「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/07/06
「岡田牧場」や「グランド牧場」といった「日高の名門」が株主です
ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ラプタス(プロキオンS)
デュアルウィールド(インディアT)
スノーベリー(織姫賞)
サービスエース(恵山特別)

担当者:馬主情報部 生産者C

皆さんも知っていると思いますけど、1986年、多くの生産牧場が株主になって設立した「ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン」は、「ユニオンオーナーズクラブ」の名前で出資者を募集している一口馬主クラブで、その親会社は、「アロースタッド」の運営や、繁殖馬セールの主催などを手掛けている「株式会社ジェイエス」です。
そうそう、「ユニオン」の設立に関わった牧場の中には、サンドピアリスやヤマカツエースでお馴染みの「岡田牧場」や、スズカマンボやラブミーチャンやカデナでお馴染みの「グランド牧場」や、イシノサンデーやディーマジェスティでお馴染みの「服部牧場」や、サクラチヨノオーやサクラローレルでお馴染みの「谷岡牧場」など、「日高の名門」がいくつもありますね。
ちなみに、愛馬会法人「株式会社ユニオンオーナーズクラブ」の代表取締役を務めている藤原悟郎さんは、サクラユタカオーやウイニングチケットやダンスディレクターなどを生産したことで広く知られている「藤原牧場」の代表でもあって、少し前までは「株式会社ジェイエス」の代表取締役も務めていました。
「ユニオン」は、今までにJRAで1300頭以上を走らせていて、過去の代表的な存在と言えば、1989年のエリザベス女王杯を勝ったサンドピアリスや、1993年の鳴尾記念を勝ったルーブルアクトや、2008年の福島記念を勝ったマンハッタンスカイや、2011年のフィリーズレビューを勝ったフレンチカクタスや、2015年のチャンピオンズCなど、JRAと地方交流で重賞を6勝したサンビスタといった名前が挙げられますし、1997年には、37勝を上げて、今までで一番多い「6億8057万円」の賞金を稼いでいましたね。
それに、一昨年の「ユニオン」は、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、22勝を上げて、「6億2227万円」の賞金を稼いでいました。
でも、去年は、26勝を上げたものの、獲得賞金が「3億8988万円」と、前の年を大きく下回っていて、この理由の一つは、今までに「2億7636万円」の賞金を稼いでいるエポカドーロが、8月に腸捻転になってしまって、秋に一度も使えなかったことでしょう。
ですから、今年は「ユニオン」の関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょうし、実際、先週までに、
JRA→2億5525万円
地方交流→4300万円
と、「合計2億9825万円」の賞金を稼いでいて、1997年の同じ時期(7月1週目まで)の「2億4544万円」を上回っているんですよ。
ただ、「ユニオン」の関係者達は、この状況に満足しないで、今後も全力で勝ちに来ると私は見ています。
何しろ、「ユニオン」は、6月1日(月)にラインナップと募集価格を発表した計41頭の「2020年度募集馬」(現1歳世代)について、今日から出資を受け付けていますので。
もちろん、今は関係者全員が、「出資者を増やすために、過去の募集馬を活躍させて、クラブの知名度を上げたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のプロキオンSにラプタス、1500万円(同1200万円)のインディアTにデュアルウィールド、1060万円(同848万円)の織姫賞にスノーベリー、1060万円(同848万円)の恵山特別にサービスエースと、全部で4頭を特別レースに登録していますので、私が「ユニオン」の関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますね。


2020/07/06
2014年に「殿堂入り」を果たしました
佐々木主浩(かづひろ)氏

本業: 野球解説者

今週の主な登録馬:
ブラヴァス(七夕賞)

担当者:馬主情報部 馬主N

佐々木主浩(かづひろ)オーナーが、1990年に「大洋ホエールズ」(現在の横浜DeNAベイスターズ)に入団し、速球と鋭いフォークボールなどを武器に日本球界を代表する抑えの切り札となり、2000年にメジャーリーグの「シアトル・マリナーズ」に移籍してからも大活躍し、日米通算381セーブを記録した元プロ野球選手であるのは、一般競馬ファンでもよく知っていることですから、私が改めて説明するまでもないでしょう。
佐々木オーナーは、トルネード投法で日米通算201勝を上げた野茂英雄氏と、西武ライオンズ時代に6度の日本一に貢献した秋山幸二氏と共に、2014年に「野球殿堂入り」を果たしており、同年の12月2日(火)に「帝国ホテル」で行われた佐々木オーナーの「野球殿堂入り祝賀パーティー」には、「横浜ベイスターズ」時代の恩師である権藤博氏や、「シアトル・マリナーズ」時代に同僚だったイチロー選手や、プロゴルファーの青木功氏や、演歌界の大御所でキタサンブラックの馬主としてもお馴染みの北島三郎氏や、「アドマイヤ」の冠名でお馴染みの近藤利一オーナー(故人)など、総勢800名近くが出席したそうですから、現役を退いた現在でも佐々木オーナーは、多くの方から厚い信頼を寄せられているのは間違いありません。
現在の佐々木オーナーは、「TBSテレビ」と「ニッポン放送」と「日刊スポーツ」で野球解説者を務めている上、奥様の榎本加奈子さんと共同で、「Kanakoのスープカレー屋さん」を経営しており、現在は、札幌市中央区に1店舗、仙台市青葉区に1店舗、泉区に1店舗を構えております。
なお、佐々木オーナーは、まず2006年に地方競馬の馬主資格を取得し、翌年にJRAの馬主資格を取得しており、そのきっかけは、鮨屋で偶然会った近藤利一オーナーから、馬主になることを勧められたからであり、実際、JRAで初めて所有した馬には、近藤オーナーの冠名と、佐々木オーナー自身の代名詞である「大魔神」を組み合わせた、「アドマイヤマジン」という名前を付けておりました。
JRAの個人馬主資格を取得してからは、初めの内こそ、特に目立つ成績を残せておりませんでしたが、ヴィルシーナを出走させた2012年のクイーンCに於いて、初の重賞勝ちを飾ると、その後は、同馬で2013年と2014年のヴィクトリアマイルを連覇しており、更には、ヴィブロスを出走させた2016年の秋華賞、シュヴァルグランを出走させた2017年のジャパンCなど、JRAの重賞を10勝している上、ヴィブロスを出走させた2017年のドバイターフで初の海外G1勝ちを飾っております。
2017年の佐々木オーナーは、JRAに於いて、ジャパンCを制したシュヴァルグランの活躍などにより、過去最高となる「5億9127万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、一昨年と昨年は、
2018年→2億5823万円
2019年→5303万円
と記せば分かる通り、2017年の数字を大きく下回っていた上、今年は先週までの獲得賞金が「7317万円」と、2017年の1割ほどに留まっておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。
また、「10億0070万円」の賞金を獲得し、佐々木オーナーの所有馬の中で「稼ぎ頭」だったシュヴァルグランは、昨年の有馬記念を最後に引退し、現在は種牡馬として「ブリーダーズ・スタリオン・ステーション」で繋養されております。
したがって、現在の佐々木オーナーは、「シュヴァルグランに代わる活躍馬が出てきて欲しい」という思いも抱いている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の七夕賞にブラヴァスを登録しておりますので、私が佐々木オーナーであれば、同馬を預けている友道先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。


2020/07/06
奨学金事業など社会貢献活動にも取り組んでおります
株式会社ラッキーフィールド(代表:吉原毎文氏)

本業: 東京鉄鋼株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
エアスピネル(プロキオンS)
エアウィンザー(七夕賞)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、「エア」の冠名を用いている、「株式会社ラッキーフィールド」の代表者は、栃木県小山市に本社を構えている、「東京鉄鋼株式会社」の代表取締役社長を務めている吉原毎文(つねぶみ)氏ですから、ここでは私も皆様と同じく、「株式会社ラッキーフィールド」を「吉原オーナー」と表記します。
1974年に東証1部上場を果たした「東京鉄鋼株式会社」は、吉原オーナーのお父様であり、JRAの馬主としては、1969年の皐月賞馬ワイルドモアや、1977年のダービー馬ラッキールーラなどを所有していたことが有名な、故・貞敏氏が1939年に創業しており、現在の建築業界に於いては、鉄筋に独自の加工を施してガス圧接を不要とし、大幅な工期の短縮や建築コストの削減を可能とした「ネジテツコン」を筆頭に、「鉄筋コンクリート用棒鋼」などで高いシェアを占めており、現在は、連結子会社を含め700名以上の従業員を雇用しておりますので、同社のトップである吉原オーナーが、「優秀な経営者」であるのは言うまでもありません。
また、吉原オーナーは、貞敏氏の代に設立した公益財団法人、「吉原育英会」の理事長を務めており、青森県内の学校に対する助成事業や、青森県出身の学生に対する奨学金事業を行うなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでおります。
なお、吉原オーナーがJRAで馬を走らせ始めたのは、確か1986年頃であり、それから現在までに200頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、1996年のオークスと1997年の天皇賞・秋などを制したエアグルーヴや、1999年の安田記念とマイルCSを制したエアジハードや、2000年の皐月賞と菊花賞を制したエアシャカールや、2005年の秋華賞を制したエアメサイアなどが挙げられるでしょう。
2000年の吉原オーナーは、17勝を上げ、過去最高となる「7億5041万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、その後は、一度も2000年の獲得賞金を超えられず、昨年までの5年間も、
2015年→8勝・獲得賞金2億7245万円
2016年→6勝・獲得賞金2億2669万円
2017年→8勝・獲得賞金2億7471万円
2018年→10勝・獲得賞金2億6882万円
2019年→9勝・獲得賞金1億8550万円
という形で数字が伸び悩んでおります。
そして今年は、エアアルマスで東海Sを制するなど、先週までに5勝を上げておりますが、獲得賞金は「1億2955万円」と、2000年の2割にも達していないため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のプロキオンSにエアスピネル、1着賞金4100万円(同3280万円)の七夕賞にエアウィンザーを登録しておりますので、私が吉原オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。


2020/07/06
国内だけでなく中国やフィリピンなどにも事業拠点を
窪田芳郎氏

本業: 株式会社東京ウェルズ 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ソールインパクト(七夕賞)
リュヌルージュ(七夕賞)

担当者:馬主情報部 馬主O

窪田芳郎オーナーの本業が、「都営浅草線・馬込駅」(東京都大田区)の近くに本社を構え、電子部品製造機器の設計・製造・販売などを手掛けている、「株式会社東京ウェルズ」の代表取締役会長であるのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
1971年に設立された同社は、電子部品の製造設備を世界中のメーカーに供給しており、その中でも、高速測定テーピング機(TWA-6604)は、累計の出荷台数が1万台を超えており、「世界シェア70%」という驚異的な数字が示す通り、世界標準機として高く評価されております。
そして現在は、東京都大田区の本社に加え、国内に、「沼津第一事業所」、「沼津第二事業所」(静岡県)、「松本事業所」(長野県)、「朝来事業所」(兵庫県)、「柏研究所」(千葉県)、「飯田研究所」(長野県)、「上越研究所」(新潟県)、「仙台研究所」(宮城県)という8つの拠点を有している上、中国と台湾とタイとフィリピンにも事業拠点を構えており、2019年3月期の売上高は320億円となっておりますので、同社の代表取締役である窪田オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、オーナーのご子息で、同じくJRAの馬主である窪田康志オーナーは、各種映像の制作業務や、各種イベントの撮影・収録業務などを手掛けている、「ケーアールケープロデュース株式会社」の代表取締役を務めております。
同社の主要取引先には、「電通」、「光文社」、「BSフジ」、「日本コロムビア」、「リクルート」、「サイバーエージェント」といった大手企業が名を連ねており、グループ企業との連結で約200名を雇用しておりますので、それらを取り仕切っている康志オーナーも、「父親譲りの優秀な経営者」と言えるでしょう。
馬主としての芳郎オーナーは、確か2005年からJRAで馬を走らせており、過去の代表的な存在としては、2007年のシリウスSを制したドラゴンファイヤーなどが挙げられ、2015年のオーナーは、10勝を上げ、過去最高となる「2億1844万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの4年間は、
2016年→7勝・獲得賞金1億0707万円
2017年→9勝・獲得賞金1億6182万円
2018年→6勝・獲得賞金1億3971万円
2019年→3勝・獲得賞金1億4959万円
と記せば分かる通り、賞金が伸び悩んでいた上、今年に入ってからも悪い流れは続いており、先週までの獲得賞金が「8271万円」と、まだ2015年の4割にも達しておりませんので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って、早急に巻き返したい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の七夕賞にソールインパクトとリュヌルージュを登録しておりますので、私が芳郎オーナーであれば、前者を預けている戸田博文先生と、後者を預けている斉藤崇史先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するでしょう。