「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/10/05
昨年まで「中京馬主協会」の会長を務めておりました
永井啓弍(けいじ)氏

本業: トヨタカローラ三重株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
サンレイポケット(毎日王冠)
スズカモナミ(神無月S)
サンレイファミリー(朝日岳特別)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、永井オーナーは、三重県四日市に本社を構えている、「トヨタカローラ三重株式会社」の代表取締役会長を務めております。
1961年に設立された同社は、現在、「四日市本社店」、「松阪店」、「鳥羽店」、「伊勢店」など、三重県内に24の販売店を構えており、「2019年3月期の売上高」は「207億円」というもので、社員数は500名を超える規模となっているため、そのトップである永井オーナーは、「地元経済界の有力者」と言えるでしょう。
そして、JRA馬主としての永井オーナーは、既にキャリアが30年以上に及ぶ大ベテランで、これまでに、サイレンススズカやスズカマンボやスズカフェニックスなどで多くの重賞レースを制している上、2003年から2019年まで「中京馬主協会」の会長を務めており、現在は、「日本馬主協会連合会」の相談役を務めておりますので、経済界だけではなく、競馬界に於いても「有力者」と断言できます。
永井オーナーがこれまでに最も良い成績を残しているのは、サイレンススズカが、宝塚記念と中山記念と金鯱賞と毎日王冠と小倉大賞典を制した1998年であり、この年は、重賞7勝を含む27勝を上げ、「8億7026万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、2017年は過去最多となる「37勝」を上げ、「6億9754万円」の賞金を獲得しております。
ところが一昨年と昨年は、
2018年→34勝・獲得賞金5億8971万円
2019年→16勝・獲得賞金4億0329万円
と記せば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでおりましたので、今年の永井オーナーは、必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、先週までの獲得賞金が「3億8928万円」と、昨年の同時期(9月29日【日】まで)の「2億8402万円」を大きく上回っておりますので、私の見込みは正しかったのでしょう。
また、永井オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、自身の名義と、オーナーが代表を務めている「永井商事」の法人名義で、計16頭を総額2億6665万円で落札していた上、今年も、
■8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→6頭を1億2540万円で落札
■8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→5頭を8624万円で落札
と、計11頭を総額2億1164万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)
よって、現在の永井オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週、永井オーナーは、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の毎日王冠→サンレイポケット
1着賞金1820万円(同1456万円)の神無月S→スズカモナミ
1着賞金1060万円(同848万円)の朝日岳特別→サンレイファミリー
と、3頭を特別レースに登録してきましたので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。


2020/10/05
7月以降の状況を踏まえると…
シルクレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
サリオス(毎日王冠)
ルナシオン(山中湖特別)
グローリーヴェイズ(京都大賞典)
モンドインテロ(京都大賞典)
ピッツィカート(高雄特別)
ウレキサイト(魚沼特別)
クリッパークラス(朝日岳特別)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の副会長理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、この数年間で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、「勝利数」と「獲得賞金」にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、2017年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、一昨年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、重賞を13勝し、全体で「118勝・獲得賞金30億8921万円」という過去最高の成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
ただ、昨年は、アーモンドアイでドバイターフと天皇賞・秋を制したものの、馬主リーディングは、
1位:サンデーレーシング→124勝・獲得賞金36億0520万円
2位:キャロットファーム→126勝・獲得賞金34億3815万円
3位:シルクレーシング→90勝・獲得賞金25億8316万円
と、1位の「サンデーレーシング」に「10億2204万円」の差を付けられた3位に終わっていたため、今年は同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、先週までの「馬主リーディング」は、
1位:サンデーレーシング→81勝・獲得賞金25億8699万円
2位:シルクレーシング→82勝・獲得賞金21億2367万円
3位:キャロットファーム→90勝・獲得賞金18億0428万円
と記せば分かる通り、昨年、大差を付けられていたキャロットファームを上回っております。
しかし、今年、「シルクレーシング」が獲得している賞金の内、「16億9535万円」は上半期に記録したものであり、7月以降は「4億2832万円」と、完全に勢いを失っている状況です。
したがって、現在は同クラブの関係者全員が、「早急に上半期の勢いを取り戻したい」と考えているのでしょう。
そういった中、「シルクレーシング」は、今週、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の毎日王冠→サリオス
1着賞金1500万円(同1200万円)の山中湖特別→ルナシオン
1着賞金6700万円(同5360万円)の京都大賞典→グローリーヴェイズとモンドインテロ
など、計7頭を特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2020/10/05
北海道に7つの生産拠点を構えております
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
アイスストーム(毎日王冠)
ギフトオブアート(山中湖特別)
トラストワージー(山中湖特別)
ケープコッド(オパールS)
プリディガメント(オパールS)
レシプロケイト(グリーンチャンネルC)
アフターバーナー(神無月S)
ブランクチェック(神無月S)
アルサトワ(高雄特別)
サマービート(松浜特別・萬代橋特別)
ハリウッドヒルズ(松浜特別)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆様と同じく、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記します。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、以前から、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模を徐々に拡大しており、現在では、道内に7つの牧場を所有しております。
その上、「ダーレー・ジャパン株式会社」は、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役に迎え入れておりますので、「これまで以上に日本での活動に力を入れてきた」と見るべきでしょう。
なお、JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせ始め、同年は、出走頭数が少なく3勝に終わったものの、翌年以降は順調に数字を伸ばしており、昨年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という好成績を記録し、特に昨年は、初の「100勝超え」と「20億円超え」を達成しておりました。
しかし、今年は先週までに「82勝」を上げているものの、獲得賞金は「14億2429万円」と、昨年の同時期(9月29日【日】まで)の「14億9991万円」を下回っておりますので、現在のモハメド殿下は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えている筈です。
また、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」の名義などで馬を落札する機会が非常に多く、昨年は、私が確認しているだけで、約65億3480万円を投じて50頭を落札していた上、今年も、私が確認しているだけで、
■1月8日(水)~14日(火)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
計6頭を301万豪ドル(約2億2575万円)で落札
■2月9日(日)~11日(火)の「イングリス・クラシック・イヤリングセール」(オーストラリア)
計3頭を44万5000豪ドル(約3249万円)で落札
■7月1日(水)の「ゴフス・アルカナ2020ブリーズアップセール」(イギリス)
計1頭を38万ポンド(約5092万円)で落札
■9月9日(水)~11日(金)の「アルカナ・ドーヴィル・セレクトセール」(フランス)
計3頭を198万ユーロ(約2億4750万円)で落札
と、既に計13頭を約5億4666万円で落札しておりますので。
もちろん、これまでの経緯を踏まえれば、今後の「競走馬セール」に於いても、多くの馬を落札する筈であり、現在は、「落札資金を少しでも潤沢にしておきたい」とも考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の毎日王冠→アイスストーム
1着賞金1500万円(同1200万円)の山中湖特別→ギフトオブアートとトラストワージー
1着賞金2500万円(同2000万円)のオパールS→ケープコッドとプリディガメント
1着賞金2300万円(同1840万円)のグリーンチャンネルC→レシプロケイト
など、計11頭を特別レースに登録してきましたので、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。


2020/10/05
競馬関連のサイトも手掛けていますわ
石川達絵氏

本業: 株式会社デジマース 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
キセキ(京都大賞典)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、石川達絵オーナーの本業は、JR五反田駅と大崎駅と品川駅から徒歩10分圏内のところにある「住友不動産高輪パークタワー」(東京都品川区東五反田)に本社を構えて、スマートフォン向けのコンテンツ事業(音楽や動画や電子書籍の配信)などを手掛けている、「株式会社デジマース」の代表取締役社長ですわね。
また、石川オーナーは、「バローズ」の冠名でお馴染みの猪熊広次オーナーが代表取締役社長を務めている、「株式会社バローズ」の取締役でもありますわ。
「株式会社デジマース」は、「株式会社バローズ」から分社する形で2005年の6月に設立されて、その後は、「HAPPY!メロディ」、「HAPPY!うた」、「HAPPY!動画アニメ」、「HAPPY!デコメ」といった携帯電話向けのコンテンツを提供していて、2010年頃からは、当時、一気に普及し始めたスマートフォン向けアプリの提供も開始していて、現在では、写真加工アプリの「フォトデコレ」や、名前の通り、競馬情報を取り扱っている「WIN!競馬」というサイトや、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」を起用した天気予報やカレンダーのツールなど、コンテンツを充実させていますの。
それに同社は、「妖かし恋戯曲」や「アイリス魔法学園~Vinculum Hearts~」や「にゃんらぶ~私の恋の見つけかた~」や「Spiral Memoria~私と出逢う夏~」といった「ニンテンドースイッチ」専用ゲームソフトの配信など、ニーズに合わせたコンテンツを提供し続けていますし、その他にも、広告代理業や、デジタルギフトコードを配布することでアプリやウェブサイトの利用を促進するソリューションシステムの「dgift」など、多岐に渡る事業を手掛けていて、2017年3月期の売上高は50億円という素晴らしい数字を残していますから、同社の代表取締役社長である石川オーナーは、「卓越した経営手腕を持つ優秀な人物」と言えますわね。
馬主としての石川オーナーは、2010年からJRAで馬を走らせ始めて、最初の年は未勝利でしたけど、それから一昨年までは、
2011年→2勝・獲得賞金2060万円
2012年→1勝・獲得賞金2123万円
2013年→2勝・獲得賞金3054万円
2014年→2勝・獲得賞金3415万円
2015年→3勝・獲得賞金5352万円
2016年→3勝・獲得賞金5615万円
2017年→12勝・獲得賞金2億9094万円
2018年→10勝・獲得賞金4億5523万円
と、順調に獲得賞金を増やしていましたし、特に一昨年は、今までで一番多い賞金を稼いでいましたわ。
ただ、昨年は、「4勝・獲得賞金2億2657万円」という物足りない数字に留まっていましたし、今年も先週までが「8勝・獲得賞金1億5926万円」と、一昨年のペースを大きく下回っていますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返したい」と考えているのでしょうね。
また、石川オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多くて、今年も、
■7月13日(月)~14日(火)の「セレクトセール」→2頭を8360万円で落札
■8月24日(月)の「HBAセレクションセール」→2頭を7535万円で落札
■8月25日(火)~28日(金)の「HBAサマーセール」→1頭を1210万円で落札
と、計5頭を総額1億7105万円で落札していますの。
(落札金額は全て税込表記)
当然、現在の石川オーナーは、「セールで投じた資金を早急に回収したい」とも考えている筈ですわ。
そういった中で、今週は、1着賞金6700万円(馬主の取り分は8割の5360万円)の京都大賞典にキセキを登録していますから、私が石川オーナーであれば、この馬を預けている角居先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわね。