「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/01/14
残り11頭を満口とするため
東京ホースレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
レッドランディーニ(愛知杯)
レッドジェニアル(日経新春杯)
レッドレオン(日経新春杯)
レッドアネラ(ジャニュアリーS)
レッドイグニス(初富士S)

担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「東京ホースレーシング」の前身は、1987年のニュージーランドTを勝ったユーワジェームスや、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンなどでお馴染みだった「ユーワホースクラブ」です。
クラブの名称が変更された理由は、パチンコ機器販売大手「フィールズ株式会社」の代表取締役会長を務めており、JRAの馬主としては、スピルバーグなどでお馴染みの山本英俊オーナーがクラブの権利を取得したからであり、それ以降は、山本オーナーの奥様である山本洋子さんが代表を務め、「レッド」の冠名で所属馬を走らせております。
また、愛馬会法人・「東京サラブレッドクラブ」の代表は、中山馬主協会の会長である西川賢オーナーの異母弟で、プロゴルファーの西川哲氏が務めていることも、私が改めてご紹介するまでもなく、以前から皆様がよくご存知でしょう。
同クラブに於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の秋華賞を勝ったレッドディザイアや、2013年の札幌2歳Sと阪神ジュベナイルFを勝ったレッドリヴェールや、2014年の京王杯SCなど重賞を3勝したレッドスパーダや、2014年の中山大障害を制したレッドキングダムや、2016年と2017年のスプリンターズSを連覇したレッドファルクスといった名前が挙げられます。
2014年の「東京ホースレーシング」は、レッドスパーダが京王杯SCを、レッドアルヴィスがユニコーンSを、レッドキングダムが中山大障害を勝つなど、過去最多となる54勝を上げ、「10億3421万円」の賞金を獲得しており、更に昨年は、2014年に並ぶ54勝を上げ、「10億3624万円」という過去最高の賞金を獲得しております。
ただ、同クラブの関係者全員は、この数字に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、「東京ホースレーシング」は、「2019年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の6月14日(金)に、計37頭のラインナップを発表しており、それからパンフレットを発送し、7月8日(月)から出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは26頭であり、残りの11頭は現在も募集が続いておりますので。
もちろん、今はクラブの関係者全員が、「過去の募集馬を活躍させてクラブの知名度を高め、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、
1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)の愛知杯→レッドランディーニ
1着賞金5700万円(同4560万円)の日経新春杯→レッドジェニアルとレッドレオン
1着賞金2200万円(同1760万円)のジャニュアリーS→レッドアネラ
1着賞金1820万円(同1456万円)の初富士S→レッドイグニス
と、特別レースに計5頭を登録しておりますので、「東京ホースレーシング」の関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2020/01/14
「ドバイワールドC」の創設者として広く知られております
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
リリックドラマ(愛知杯)
アフリカンゴールド(日経新春杯)
オールドベイリー(ジャニュアリーS)
コンパウンダー(巌流島特別)
ギフトオブアート(北大路特別)
サマーセント(北大路特別)
レシプロケイト(小倉城特別)
ハートウォーミング(呼子特別)
オムニプレセンス(菜の花賞)

担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆さんと同じように、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と書きますわね。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」が本部で、元々、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を持っていますし、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立していますの。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立して、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模をどんどん拡大していて、今では、道内に7つの牧場を持つまでになっていますわ。
また、「ダーレー・ジャパン株式会社」は、1990年から25年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年、代表取締役に迎えていますから、「日本での活動にもっと力を入れてきた」と見るべきですわね。
JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得していまして、2010年から実際に馬を走らせ始めて、最初の年は、出走頭数が少なかったので3勝に終わってしまいましたけど、次の年からは、順調に数字を伸ばしていて、昨年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という右肩上がりの成績を残していましたし、特に昨年は、初めての100勝超えを達成していましたし、賞金も20億円の大台に乗せられていましたの。
でも、モハメド殿下は、この数字に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ていますの。
と言いますのも、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですけど、毎年欠かさず、「ゴドルフィン」の名義などで、世界中の「競走馬セール」に参加していて、昨年は、私が確認しているだけで、
■1月9日(水)~15日(火)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
計5頭を292万5000豪ドル(約2億2815万円)で落札
■8月17日(金)~19日(月)の「アルカナ・イヤリングセール」(フランス)
計8頭を495万ユーロ(約5億7915万円)で落札
■8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」(日本)
計4頭を5378万円(税込)で落札
■9月9日(月)~21日(土)の「キーンランド・セプテンバーセール」(アメリカ)
計10頭を1600万ドル(約17億1200万円)で落札
■10月8日(火)~10日(木)「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール・ブック1」(イギリス)
計19頭を1757万5000ギニー(約25億3256万円)で落札
■11月18日(月)~22日(金)「ゴフズ・ノベンバーセール」(アイルランド)
計2頭を169万ユーロ(約2億0280万円)で落札
■11月27日(水)~30日(金)「タタソールズ・ディセンバーフォールセール」(イギリス)
計2頭を40万ギニー(約5640万円)で落札
など、約65億3480万円を投じて50頭を落札していますので。
もちろん、これまでの経緯を踏まえれば、今年も、これから行われる世界中の「競走馬セール」で、多くの馬を落札する筈ですわね。
こういった中で、今週は、
1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)の愛知杯→リリックドラマ
1着賞金5700万円(同4560万円)の日経新春杯→アフリカンゴールド
1着賞金2200万円(同1760万円)のジャニュアリーS→オールドベイリー
1着賞金1500万円(同1200万円)の巌流島特別→コンパウンダー
など、計9頭を賞金の高い特別レースに登録していますから、私がモハメド殿下であれば、「セール資金を少しでも潤沢にしておきたい」と考えて、それぞれを預けている厩舎に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますわ。


2020/01/14
グループ企業の礎を築いた人物です
桑畑隆信氏

本業: 株式会社エビス商事 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ロールオブサンダー(京成杯)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、桑畑隆信(くわはた・たかのぶ)オーナーの本業は、宮崎県の都城市豊満町に本社を構え、鶏肉の生産、加工、販売などを主に手掛けている、「株式会社エビス商事」の代表取締役会長です。
1969年、「都城エビス飼料」として設立された同社は、それ以降、
1975年・「有限会社エビス商事」に社名を変更
1977年・食肉処理を行なう「エビスブロイラーセンター株式会社」を設立
1980年・食肉販売を行なう「株式会社肉の百貨店エビス」を設立
1990年・「株式会社エビス商事」に社名を変更
2001年・スーパー事業とペットフード事業を統合した「ティケイ・エビス株式会社」を設立
2005年・野菜販売を行なう「有限会社エビスファーム」を設立
2008年・運送業を行なう「株式会社LCトランス」を設立、飲食店経営の「株式会社とりビアー」に出資
といった形で事業を拡大しており、現在は7社のグループ企業を有し、少し前の話ですが、2010年度には、グループの売上が300億円を超えておりました。
当然、同グループの礎を築いた桑畑オーナーは、周囲の誰からも、「非常に優秀な経営者」と認められている筈です。
また、馬主としての桑畑オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが2007年で、これまでに30頭近くを所有しており、2015年には、「3勝・獲得賞金3558万円」という成績を残しておりました。
しかし、一昨年までの3年間は、
2016年→2勝・獲得賞金3445万円
2017年→0勝・獲得賞金1171万円
2018年→0勝・獲得賞金570万円
と記せば分かる通り、「勝ち星と賞金のどちらも右肩下がり」となっていたため、昨年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、ロールオブサンダーで紫菊賞を勝つなど、「5勝・獲得賞金5544万円」という、キャリアハイの成績を残しておりました。
しかし、桑畑オーナーがこの成績に満足せず、今週、ロールオブサンダーを登録している京成杯を全力で勝ちにくると私は見ております。
何故なら、オーナーは今年で馬主キャリアが14年目となりますが、まだ重賞を勝てておりませんので。
当然、私が桑畑オーナーであれば、「ここで初の重賞勝ちを飾りたい」という思いを抱き、同馬を預けている橋口先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2020/01/14
「中京馬主協会」の会長を務めておりました
永井啓弍(けいじ)氏

本業: トヨタカローラ三重株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
レイホーロマンス(愛知杯)
スズカディープ(日経新春杯)
ミスズフリオーソ(羅生門S)
スズカマサル(小倉城特別)
スズカプレスト(呼子特別)

※永井商事の所有馬
スリーランディア(羅生門S)
スリーチェイサー(鳥栖特別)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、永井啓弍(けいじ)オーナーの本業は、三重県四日市に本社を構えている、「トヨタカローラ三重株式会社」の代表取締役会長です。
1961年に設立された同社は、現在、「四日市本社店」、「鈴鹿西支店」、「松阪支店」、「鳥羽支店」、「伊勢支店」など、三重県内に24の販売店を構えており、「2018年3月期の売上高」は「212億円」というもので、社員数は「500名」を超える規模となっており、そのトップである永井オーナーは、「地元経済界の有力者」と言えるでしょう。
そして、JRA馬主としての永井オーナーは、既にキャリアが40年近くに及ぶ大ベテランで、これまでに、サイレンススズカやスズカマンボやスズカフェニックスなどで多くの重賞レースを制している上、少し前まで、「中京馬主協会」の会長を務めており、尚且つ、現在は、「日本馬主協会連合会」の相談役を務めておりますので、経済界だけではなく、競馬界に於いても「有力者」と断言できます。
永井オーナーがこれまでに最も多くの賞金を獲得しているのは、サイレンススズカが宝塚記念と中山記念と金鯱賞と毎日王冠と小倉大賞典を制した1998年であり、この年は、重賞7勝を含む「27勝」を上げ、「8億7027万円」の賞金を獲得しておりました。
更に、2017年は過去最多となる「37勝」を上げ、「6億9754万円」の賞金を獲得しております。
ところが一昨年と昨年は、
2018年→34勝・獲得賞金5億8971万円
2019年→16勝・獲得賞金4億0329万円
という成績に留まってしまったため、今年の永井オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
また、永井オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、自身の名義と、オーナーが代表を務めている「永井商事」の法人名義で、
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」→1頭を4320万円で落札
■7月16日(火)の「HBAセレクションセール」→4頭を7506万円で落札
■8月19日(火)~22日(木)の「HBAサマーセール」→8頭を計1億1934万円で落札
■9月17日(火)~18日(水)の「HBAセプテンバーセール」→3頭を計2905万円で落札
と、計16頭を総額2億6665万円で落札しておりました。
(落札金額は全て税込表記)
しかし、「HBAセプテンバーセール」が終了してから1月13日(月)までに獲得した賞金は「1億4532万円」であり、その内、「馬主の取り分」は8割の「1億1626万円」となるため、落札に要した資金を、まだ4割ほどしか回収できておりません。
したがって、現在のオーナーは、「セールで使った資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
そういった中、今週、永井オーナーは、「永井商事」名義の所有馬を含め、
1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)の愛知杯→レイホーロマンス
1着賞金5700万円(同4560万円)の日経新春杯→スズカディープ
1着賞金1820万円(同1456万円)の羅生門S→ミスズフリオーソとスリーランディア
など、計7頭を特別レースに登録してきましたので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。