「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2021/01/06
戦前から続く不動産会社の4代目社長です
六井元一(むつい・げんいち)氏

本業: 株式会社ダイニチ 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ファインルージュ(フェアリーS)

担当者:馬主情報部 馬主O

六井元一(むつい・げんいち)オーナーは、「東京メトロ東西線・浦安駅」(千葉県浦安市)のすぐ近くに本社を構え、不動産の売買、投資用不動産の開発や販売、アパートやマンションといった賃貸物件の管理などを手掛けている、「株式会社ダイニチ」の代表取締役社長を務めております。
「株式会社ダイニチ」は、1938年、初代の六井乙吉氏が、東京都三鷹市で始めた貸アパート業が起源であり、その後は、軍需工場の多かった同地に於いて、単身寮や社宅の賃貸業を展開しておりました。
1947年、乙吉氏は、戦後の混乱の中、当時の住宅市場を正確に見極め、蒲田、白金、原宿などに於いて、洋館タイプの外国人向け高級住宅販売を始め、これが好評を博したそうです。
その後、1961年に池尻、亀有、川崎大師などの少額物件を取り扱う「毎日建設株式会社」を設立し、翌年の3月には、恵比寿、新宿、世田谷などの高額物件を取り扱う「株式会社アサヒ工業」を設立するなど、順調に事業を拡大しており、1969年には、この2社を統合した「株式会社大日本建設」を設立し、代表取締役社長には、2代目の六井信一氏が就任しました。
更に、会社統合と時期を同じくして、都心からのアクセスや発展性を考慮し、浦安に於いて賃貸用アパートの開発や販売を始めており、その後も、テラスハウスや店舗付き住宅など、ニーズに合わせた物件の販売を積極的に展開しております。
同社は、1987年の12月、本社を浦安に移転させ、社名を現在の「株式会社ダイニチ」に変更し、翌年には六井輝八郎氏が3代目の代表取締役社長に就任しました。
それからの同社は、投資用ワンルームマンションの建設や販売、法人向けの単身寮や社宅の開発や販売、ファミリー向け分譲マンションの開発や販売、不動産投資ファンド向け物件の開発や運用を開始するなど、事業範囲を拡げております。
そして、2003年の4月、六井元一オーナーが4代目の代表取締役社長に就任してからは、介護付き有料老人ホームの運営を手掛ける「株式会社舞浜倶楽部」や、ウィークリーマンションや「ホテルマイステイズ蒲田」といったホテルの運営を手掛ける「有限会社ダイニチホテルアメニティ」を設立するなど、時代に即した形で「株式会社ダイニチ」を更に発展させておりますので、六井オーナーは、「大いに尊敬すべき優秀な人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての六井オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが昨年と、まだキャリアが浅く、現在の所有馬はファインルージュ1頭のみとなっており、同馬は、2018年の「セレクトセール」に於いて、オーナーが3564万円(税込)で落札しました。
しかし、六井オーナーがこれまでに獲得した賞金は「790万円」であり、その内、馬主の取り分は8割の「632万円」となるため、落札に要した資金を、まだ1割ほどしか回収できておりません。
当然、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈であり、そういった中、1月11日(月)のフェアリーS(1着賞金3500万円・馬主の取り分は8割の2800万円)にファインルージュを登録しておりますので、私がオーナーであれば、この馬を預けている木村先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
また、六井オーナーは、馬主としてのキャリアが浅いため、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「この機会を活かして初の重賞勝ちを飾りたい」という思いも込められている筈です。


2021/01/06
過去には「シンボリ牧場」と深い関わりがありました
広尾レース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
バスラットレオン(シンザン記念)
パラスアテナ(迎春S・寿S)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「広尾レース」の前身は、1995年に創業された「サウスニア」でして、過去には、シンボリルドルフやシンボリクリスエスなどで有名な「シンボリ牧場」と深く関わっていた時期があり、この理由は、当時、クラブの代表を務めていた松平正樹氏と、「シンボリ牧場」の代表・和田孝弘氏が、高校の同級生だったからなのでしょう。
そして同クラブは、2007年の3月に、愛馬会法人の名称を「広尾サラブレッド倶楽部」に、クラブ法人の名称を「広尾レース」に、それぞれ変更しており、現在は、「一口ライフで馬主気分を味わうなら広尾サラブレッド倶楽部」というキャッチコピーを用い、入会金や馬代金などが「0円」になるプランを導入しており、その上、以前は「40口から800口」で行っていた「募集馬の口数」を「1000口」や「2000口」に増やし、単価を大きく引き下げるシステムを採用しております。
「広尾レース」は、これまでに180頭以上をJRAで走らせており、その中の代表的な存在としては、2009年の函館2歳Sを勝ったステラリードや、2011年のダービー卿CTを勝ったブリッツェンや、一昨年の福島記念と昨年の七夕賞を勝ったクレッシェンドラヴなどが挙げられるでしょう。
2010年の同クラブは、「15勝・獲得賞金3億1047万円」という成績を残しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、一昨年までの5年間も、
2015年→6勝・1億0081万円
2016年→5勝・1億1109万円
2017年→5勝・1億0771万円
2018年→9勝・1億5632万円
2019年→8勝・2億3220万円
と記せば分かる通り、物足りない数字だったため、昨年はクラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、「11勝」と久々に勝利数を2ケタに乗せ、過去最高となる「3億6235万円」の賞金を獲得しております。
しかし、同クラブの関係者達は、この状況に満足せず、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、「広尾レース」は、計7頭の「2021年2歳馬」と「2022年2歳馬」(現1歳)について、7月26日(日)から出資を受け付けている上、計8頭の「2021年2歳馬」と「2022年2歳馬」が対象となっている「追加募集」について、11月17日(火)から出資を受け付けておりますが、これらの内、既に満口となっている8頭を除く残りの7頭は、まだ出資を受け付けておりますので。
したがって、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、今後の売り上げ増加に繋げたい」と考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
こういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のシンザン記念にバスラットレオン、1着賞金1820万円(同1456万円)の迎春Sにパラスアテナ(寿Sにも登録)と、賞金の高い特別レースに2頭を登録しておりますので、私が同クラブの関係者であれば、前者を預けている矢作先生と、後者を預けている高柳瑞樹先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2021/01/06
本社は、京都・「西本願寺」のすぐそばです
田島大史(だいし)氏

本業: BBコミュニケーションズ株式会社 代表

今週の主な登録馬:
ダディーズビビッド(シンザン記念)

担当者:馬主情報部 馬主N

田島大史オーナーの本業は、京都市の下京区に本社を構えている「BBコミュニケーションズ株式会社」の代表者です。
「浄土真宗・本願寺派」の本山として有名な「西本願寺」のすぐそばに拠点を構えている同社は、1991年に設立され、現在の主要業務は、レンタルサーバーの管理や、WEBサイトの制作・管理や、データベースやシステム開発などとなっており、主要取引先には、「楽天株式会社」、「ビッグローブ株式会社」といった大手企業が名を連ねておりますので、その代表者である田島オーナーは、「関西のIT業界に於ける重要な存在」と言えるでしょう。
馬主としての田島オーナーは、2012年からJRAで馬を走らせており、私が確認したところ、これまでに14頭を所有しておりますが、2013年までは未勝利で、その後も、2014年の獲得賞金が1847万円、2015年が2403万円、2016年が1341万円と、数字が伸び悩んでおりました。
しかし、2017年からの4年間は、
2017年→1勝・獲得賞金862万円
2018年→2勝・獲得賞金2149万円
2019年→2勝・獲得賞金3121万円
2020年→3勝・獲得賞金6864万円
と記せば分かる通り、完全に「右肩上がり」となっており、特に昨年は過去最高の成績を残しております。
もちろん、現在の田島オーナーは、「この勢いで、今年も賞金の高いレースをできるだけ多く勝ちたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のシンザン記念にダディーズビビッドを登録しておりますので、私がオーナーであれば、この馬を預けている千田先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
また、田島オーナーは、一度に所有する頭数が少ないこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「初の重賞勝ちをここで」という思いも込められている筈です。


2021/01/06
「岐阜県バドミントン協会」の会長を務めております
杉山忠国氏

本業: 株式会社丸杉 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ファルヴォーレ(シンザン記念)
スギノヴォルケーノ(新春S)

担当者:馬主情報部 馬主J

皆様もよくご存知の通り、杉山忠国オーナーの本業は、「JR岐阜駅」のすぐそばにある「金華橋通り」沿いの角地に、「フロンティア丸杉ビル」という本社ビルを構え、建築関連鋼材の販売・加工・製造などを手掛けている、「株式会社丸杉」の代表取締役社長です。
1921年に初代社長の杉山清一氏が創業したのが起源で、今年の3月で創業から100年を迎える同社は、現在、「鉄鋼卸業界で国内トップクラスの企業」と言え、同社が鋼材を納入した主な物件としては、JR名古屋駅に併設されている複合施設・「JRセントラルタワーズ」や、東京都江東区にあるショッピングセンター・「ららぽーと豊洲」などの大型施設が挙げられます。
また、本社以外にも、愛知県稲沢市に「営業本部」、愛知県名古屋市に「名古屋支社」、東京都中央区に「東京支社」、千葉県船橋市に「関東支店」を構え、東海地区を中心に営業所を計11ヶ所も構えている同社は、他にもグループ企業として、
「中央鋼管株式会社」(愛知県名古屋市)→鋼管類全般の切断・加工・販売事業を展開
「株式会社グループホーム」(愛知県名古屋市)→介護事業を展開
「株式会社あそびの森」(岐阜県岐阜市)→全国6ヶ所に会員制のキッズパーク「アメイジングワールド」を展開
を有しております。
そして現在は、確かグループ全体で400名以上の従業員を雇用しており、2019年3月期の売上高が「684億円」に達しておりますので、これらの企業を率いている杉山オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言うことができ、更に杉山オーナーは、現在、「岐阜県スポーツ協会」の副会長と「岐阜県バドミントン協会」の会長を務めておりますので、「誰もが認める岐阜県の名士」とも言えるでしょう。
なお、馬主としての杉山オーナーは、確か1998年からJRAで馬を走らせており、これまでに現役の37頭を含めて150頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2014年のいちょうSを制し、オーナーに初の重賞勝ちをもたらしたクラリティスカイが挙げられます。
2015年は、同馬がNHKマイルCを制し、オーナーに初のGI勝ちをもたらしたことなどにより、7勝を上げ、過去最高となる「2億6020万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後の5年間は、
2016年→13勝・獲得賞金2億3513万円
2017年→8勝・獲得賞金1億8538万円
2018年→5勝・獲得賞金1億2918万円
2019年→12勝・獲得賞金2億2099万円
2020年→12勝・獲得賞金2億2099万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでおりますので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」という思いを強く抱いているのでしょう。
このような中、今週、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3080万円)のシンザン記念にファルヴォーレ、1着賞金1820万円(同1456万円)の新春Sにスギノヴォルケーノを登録してきましたので、前者を預けている高橋義忠先生と、後者を預けている清水久詞先生に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。
また、オーナーは、先ほど記した通り、クラリティスカイで2015年のNHKマイルCを制しておりますが、6年近くも重賞を勝てておりませんので、シンザン記念のファルヴォーレには、「久々に大きいレースを勝ちたい」という思いも込められているのでしょう。


2020/12/28
「伊藤園」などの大手飲料メーカーが主な取引先です
前田晋二氏

本業: 都市クリエイト株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ディープボンド(中山金杯)

※前田幸治オーナーの所有馬
カデナ(中山金杯)
エントシャイデン(京都金杯)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、前田晋二オーナーは、「阪急線・高槻駅」(大阪府高槻市)駅から線路沿いに南へ10分くらい歩いたところに本社ビルを構え、廃棄物の処理業やリサイクル業などを手掛けている、「都市クリエイト株式会社」の代表取締役社長を務めております。
なお、2019年の10月に完成した現在の本社ビルは、「新国立競技場」や、JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」などをデザインした、「隈研吾建築都市設計事務所」が設計を手掛けたそうです。
1968年に創業された同社は、1974年、「阪急環境開発株式会社」に改組し、1986年、社名を現在の「都市クリエイト株式会社」に変更しており、今では、大阪、京都、神戸、奈良といった関西地区を中心に、10の支店と4つの営業所を構え、400名以上の従業員を擁する大企業となっております。
現在の「都市クリエイト株式会社」は、ペットボトルのリサイクル事業を手掛けていることから、主な取引先には、「サントリーホールディングス株式会社」、「コカ・コーラウエスト株式会社」、「株式会社伊藤園」といった大手飲料メーカーが名を連ねており、その他にも、イオングループの「イオンリテール株式会社」や、伊藤忠グループの「伊藤忠メタルズ株式会社」といった国内を代表する一流企業の関連会社も名を連ねておりますので、その代表取締役社長を務めている前田晋二オーナーは、「関西のリサイクル業界を支える重要人物」と言えるでしょう。
なお、晋二オーナーの兄である幸治オーナーは、生産牧場と育成牧場の両方を所有する「ノースヒルズマネジメント」の代表を務めていると同時に、「都市クリエイト株式会社」の取締役営業本部長に名を連ねている上、自身も、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めておりますので、兄弟揃って、「環境ビジネス界に欠かせない存在」と認められている筈です。
JRA馬主としての前田晋二オーナーは、30年以上のキャリアを誇るベテランであり、過去の代表的な存在としては、2002年の皐月賞を勝ったノーリーズンや、2013年のダービーなどを勝ったキズナや、2014年の関屋記念と京成杯オータムHなどを勝ったクラレントや、2015年の目黒記念などを勝ったヒットザターゲットといった名前が挙げられます。
2013年の前田オーナーは、キズナやクラレントなどの活躍などにより、重賞7勝を含む14勝を上げ、「6億3449万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は成績が伸び悩んでおり、2019年までの3年間は、
2017年→8勝・獲得賞金1億5847万円
2018年→6勝・獲得賞金1億5941万円
2019年→12勝・獲得賞金2億3470万円
という数字に留まっておりましたので、2020年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。
実際、コントレイルで皐月賞とダービーと菊花賞を制するなど、12月27日(日)までに9勝を上げ、2013年を大きく上回り、過去最高となる「8億5871万円」の賞金を獲得しておりますので、私の見込みは正しかったのでしょう。
そういった中、1月5日(火)の特別レースに、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の中山金杯にディープボンドを登録してきましたので、私が前田オーナーであれば、「2021年もこの勢いを止めたくない」と考え、この馬を預けている大久保先生に対し、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示する筈です。
また、前田晋二オーナーの兄であるため、「完全に財布が同じ」と言える幸治オーナーも、1着賞金4100万円(同3280万円)の中山金杯にカデナ、同じく1着賞金4100万円(同3280万円)の京都金杯にエントシャイデンを登録しておりますので、この2頭についても、全く同じ理由で「勝負懸かり」と私は見ております。


2020/12/28
「ケイアイファーム」の取締役も務めております
ロードホースクラブ

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ロードクエスト(中山金杯)
ロードマイウェイ(京都金杯)

担当者:馬主情報部 馬主J

皆様もよくご存知の通り、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めている中村伊三美氏は、以前、「モエレ」の冠名で馬を走らせていた中村和夫オーナーのご子息です。
また、伊三美氏が、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、GIを6勝したロードカナロアや、2013年のアメリカJCCを制したダノンバラードや、2014年のクイーンSを制したキャトルフィーユなどを生産した、「ケイアイファーム」の取締役を務めていることも、皆様はよくご存知でしょう。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられます。
2013年の同クラブは、ロードカナロアの活躍などにより、「重賞4勝を含む24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりましたが、同馬が2014年の1月に登録を抹消されると、その影響は大きく、2014年の獲得賞金は「3億3250万円」と、2013年の半分以下にまで落ち込んでおりました。
その後、2019年までの5年間は、
2015年→獲得賞金3億5145万円
2016年→獲得賞金4億2072万円
2017年→獲得賞金4億3746万円
2018年→獲得賞金6億0551万円
2019年→獲得賞金6億0929万円
と、徐々に獲得賞金を増やしておりましたが、2020年は、12月27日(日)までに獲得した賞金が「5億8587万円」と、2019年を下回っております。
そのため、同クラブの関係者全員が、「2021年は、1月から賞金の高いレースを多く勝って、早急に巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
また、同クラブは、ロードカナロア産駒8頭を含む、計34頭の「2020年度募集馬」(現1歳世代)について、9月18日(金)にラインナップを発表し、11月25日(水)まで「先行受付」を行い、12月11日(金)から「通常受付」を行っておりますが、私が確認したところ、これらの内、募集締め切りとなっているのは6頭であり、募集を取り下げた1頭を除く、残りの27頭は、まだ出資を受け付けております。
したがって、現在は、同クラブの関係者全員が、「クラブの知名度を高めて、出資を検討している顧客層に好印象を与えられるよう、過去の募集馬を活躍させたい」とも考えている筈であり、賞金の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、「2021年の新春開催」に、「ロードホースクラブ」は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の中山金杯にロードクエスト、1着賞金4100万円(同3280万円)の京都金杯にロードマイウェイを登録しておりますので、クラブの関係者達が、前者を預けている小島先生と後者を預けている杉山先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2020/12/28
「キングオブパスタ」などのイベントに協賛しております
星野壽市(じゅいち)氏

本業: 三栄商事株式会社 取締役会長

今週の主な登録馬:
ココロノトウダイ(中山金杯)

担当者:馬主情報部 馬主O

皆様もよくご存知の通り、星野壽市オーナーの本業は、群馬県高崎市の倉賀野町に本社を構えている、「三栄商事株式会社」の取締役会長です。
1964年、高崎市の堰代町(せきしろちょう)に於いて、「鉄スクラップの加工処理」を目的として創業された同社は、3年後の1967年には、事業拡大のため、高崎市の高関町に本社を移転し、その後も業績が順調であったことから、1980年には現在の場所に本社を移転しております。
そして1984年には、関連会社の「株式会社サンジョウ」を設立し、最近の同社グループにとって「事業の大きな柱の一つ」となっている、「住宅基礎鉄筋ユニット」の製造を開始しました。
2006年には、ベトナムの「ダナン国際空港」の近くに、関連会社の「サンエイベトナム」を設立しており、現在は、「本社工場」に加えて、そのすぐ近くに「倉賀野工場」を、群馬県佐波郡に「玉村工場」を、高崎市高関町に「高関工場」を有し、100名以上の従業員を雇用しておりますので、「三栄商事株式会社」の取締役会長を務めている星野オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
また同社は、8月に行われる「高崎まつり大花火大会」や、11月に高崎で行われる「キングオブパスタ」やなど、毎年、群馬県内の様々なイベントに協賛しておりますので、そのトップである星野オーナーのことは、多くの方が「尊敬すべき地元の名士」と考えている筈です。
馬主としての星野オーナーは、1998年頃からJRAで馬を走らせ始めており、これまでに70頭ほどを所有し、その中の代表的な存在としては、2013年の桜花賞を制したアユサンと、2015年のアーリントンCや2016年の関屋記念と富士Sなどを制しているヤングマンパワーが挙げられるでしょう。
2016年の星野オーナーは、ヤングマンパワーの活躍などにより、「5勝・獲得賞金1億4176万円」という、過去最高であった2013年の「5勝・獲得賞金2億0281万円」に次ぐ成績を残しておりました。
しかし、その後の3年間は、
2017年→2勝・獲得賞金4979万円
2018年→4勝・獲得賞金4110万円
2019年→2勝・獲得賞金4670万円
という物足りない数字が続いていた上、2020年も悪い流れは続いており、12月27日(日)までの獲得賞金が「9668万円」と、2013年の半分にも達しておりませんので、2021年に向けて、オーナーは、「早い内に賞金の高いレースを勝って、巻き返しを図りたい」と考えている筈です。
そういった中、「2021年の新春開催」に、星野オーナーは、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の中山金杯にココロノトウダイを登録しておりますので、私がオーナーであれば、この馬を預けている手塚先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
また、星野オーナーは、ヤングマンパワーで制した2016年の富士Sから、4年以上も重賞を勝てておりませんので、中山金杯のココロノトウダイには、「ここで久々の重賞勝ちを」という思いも込められている筈です。


2020/12/28
2019年は過去最高の賞金を獲得したものの…
東京ホースレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
レッドアネモス(京都金杯)
レッドヴェイロン(京都金杯)
レッドガラン(京都金杯)
レッドシルヴァーナ(招福S)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドTを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワホースクラブ」です。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長を務めており、JRAの馬主としては、スピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、それ以降は、山本オーナーの奥様である山本洋子さんが代表を務め、「レッド」の冠名で所属馬を走らせております。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を勝ったレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを勝ったレッドリヴェールや、2014年の京王杯SCなど重賞を3勝したレッドスパーダや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられるでしょう。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を勝つなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、更に2019年は、2014年と同じ54勝を上げ、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得しておりました。
しかし、2020年は、「40勝・獲得賞金8億9869万円」という成績であり、2019年を大きく下回ってしまったため、現在はクラブの関係者全員が、「2021年は、巻き返しを図るために1月から賞金の高いレースを多く勝ちたい」と考えている筈です。
また、「東京ホースレーシング」は、計42頭の「2020年度募集馬」(2019年生まれ)について、2020年の6月19日(日)にラインナップを、26日(日)に募集価格と預託予定厩舎を発表し、7月10日(金)から出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは29頭であり、残りの13頭はまだ出資を受け付けております。
当然、現在はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させて、残りの13頭を早急に満口にしたい」とも考えている筈であり、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、「東京ホースレーシング」は、1月5日(火)の特別レースに、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の京都金杯→レッドアネモスとレッドヴェイロン(現時点では除外対象)とレッドガラン
1着賞金1820万円(同1456万円)の招福S→レッドシルヴァーナ
と、計4頭を登録しておりますので、同クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出している可能性が極めて高いと私は見ております。