「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/10/12
早稲田大学を卒業後に、横浜市磯子区で起業しました
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ジャカランダレーン(もみじS)
ミヤマザクラ(秋華賞)
アンコールプリュ(信越S)
オハナ(大原S)
ストーンリッジ(大原S)
ヨーホーレイク(紫菊賞)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、金子真人(まこと)オーナーは、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役会長を務めており、少し前までは代表取締役社長を務めておりました。
同社は、1968年に早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理技術研究所」が起源でして、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に本社・中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、今では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。
そして現在の「株式会社図研」は、資本金が101億1700万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「Zuken GmbH」、「Zuken USA Inc.」、「Zuken Korea Inc.」、「Zuken Singapore Pte. Ltd.」、「Zuken Taiwan Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は1400名以上となっております。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然であり、「2020年3月期」の数字は、
売上高:292億9600万円
経常利益:34億8600万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めている筈です。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、素晴らしい実績を残しております。
また、私は、一口馬主クラブ・日信レースホース(後のセゾンRH・現在のライオンRH)の代表を務めた後、1989年にJRAの個人馬主資格を取得し、それから2011年の5月まで、20年以上に渡り馬主を続けておりましたので、金子オーナーとは、各競馬場の馬主席で数え切れないほど顔を合わせており、更に、行きつけの寿司屋が同じだったため、そこで顔を合わせたことも少なくありません。
更に、私が「東京馬主協会」の顧問を務めていた頃、相談役を務めていたのが金子オーナーだったため、こういった経緯から、私にとって金子オーナーは、「盟友の中の盟友」と言えます。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
2019年→41勝・獲得賞金15億1005万円
と記せば分かる通り、2015年の数字を超えられていない上、今年に入ってからは、先週までに31勝を上げているものの、獲得賞金は「9億1900万円」と、昨年の同時期(10月6日【日】まで)の「11億2778万円」を大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
また、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加している金子オーナーは、7月13日(月)~14日(火)に行われた今年の同セールに於いても、2億4200万円で落札した「アブソリュートレディの2019」(牡・父ディープインパクト)や、1億2650万円で落札した「ヒストリックレディの2019」(牡・父キングカメハメハ)など、計15頭の落札に総額11億7150万円を投じておりました。
(落札金額は全て税込表記)
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金1600万円(馬主の取り分は8割の1280万円)のもみじS→ジャカランダレーン
1着賞金1億円(同8000万円)の秋華賞→ミヤマザクラ
1着賞金2500万円(同2000万円)の信越S→アンコールプリュ
1着賞金1820万円(同1456万円)の大原S→オハナとストーンリッジ
1着賞金1010万円(同808万円)の紫菊賞→ヨーホーレイク
と、計6頭を特別レースに登録しておりますので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。

2020/10/12
「総帥」の長男が代表を務めております
社台レースホース

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
トロワゼトワル(府中牝馬S)
マジックキャッスル(秋華賞)
バラックパリンカ(オクトーバーS)
ベストタッチダウン(太秦S)
フィロロッソ(清滝特別)
ウェストブルック(粟島特別)
ビートザウイングス(粟島特別)
ウェストブルック(寺泊特別)
※秋華賞に登録しているデゼルは回避の見込み

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「社台レースホース」は、誰もが認める「最大手の一口馬主クラブ」の一つでして、現在の代表は、「社台グループの総帥」こと吉田照哉氏の長男の吉田哲哉氏です。
1980年に設立された同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、1986年のダービーなどを制したダイナガリバーや、1988年のマイルCSなどを制したサッカーボーイや、1996年の天皇賞・秋などを制したバブルガムフェローや、2003年のダービーなどを制したネオユニヴァースや、2004年の桜花賞などを制したダンスインザムードや、2005年の有馬記念などを制したハーツクライなどが挙げられ、2004年には、これまでで最も多い「33億3401万円」の賞金を獲得しております。
そして、この馬達などの活躍によって、「社台レースホース」は、1990年から2009年までの20年間に、18回も「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年の4年間も、「サンデーレーシングに次ぐ馬主リーディング2位」をキープしておりました。
しかし、その後は、
2014年→101勝・獲得賞金24億2695万円(馬主リーディング3位)
2015年→102勝・獲得賞金21億2539万円(同3位)
2016年→82勝・獲得賞金18億2389万円(同3位)
2017年→102勝・獲得賞金18億8314万円(同3位)
2018年→92勝・獲得賞金20億5339万円(同4位)
2019年→106勝・獲得賞金21億3109万円(同4位)
と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでいた上、今年に入ってから先週までの「馬主リーディング」は、
1位:サンデーレーシング→86勝・獲得賞金26億8765万円
2位:シルクレーシング→86勝・獲得賞金22億9958万円
3位:キャロットファーム→92勝・獲得賞金18億5090万円
4位:社台レースホース→66勝・獲得賞金15億8887万円
と記せば分かる通り、1位の「サンデーレーシング」に「10億9878万円」の差を付けられておりますので、現在は「社台レースホース」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、少しでも上との差を詰めたい」と考えている筈です。
また、同クラブは、計90頭の「2020年度募集馬」(現1歳世代)について、5月7日(木)にラインナップを、13日(水)に募集価格を、それぞれ発表し、6月上旬にそれらの詳細を記したパンフレットを発送し、それから出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは83頭であり、「募集中止」となった2頭と「募集停止」となった1頭を除く残りの4頭は、まだ出資を受け付けておりますので、現在は同クラブの関係者全員が、「過去の募集馬を注目度の高い特別レースで活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、「社台レースホース」は、今週、
1着賞金5500万円(馬主の取り分は8割の4400万円)の府中牝馬S→トロワゼトワル
1着賞金1億円(同8000万円)の秋華賞→マジックキャッスル
1着賞金2600万円(同2080万円)のオクトーバーS→バラックパリンカ
1着賞金2200万円(同1760万円)の太秦S→ベストタッチダウン
など、特別レースに多くの馬を登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。

2020/10/12
函館で土木工事や漁業などを手掛けております
株式会社ケーエスホールディングス

本業: 土木工事や解体工事など

今週の主な登録馬:
ムジカ(秋華賞)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「株式会社ケーエスホールディングス」は、北海道の函館市に本社を構え、土木工事や解体工事、除雪や排雪作業、産業廃棄物処理などを主に手掛けております。
同社の起源は、1971年に杉澤光雄オーナーが創業した「杉澤商店」でして、2015年の7月に現在の社名となっており、少し前までは、代表取締役会長を光雄オーナーが、代表取締役社長をご長男の真吾オーナーが、それぞれ務めておりました。
当初、同社は、主に土木工事を手掛けておりましたが、徐々に事業の幅を広げており、現在では、
「株式会社カネス杉澤事業所」→土木工事や解体工事
「株式会社カネス道路」→舗装工事や切削工事
「有限会社みどり運輸」→貨物自動車運送
「株式会社ケイビ」→交通誘導警備や施設警備
「株式会社高橋興業」→土木工事や舗装工事の設計
「株式会社ケーエス・北の星観光バス」→観光バスや小型タクシーによる旅客自動車業
「有限会社扶桑」→自動車整備や中古車販売
「有限会社トーハン」→建築資材や工具の販売
「有限会社天海」→漁業や有漁船の運営
という形で多くの系列企業を擁しており、グループ全体の従業員数は350名を超えているそうですから、地域を代表する優良企業と言えるでしょう。
なお、馬主としての杉澤光雄オーナーと真吾オーナーは、以前、二人とも個人の名義で馬を走らせておりましたが、今年の3月に光雄オーナーが急逝されたこともあり、現在は、全ての所有馬が「ケーエスホールディングス」の名義となっております。
馬主としての「ケーエスホールディングス」は、昨年が「1勝・獲得賞金1702万円」という成績でしたが、今年は、光雄オーナーから引き継いだムジカなどの活躍もあり、先週までに6勝を上げ、「9149万円」の賞金を獲得しております。
もちろん、現在は同社の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、更に勢いを付けたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金1億円(馬主の取り分は8割の8000万円)の秋華賞にムジカを登録してきましたので、この馬を預けている鈴木孝志先生に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示していると私は見ております。

2020/10/12
イタリアの総合事務機器メーカーに勤めておりました
廣崎利洋氏

本業: アスクホールディングス株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
オーマイダーリン(秋華賞)
キングスタイル(粟島特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、廣崎利洋オーナーの本業は、大阪市中央区に「本店」を、東京千代田区三番町に「東京本社」を構え、商業施設のプロデュースなどを行っている、「アスクホールディングス株式会社」の代表取締役です。
1970年に甲南大学(兵庫県神戸市)を卒業した廣崎オーナーは、その後、イタリアの総合事務機器メーカー・「日本オリベッティ」(現:NTTデータジェトロニクス)に3年ほど勤めた後、1973年に「株式会社アスクプランニングセンター」を創業しており、同社がこれまでに手掛けた主な施設としては、日本初のファッションビルとして、福岡市の天神に1号店がオープンした「ビブレ」や、完成当時、西日本最大の規模を誇った商業施設の「アルパーク」(広島市西区)や、銀座にある「シャネル」(東京都中央区)や、お台場にある「大江戸温泉物語」(東京都江東区)などが挙げられるでしょう。
そして廣崎オーナーは、2016年、「株式会社アスクプランニングセンター」、「株式会社アスクスペースプランニング」、「株式会社アスクビジネスマネジメント」というグループ3社を傘下に収める「アスクホールディングス株式会社」を設立し、その代表取締役に就任しております。
馬主としての廣崎オーナーは、確か1989年からJRAで馬を走らせ始めており、過去の代表的な存在としては、2000年のクイーンCを制したフューチャサンデーや、2007年の日経賞を制し、2009年と2010年のアメリカJCCを連覇したネヴァブションなどが挙げられ、最近の代表的な存在としては、2015年のヴィクトリアマイルとスプリンターズSと2016年のヴィクトリアマイルを制したストレイトガールや、2015年の桜花賞を制しているレッツゴードンキや、昨年の小倉2歳Sと京王杯2歳Sを制しているファンタジストが挙げられます。
2015年のオーナーは、ストレイトガールとレッツゴードンキの活躍などにより、12勝を上げ、過去最高となる「4億5420万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→4勝・獲得賞金1億7254万円
2017年→7勝・獲得賞金2億3686万円
2018年→10勝・獲得賞金2億7704万円
2019年→8勝・獲得賞金2億1957万円
という形で数字が伸び悩んでいた上、今年に入ってから先週までの獲得賞金は「1億7634万円」であり、昨年の同時期(10月6日【日】まで)の「1億9607万円」を下回っておりますので、現在のオーナーは、「もっと勝ってペースを上げたい」と考えているのでしょう。
また、廣崎オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、今年も、
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→7頭を5億5990万円で落札
■8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→2頭を1億2980万円で落札
と、計9頭を総額6億8970万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
このような中、今週は、1着賞金1億円(馬主の取り分は8割の8000万円)の秋華賞にオーマイダーリン、1着賞金1060万円(同848万円)の粟島特別にキングスタイルと、賞金の高い特別レースに2頭を登録してきましたので、私が廣崎オーナーであれば、前者を預けている河内先生と、後者を預けている矢作先生に対して、かなり勝負懸った指示を出すでしょう。