「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/01/07
昨年は「約40億円」を投じておりました
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
アフリカンゴールド(日経新春杯)
アレット(初春S)
アゴベイ(フェアリーS・紅梅S)
ティーハーフ(淀短距離S)
ドーヴァー(ニューイヤーS)
サヴィ(羅生門S)
オールドベイリー(ジャニュアリーS)
ドルチャーリオ(新春S)
プロスパラスデイズ(雅S)
エヴィエイション(初凪賞)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆様と同じく、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記致します。
「ドバイワールドC」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、以前から、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模を徐々に拡大しており、現在では、道内に7つの牧場を所有しております。
その上、「ダーレー・ジャパン株式会社」は、1990年から25年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役に迎え入れておりますので、「これまで以上に日本での活動に力を入れてきた」と見るべきでしょう。
なお、JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせ始め、同年は、出走頭数が少なく3勝に終わったものの、翌年以降は順調に数字を伸ばしており、一昨年までの5年間も、
2013年→51勝・獲得賞金9億1283万円
2014年→64勝・獲得賞金11億9248万円
2015年→73勝・獲得賞金12億6256万円
2016年→64勝・獲得賞金10億1414万円
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
という成績を残しておりました。
そして、昨年は更に勢いが増しており、ファインニードルを出走させた高松宮記念で、JRAの馬主としては初めてのGI勝ちを飾るなど、「重賞5勝を含む77勝・獲得賞金15億4599万円」という過去最高の成績を残しておりましたが、モハメド殿下は、昨年までの成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」やエージェントの名義などで馬を落札する機会が非常に多く、昨年も、私が確認しているだけで、
■1月10日(水)~16日(火)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア・ゴールドコースト)
計8頭を295万5000豪ドル(約2億6004万円)で落札
■4月9日(月)~11日(水)の「イングリス・イースター・イヤリングセール」(オーストラリア・シドニー)
計4頭を195万豪ドル(約1億6185万円)で落札
■4月16日(月)~18日(水)の「タタソールズ・クレイヴン・ブリーズアップセール」(イギリス・ニューマーケット)
計3頭を120万5000ギニー(約1億9360万円)で落札
■5月12日(土)の「アルカナ・ブリーズアップセール」(フランス・ドーヴィル)
計3頭を102万ユーロ(約1億5606万円)で落札
■8月6日(月)~7日(火)の「ファシグティプトン・サラトガセール」(アメリカ・ニューヨーク)
計2頭を75万ドル(約8325万円)で落札
■8月18日(金)~20日(月)の「アルカナ・イヤリングセール」(フランス・ドーヴィル)
計5頭を205万5000ユーロ(約2億6099万円)で落札
■9月10日(月)~23日(日)の「キーンランド・セプテンバーセール」(アメリカ・ケンタッキー)
計27頭を1996万ドル(約22億3552万円)で落札
■10月2日(火)~4日(木)の「ゴフス・オービーセール」(アイルランド・キルデア)
計14頭を398万ギニー(約6億1849万円)で落札
と、計66頭を約39億6980万円で落札しておりますので。
もちろん、この状況を考えると、今年も、世界中の「競走馬セール」で多くの馬を落札する筈です。
こういった中、今週は、
1着賞金5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)の日経新春杯→アフリカンゴールド
1着賞金1820万円(同1456万円)の初春S→アレット
1着賞金3500万円(同2800万円)のフェアリーS→アゴベイ(紅梅Sにも登録)
1着賞金2500万円(同2000万円)の淀短距離S→ティーハーフ
1着賞金2500万円(同2000万円)のニューイヤーS→ドーヴァー
1着賞金1820万円(同1456万円)の羅生門S→サヴィ
など、賞金の高い特別レースに計10頭を登録しておりますので、私がモハメド殿下であれば、「セール資金を少しでも潤沢にしておきたい」と考え、それぞれ預けている厩舎に対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。


2019/01/07
400社ほどの上場企業が取引先です
吉木伸彦氏

本業: 株式会社ビジネストラスト 代表取締役

今週の主な登録馬:
ノーブルマーズ(日経新春杯)

担当者:馬主情報部 小栗範恭

皆様もよくご存知の通り、吉木伸彦オーナーの本業は、「東京メトロ千代田線・赤坂駅」(東京都港区)のすぐそばに本社を構え、会計ソフトの開発、会計・経営管理システムの構築、及びコンサルティングなどを行っている、「株式会社ビジネストラスト」の代表取締役です。
東京大学の法学部を卒業してから、農林中央金庫と太田昭和監査法人(現・新日本監査法人)に勤務していた吉木オーナーが、1990年、コンサルティング業務を行うために設立した「株式会社ビジネストラスト」は、その後、会計システムの開発に取り掛かり、
1996年→連結財務諸表作成ソフトの「連結大王」を発売
2000年→時価会計ソフトの「時価大王」を発売
2009年→金融商品時価算定システムの「エイペックス」を発売
2011年→大王シリーズの後継製品・「BTrex(ビーティーレックス)」シリーズを発売
といった形で次々とヒット商品を世に送り出し、順調に事業規模を拡大しております。
そして現在では、赤坂の本社に加えて、「大阪支社」(大阪市中央区)、「名古屋支社」(名古屋市中区)を擁し、クライアント数は、400社ほどの上場企業を含む約750社まで増えておりますので、同社を率いている吉木オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言える筈です。
馬主としての吉木オーナーは、確か2011年からJRAで馬を走らせ始め、これまでに50頭近くを所有しており、一昨年までの5年間は、
2013年→2勝・獲得賞金2457万円
2014年→4勝・獲得賞金3464万円
2015年→2勝・獲得賞金4249万円
2016年→9勝・獲得賞金1億0868万円
2017年→7勝・獲得賞金1億2004万円
という形で着実に成績を伸ばしていた上、昨年も、12月28日(金)までに5勝を上げ、一昨年を大きく上回る「1億7403万円」の賞金を獲得しておりますが、オーナーは、この数字に満足することなく、今年も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、吉木オーナーは、馬主歴が浅い割に「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年は、
4月24日(火)の「JRAブリーズアップセール」→3頭を2495万円で落札
7月17日(火)の「HBAセレクションセール」→2頭を2376万円で落札
8月21日(火)~24日(金)の「HBAサマーセール」→6頭を2905万円で落札
10月1日(月)~3日(水)の「HBAオータムセール」→4頭を1588万円で落札
と、計15頭を総額9364万円で落札しておりますので。
(落札金額は全て税込)
当然、昨年の状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する筈であり、現在は、「セール資金を早い内から稼いでおきたい」と考えているのでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)の日経新春杯にノーブルマーズを登録しておりますので、私が吉木オーナーであれば、同馬を預けている宮本先生に対してメイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
したがって、調教師情報部の皆様には、実際に厩舎がどう仕上げてくるのかなど、今後の動きを念入りに確認していただきたいと考えております。
また、オーナーは、馬主歴が浅いこともあり、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「初めての重賞勝ちを飾りたい」という願いも込められているのでしょう。


2019/01/07
「ケイアイファーム」の取締役も務めております
株式会社ロードホースクラブ

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
ロードヴァンドール(日経新春杯)
スカイシアター(フェアリーS)

担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、「ロードホースクラブ」の代表取締役を務めている中村伊三美氏は、数年前まで「モエレ」の冠名で所有馬を走らせていた中村和夫オーナーのご子息です。
また、伊三美氏が、2012年と2013年のスプリンターズSを連覇し、香港スプリントも連覇するなど、GIを6勝したロードカナロアや、2013年のアメリカJCCを制したダノンバラードや、2014年のクイーンSを制したキャトルフィーユなどを生産した、「ケイアイファーム」の取締役を務めていることも、皆様はよくご存知でしょう。
「ロードホースクラブ」に於ける代表的な存在と言えば、やはりロードカナロアが真っ先に挙げられ、2013年の同クラブは、この馬の活躍などにより、「重賞4勝を含む24勝・獲得賞金7億6767万円」という成績を残しておりました。
しかし、ロードカナロアは、2014年の1月に登録を抹消され、その後、「社台スタリオンステーション」で種牡馬入りしており、この影響は大きく、一昨年までの4年間は、
2014年→獲得賞金3億3250万円
2015年→獲得賞金3億5145万円
2016年→獲得賞金4億2072万円
2017年→獲得賞金4億3746万円
と記せば分かる通り、2013年の賞金を大きく下回っておりましたので、昨年は、同クラブの関係者全員が、「必ず巻き返したい」と考えていた筈であり、実際、12月28日(金)までに獲得した賞金は「6億0551万円」と、一昨年を大きく上回っております。
しかし、「ロードホースクラブ」の関係者達は、この結果に決して満足することなく、今年も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、「ロードホースクラブ」は、「2018年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の9月21日(金)に、母が2013年の阪神牝馬Sを制している「サウンドオブハートの2017」(牡・父ロードカナロア)や、母が2011年と2012年の中山牝馬Sを連覇している「レディアルバローザの2017」(牡・父ディープインパクト)など、計32頭のラインナップを発表しておりますが、私が確認したところ、これらの内、既に満口となっているのは3頭のみで、残りの29頭は、今も出資を受け付けておりますので。
当然、現在は同クラブの関係者全員が、「過去の募集馬を注目度の高い特別レースで活躍させて、今後の出資増加に繋げたい」という思いを抱いている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)の日経新春杯にロードヴァンドール、1着賞金3500万円(同2800万円)のフェアリーSにスカイシアターを登録しておりますので、前者を預けている昆先生と、後者を預けている高柳瑞樹先生に対して、クラブの関係者達が、かなり勝負懸かった指示を出していると私は見ております。


2019/01/07
現在は「新潟馬主協会」の会長を務めております
飯塚知一氏

本業: 株式会社シンコー 代表取締役

今週の主な登録馬:
ルックトゥワイス(日経新春杯)

担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、飯塚知一オーナーの本業は、「JR大森駅」(東京都大田区)のすぐ近くに本社を構えている、「株式会社シンコー」の代表取締役です。
1941年に創業された同社は、物流に関する様々な業務を手掛けており、現在は、東京競馬場に近い「府中営業所」や、大井競馬場に近い「東京港営業所」など、営業所と事業所を合わせて、全国11ヶ所に拠点を有しております。
更に同社は、包装資材の輸出入を手掛ける「日本ポリシール工業株式会社」や、包装梱包サービス業を手掛ける「株式会社シンコーロジテム」といった関連会社を有している上、日本企業が中国企業と取引する際の物流をサポートするため、上海に関連会社の「信广(シンコー)包装有限会社」を有しており、現在は200名以上の従業員を雇用しておりますので、代表取締役としてこれらの事業を取り仕切っている飯塚オーナーは、「非常に優秀な経営者」と言えるでしょう。
なお、馬主としての飯塚オーナーは、30年近くのキャリアを誇る大ベテランでして、現在は「新潟馬主協会」の会長を務めており、確か1988年からJRAで馬を走らせていて、これまでに100頭以上を所有しており、その中の代表的な存在としては、2004年の根岸Sを制したシャドウスケイプや、2007年の中山金杯と2010年の中京記念を制したシャドウゲイトや、2011年のエプソムCと毎日王冠を制したダークシャドウなどが挙げられます
2011年には、ダークシャドウなどの活躍により、6勝を上げ、過去最高となる「2億8777万円」の賞金を獲得しておりました。
ただ、昨年までの5年間は、
2014年→9勝・獲得賞金1億7929万円
2015年→8勝・獲得賞金1億6753万円
2016年→8勝・獲得賞金1億3547万円
2017年→7勝・獲得賞金1億3771万円
2018年→5勝・獲得賞金8861万円
と書けば分かる通り、獲得賞金が伸び悩んでいるため、今年の飯塚オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
また、飯塚オーナーは、競走馬セールに参加する機会が多く、昨年は、
■7月10日(月)~11日(火)の「セレクトセール」
2頭を6156万円で落札
■7月18日(火)の「HBAセレクションセール」
1頭を3348万円で落札
と、計3頭を総額9504万円で落札しておりますが、この金額は、昨年の獲得賞金である「8861万円」を上回っておりますので、現在は、「早急にセール資金の回収を終えたい」とも考えている筈です。
(落札金額は全て税込)
そういった中、今週は、1着賞金5700万円(馬主の取り分は8割の4560万円)の日経新春杯にルックトゥワイスを登録しておりますので、私が飯塚オーナーでしたら、同馬を預けている藤原英昭先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するでしょう。