「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/09/23
2002年の6月に日本法人を設立しております
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
タワーオブロンドン(スプリンターズS)
プロスパラスデイズ(竹田城S)
アゴベイ(勝浦特別)
モンテグロッソ(茨城新聞杯・兵庫特別)


担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆様と同じく、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記致します。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、以前から、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模を徐々に拡大しており、現在では、道内に7つの牧場を所有しております。
その上、「ダーレー・ジャパン株式会社」は、1990年から25年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役に迎え入れておりますので、「これまで以上に日本での活動に力を入れてきた」と見るべきでしょう。
なお、JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせ始め、同年は、出走頭数が少なく3勝に終わったものの、翌年以降は順調に数字を伸ばしており、昨年までの3年間も、
2016年→64勝・獲得賞金10億1414万円
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
という成績を残しておりました。
そして、今年は先週までに「72勝・獲得賞金13億8109万円」と、昨年の同時期(9月23日まで)の「57勝・獲得賞金10億6932万円」を大きく上回っておりますが、モハメド殿下は、この成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」の名義などで馬を落札する機会が非常に多く、昨年は、私が確認しているだけで、計66頭を総額約39億6980万円で落札していた上、今年も、私が確認しているだけで、
■1月9日(水)~15日(火)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
計5頭を292万5000豪ドル(約2億2815万円)で落札
■1月27日(日)~30日(水)の「カラカ・ブラッドストックセール・ブック1」(ニュージーランド)
計3頭を95万NZドル(約7030万円)で落札
■3月3日(日)~6日(水)の「イングリス・メルボルン・プレミア・イヤリングセール」(オーストラリア)
1頭を21万豪ドル(約1659万円)で落札
■4月9日(火)~10日(水)の「イングリス・イースターイヤリングセール」(オーストラリア)
計4頭を243万豪ドル(約1億9197万円)で落札
■4月15日(月)~17日(水)の「タタソールズ・クレイヴン・ブリーズアップセール」(イギリス)
計7頭を294万ギニー(約4億4982万円)で落札
■5月10日(金)~11日(土)の「アルカナ・ブリーズアップセール」(フランス)
1頭を20万ユーロ(約9861万円)で落札
■8月17日(金)~19日(月)の「アルカナ・イヤリングセール」(フランス)
計8頭を495万ユーロ(約5億7915万円)で落札
■8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセールセール」(日本)
計4頭を5378万円(税込)で落札
■9月9日(月)~21日(土)の「キーンランド・セプテンバーセール」(アメリカ)
計10頭を1600万ドル(約17億1200万円)で落札
と、既に計43頭を総額約34億0037万円で落札しておりますので。
もちろん、これまでの経緯を踏まえれば、今後の「競走馬セール」に於いても、多くの馬を落札する筈であり、現在は、「セール資金を少しでも潤沢にしておきたい」と考えていることでしょう。
こういった中、今週は、
1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)のスプリンターズS→タワーオブロンドン
1着賞金1820万円(同1456万円)の竹田城S→プロスパラスデイズ
1着賞金1500万円(同1200万円)の勝浦特別→アゴベイ
1着賞金1500万円(同1200万円)の茨城新聞杯→モンテグロッソ(兵庫特別にも登録)
と、賞金の高い特別レースに計4頭を登録しておりますので、私がモハメド殿下であれば、それぞれ預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。


2019/09/23
銀座の「シャネル」や、お台場の「大江戸温泉物語」などを手掛けております
廣崎利洋氏

本業: アスクホールディングス株式会社 代表取締役

今週の主な登録馬:
ファンタジスト(スプリンターズS)
レッツゴードンキ(スプリンターズS)
ジョーダンキング(シリウスS)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、廣崎利洋オーナーの本業は、大阪市中央区に「本店」を、東京千代田区三番町に「東京本社」を構え、商業施設のプロデュースなどを行っている、「アスクホールディングス株式会社」の代表取締役です。
1970年に甲南大学(兵庫県神戸市)を卒業した廣崎オーナーは、その後、イタリアの総合事務機器メーカー・「日本オリベッティ」(現:NTTデータジェトロニクス)に3年ほど勤めた後、1973年に「株式会社アスクプランニングセンター」を創業しており、同社がこれまでに手掛けた主な施設としては、日本初のファッションビルとして、福岡市の天神に1号店がオープンした「ビブレ」や、完成当時、西日本最大の規模を誇った商業施設の「アルパーク」(広島市西区)や、銀座にある「シャネル」(東京都中央区)や、お台場にある「大江戸温泉物語」(東京都江東区)などが挙げられるでしょう。
そして廣崎オーナーは、2016年、「株式会社アスクプランニングセンター」、「株式会社アスクスペースプランニング」、「株式会社アスクビジネスマネジメント」というグループ3社を傘下に収める「アスクホールディングス株式会社」を設立し、その代表取締役に就任しております。
馬主としての廣崎オーナーは、確か1989年からJRAで馬を走らせ始めており、過去の代表的な存在としては、2000年のクイーンCを制したフューチャサンデーや、2007年の日経賞を制し、2009年と2010年のアメリカJCCを連覇したネヴァブションなどが挙げられ、最近の代表的な存在としては、2015年のヴィクトリアマイルとスプリンターズSと2016年のヴィクトリアマイルを制したストレイトガールや、2015年の桜花賞を制しているレッツゴードンキや、昨年の小倉2歳Sと京王杯2歳Sを制しているファンタジストが挙げられます。
2015年のオーナーは、ストレイトガールとレッツゴードンキの活躍などにより、12勝を上げ、過去最高となる「4億5420万円」の賞金を獲得しておりました。
しかし、それから昨年までは、
2016年→4勝・獲得賞金1億7254万円
2017年→7勝・獲得賞金2億3686万円
2018年→10勝・獲得賞金2億7703万円
という形で数字が伸び悩んでいた上、今年に入ってから先週までの獲得賞金は「1億7782万円」であり、昨年の同時期(9月4週目まで)の「1億8647万円」を下回っております。
また、廣崎オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、7月8日(月)と9日(火)に行われた今年の「セレクトセール」に於いて、計14頭を総額7億4898万円(税込)で落札しておりました。
このような中、今週は、1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)のスプリンターズSにファンタジストとレッツゴードンキ、1着賞金3600万円(同2880万円)のシリウスSにジョーダンキングと、賞金の高い特別レースに3頭を登録してきましたので、私が廣崎オーナーであれば、「ここで一気に稼ぎたい」、「落札資金の回収ペースを早めたい」と考え、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸った指示を出すでしょう。


2019/09/23
現在も4頭が募集中のため
ロードホースクラブ

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ロードアルペジオ(シリウスS)
ロードゴラッソ(シリウスS)
ロードマイウェイ(ポートアイランドS)
ロードラズライト(勝浦特別)
ロードストライク(鋸山特別)


担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めている中村伊三美氏は、少し前まで「モエレ」の冠名で馬を走らせていた中村和夫オーナーのご子息です。
また、伊三美氏が、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、GIを6勝したロードカナロアや、2013年のアメリカJCCを制したダノンバラードや、2014年のクイーンSを制したキャトルフィーユなどを生産した、「ケイアイファーム」の取締役を務めていることも、皆様はよくご存知でしょう。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられ、2013年の同クラブは、この馬の活躍などにより、「重賞4勝を含む24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しております。
しかし、ロードカナロアは、2014年の1月に登録を抹消され、その後、「社台スタリオンステーション」で種牡馬入りしており、この影響は大きく、一昨年までの4年間は、
2014年→獲得賞金3億3250万円
2015年→獲得賞金3億5145万円
2016年→獲得賞金4億2072万円
2017年→獲得賞金4億3746万円
と記せば分かる通り、2013年の賞金を大きく下回っておりましたので、昨年は、同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、一昨年を大きく上回る、「6億0551万円」の賞金を獲得しておりました。
そして、今年に入ってからもその勢いは続いており、先週までに「3億9205万円」の賞金を獲得し、昨年の同時期(9月23日まで)の「3億8980万円」とほぼ変わりませんが、「ロードホースクラブ」の関係者は、この数字に満足せず、今後も全力で勝利を追及してくるでしょう。
何故なら、同クラブは、「2018年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の9月21日(金)に計32頭のラインナップを発表し、それから出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、募集締め切りとなっているのは28頭であり、残りの4頭は、まだ出資を受け付けておりますので。
なお、この受け付けは、「9月30日(月)で終了」となっております。
したがって、現在は、同クラブの関係者全員が、「クラブの知名度を高めて、出資を検討している顧客層に好印象を与え、最終日までに少しでも多くの出資を集めたい」と考えている筈であり、賞金の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは間違いありません。
そういった中、今週は、
1着賞金3600万円(馬主の取り分は8割の2880万円)のシリウスS→ロードアルペジオとロードゴラッソ
1着賞金2500万円(同2000万円)のポートアイランドS→ロードマイウェイ
1着賞金1500万円(同1200万円)の勝浦特別→ロードラズライト
1着賞金1500万円(同1200万円)の鋸山特別→ロードストライク
と、計5頭を賞金の高い特別レースに登録しておりますので、クラブの関係者達が、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2019/09/23
総理と同じ成蹊大学を卒業しております
西山茂行氏

本業: 西山興業株式会社 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
セイウンコウセイ(スプリンターズS)
セイウンリリシイ(勝浦特別)


担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、西山茂行オーナーは、東京都港区赤坂に本社を構えている、「西山興業株式会社」の代表取締役社長を務めております。
同社は、「埼玉県内最大級」となる45ホールを有する「大宮国際カントリークラブ」(埼玉県さいたま市西区)や、太平洋に面した27ホールのシーサイドコースでリゾート気分が味わえる「館山カントリークラブ」(千葉県館山市)や、「ニッソーカントリークラブ」(茨城県稲敷郡河内町)や、「棚倉ステークスカントリークラブ」(福島県東白川郡棚倉町)といったゴルフ場の経営が主な事業です。
また、「西山興業株式会社」は、ゴルフ場の経営の他にも、「ホテルシロー」(千葉県船橋市)といった宿泊施設の運営や、赤坂や銀座などに6ヶ所ある貸しビル事業や、自社ビルの1階にある「中国料理たけくま」といった飲食店の経営なども手掛けており、これらはどれも好評のようですから、そのトップである西山オーナーは、周囲から厚い信頼を寄せられているのでしょう。
そして西山オーナーは、1992年の桜花賞など重賞を6勝したニシノフラワーや、1998年の皐月賞や菊花賞など重賞を5勝したセイウンスカイを筆頭に、多くの活躍馬を生産していた「西山牧場」の創業者、西山正行氏(故人)のご子息でして、2004年に正行氏が亡くなられた後は、茂行オーナーが「西山牧場」の経営を引き継ぎ、2008年頃には、ニシノフラワーなどの繁殖牝馬を他の牧場に預け、「西山牧場の本場」(北海道勇払郡鵡川町)を「ダーレージャパンファーム」に売却しております。
ただ、「西山牧場育成センター」(北海道沙流郡日高町)や、「西山牧場阿見分場」(茨城県稲敷郡阿見町)や、「西山牧場江戸崎分場」(茨城県稲敷市)といった育成施設の運営は、現在も西山オーナーが続けている筈です。
ちなみに西山オーナーは、現在の内閣総理大臣・安倍晋三氏と同じ「成蹊大学」の卒業生で、競馬関係者で言えば、現在、「下河辺牧場」(一昨年の菊花賞馬キセキなどを生産)の代表を務めている下河辺俊行氏も、同大学を卒業しております。
西山オーナーは、正行氏から引き継いだ馬も含めると、これまでに500頭以上を所有しており、引き継いだ後の代表的な存在としては、引退した馬で言えば、2006年の函館2歳Sを制したニシノチャーミーや、2010年の中山牝馬Sを制したニシノブルームーンや、2016年と2017年の京阪杯を制したネロなどが挙げられ、現役の馬で言えば、一昨年の高松宮記念を制したセイウンコウセイや、昨年の札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sを制したニシノデイジーなどが挙げられるでしょう。
2005年には、重賞勝ちこそなかったものの、「42勝・獲得賞金7億9205万円」という過去最高の成績を残していた上、一昨年も、セイウンコウセイで高松宮記念を制するなど、「26勝・獲得賞金5億2448万円」というまずまずの成績を残しておりました。
ただ、昨年は、28勝を上げたものの、獲得賞金は「4億9309万円」と、前年を下回っていた上、今年に入ってから先週までの成績は、「10勝・獲得賞金2億5293万円」と、昨年のペースを大きく下回っておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返したい」と考えている筈です。
また、西山オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
■「HBAトレーニングセール」→2頭を3240万円で落札
■「セレクトセール」→3頭を4968万円で落札
と、計5頭を総額8208万円で落札していた上、今年も、
■「HBAトレーニングセール」→1頭を1134万円で落札
■「セレクトセール」→2頭を6480万円で落札
■「HBAサマーセール」→2頭を1339万円で落札
と、計5頭を総額8953万円で落札しております。
(落札価格は全て税込表記)
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょう。
そのような中、今週は、
1着賞金1億1000万円(馬主の取り分は8割の8800万円)のスプリンターズ→セイウンコウセイ
1着賞金1500万円(同1200万円)の勝浦特別→セイウンリリシイ
と、2頭を賞金の高い特別レースに登録しており、私が西山オーナーであれば、前者を預けている上原先生と、後者を預けている水野先生に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示しますので、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。