「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/05/04
お父様が小倉競馬場で働いていたそうです
山口功一郎氏

本業: 暁翔(あきと)キャピタル株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
シャインガーネット(NHKマイルC)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、山口功一郎オーナーは、東京都中央区に本社を構え、機関投資家向けの株式投資助言業務を行う、「暁翔(あきと)キャピタル株式会社」の代表取締役社長を務めております。
福岡県北九州市の出身で、幼稚園の遠足が小倉競馬場という環境で育った山口オーナーは、お父様が小倉競馬場で働いていた時期があり、親子でレースを観戦したことがあるほど、幼い頃から競馬が身近だったそうです。
東京大学の経済学部に進学した山口オーナーは、2003年に同大学を卒業後、同年に「UBS証券株式会社」へ入社し、2006年には、「ホライゾン・アセット・インターナショナル株式会社」へ移り、2009年の3月に「暁翔キャピタル株式会社」を設立しました。
そして、同年の7月に同社が設立した「アキト・ファンド」では、「ロング・ショート戦略」と呼ばれる手法で運用を行い、資産残高が2年足らずで14億円から141億円まで急増し、現在では約190億円まで増えており、その中には、年金基金の資金も含まれております。
したがって、代表取締社長としてだけでなく、チーフインベストメントオフィサー(CIO)として「アキト・ファンド」を取り仕切っている山口オーナーは、「大いに尊敬すべき優秀な人物」と言えるでしょう。
JRA馬主としての山口オーナーは、確か2012年に馬を走らせ始め、これまでに30頭近くを所有しており、最初の年は0勝に終わっていたものの、その後は、
2013年→1勝・獲得賞金645万円
2014年→2勝・獲得賞金2574万円
2015年→4勝・獲得賞金4025万円
2016年→4勝・獲得賞金3901万円
2017年→3勝・獲得賞金6996万円
2018年→7勝・獲得賞金9040万円
と、順調に勝ち星と獲得賞金を積み重ねております。
そして昨年は、アルクトスを出走させたプロキオンSで初の重賞勝ちを飾るなど、「9勝・獲得賞金1億9692万円」という、勝利数と獲得賞金のどちらも過去最高となる成績を残しておりました。
しかし、今年に入ってからは、シャインガーネットでファルコンSを制しているものの、他の馬がそれほど活躍できていないため、先週までが「2勝・獲得賞金6625万円」と、昨年の同時期(5月1週目まで)の「4勝・獲得賞金7194万円」を下回っておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。
また、山口オーナーは、馬主歴が浅い割に、国内外の「競走馬セール」に参加する機会が多く、私が確認したところ、昨年は、
■国内
7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」→2頭を計1億0152万円(税込)で落札
7月16日(火)の「HBAセレクションセール」→1頭を3240万円(税込)で落札
■海外
9月9日(月)~22日(日)「キーンランド・セプテンバーイヤリングセール」→3頭を計98万5000ドル(約1億0540万円)で落札
と、計6頭を約2億3932万円で落札しておりました。
しかし、「キーンランド・セプテンバーイヤリングセール」が終了してから先週までの獲得賞金は「9499万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「7599万円」となるため、落札に要した資金を、まだ3割ほどしか回収できておりません。
当然、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金1億0500万円(馬主の取り分は8割の8400万円)のNHKマイルCにシャインガーネットを登録してきましたので、山口オーナーが、同馬を預けている栗田先生に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。
なお、山口オーナーは、まだGIを勝てておりませんので、今回は、「ここで初のGI勝ちを」という思いも込められている筈です。


2020/05/04
宮崎県内で順調に事業を拡大しております
株式会社カナヤマホールディングス

本業: パチンコホールの運営など

今週の主な登録馬:
プレシオーソ(京都新聞杯)
カツジ(新潟大賞典・谷川岳S)
メイソンジュニア(鞍馬S)
パトリック(鴨川特別)

担当者:馬主情報部 馬主J

皆様もよくご存知の通り、福岡県福岡市の博多区に本社を構えている「株式会社カナヤマホールディングス」は、「カナヤマグループ」の傘下です。
1986年、宮崎県の児湯(こゆ)郡高鍋町にパチンコ店の「国際グランプリ高鍋店」(現在のOPUS高鍋店)をオープンした同社は、その後、
1996年:宮崎県宮崎市に「ビックママ宮崎店」(現在の「OPUS宮崎店」)をオープン
2001年:宮崎県都城市に「OPUS都城店」をオープン
2007年:宮崎県延岡市に「OPUS延岡店」などをオープン
2013年:宮崎県宮崎市に「OPUS小松台店」をオープン
2017年:「OPUS都城店」を移転させ、「OPUS三股店」をオープン
といった形で店舗を増やしております。
なお、「カナヤマグループ」は、一昨年に改組を行い、現在は、
競走馬事業などを手掛ける「株式会社カナヤマホールディングス」
競走馬預託事業を手掛ける「株式会社ヒイラギステーブル」
パチンコホールの運営と自動車事業などを手掛ける「株式会社OPUS」
養鶏事業を手掛ける「株式会社カナヤマフーズ」
飲食事業を手掛ける「有限会社PSP」
という関連会社を擁しており、ここ数年は、
■自動車事業
「カーマン大塚店」(宮崎県宮崎市)と「カーマン三股店」(宮崎県都城市)をオープン
■養鶏事業
「小林農場」(宮崎県宮崎市)と「菊池農場」(熊本県菊池市)を開設
■飲食事業
宮崎市内に「宮崎鶏焼とさか」の1号店と2号店をオープン
という形で順調に規模を拡大しており、現在は、グループ全体の従業員数が200名以上となっているとのことですから、地域の雇用に大きく貢献している筈です。
馬主としての「カナヤマホールディングス」は、2016年からJRAで馬を走らせ始めたばかりですが、これまでに早くも90頭以上を所有しており、初年度から10勝を上げ、「1億1854万円」の賞金を獲得していた上、2017年は、カシアスを出走させた函館2歳Sで初の重賞勝ちを飾り、グレイルを出走させた京都2歳Sも制するなど、「21勝・獲得賞金3億4844万円」という成績を残し、一昨年は、カツジでニュージーランドTを、グリムでレパードSを制するなど、「25勝・獲得賞金5億0713万円」という過去最高の成績を残しております。
しかし昨年は、グリムで地方交流重賞の名古屋大賞典とマーキュリーCと白山大賞典を制しているものの、JRAでの獲得賞金は「4億2356万円」と、前年の数字を大きく下回っておりました。
尚且つ、今年に入ってから先週までの成績は、「12勝・獲得賞金1億9635万円」と、一昨年の同時期(5月1週目まで)の「12勝・獲得賞金1億8779万円」と同水準に留まっているため、現在、関係者達は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけとしたい」と考えていることでしょう。
また、「カナヤマホールディングス」は、馬主歴が浅い割に、世界中の「競走馬セール」に参加する機会が多く、私が確認したところ、昨年は、国内と海外で、
■国内
5月21日(火)の「HBAトレーニングセール」→1頭を1674万円(税込)で落札
7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」→2頭を3888万円(税込)で落札
7月16日(火)の「HBAセレクションセール」→2頭を4698万円(税込)で落札
8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→5頭を7171万円(税込)で落札
■海外
3月12日(火)~13日(水)の「OBSマーチセール」(アメリカ・フロリダ)→1頭を13万ドル(約1443万円)で落札
9月9日(月)から21日(土)の「キーンランド・セプテンバーセール」(アメリカ・ケンタッキー)2頭を66万ドル(約7062万円)で落札
と、計13頭を約2億5936万円で落札しておりました。
もちろん、今後の「競走馬セール」にも参加する筈であり、現在は同社の関係者全員が、「落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えている筈です。
このような中、「カナヤマホールディングス」は今週、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の京都新聞杯にプレシオーソ、1着賞金4100万円(同3280万円)の新潟大賞典にカツジ(谷川岳Sにも登録)、1着賞金2300万円(同1840万円)の鞍馬Sにメイソンジュニア、1着賞金1500万円(同1200万円)の鴨川特別にパトリックと、計4頭を特別レースに登録してきましたので、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示している可能性が高いと私は見ております。


2020/05/04
2006年の作品が33万部のベストセラーに…
キャロットファーム

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
サクセッション(NHKマイルC)
レシステンシア(NHKマイルC)
アップクォーク(新潟大賞典)
メートルダール(新潟大賞典)
カウディーリョ(メトロポリタンS)
サーブルオール(谷川岳S)
エルデュクラージュ(ブリリアントS)
ジェシー(ブリリアントS)
ヴェスターヴァルト(橘S)
トゥザフロンティア(錦S)
ブルーメンクローネ(錦S)
アーズローヴァー(五泉特別)
エリスライト(春日山特別)

担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、「キャロットファーム」の愛馬会法人・「キャロットクラブ」の代表を、2008年から務めている手嶋龍一氏は、かつてNHKに所属しており、1997年からはそのワシントン支局長を務め、2001年にアメリカで起きた「9・11同時多発テロ事件」の際には、11日間に渡り「24時間中継」を担当しておりました。
そして、2005年にNHKを退局した後は、外交ジャーナリストとして活動しており、2006年に出版した「ウルトラ・ダラー」(新潮社)が33万部のベストセラーになるなど、作家としても高い評価を受けております。
これまで、他の所属員達も記していることですが、手嶋氏の執筆場所は、同氏が、「永遠の親友」と語る吉田勝己オーナーが代表を務めている「ノーザンファーム」の中にあり、「千歳空港から僅か15分ほど」という立地や、牧場の景色を見てリフレッシュできる環境を、手嶋氏はとても気に入っているそうであり、素晴らしい執筆場所を用意してくれた勝己オーナーに、深く感謝しているそうです。
また、手嶋氏は、「静岡新聞」と「北國新聞」にコラムを掲載している上、「シューイチ」、「情報ライブ・ミヤネ屋」、「スッキリ!!」といったテレビ番組にコメンテーターとして出演するなど、メディアの世界でも活躍しております。
2016年の「キャロットファーム」は、シンハライトでオークスを、マリアライトで宝塚記念を制するなど、「127勝・獲得賞金31億8985万円」という成績を残し、「馬主リーディング1位」に輝いておりました。
しかし、その後の2年間は、
2017年→106勝・獲得賞金26億2116万円(馬主リーディング2位)
2018年→117勝・獲得賞金26億8078万円(同3位)
と記せば分かる通り、2016年の数字を大きく下回っていたため、昨年は、同クラブの関係者全員が「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、126勝を上げ、過去最高となる「34億3815万円」の賞金を獲得しております。
ただ、昨年の「馬主リーディング1位」は、「36億0520万円」の賞金を獲得した「サンデーレーシング」であり、「キャロットファーム」は、「1億6705万円」の差を付けられた2位であった上、今年に入ってから先週までは、
1位:サンデーレーシング→34勝・獲得賞金11億5469万円
2位:シルクレーシング→43勝・獲得賞金10億3513万円
3位:社台レースホース→39勝・獲得賞金8億3231万円
4位:キャロットファーム→34勝・獲得賞金7億8418万円
と記せば分かる通り、「リーディング1位」の「サンデーレーシング」に「3億7051万円」の差を付けられておりますので、現在は、「キャロットファーム」の関係者全員が、「賞金の高いレースを勝って、上との差を詰めたい」と考えているのでしょう。
そういった中、「キャロットファーム」は、今週、
1着賞金1億0500万円(馬主の取り分は8割の8400万円)のNHKマイルC→サクセッションとレシステンシア
1着賞金4100万円(同3280万円)の新潟大賞典→アップクォークとメートルダール
1着賞金2600万円(同2080万円)のメトロポリタンS→カウディーリョ
1着賞金2500万円(同2000万円)の谷川岳S→サーブルオール
1着賞金2300万円(同1840万円)のブリリアントS→エルデュクラージュとジェシー
など、計13頭を特別レースに登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸った指示を出す筈です。


2020/05/04
昨年のトークショーは四位騎手と藤岡佑介騎手でした
瀬谷隆雄氏

本業: 株式会社キッズワールド 取締役会長

今週の主な登録馬:
キッズアガチャー(京都新聞杯)
キョウヘイ(谷川岳S)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、瀬谷隆雄オーナーの本業は、JR田町駅(東京都港区)のすぐ近くに本社を構えている旅行代理店・「株式会社キッズワールド」の取締役会長です。
2013年の2月に設立された同社は、「あなたの【やってみたい】を現実に」をコンセプトに、通常のパッケージツアーとは異なり、旅行者が自由に行程を決められる「オーダーメイドの旅」に注力しており、この企画は多くの利用者がリピーターとなっているそうです。
また、国内ツアーも手掛けている同社は、毎年、「北海道牧場巡りツアー」を行っており、昨年は、7月19日(金)~22日(月)と8月23日(金)~26日(月)という日程で、社台スタリオンステーションやダーレースタリオンやビッグレッドファームといった施設見学と、函館競馬場や札幌競馬場での競馬観戦と、四位騎手と藤岡佑介騎手のトークショーなどを含めたツアーを開催しておりました。
なお、その他にも同社は、世界有数のリゾート地として知られているパラオを目的地とした、「パシフィックリゾート滞在5日間・6日間の旅」や、5つ星のラグジュアリーリゾートホテル・「コンスタンスハラヴェリリゾート」に宿泊する「モルディブ6泊8日間の旅」など、魅力的なツアーを数多く手掛けておりますので、その取締役会長を務めている瀬谷オーナーは、「旅行業界に於いて、大いに注目されている存在」と言えるでしょう。
馬主としての瀬谷オーナーは、確か2001年からJRAで馬を走らせ始めており、2017年は、キョウヘイを出走させたシンザン記念で初めて重賞を制するなど、4勝を上げ、過去最高となる「1億2003万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、昨年までの2年間は、
2018年→2勝・獲得賞金5146万円
2019年→2勝・獲得賞金4421万円
と記せば分かる通り、成績が伸び悩んでいた上、今年に入ってから先週までは、「1勝・獲得賞金1902万円」と、誰が見ても物足りない数字に留まっておりますので、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金5400万円(馬主の取り分は8割の4320万円)の京都新聞杯にキッズアガチャー、1着賞金2500万円(同2000万円)の谷川岳Sにキョウヘイを登録しておりますので、私が瀬谷オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対し、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。