注目調教師
2026/10/05
千葉県の実家が酒屋なんですよ
斎藤誠調教師(美浦)
主な管理馬:
シャドウディーヴァ(2021年府中牝馬S)
トーキングドラム(2017年阪急杯)
ヌーヴォレコルト(2014年オークスなど)
ゴスホークケン(2007年朝日杯FS)
今週の主な登録馬:
サトノハクマイ(サウジアラビアRC)
デミアン(サウジアラビアRC)
ラオラシオン(御陵S)
インナーパッション(JRA電話・インターネット販売50周年記念)
ヴンダーバール(蹴上特別)
ロードソルスティス(蹴上特別)
ワンダーマーベル(プラタナス賞)
担当者:調教師情報部 元調教師N
千葉県出身の斎藤誠君は、実家が酒屋という、競馬とは縁のない家庭で生まれ育ったんですけど、お父さんと中山競馬場に行った時に、目の前で馬が走っている姿を見て、「騎手になりたい」と思ったそうで、その後は、二度、競馬学校・騎手課程の試験を受けたのですが、どちらも落ちてしまいました。
でも、競馬の世界で働くことを諦め切れなかった斎藤君は、千葉県では有名な進学校の市川高校を卒業した後、大学には進まないで、3年くらい生産牧場で働いていたんですよ。
そして、1993年に競馬学校の厩務員課程に入って、その後、前田禎(ただし)厩舎で厩務員をやって、1997年から2005年までは調教助手をやっていました。
そうそう、皆さんもよく知っている通り、2019年の「最多勝利新人騎手」だった斎藤新(あらた)君は、斎藤誠君の長男です。
斎藤君がいた頃の前田厩舎には、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別(現在の京都新聞杯)を勝ったミラクルタイムなど、走る馬が何頭もいましたから、その時に、どういう馬がよく走るのかをしっかり学んだのでしょうね。
でも、2005年の10月に前田さんが亡くなってしまって、厩舎が解散することになったので、その後は、相沢郁(いくお)厩舎と清水英克厩舎で調教助手をやって、2005年の12月に調教師の試験に受かると、次の年の6月に、35歳の若さで厩舎を開業しています。
最初の年は、「4勝・獲得賞金7697万円」という成績でしたけど、2007年には、サンツェッペリンを使った京成杯で初めて重賞を勝って、ゴスホークケンを使った朝日杯FSで初めてGIを勝つなど、「18勝・獲得賞金4億0317万円」という、開業2年目としてはかなり優秀な成績を残していました。
その後は、しばらくの間、成績が伸び悩んでしまったんですが、2014年と2015年は、オークスと中山記念などを勝ったヌーヴォレコルトの活躍もあって、
2014年→21勝・獲得賞金6億3518万円
2015年→34勝・獲得賞金6億4029万円
と書けば分かる通り、2年続けて6億円以上の賞金を稼いでいましたし、2017年は、トーキングドラムで阪急杯を勝つなど、全部で39勝を上げて、稼いだ賞金は「7億5598万円」という、開業してから一番の数字だったんですよ。
それに、2022年は、フルデプスリーダーでエルムSを勝つなど、キャリアハイの42勝を上げて、稼いだ賞金は「7億3195万円」と、2017年の次にいい数字だったんですが、その後は、去年のマーチSを勝ったブライアンセンス以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、
2023年→6億9712万円
2024年→6億2758万円
2025年→6億8691万円
と書けば分かる通り、賞金が伸び悩んでしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって、斎藤君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに37勝を上げて、「調教師リーディング」は2位になっていますし、稼いだ賞金が「5億8200万円」と、去年の同じ時期(10月5日【日】まで)の「5億0709万円」を上回っているんですよ。
もちろん、今の斎藤君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうし、こういった中、今週は、1着賞金が3600万円のサウジアラビアRCにサトノハクマイとデミアン、1着賞金が1870万円の御陵Sにラオラシオンなど、7頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が彼でしたら、どの馬も全力で仕上げますね。
主な管理馬:
シャドウディーヴァ(2021年府中牝馬S)
トーキングドラム(2017年阪急杯)
ヌーヴォレコルト(2014年オークスなど)
ゴスホークケン(2007年朝日杯FS)
今週の主な登録馬:
サトノハクマイ(サウジアラビアRC)
デミアン(サウジアラビアRC)
ラオラシオン(御陵S)
インナーパッション(JRA電話・インターネット販売50周年記念)
ヴンダーバール(蹴上特別)
ロードソルスティス(蹴上特別)
ワンダーマーベル(プラタナス賞)
担当者:調教師情報部 元調教師N
千葉県出身の斎藤誠君は、実家が酒屋という、競馬とは縁のない家庭で生まれ育ったんですけど、お父さんと中山競馬場に行った時に、目の前で馬が走っている姿を見て、「騎手になりたい」と思ったそうで、その後は、二度、競馬学校・騎手課程の試験を受けたのですが、どちらも落ちてしまいました。
でも、競馬の世界で働くことを諦め切れなかった斎藤君は、千葉県では有名な進学校の市川高校を卒業した後、大学には進まないで、3年くらい生産牧場で働いていたんですよ。
そして、1993年に競馬学校の厩務員課程に入って、その後、前田禎(ただし)厩舎で厩務員をやって、1997年から2005年までは調教助手をやっていました。
そうそう、皆さんもよく知っている通り、2019年の「最多勝利新人騎手」だった斎藤新(あらた)君は、斎藤誠君の長男です。
斎藤君がいた頃の前田厩舎には、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別(現在の京都新聞杯)を勝ったミラクルタイムなど、走る馬が何頭もいましたから、その時に、どういう馬がよく走るのかをしっかり学んだのでしょうね。
でも、2005年の10月に前田さんが亡くなってしまって、厩舎が解散することになったので、その後は、相沢郁(いくお)厩舎と清水英克厩舎で調教助手をやって、2005年の12月に調教師の試験に受かると、次の年の6月に、35歳の若さで厩舎を開業しています。
最初の年は、「4勝・獲得賞金7697万円」という成績でしたけど、2007年には、サンツェッペリンを使った京成杯で初めて重賞を勝って、ゴスホークケンを使った朝日杯FSで初めてGIを勝つなど、「18勝・獲得賞金4億0317万円」という、開業2年目としてはかなり優秀な成績を残していました。
その後は、しばらくの間、成績が伸び悩んでしまったんですが、2014年と2015年は、オークスと中山記念などを勝ったヌーヴォレコルトの活躍もあって、
2014年→21勝・獲得賞金6億3518万円
2015年→34勝・獲得賞金6億4029万円
と書けば分かる通り、2年続けて6億円以上の賞金を稼いでいましたし、2017年は、トーキングドラムで阪急杯を勝つなど、全部で39勝を上げて、稼いだ賞金は「7億5598万円」という、開業してから一番の数字だったんですよ。
それに、2022年は、フルデプスリーダーでエルムSを勝つなど、キャリアハイの42勝を上げて、稼いだ賞金は「7億3195万円」と、2017年の次にいい数字だったんですが、その後は、去年のマーチSを勝ったブライアンセンス以外の馬があまり活躍できなかったこともあって、
2023年→6億9712万円
2024年→6億2758万円
2025年→6億8691万円
と書けば分かる通り、賞金が伸び悩んでしまいました。
もちろん、今年を迎えるにあたって、斎藤君は巻き返しに燃えていたのでしょうし、実際、今年は、先週までに37勝を上げて、「調教師リーディング」は2位になっていますし、稼いだ賞金が「5億8200万円」と、去年の同じ時期(10月5日【日】まで)の「5億0709万円」を上回っているんですよ。
もちろん、今の斎藤君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうし、こういった中、今週は、1着賞金が3600万円のサウジアラビアRCにサトノハクマイとデミアン、1着賞金が1870万円の御陵Sにラオラシオンなど、7頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が彼でしたら、どの馬も全力で仕上げますね。
2026/10/05
地方では5億円以上を稼いどったんやけど
松下武士調教師(栗東)
主な管理馬:
シャマル(2025年かしわ記念など)
ショウナンバルディ(2021年中日新聞杯)
ジョーカナチャン(2020年アイビスSD)
レシステンシア(2019年阪神ジュベナイルFなど)
今週の主な登録馬:
ショウナンザナドゥ(スワンS)
レザベーション(スワンS)
ショウサンジョージ(御陵S)
クスクス(三年坂S)
担当者:調教師情報部 元調教師I
大阪出身の松下武士君は、中学生の時から、実家の近くにあった乗馬クラブに通っとって、高校生になった頃には、「競馬の世界で働きたい」と考えとったそうや。
実際、高校を出てからは牧場で働いとったし、2003年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から安田伊佐夫厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、2008年のジャパンCダートで2着やったメイショウトウコンなどを担当しとりました。
その後は、武田博厩舎と清水久詞厩舎で調教助手をやって、5回目の挑戦やった2013年の12月に、32歳の若さで調教師の試験に受かっとります。
2015年の3月に厩舎を開業するまでの間、松下君は、矢作芳人厩舎で技術調教師をやって、矢作君と一緒に、アメリカの「キーンランド・セプテンバーセール」に行って馬の見方を教わったり、実際に厩舎をどうやって回したらエエんかなどを教わっとったんですわ。
ちなみに矢作君は、松下君の調教師試験に向けて、面接の練習を手伝っとったそうで、松下君はそのことを今でも感謝しとるし、「矢作先生を目標に頑張りたい」と話しとりましたな。
開業1年目やった2015年の松下君は、小野幸治厩舎から引き継いだオースミムーンで6月の東京ジャンプSを勝って、早くも「初めての重賞勝ち」を飾っとったし、9月にもこの馬で阪神ジャンプSを勝つなど、全体で「14勝・獲得賞金2億4965万円」っちゅう数字を残しとって、2016年は、「27勝・獲得賞金3億7711万円」と、一気に数字を伸ばしとったんですわ。
それに、2021年までの5年間も、
2017年→16勝・獲得賞金3億6178万円
2018年→22勝・獲得賞金3億7402万円
2019年→20勝・獲得賞金5億0551万円
2020年→22勝・獲得賞金4億8365万円
2021年→21勝・獲得賞金5億8492万円
っちゅう安定した成績を残しとって、特に2019年は、レシステンシアを使った阪神ジュベナイルFで初めてのGI勝ちを飾っとったし、2021年は、阪急杯とセントウルSを勝ったレシステンシアや、中日新聞杯を勝ったショウナンバルディなどの活躍で、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの4年間は、かしわ記念を連覇するなど、重賞を9勝もしとるシャマルの活躍で、地方では5億円以上の賞金を稼いどったんやけど、JRAでは、
2022年→19勝・獲得賞金4億1209万円
2023年→25勝・獲得賞金3億5793万円
2024年→23勝・獲得賞金4億0804万円
2025年→18勝・獲得賞金4億3414万円
っちゅう形で、いい頃の松下厩舎を知っとる者から見たら、「物足りない」と言わざるを得ない数字が続いとったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって、松下君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、タイセイボーグでチューリップ賞、レザベーションでニュージーランドTを勝つなど、先週までに23勝を上げとって、稼いだ賞金が「4億8680万円」と、もう去年を上回っとります。
もちろん、今の松下君は「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうし、そんな中、今週は、1着賞金が5900万円のスワンSにショウナンザナドゥとレザベーション、1着賞金が1870万円の御陵Sにショウサンジョージなど、4頭を特別レースに登録しとるんで、「どれも勝負懸かり」とワシは見とるんや。
主な管理馬:
シャマル(2025年かしわ記念など)
ショウナンバルディ(2021年中日新聞杯)
ジョーカナチャン(2020年アイビスSD)
レシステンシア(2019年阪神ジュベナイルFなど)
今週の主な登録馬:
ショウナンザナドゥ(スワンS)
レザベーション(スワンS)
ショウサンジョージ(御陵S)
クスクス(三年坂S)
担当者:調教師情報部 元調教師I
大阪出身の松下武士君は、中学生の時から、実家の近くにあった乗馬クラブに通っとって、高校生になった頃には、「競馬の世界で働きたい」と考えとったそうや。
実際、高校を出てからは牧場で働いとったし、2003年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から安田伊佐夫厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、2008年のジャパンCダートで2着やったメイショウトウコンなどを担当しとりました。
その後は、武田博厩舎と清水久詞厩舎で調教助手をやって、5回目の挑戦やった2013年の12月に、32歳の若さで調教師の試験に受かっとります。
2015年の3月に厩舎を開業するまでの間、松下君は、矢作芳人厩舎で技術調教師をやって、矢作君と一緒に、アメリカの「キーンランド・セプテンバーセール」に行って馬の見方を教わったり、実際に厩舎をどうやって回したらエエんかなどを教わっとったんですわ。
ちなみに矢作君は、松下君の調教師試験に向けて、面接の練習を手伝っとったそうで、松下君はそのことを今でも感謝しとるし、「矢作先生を目標に頑張りたい」と話しとりましたな。
開業1年目やった2015年の松下君は、小野幸治厩舎から引き継いだオースミムーンで6月の東京ジャンプSを勝って、早くも「初めての重賞勝ち」を飾っとったし、9月にもこの馬で阪神ジャンプSを勝つなど、全体で「14勝・獲得賞金2億4965万円」っちゅう数字を残しとって、2016年は、「27勝・獲得賞金3億7711万円」と、一気に数字を伸ばしとったんですわ。
それに、2021年までの5年間も、
2017年→16勝・獲得賞金3億6178万円
2018年→22勝・獲得賞金3億7402万円
2019年→20勝・獲得賞金5億0551万円
2020年→22勝・獲得賞金4億8365万円
2021年→21勝・獲得賞金5億8492万円
っちゅう安定した成績を残しとって、特に2019年は、レシステンシアを使った阪神ジュベナイルFで初めてのGI勝ちを飾っとったし、2021年は、阪急杯とセントウルSを勝ったレシステンシアや、中日新聞杯を勝ったショウナンバルディなどの活躍で、開業してから一番の賞金を稼いどりました。
ただ、去年までの4年間は、かしわ記念を連覇するなど、重賞を9勝もしとるシャマルの活躍で、地方では5億円以上の賞金を稼いどったんやけど、JRAでは、
2022年→19勝・獲得賞金4億1209万円
2023年→25勝・獲得賞金3億5793万円
2024年→23勝・獲得賞金4億0804万円
2025年→18勝・獲得賞金4億3414万円
っちゅう形で、いい頃の松下厩舎を知っとる者から見たら、「物足りない」と言わざるを得ない数字が続いとったんですわ。
せやから、今年を迎えるにあたって、松下君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、タイセイボーグでチューリップ賞、レザベーションでニュージーランドTを勝つなど、先週までに23勝を上げとって、稼いだ賞金が「4億8680万円」と、もう去年を上回っとります。
もちろん、今の松下君は「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうし、そんな中、今週は、1着賞金が5900万円のスワンSにショウナンザナドゥとレザベーション、1着賞金が1870万円の御陵Sにショウサンジョージなど、4頭を特別レースに登録しとるんで、「どれも勝負懸かり」とワシは見とるんや。
2026/10/05
乗り役として重賞を30勝もしていますね
中舘英二調教師(美浦)
主な管理馬:
ノットゥルノ(2022年ジャパンダートダービーなど)
オールアットワンス(2021年アイビスSDなど)
コウソクストレート(2017年ファルコンS)
ビービーバーレル(2016年フェアリーS)
今週の主な登録馬:
アゴルディーノ(サウジアラビアRC)
ジップスパーク(サウジアラビアRC)
ブレゲアン(JRA電話・インターネット販売50周年記念)
ノーブルクライ(陣馬特別)
担当者:調教師情報部 元調教師O
誰でもよく知っているようなことですが、中舘英二君は、1984年の3月に、加藤修甫厩舎から乗り役としてデビューしていますね。
加藤修甫厩舎と言えば、1990年のダービーを勝ったアイネスフウジンや、1998年の天皇賞・秋を勝ったオフサイドトラップなどを管理していたことでお馴染みでした。
ブランドアートに乗っていた、1992年のフラワーCで初めて重賞を勝った中舘君は、その後も、ツインターボに乗っていた1993年のオールカマー、ヒシアマゾンに乗っていた1993年の阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)と1994年のエリザベス女王杯、アストンマーチャンに乗っていた2007年のスプリンターズSなどを勝っていますし、他も入れたら、2014年の12月に調教師の試験に受かって、2015年の2月に引退するまで、重賞を30勝、通算で1823勝という素晴らしい実績を残していましたね。
2015年の3月に自分の厩舎を開業した中舘君は、最初の年こそ、使った回数が少なかったので「7勝・獲得賞金1億1511万円」という成績でしたけど、2年目は、ビービーバーレルを使ったフェアリーSで初めての重賞勝ちを飾るなど、「17勝・獲得賞金2億4531万円」と、一気に数字を伸ばしていました。
そして、開業3年目だった2017年は、コウソクストレートを使ったファルコンSを勝つなど、全部で19勝を上げて、「3億0412万円」の賞金を稼いでいましたし、その後の3年間も、
2018年→21勝・獲得賞金2億5765万円
2019年→21勝・獲得賞金2億5196万円
2020年→31勝・獲得賞金4億2113万円
と、順調に勝ち星と賞金を積み重ねていたんですよ。
その後の3年間は、
2021年→25勝・獲得賞金3億7503万円
2022年→25勝・獲得賞金3億2229万円
2023年→19勝・獲得賞金3億7406万円
と書けば分かる通り、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたけど、一昨年は、23勝を上げて、「4億3344万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、去年は、19勝しか上げられなかったこともあって、稼いだ賞金が「3億8823万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたから、今年を迎えるにあたって、中舘君は巻き返しに燃えていたのでしょう。
実際、今年は、アスクナイスショーで七夕賞を勝つなど、先週までに31勝を上げて、稼いだ賞金が「5億7465万円」と、もう開業してから一番の数字になっていますから、今の中舘君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
そんな中、今週は、1着賞金が3600万円のサウジアラビアRCにアゴルディーノとジップスパークなど、4頭を特別レースに登録してきましたので、どれも全力で仕上げてくると私は見ています。
主な管理馬:
ノットゥルノ(2022年ジャパンダートダービーなど)
オールアットワンス(2021年アイビスSDなど)
コウソクストレート(2017年ファルコンS)
ビービーバーレル(2016年フェアリーS)
今週の主な登録馬:
アゴルディーノ(サウジアラビアRC)
ジップスパーク(サウジアラビアRC)
ブレゲアン(JRA電話・インターネット販売50周年記念)
ノーブルクライ(陣馬特別)
担当者:調教師情報部 元調教師O
誰でもよく知っているようなことですが、中舘英二君は、1984年の3月に、加藤修甫厩舎から乗り役としてデビューしていますね。
加藤修甫厩舎と言えば、1990年のダービーを勝ったアイネスフウジンや、1998年の天皇賞・秋を勝ったオフサイドトラップなどを管理していたことでお馴染みでした。
ブランドアートに乗っていた、1992年のフラワーCで初めて重賞を勝った中舘君は、その後も、ツインターボに乗っていた1993年のオールカマー、ヒシアマゾンに乗っていた1993年の阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)と1994年のエリザベス女王杯、アストンマーチャンに乗っていた2007年のスプリンターズSなどを勝っていますし、他も入れたら、2014年の12月に調教師の試験に受かって、2015年の2月に引退するまで、重賞を30勝、通算で1823勝という素晴らしい実績を残していましたね。
2015年の3月に自分の厩舎を開業した中舘君は、最初の年こそ、使った回数が少なかったので「7勝・獲得賞金1億1511万円」という成績でしたけど、2年目は、ビービーバーレルを使ったフェアリーSで初めての重賞勝ちを飾るなど、「17勝・獲得賞金2億4531万円」と、一気に数字を伸ばしていました。
そして、開業3年目だった2017年は、コウソクストレートを使ったファルコンSを勝つなど、全部で19勝を上げて、「3億0412万円」の賞金を稼いでいましたし、その後の3年間も、
2018年→21勝・獲得賞金2億5765万円
2019年→21勝・獲得賞金2億5196万円
2020年→31勝・獲得賞金4億2113万円
と、順調に勝ち星と賞金を積み重ねていたんですよ。
その後の3年間は、
2021年→25勝・獲得賞金3億7503万円
2022年→25勝・獲得賞金3億2229万円
2023年→19勝・獲得賞金3億7406万円
と書けば分かる通り、2020年の数字を大きく下回ってしまいましたけど、一昨年は、23勝を上げて、「4億3344万円」の賞金を稼いでいました。
ただ、去年は、19勝しか上げられなかったこともあって、稼いだ賞金が「3億8823万円」と、一昨年を大きく下回ってしまいましたから、今年を迎えるにあたって、中舘君は巻き返しに燃えていたのでしょう。
実際、今年は、アスクナイスショーで七夕賞を勝つなど、先週までに31勝を上げて、稼いだ賞金が「5億7465万円」と、もう開業してから一番の数字になっていますから、今の中舘君は、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょうね。
そんな中、今週は、1着賞金が3600万円のサウジアラビアRCにアゴルディーノとジップスパークなど、4頭を特別レースに登録してきましたので、どれも全力で仕上げてくると私は見ています。
2026/10/05
同志社大学の馬術部で大活躍しとったんや
藤原英昭調教師(栗東)
主な管理馬:
シャフリヤール(2021年ダービーなど)
ミスターメロディ(2019年高松宮記念など)
ストレイトガール(2016年ヴィクトリアマイルなど)
エイシンフラッシュ(2010年ダービーなど)
今週の主な登録馬:
ワイドラトゥール(スワンS)
ルージュソリテール(アイルランドT)
タカスタカスタカス(円山特別)
担当者:調教師情報部 元調教師H
藤原英昭君は、同志社大学を卒業してから、フェブラリーSを勝ったチアズアトムや、シンザン記念を勝ったメイショウテゾロなどを管理しとった星川薫さんの厩舎で、ずっと調教助手をやっとって、2001年の2月一杯で星川さんが引退する時に、引き継ぐ形で次の月に自分の厩舎を開業しとります。
藤原君は、大学に通っとった頃、ずっと馬術部に所属しとって、色んな大会で上位に入っとったから、そん時は、明治大学におって、3年続けて全日本学生チャンピオンになった美浦の久保田貴士君と、「西の藤原、東の久保田」と呼ばれとったんや。
藤原君の親父さんの玄房(はるのぶ)さんは、1970年くらいまであった繋駕速歩競走(馬車レース)の乗り役やったし、乗り役を引退した後は、大久保正陽(まさあき)さんの厩舎で厩務員をやって、その頃、ミスターシービーが勝った1983年のダービーで2着やったメジロモンスニーなどを担当しとりました。
もちろん、藤原君は子供の頃から親父さんの仕事振りを見とったんやろうから、この世界に入ったんは当たり前やったんでしょうな。
ちなみに、弟の和男君は調教助手をやっとって、昔は北橋修二厩舎でエイシンプレストンとかを担当しとったし、今は、藤原英昭厩舎におるんですわ。
前に藤原君は、「一戦必勝を厩舎のポリシーにしている」っちゅう話をしとったし、その言葉通り、毎年のように高い勝率を記録しとって、1割8分4厘やった2007年、1割9分9厘やった2008年、1割9分3厘やった2013年と、今までに3回も「最高勝率調教師」を受賞しとります。
それからも、藤原君は順調に実績を積み重ねとって、2018年には、パフォーマプロミスで日経新春杯とアルゼンチン共和国杯を、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、58勝を上げて「調教師リーディング1位」になっとったし、開業してから一番多い「15億9068万円」の賞金を稼いどりました。
ただ、それから去年までは、
2019年→35勝・獲得賞金10億0013万円
2020年→38勝・獲得賞金8億2974万円
2021年→30勝・獲得賞金9億1410万円
2022年→41勝・獲得賞金9億5308万円
2023年→33勝・獲得賞金6億4353万円
2024年→38勝・獲得賞金9億4296万円
2025年→40勝・獲得賞金7億6980万円
っちゅう形で、2018年の成績を大きく下回っとったんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって、藤原君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、ドラゴンウェルズで東京スプリント(JpnIII)とコリアスプリント(韓国のG3)を勝って、この2レースで「約1億0605万円」の賞金を稼いどるし、JRAでは、アスクイキゴミでチャーチルダウンズCを勝つなど、先週までに32勝を上げて、その他にも、NHKマイルCでアスクイキゴミが2着やったこともあって、稼いだ賞金が「7億4950万円」と、もう去年を上回るのは時間の問題になっとります。
せやから、今の藤原君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。
そんな中、今週は、1着賞金が5900万円のスワンSにワイドラトゥール、1着賞金が5500万円のアイルランドTにルージュソリテールなど、3頭を特別レースに登録してきましたんで、「どれも勝負懸かり」と考えとった方がエエやろ。
主な管理馬:
シャフリヤール(2021年ダービーなど)
ミスターメロディ(2019年高松宮記念など)
ストレイトガール(2016年ヴィクトリアマイルなど)
エイシンフラッシュ(2010年ダービーなど)
今週の主な登録馬:
ワイドラトゥール(スワンS)
ルージュソリテール(アイルランドT)
タカスタカスタカス(円山特別)
担当者:調教師情報部 元調教師H
藤原英昭君は、同志社大学を卒業してから、フェブラリーSを勝ったチアズアトムや、シンザン記念を勝ったメイショウテゾロなどを管理しとった星川薫さんの厩舎で、ずっと調教助手をやっとって、2001年の2月一杯で星川さんが引退する時に、引き継ぐ形で次の月に自分の厩舎を開業しとります。
藤原君は、大学に通っとった頃、ずっと馬術部に所属しとって、色んな大会で上位に入っとったから、そん時は、明治大学におって、3年続けて全日本学生チャンピオンになった美浦の久保田貴士君と、「西の藤原、東の久保田」と呼ばれとったんや。
藤原君の親父さんの玄房(はるのぶ)さんは、1970年くらいまであった繋駕速歩競走(馬車レース)の乗り役やったし、乗り役を引退した後は、大久保正陽(まさあき)さんの厩舎で厩務員をやって、その頃、ミスターシービーが勝った1983年のダービーで2着やったメジロモンスニーなどを担当しとりました。
もちろん、藤原君は子供の頃から親父さんの仕事振りを見とったんやろうから、この世界に入ったんは当たり前やったんでしょうな。
ちなみに、弟の和男君は調教助手をやっとって、昔は北橋修二厩舎でエイシンプレストンとかを担当しとったし、今は、藤原英昭厩舎におるんですわ。
前に藤原君は、「一戦必勝を厩舎のポリシーにしている」っちゅう話をしとったし、その言葉通り、毎年のように高い勝率を記録しとって、1割8分4厘やった2007年、1割9分9厘やった2008年、1割9分3厘やった2013年と、今までに3回も「最高勝率調教師」を受賞しとります。
それからも、藤原君は順調に実績を積み重ねとって、2018年には、パフォーマプロミスで日経新春杯とアルゼンチン共和国杯を、エポカドーロで皐月賞を勝つなど、58勝を上げて「調教師リーディング1位」になっとったし、開業してから一番多い「15億9068万円」の賞金を稼いどりました。
ただ、それから去年までは、
2019年→35勝・獲得賞金10億0013万円
2020年→38勝・獲得賞金8億2974万円
2021年→30勝・獲得賞金9億1410万円
2022年→41勝・獲得賞金9億5308万円
2023年→33勝・獲得賞金6億4353万円
2024年→38勝・獲得賞金9億4296万円
2025年→40勝・獲得賞金7億6980万円
っちゅう形で、2018年の成績を大きく下回っとったんや。
もちろん、今年を迎えるにあたって、藤原君は巻き返しに燃えとったんやろうし、実際、今年は、ドラゴンウェルズで東京スプリント(JpnIII)とコリアスプリント(韓国のG3)を勝って、この2レースで「約1億0605万円」の賞金を稼いどるし、JRAでは、アスクイキゴミでチャーチルダウンズCを勝つなど、先週までに32勝を上げて、その他にも、NHKマイルCでアスクイキゴミが2着やったこともあって、稼いだ賞金が「7億4950万円」と、もう去年を上回るのは時間の問題になっとります。
せやから、今の藤原君は、「この勢いを止めたくない」と考えとるんやろうな。
そんな中、今週は、1着賞金が5900万円のスワンSにワイドラトゥール、1着賞金が5500万円のアイルランドTにルージュソリテールなど、3頭を特別レースに登録してきましたんで、「どれも勝負懸かり」と考えとった方がエエやろ。
