「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/11/09
リクルートの人事部に配属されておりました
小笹芳央(おざさ・よしひさ)氏

本業: 株式会社リンクアンドモチベーション 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ホウオウアマゾン(デイリー杯2歳S)
ホウオウライジン(相馬特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、小笹芳央(おざさ・よしひさ)オーナーの本業は、東京都中央区銀座に本社を構え、企業のコンサルティングなどを主な事業としている、「株式会社リンクアンドモチベーション」の代表取締役会長です。
また、「テーオー」の冠名でお馴染みの小笹公也(おざさ・ともや)オーナーが、2歳下の弟であることも、皆様はよくご存知でしょう。
小笹芳央オーナーは、大阪府立住吉高校から、早稲田大学の政治経済学部に進学し、卒業後の1986年、「株式会社リクルート」に入社してからは、人事部に配属されて採用に携わり、14年後の2000年に同社を退職し、「株式会社リンクアンドモチベーション」を設立しました。
それから同社は、
2001年5月→大阪市北区梅田に大阪支社を開設
2004年3月→株式会社リンクダイニング設立
2004年11月→東京都港区汐留の「日本テレビタワー」に東京支社を開設
2004年12月→株式会社リンクプレイス設立
2007年12月→東証2部に上場
2008年12月→東証1部に指定変更
2009年2月→株式会社リンクインベスターリレーションズを設立
2010年11月→株式会社モチベーションアカデミアを設立
2011年6月→株式会社アビバを子会社化
といった形で成長し、2013年の1月、グループ拡大に伴い、小笹オーナーは、それまでの代表取締役社長から、代表取締役会長に就任しております。
その後も同社は、2016年の10月に、外国籍人材の採用・受入・定着を支援する「株式会社リンクジャパンキャリア」を設立するなど、順調に事業規模を拡大しており、現在では、東京、大阪、名古屋に拠点を構え、14のグループ会社を有し、2017の5月8日(月)には、銀座エリア最大の商業施設・「ギンザシックス」の12階にある、床面積が約1850坪のオフィスに本社を移転していた上、2019年12月期の売上高が「381億円」を記録しておりますので、同社の創業者である小笹オーナーのことは、非常に多くの方が、「尊敬すべき優秀な経営者」と認めているのでしょう。
なお、小笹オーナーは、会社経営と並行して、社名にもある「モチベーション」を切り口にした書籍を20冊以上も出版し、2009年から2010年にかけて、フジテレビの「とくダネ」にコメンテーターとして出演するなど、精力的な活動を続けておりました。
また、昨年の8月には、同社が開発した「モチベーションクラウド」という組織改善システムについて、俳優の役所広司さんを起用したCMを製作・放映しており、これが好評を博したそうです。
馬主としての小笹オーナーは、2015年から馬を走らせ始め、これまでに50頭以上を所有しており、最初の年こそ未勝利だったものの、その後は、
2016年→2勝・獲得賞金2105万円
2017年→6勝・獲得賞金7925万円
2018年→9勝・獲得賞金1億3242万円
2019年→10勝・獲得賞金1億6158万円
と、順調に勝ち星と獲得賞金を増やしておりました。
更に、今年に入ってからは、先週までの成績が「12勝・獲得賞金2億0709万円」と、既にキャリアハイの数字を残しておりますが、オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、小笹オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月13日(月)~14日(火)に行われた今年の同セールに於いても、4億1800万円(税込)で落札した「ヒルダズパッションの2020」(牡・父ハーツクライ)など、計11頭を総額8億0960万円(税込)で落札しておりますので。
もちろん、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3800万円(馬主の取り分は8割の3040万円)のデイリー杯2歳Sにホウオウアマゾン、1着賞金1500万円(同1200万円)の相馬特別にホウオウライジンを登録していますので、私が小笹オーナーであれば、2頭を預けている矢作先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いするでしょう。
また、小笹オーナーは、馬主としてのキャリアが浅いため、まだ重賞を勝てておりませんので、デイリー杯2歳Sのホウオウアマゾンには、「ここで初めての重賞勝ちを」という思いも込められている筈です。

2020/11/09
スピルバーグの山本オーナーが関わっていますの
東京ホースレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
レッドベルオーブ(デイリー杯2歳S)
レッドアネモス(福島記念)
レッドローゼス(福島記念)
レッドフィオナ(ユートピアS)
レッドルレーヴ(ユートピアS)
レッドイリーゼ(神奈川新聞杯)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドTを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワホースクラブ」ですわね。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長で、JRAの馬主としては、2014年の天皇賞・秋を勝ったスピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからで、それからは、山本オーナーの奥様である山本洋子さんが代表を務めていて、「レッド」の冠名で所属馬を走らせていますの。
また、現在は、愛馬会法人・「東京サラブレッドクラブ」の代表を坂本研次氏が務めていますが、以前は、中山馬主協会の会長である西川賢オーナーの異母弟であり、プロゴルファーでもある西川哲氏が代表を務めていましたわね。
同クラブで、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を勝ったレッドディザイアや、2011年の府中牝馬Sなど重賞を3勝したイタリアンレッドや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを勝ったレッドリヴェールや、2014年の京王杯SCなど重賞を3勝したレッドスパーダや、2015年のマイラーズCと関屋記念を勝っているレッドアリオンや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられますわ。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を勝つなど、今までで一番多い54勝を上げて、「10億3421万円」の賞金を獲得していましたし、昨年は、レッドジェニアルが京都新聞杯を、レッドアンシェルがCBC賞を、レッドベルジュールがデイリー杯2歳Sを勝つなど、2014年と同じ54勝を上げて、「10億5204万円」という過去最高の賞金を獲得していましたの。
でも、今年に入ってから先週までは、「35勝・獲得賞金7億5237万円」という成績で、昨年の同時期(11月3日【日】まで)の「46勝・獲得賞金8億8306万円」を大きく下回っていますから、現在は、クラブの関係者全員が、「早く巻き返したい」と考えている筈ですわ。
それに、「東京ホースレーシング」は、計42頭の「2020年度募集馬」(現1歳世代)について、6月19日(日)にラインナップを、26日(日)に募集価格と預託予定厩舎を発表していて、7月10日(金)から出資を受け付けていますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは27頭でして、残りの15頭は、まだ出資を受け付けていますの。
もちろん、現在はクラブの関係者全員が、「出資者増加に繋げられるよう、クラブの知名度を高めておきたい」とも考えている筈で、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありませんわ。
そういった中、今週は、
1着賞金3800万円(馬主の取り分は3040万円)のデイリー杯2歳S→レッドベルオーブ
1着賞金4100万円(同8割の3280万円)の福島記念→レッドアネモスとレッドローゼス
1着賞金1820万円(同1456万円)のユートピアS→レッドフィオナとレッドルレーヴ
1着賞金1500万円(同1200万円)の神奈川新聞杯→レッドイリーゼ
と、計6頭を賞金の高い特別レースに登録していますから、クラブの関係者が、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げを指示している可能性が非常に高いと私は見ていますの。

2020/11/09
「どうぶつ奇想天外」などの人気番組を制作しております
池谷誠一氏

本業: 株式会社ネクサス 代表取締役

今週の主な登録馬:
ノームコア(エリザベス女王杯)
アラスカ(ユートピアS)

担当者:馬主情報部 馬主J

皆様もよくご存知の通り、池谷誠一オーナーの本業は、東京都の渋谷区代々木に本社を構え、主にテレビ番組の企画や制作を手掛けている、「株式会社ネクサス」の代表取締役です。
1985年の8月に設立された同社は、これまで、「ニュース23特集」(TBS)、「どうぶつ奇想天外」(TBS)、「教えて!ガリレオ」(日本テレビ)など、報道番組からバラエティまで、幅広いジャンルの番組制作を手掛けております。
そして現在も、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京・1994年放送開始)や、「朝だ!生です旅サラダ」(テレビ朝日・1993年放送開始)といった長寿番組をはじめ、「美の巨人たち」(テレビ東京・2000年放送開始)などの人気番組を数多く手掛けておりますので、「株式会社ネクサス」の代表取締役を務めている池谷オーナーは、「テレビ業界に於ける重要な存在」と言える筈です。
余談ですが、オーナーは、会社の新年会に於いて、TBSの近くにある「鮨処いとう」(港区赤坂)など、馴染みの寿司職人を呼んで、社員のために寿司を握ってもらうことを毎年の恒例にしており、「ネタがなくなるまでの食べ放題」を行なうそうですから、社員達が一丸となって新年のスタートを切れるのでしょう。
なお、馬主としての池谷オーナーは、確か1989年からJRAで馬を走らせており、これまでの代表的な存在としましては、1992年の京王杯SCなど重賞を3勝したダイナマイトダディや、1999年の青葉賞とステイヤーズSを勝ったペインテドブラックや、2006年のスワンSなど重賞を4勝したプリサイスマシーンや、2008年のユニコーンSを勝ったユビキタスや、2016年の新潟記念を勝ったアデイインザライフや、去年のヴィクトリアマイルなど重賞を3勝しているノームコアといった名前が挙げられます。
2003年のオーナーは、プリサイスマシーンなどの活躍により、「18勝・獲得賞金3億1614万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、その後は、この数字を上回ることができず、昨年までの5年間も、
2015年→9勝・獲得賞金1億2596万円
2016年→9勝・獲得賞金2億0138万円
2017年→5勝・獲得賞金1億0406万円
2018年→2勝・獲得賞金9289万円
2019年→8勝・獲得賞金2億2231万円
と記せば分かる通り、物足りない数字が続いておりました。
そして、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週までが「3勝・獲得賞金1億6078万円」という成績で、昨年の同時期(11月3日【日】まで)の「8勝・獲得賞金2億2231万円」を大きく下回っているため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億0500万円(馬主の取り分は8割の8400万円)のエリザベス女王杯にノームコア、1着賞金1820万円(同1456万円)のユートピアSにアラスカを登録してきましたので、池谷オーナーが、この2頭を預けている萩原清先生に対して、渾身の勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。

2020/11/09
2008年に西山牧場を買い取っております
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
ソフトフルート(エリザベス女王杯)
ソロフレーズ(福島記念)
テリトーリアル(福島記念)
デザートストーム(オータムリーフS)
レシプロケイト(オータムリーフS)
ギフトオブアート(神奈川新聞杯)
ノヴェッラ(神奈川新聞杯)
レベルタウン(オキザリス賞)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆様と同じく、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記します。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、以前から、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模を徐々に拡大しており、現在では、道内に7つの牧場を所有しております。
その上、「ダーレー・ジャパン株式会社」は、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役に迎え入れておりますので、「これまで以上に日本での活動に力を入れてきた」と見るべきでしょう。
なお、JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせ始め、同年は、出走頭数が少なく3勝に終わったものの、翌年以降は順調に数字を伸ばしており、昨年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という好成績を記録し、特に昨年は、初の「100勝超え」と「20億円超え」を達成しておりました。
しかし、今年は先週までに「89勝」を上げているものの、獲得賞金は「15億9108万円」と、昨年の同時期(11月3日【日】まで)の「17億2814万円」を下回っておりますので、現在のモハメド殿下は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えている筈です。
また、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」の名義などで馬を落札する機会が非常に多く、昨年は、私が確認しているだけで、約65億3480万円を投じて50頭を落札していた上、今年も、私が確認しているだけで、
■1月8日(水)~14日(火)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
計6頭を301万豪ドル(約2億2575万円)で落札
■2月9日(日)~11日(火)の「イングリス・クラシック・イヤリングセール」(オーストラリア)
計3頭を44万5000豪ドル(約3249万円)で落札
■7月1日(水)の「ゴフス・アルカナ2020ブリーズアップセール」(イギリス)
計1頭を38万ポンド(約5092万円)で落札
■9月9日(水)~11日(金)の「アルカナ・ドーヴィル・セレクトセール」(フランス)
計3頭を198万ユーロ(約2億4750万円)で落札
■10月6日(火)~8日(木)の「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール・ブック1」(イギリス)
計22頭を1643万ギニー(約23億6513万円)で落札
■10月12日(月)~14日(水)の「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール・ブック2」(イギリス)
計3頭を137万5000ギニー(約1億9793万円)で落札
と、既に計38頭を約31億1972万円で落札しております。
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金1億0500万円(馬主の取り分は8割の8400万円)のエリザベス女王杯→ソフトフルート
1着賞金4100万円(同3280万円)の福島記念→ソロフレーズとテリトーリアル
1着賞金2200万円(同1760万円)のオータムリーフS→デザートストームとレシプロケイト
1着賞金1500万円(同1200万円)の神奈川新聞杯→ギフトオブアートとノヴェッラ
など、計7頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。