ開發株式会社」の代表取締役社長を務めていましたが、2016年の8月、ご家族の大野剛嗣(つよし)氏が代表取締役社長に就任しましたので、現在の役職は取締役会長になっていますわね。
同社は、1966年に大野オーナーが設立した「大野開発」が起源でして、1980年、現在の社名に変更すると同時に、資本金を500万円に増資していて、その後は、
1982年→安定型埋立処分場を稼働
1984年→資本金を2000万円に増資
1985年→管理型埋立処分場を稼働
1988年→廃棄物焼却施設を稼働
1992年→資本金を7000万円に増資
2002年→浸出水高度処理施設を稼働
2009年→環境科学研究センターを設立
2011年→複合処理施設を稼動
2012年→東京支店開設
2015年→大阪支店開設
2019年→福岡営業所開設
2020年→九州支店開設
といった形で順調に事業規模を拡大していますの。
そして現在では、
「株式会社トーヨー砕石」→砕石・砕砂の製造及び販売
「株式会社日景生コン」→生コンクリート製造及び販売
「株式会社千照運輸」→産業廃棄物収集・重機車輌運搬
「株式会社マテラ」→スキンケア化粧品・マテラ鉱物飼料製造販売
というグループ会社を擁していますし、その他にも、「たかのこのホテル」や、二つの温泉施設、「たかのこの湯」と「媛彦(ひめひこ)温泉」や、自然公園型ドライブイン・「マテラの森」などを運営していて、現在は、グループ全体で500名を超える従業員を雇用していますから、一代で同社を大きく成長させた大野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言える筈ですわ。
馬主としての大野オーナーは、2015年からJRAで馬を走らせていて、最初の年は、レースに使った頭数が少なかったので、「0勝・獲得賞金2507万円」という成績でしたけど、一昨年までの4年間は、
2016年→2勝・獲得賞金2183万円
2017年→2勝・獲得賞金2820万円
2018年→2勝・獲得賞金3041万円
2019年→2勝・獲得賞金3571万円
という形で順調に獲得賞金を増やしていましたし、昨年も「2勝・獲得賞金3212万円」と、前年に見劣りしない成績を残していましたの。
もちろん、今の大野オーナーは、「この勢いで賞金の高いレースを多く勝ちたい」と考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯にトラインを登録していますので、私が大野オーナーであれば、この馬を預けている浜田先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。
それに、大野照旺オーナーのご家族であるため、「完全に財布が同じ」と言える剛嗣オーナーも、1着賞金3800万円(同3040万円)のきさらぎ賞にヴェローチェオロを登録していますので、この馬についても、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ていますの。
また、剛嗣オーナーは、マテラスカイを出走させた2018年のプロキオンSとステラヴェローチェを出走させた昨年のサウジアラビアRCを制していますけど、照旺オーナーは、まだ重賞を勝てていませんので、トラインには、「ここで初めての重賞勝ちを」という思いも込められているのでしょう。
2021/02/01
2014年から成績が伸び悩んでいる理由は
ロードホースクラブ
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
ロードマイウェイ(東京新聞杯)
フライングバレル(かささぎ賞・春菜賞)
ロードリスペクト(かささぎ賞)
ロードレガリス(アルデバランS)
担当者:馬主情報部 馬主J
「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めている中村伊三美氏が、以前、「モエレ」の冠名で馬を走らせていた中村和夫オーナーのご子息であるのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
また、伊三美氏は、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、GIを6勝したロードカナロアや、2013年のアメリカJCCを制したダノンバラードや、昨年の香港スプリントを制したダノンスマッシュなどを生産した、「ケイアイファーム」の取締役も務めております。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられるでしょう。
2013年の同クラブは、ロードカナロアの活躍などにより、「重賞4勝を含む24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりましたが、同馬が2014年の1月に登録を抹消されると、その影響は大きく、2014年の成績は「16勝・獲得賞金3億3250万円」と、前年を大きく下回っておりました。
その後、一昨年までの5年間は、
2015年→15勝・獲得賞金3億5145万円
2016年→19勝・獲得賞金4億2072万円
2017年→29勝・獲得賞金4億3746万円
2018年→30勝・獲得賞金6億0551万円
2019年→34勝・獲得賞金6億0929万円
と、徐々に成績を伸ばしておりましたが、昨年は、「33勝・獲得賞金5億8587万円」と、勝利数と賞金のどちらも、一昨年を下回っております。
更に、今年に入ってからも悪い流れが続いており、先週までの成績が「2勝・獲得賞金2965万円」に留まっておりますので、現在は同クラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、同クラブは、8頭のロードカナロア産駒を含む、計34頭の「2020年度募集馬」(現1歳世代)について、9月18日(金)にラインナップを発表し、11月25日(水)まで「先行受付」を行い、12月11日(金)から「通常受付」を行っておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは6頭であり、募集を取り下げた1頭を除く残りの27頭は、まだ出資を受け付けております。
したがって、現在は同クラブの関係者全員が、「クラブの知名度を高めて、出資を検討している顧客層に好印象を与えられるよう、過去の募集馬を活躍させたい」とも考えている筈であり、賞金の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週、「ロードホースクラブ」は、
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯→ロードマイウェイ
1着賞金1010万円(同808万円)のかささぎ賞→フライングバレル(春菜賞にも登録)とロードリスペクト
1着賞金2200万円(同1760万円)のアルデバランS→ロードレガリス
と、4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
本業: 一口馬主クラブ
今週の主な登録馬:
ロードマイウェイ(東京新聞杯)
フライングバレル(かささぎ賞・春菜賞)
ロードリスペクト(かささぎ賞)
ロードレガリス(アルデバランS)
担当者:馬主情報部 馬主J
「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めている中村伊三美氏が、以前、「モエレ」の冠名で馬を走らせていた中村和夫オーナーのご子息であるのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
また、伊三美氏は、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、GIを6勝したロードカナロアや、2013年のアメリカJCCを制したダノンバラードや、昨年の香港スプリントを制したダノンスマッシュなどを生産した、「ケイアイファーム」の取締役も務めております。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられるでしょう。
2013年の同クラブは、ロードカナロアの活躍などにより、「重賞4勝を含む24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりましたが、同馬が2014年の1月に登録を抹消されると、その影響は大きく、2014年の成績は「16勝・獲得賞金3億3250万円」と、前年を大きく下回っておりました。
その後、一昨年までの5年間は、
2015年→15勝・獲得賞金3億5145万円
2016年→19勝・獲得賞金4億2072万円
2017年→29勝・獲得賞金4億3746万円
2018年→30勝・獲得賞金6億0551万円
2019年→34勝・獲得賞金6億0929万円
と、徐々に成績を伸ばしておりましたが、昨年は、「33勝・獲得賞金5億8587万円」と、勝利数と賞金のどちらも、一昨年を下回っております。
更に、今年に入ってからも悪い流れが続いており、先週までの成績が「2勝・獲得賞金2965万円」に留まっておりますので、現在は同クラブの関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、同クラブは、8頭のロードカナロア産駒を含む、計34頭の「2020年度募集馬」(現1歳世代)について、9月18日(金)にラインナップを発表し、11月25日(水)まで「先行受付」を行い、12月11日(金)から「通常受付」を行っておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは6頭であり、募集を取り下げた1頭を除く残りの27頭は、まだ出資を受け付けております。
したがって、現在は同クラブの関係者全員が、「クラブの知名度を高めて、出資を検討している顧客層に好印象を与えられるよう、過去の募集馬を活躍させたい」とも考えている筈であり、賞金の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週、「ロードホースクラブ」は、
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯→ロードマイウェイ
1着賞金1010万円(同808万円)のかささぎ賞→フライングバレル(春菜賞にも登録)とロードリスペクト
1着賞金2200万円(同1760万円)のアルデバランS→ロードレガリス
と、4頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
2021/02/01
コントレイルを生産した牧場の代表を務めております
前田幸治氏
本業: アイテック株式会社 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
エントシャイデン(東京新聞杯)
※ノースヒルズの所有馬
ミスディレクション(関門橋S・アルデバランS)
ペオース(アルデバランS)
担当者:馬主情報部 馬主Y
皆様もよくご存知の通り、前田幸治オーナーは、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めております。
1981年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2019年3月期」の売上高は「170億円」という素晴らしい数字となっておりました。
そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に27の支店を構えており、2500名の従業員を擁しているのですから、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの坂路コースなどを有している上、同牧場の関連施設として、本格的な育成を行える「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
なお、昨年、牡馬三冠を制したコントレイルが、「ノースヒルズ」の生産馬であることは、皆様もよくご存知でしょう。
前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
そして馬主としての前田オーナーは、確か1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、2014年のダービーを制したワンアンドオンリーや、2016年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられるでしょう。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しております。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間は、
2016年→23勝・獲得賞金5億1516万円
2017年→18勝・獲得賞金6億0804万円
2018年→24勝・獲得賞金5億5115万円
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりました。
そして、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週までが「21戦0勝・獲得賞金3105万円」という状況のため、現在のオーナーは、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
また、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーでありながら、毎年のように、自身の名義と「ノースヒルズ」の名義で国内外の「競走馬セール」に参加しており、昨年も、私が確認しているだけで、
■国内
7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→2頭を8360万円(税込)で落札
■海外
3月17日(火)~18日(水)の「OBSマーチセール」→1頭を27万5千ドル(約2970万円)で落札
9月13日(日)~25日(金)の「キーンランド・セプテンバーセール」→2頭を総額49万ドル(約5145万円)で落札
10月6日(火)~8日(木)の「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール」→1頭を30万ギニー(約4312万円)で落札
と、計6頭を約2億0787万円で落札しておりました。
しかし、「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「1億6908万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「1億3526万円」と、まだセールに投じた資金の回収を終えられていないため、現在は、その点に絡む思惑も抱いているのでしょう。
そういった中、今週、前田オーナーは、「ノースヒルズ」名義の所有馬を含め、
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯→エントシャイデン
1着賞金2400万円(同1920万円)の関門橋S→ミスディレクション(アルデバランSにも登録)
1着賞金2200万円(同1760万円)のアルデバランS→ペオース
と、3頭を特別レースに登録してきましたので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
本業: アイテック株式会社 代表取締役会長
今週の主な登録馬:
エントシャイデン(東京新聞杯)
※ノースヒルズの所有馬
ミスディレクション(関門橋S・アルデバランS)
ペオース(アルデバランS)
担当者:馬主情報部 馬主Y
皆様もよくご存知の通り、前田幸治オーナーは、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めております。
1981年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2019年3月期」の売上高は「170億円」という素晴らしい数字となっておりました。
そして現在は、本社の他にも、東京都港区虎ノ門の「東京本店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に27の支店を構えており、2500名の従業員を擁しているのですから、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの坂路コースなどを有している上、同牧場の関連施設として、本格的な育成を行える「大山(だいせん)ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
なお、昨年、牡馬三冠を制したコントレイルが、「ノースヒルズ」の生産馬であることは、皆様もよくご存知でしょう。
前田オーナーは、2017年、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しており、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
そして馬主としての前田オーナーは、確か1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、2014年のダービーを制したワンアンドオンリーや、2016年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられるでしょう。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しております。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、昨年までの5年間は、
2016年→23勝・獲得賞金5億1516万円
2017年→18勝・獲得賞金6億0804万円
2018年→24勝・獲得賞金5億5115万円
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
2020年→16勝・獲得賞金5億9260万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が2011年の半分以下に留まっておりました。
そして、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週までが「21戦0勝・獲得賞金3105万円」という状況のため、現在のオーナーは、「早く今年の初勝利を上げたい」、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
また、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーでありながら、毎年のように、自身の名義と「ノースヒルズ」の名義で国内外の「競走馬セール」に参加しており、昨年も、私が確認しているだけで、
■国内
7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→2頭を8360万円(税込)で落札
■海外
3月17日(火)~18日(水)の「OBSマーチセール」→1頭を27万5千ドル(約2970万円)で落札
9月13日(日)~25日(金)の「キーンランド・セプテンバーセール」→2頭を総額49万ドル(約5145万円)で落札
10月6日(火)~8日(木)の「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール」→1頭を30万ギニー(約4312万円)で落札
と、計6頭を約2億0787万円で落札しておりました。
しかし、「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール」が終了してから先週までに獲得した賞金は「1億6908万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「1億3526万円」と、まだセールに投じた資金の回収を終えられていないため、現在は、その点に絡む思惑も抱いているのでしょう。
そういった中、今週、前田オーナーは、「ノースヒルズ」名義の所有馬を含め、
1着賞金3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の東京新聞杯→エントシャイデン
1着賞金2400万円(同1920万円)の関門橋S→ミスディレクション(アルデバランSにも登録)
1着賞金2200万円(同1760万円)のアルデバランS→ペオース
と、3頭を特別レースに登録してきましたので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
2021/02/01
GIを3勝したロゴタイプはここの募集馬でしたね
社台グループオーナーズ
本業: 個人馬主を対象とした共有システム
今週の主な登録馬:
ランドオブリバティ(きさらぎ賞)
ヒロイックテイル(アルデバランS)
サルファーコスモス(エルフィンS)
クレマンダルザス(白嶺S)
シェパードボーイ(白嶺S・遠江S)
ゴールドラグーン(遠江S)
セプタリアン(遠江S)
ダンサクドゥーロ(遠江S)
イプシランテ(角島特別)
エターナリー(角島特別)
担当者:馬主情報部 育成牧場長G
「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナー、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパーク、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダル、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーロー、オークスを勝ったエリンコート、安田記念を勝ったストロングリターン、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどがここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近、活躍しているのは、一昨年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、去年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイなどですね。
「社台グループオーナーズ」は、全部で104頭いる「2020年度募集馬」(現2歳世代)について、去年の5月13日(水)に募集価格を発表していて、6月8日(月)からパンフレットを発送して、それから出資を受け付けていますけど、私が確認したところ、この104頭の内、もう満口になっているのは87頭で、残りの17頭は、まだ出資を受け付けています。
もちろん、今は関係者全員が、「17頭を少しでも早く満口にするために、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そんな中、今週は、
1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のきさらぎ賞→ランドオブリバティ
1着賞金2200万円(同1750万円)のアルデバランS→ヒロイックテイル
1着賞金2000万円(同1600万円)のエルフィンS→サルファーコスモス
など、特別レースに全部で10頭を登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますね。
本業: 個人馬主を対象とした共有システム
今週の主な登録馬:
ランドオブリバティ(きさらぎ賞)
ヒロイックテイル(アルデバランS)
サルファーコスモス(エルフィンS)
クレマンダルザス(白嶺S)
シェパードボーイ(白嶺S・遠江S)
ゴールドラグーン(遠江S)
セプタリアン(遠江S)
ダンサクドゥーロ(遠江S)
イプシランテ(角島特別)
エターナリー(角島特別)
担当者:馬主情報部 育成牧場長G
「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナー、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパーク、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダル、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーロー、オークスを勝ったエリンコート、安田記念を勝ったストロングリターン、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどがここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
最近、活躍しているのは、一昨年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルや、去年のシルクロードSを勝ったアウィルアウェイなどですね。
「社台グループオーナーズ」は、全部で104頭いる「2020年度募集馬」(現2歳世代)について、去年の5月13日(水)に募集価格を発表していて、6月8日(月)からパンフレットを発送して、それから出資を受け付けていますけど、私が確認したところ、この104頭の内、もう満口になっているのは87頭で、残りの17頭は、まだ出資を受け付けています。
もちろん、今は関係者全員が、「17頭を少しでも早く満口にするために、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えたい」と考えているのでしょうし、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そんな中、今週は、
1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のきさらぎ賞→ランドオブリバティ
1着賞金2200万円(同1750万円)のアルデバランS→ヒロイックテイル
1着賞金2000万円(同1600万円)のエルフィンS→サルファーコスモス
など、特別レースに全部で10頭を登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますね。