「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/10/22
15億円以上を投じておりますので
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
マカヒキ(天皇賞・秋)
ユーキャンスマイル(天皇賞・秋)
ワグネリアン(天皇賞・秋)
プロディガルサン(カシオペアS)
クリアザトラック(柏崎特別)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、金子真人(まこと)オーナーの本業は、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役社長です。
同社は、早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理研究所」が起源で、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に現在の本社ビルと中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。
そして現在の同社は、資本金が101億1700万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「ZUKEN EAO(欧米に8か所)」、「ZUKEN KOREA Inc.」、「ZUKEN SINGAPORE Pte.Ltd.」、「ZUKEN TAIWAN Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は、1200名以上に及んでいる筈です。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然で、「2019年3月期」の数字は、
売上高:267億8700万円
経常利益:31億9100万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、現役馬を含めなくとも、素晴らしい実績を残しております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という、過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでおりましたので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈です。
実際、10月21日(月)までに「33勝・獲得賞金11億8399万円」と、昨年の同時期(10月3週目まで)の「35勝・獲得賞金10億7134万円」と比べて、賞金が大きく上回っておりますが、金子オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月8日(月)~9日(火)に行われた今年の同セールでは、計13頭を総額15億4332万円(税込)で落札しておりますので。
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金1億5000万円(馬主の取り分は8割の1億2000万円)の天皇賞・秋にマカヒキとユーキャンスマイルとワグネリアン、1着賞金2600万円(同2080万円)のカシオペアSにプロディガルサン、1着賞金1500万円(同1200万円)の柏崎特別にクリアザトラックを登録してきましたので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸った指示を出すのは間違いありません。


2019/10/22
馬主リーディングでは4位に留まっているため…
シルクレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
アーモンドアイ(天皇賞・秋)
ダイアトニック(スワンS)
リアアメリア(アルテミスS)
ギルデッドミラー(萩S)
ヒンドゥタイムズ(精進湖特別)
インペリオアスール(鳥屋野特別)
ブレイニーラン(柏崎特別)
ピッツィカート(萬代橋特別)


担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、「シルクレーシング」は、クラブ法人を設立した「阿部製糸株式会社」が、絹糸(シルク)を製造していたことが名前の由来でして、以前は、「福島馬主協会」の常務理事である阿部善武氏が、クラブ法人・「有限会社サラブレットオーナーズクラブ・シルク」の代表を務めておりましたが、2014年の8月1日(金)、社名が現在の「有限会社シルクレーシング」に変わり、それと同時に、以前は取締役を務めていた米本昌史氏が代表取締役に就任しました。
同クラブは、2008年の産駒から、「社台コーポレーション・白老ファーム」の生産馬を「募集馬ラインナップ」に加え始め、2011年には、「ノーザンファーム」の生産馬をラインナップの主力としていた上、この年には、それまで「シルク」が運営していた育成牧場・「天栄ホースパーク」(福島県岩瀬郡天栄村)を「ノーザンファーム」に売却するなど、ここ数年で一気に「社台グループ」との提携を強化しております。
そして、その効果はすぐに表れており、「ノーザンファーム」の生産馬であるローブティサージュが、2012年の阪神ジュベナイルFを制し、2000年のオークスから続いていたGIの連敗を、「37」で止めておりました。
もちろん、「勝利数」と「獲得賞金」にも、「提携のプラス効果」が明確に表れており、一昨年までの5年間は、
2013年→48勝(重賞0勝)・獲得賞金8億1700万円(馬主リーディング11位)
2014年→78勝(重賞5勝)・獲得賞金13億0616万円(同6位)
2015年→66勝(重賞1勝)・獲得賞金13億2369万円(同5位)
2016年→96勝(重賞2勝)・獲得賞金17億1811万円(同4位)
2017年→101勝(重賞4勝)・獲得賞金18億5173万円(同4位)
と記せば分かる通り、「完全に右肩上がり」となっていた上、昨年は、アーモンドアイで牝馬三冠とジャパンCを制するなど、「118勝・獲得賞金30億8921万円」という過去最高の成績を残し、「馬主リーディング2位」となっております。
ただ、今年に入ってからは、アーモンドアイでドバイターフを制しているものの、10月21日(月)までのJRAリーディングは、
1位:サンデーレーシング→102勝・獲得賞金28億8832万円
2位:キャロットファーム→102勝・獲得賞金24億5768万円
3位:社台レースホース→92勝・獲得賞金17億7592万円
4位:シルクレーシング→69勝・獲得賞金17億6374万円
5位:ゴドルフィン→81勝・獲得賞金16億0666万円
と書けば分かる通り、「リーディング1位」の「サンデーレーシング」に「11億2458万円」の差を付けられ、昨年より順位が2つも落ちている上、勝ち星で12勝差を付けられている、5位の「ゴドルフィン」に「1億5708万円」まで差を詰められておりますので、現在はクラブの関係者全員が、「とにかく賞金の高いレースを勝ちたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、
1着賞金1億5000万円(馬主の取り分は8割の1億2000万円)の天皇賞・秋にアーモンドアイ
1着賞金5900万円(同4720万円)のスワンS→ダイアトニック
1着賞金2900万円(同2320万円)のアルテミスS→リアアメリア
など、計8頭を特別レースに登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。


2019/10/22
現在は「福島馬主協会」の常務理事を務めております
松本俊廣氏

本業: 共和グループ 代表者

今週の主な登録馬:
グァンチャーレ(スワンS)

担当者:馬主情報部 馬主J

松本俊廣オーナーの本業が、茨城県日立市に本社を構えている「株式会社共和プリサイスマニファクチャリング」と、茨城県常陸太田市に本社を構えている「株式会社共和製作所」と、茨城県水戸市に本社を構えている「有限会社泉町商事」を擁する、「共和グループ」の代表者であるのは、皆様もよくご存知のことでしょう。
同グループは、1968年、「日立電線機器株式会社」の絶縁ケーブル部品を製造するために設立されたのが起源で、それからは、
1970年→「日立電線株式会社」の日高工場高圧研究所と取引を開始し、ケーブル用付属部品の製造を開始
1976年→VHS方式VTR用金属精密部品の試作を開始
1977年→VTRテープ用精密部品及び家電・OA機器用精密部品の量産を開始
1983年→ディスポーザブル注射針(医療器具)の自動組立装置の製造販売を開始
1990年→OA機器部品の量産を開始
1996年→携帯電話基地局用高周波ケーブルの量産を開始
2008年→「環境マネジメントシステム・プログラム・ステップ2」認証
といった形で順調に成長しており、今は、先ほど記したグループ3社の拠点に加えて、茨城県常陸太田市に「太田工場」を有しております。
そして現在は、家電と産業機器部品の金属材料を切削加工する業務や、メディカル部品の製造・販売や、アルミ、ステンレス、銅、真鍮といった金属材料の販売などを主に手掛けており、グループ全体で150名以上の従業員を擁しておりますので、私は「共和グループ」を「茨城県の経済を支えている企業の一つ」と考えており、そのトップである松本オーナーは、「尊敬すべき人物」と言えるでしょう。
なお、馬主としての松本オーナーは、確か1993年からJRAで馬を走らせていて、現在は「福島馬主協会」の常務理事を務めております。
2015年の松本オーナーは、グァンチャーレでシンザン記念を制し、初の重賞勝ちを飾っていた上、2016年は、グァンチャーレで長岡京Sを、イイデフューチャーで春日山特別を制したことなどにより、「3勝・獲得賞金6291万円」という成績を残しておりました。
しかし、一昨年は「1勝・獲得賞金4648万円」という成績に留まってしまったため、昨年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際に昨年は、過去最高となる「8544万円」の賞金を獲得していた上、今年は10月21日(月)までに「6746万円」の賞金を獲得し、昨年の同時期(10月3週目まで)の「4701万円」を上回っております。
しかし、松本オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
と言いますのも、現在、オーナーは、JRAで5頭を所有しておりますが、今年は、
イイデファイナル(牡5歳)→2戦0勝・獲得賞金0円
イイデメモリー(牝5歳)→1戦0勝・獲得賞金0円
イーパンサーパン(牝3歳)→1戦0勝・獲得賞金0円
クリスリターン(牡2歳)→1戦0勝・獲得賞金0円
と記せば分かる通り、4頭が全く賞金を稼げておりませんので。
当然、現在の松本オーナーは、「その分を他の馬で稼ぎたい」と考えている筈です。
このような中、今週は、1着賞金5900万円(馬主の取り分は8割の4720万円)のスワンSにグァンチャーレを登録しておりますので、私がオーナーでしたら、この馬を預けている北出先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。
また、松本オーナーは、グァンチャーレで2015年のシンザン記念を制してから、4年半以上も重賞を勝てておりませんので、今回は、「久々に重賞を勝ちたい」という思いも込められている筈です。


2019/10/22
東京ドーム25個分以上もある生産牧場を持っとりますな
前田幸治氏

本業: アイテック株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
カデナ(天皇賞・秋)
スカーレットカラー(天皇賞・秋)※回避の見込み
アフランシール(神奈川新聞杯)


担当者:馬主情報部 馬主A

皆さんもよう知っとる通り、前田幸治オーナーの本業は、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検とかを手掛けとる「アイテック株式会社」の代表取締役会長やな。
1977年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守や、ゴミ焼却施設の運転維持管理とか、生活インフラに関わる専門技術業務を官公庁から受託しとって、ワシが確認したところ、「2019年3月期」の売上高は「170億円」っちゅう素晴らしい数字やったんですわ。
そんで現在は、本社の他にも、東京都千代田区内幸町の「東京支店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」とか、全国各地に25の支店を構えとって、2000名を超える従業員を雇用しとるんやから、トップを務めとる前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょうな。
それに前田オーナーは、新冠にある生産牧場、「ノースヒルズ」の代表も務めとって、ここは、敷地面積が120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上もあって、800mの坂路コースとかがある上に、その関連施設として、本格的な育成を行える「大山ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しとります。
そんで一昨年は、「大山ヒルズ」の近くに、「アイテック株式会社」の社員研修所で、保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設しとって、この年の5月15日(月)にあった完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手とか、競馬関係者が何人も参加しとりました。
馬主としての前田オーナーは、確か1983年からJRAで馬を走らせとって、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するとか、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を勝ったアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を勝ったビートブラックや、2016年のJBCクラシックを勝っとるアウォーディーとかが挙げられるやろ。
前田オーナーが過去最高の成績を残しとったんは2011年で、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを勝って、トランセンドがフェブラリーSとジャパンCダートを勝つとか、「42勝・獲得賞金13億3806万円」っちゅう数字を残しとりました。
せやけど、その後は一度も2011年の数字を超えとらんし、去年までの3年間も、
2016年→23勝・獲得賞金5億1516万円
2017年→18勝・獲得賞金6億0804万円
2018年→24勝・獲得賞金5億5115万円
と書けば分かる通り、勝ち星と賞金のどっちも物足りん数字やったんや。
それに、今年に入ってから10月21日(月)までは、「12勝・獲得賞金4億1540万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(10月3週目まで)の「17勝・獲得賞金4億3073万円」と比べて、賞金はほとんど変わらんのやから、今のオーナーは、「もっと勝ってペースを上げなアカン」と考えとるんでしょうな。
しかも、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーなんやけど、毎年のように自分の名義と「ノースヒルズ」の名義で国内外の「競走馬セール」に参加しとって、ワシが確認したところ、今年も、
■国内
7月16日(火)の「HBAセレクションセール」→2頭を5292万円(税込)で落札
8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→5頭を6458万円(税込)で落札
9月17日(火)~18日(水)の「HBAセプテンバーセール」→1頭を2063万円(税込)で落札
■海外
3月12日(火)~13日(水)の「OBSマーチセール」→1頭を24万ドル(約2664万円)で落札
9月9日(月)~21日(土)の「キーンランド・セプテンバーセール」→2頭を138万5千ドル(約1億4820万円)で落札
10月8(火)~10日(木)「タタソールズ・オクトーバー・イヤリングセール」→1頭を8万ギニー(約1100万円)で落札
と、計12頭を約3億2397万円で落札しとります。
せやから、今の前田オーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めなアカン」とも考えとる筈で、そんな中、今週は、1着賞金1億5000万円(馬主の取り分は8割の1億2000万円)の天皇賞・秋にカデナ、1着賞金1500万円(同1200万円)の神奈川新聞杯にアフランシールを登録しとるんで、ワシが前田オーナーやったら、前者を預けとる中竹和也先生と、後者を預けとる尾関知人先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示しますわ。