注目調教師
2022/03/14
ブロードアピールがおった厩舎で調教助手をやっとったんや
友道康夫調教師(栗東)
主な管理馬:
ワールドプレミア(2021年天皇賞・春など)
アドマイヤマーズ(2019年香港マイルなど)
ワグネリアン(2018年ダービーなど)
シュヴァルグラン(2017年ジャパンCなど)
今週の主な登録馬:
ユーキャンスマイル(阪神大賞典)
フィデル(若葉S)
サトノヘリオス(スプリングS)
ディヴィーナ(豊橋S)
担当者:調教師情報部 元調教師H
兵庫県赤穂市出身の友道康夫君は、大阪府立大学の農学部獣医学科を出とって、競馬学校の厩務員課程を出た1989年からは、浅見国一さんの厩舎で厩務員と調教助手を、1996年から調教師の試験に受かった2001年までは、松田国英君の厩舎で調教助手をやっとりました。
ちなみに、彼がこの世界に入ろうと決めたんは、大学で馬術部に入っとったように、元々、馬が好きやったし、学生の頃に、スペシャルウィーク(1998年のダービーなどGIを4勝)や、アグネスデジタル(2001年の天皇賞・秋などGIを6勝)とかでお馴染みやった白井寿昭さんが、1978年に調教師の試験に受かった時、スポーツ新聞の「競馬サークル出身者以外では、初めての大卒調教師」っちゅう記事を見て、「自分も調教師になりたい」と思ったことがきっかけなんですわ。
友道君が浅見さんの厩舎におった時には、重賞を3つ勝ったヤマニングローバルや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかがおって、松田君の厩舎におった時には、ダートの重賞で活躍したゴールドティアラやブロードアピールとかがおったんやから、走る馬を間近で見るっちゅう、ホンマにエエ経験ができたんやろ。
2002年の11月に自分の厩舎を開業した友道君は、その年が3勝止まりやったけど、次の年は一気に19勝まで数字を伸ばしとりました。
しかも彼は、レースを多く勝つだけやなくて、ワンモアチャッターを使った2005年の朝日チャレンジCで初めて重賞を勝つと、アドマイヤジュピタを使った2008年の天皇賞・春で初めてGIを勝つなど、今までにJRAのGIを14回も勝っとるし、他も入れたら重賞を52回も勝っとりますな。
2012年の友道君は、ヴィルシーナでクイーンCを勝つなど、「37勝・獲得賞金8億6631万円」っちゅう成績を残しとって、それから2015年までは2012年の数字を超えられなかったんやけど、2016年からの5年間は、
2016年→38勝・獲得賞金13億3415万円
2017年→43勝・獲得賞金13億7646万円
2018年→43勝・獲得賞金14億9300万円
2019年→36勝・獲得賞金14億6996万円
2020年→50勝・獲得賞金11億1020万円
と書けば分かる通りで、毎年10億円以上の賞金を稼いどったし、去年も勢いは続いとって、ワールドプレミアを使った天皇賞・春や、ドウデュースを使った朝日杯FSなど、重賞の6勝を含めて48勝を上げて、一昨年を大きく上回る「14億2059万円」の賞金を稼いどったんですわ。
せやけど今年は、先週までが「7勝・獲得賞金2億4168万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(3月14日【日】まで)の「14勝・獲得賞金2億8291万円」を下回っとりますから、今の友道君は、「早く巻き返さなアカン」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円の阪神大賞典にユーキャンスマイル、2000万円の若葉Sにフィデル、5400万円のスプリングSにサトノヘリオス、1840万円の豊橋Sにディヴィーナと、特別レースにで4頭を登録してきましたんで、「どの馬も勝負懸かり」とワシは見とります。
主な管理馬:
ワールドプレミア(2021年天皇賞・春など)
アドマイヤマーズ(2019年香港マイルなど)
ワグネリアン(2018年ダービーなど)
シュヴァルグラン(2017年ジャパンCなど)
今週の主な登録馬:
ユーキャンスマイル(阪神大賞典)
フィデル(若葉S)
サトノヘリオス(スプリングS)
ディヴィーナ(豊橋S)
担当者:調教師情報部 元調教師H
兵庫県赤穂市出身の友道康夫君は、大阪府立大学の農学部獣医学科を出とって、競馬学校の厩務員課程を出た1989年からは、浅見国一さんの厩舎で厩務員と調教助手を、1996年から調教師の試験に受かった2001年までは、松田国英君の厩舎で調教助手をやっとりました。
ちなみに、彼がこの世界に入ろうと決めたんは、大学で馬術部に入っとったように、元々、馬が好きやったし、学生の頃に、スペシャルウィーク(1998年のダービーなどGIを4勝)や、アグネスデジタル(2001年の天皇賞・秋などGIを6勝)とかでお馴染みやった白井寿昭さんが、1978年に調教師の試験に受かった時、スポーツ新聞の「競馬サークル出身者以外では、初めての大卒調教師」っちゅう記事を見て、「自分も調教師になりたい」と思ったことがきっかけなんですわ。
友道君が浅見さんの厩舎におった時には、重賞を3つ勝ったヤマニングローバルや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかがおって、松田君の厩舎におった時には、ダートの重賞で活躍したゴールドティアラやブロードアピールとかがおったんやから、走る馬を間近で見るっちゅう、ホンマにエエ経験ができたんやろ。
2002年の11月に自分の厩舎を開業した友道君は、その年が3勝止まりやったけど、次の年は一気に19勝まで数字を伸ばしとりました。
しかも彼は、レースを多く勝つだけやなくて、ワンモアチャッターを使った2005年の朝日チャレンジCで初めて重賞を勝つと、アドマイヤジュピタを使った2008年の天皇賞・春で初めてGIを勝つなど、今までにJRAのGIを14回も勝っとるし、他も入れたら重賞を52回も勝っとりますな。
2012年の友道君は、ヴィルシーナでクイーンCを勝つなど、「37勝・獲得賞金8億6631万円」っちゅう成績を残しとって、それから2015年までは2012年の数字を超えられなかったんやけど、2016年からの5年間は、
2016年→38勝・獲得賞金13億3415万円
2017年→43勝・獲得賞金13億7646万円
2018年→43勝・獲得賞金14億9300万円
2019年→36勝・獲得賞金14億6996万円
2020年→50勝・獲得賞金11億1020万円
と書けば分かる通りで、毎年10億円以上の賞金を稼いどったし、去年も勢いは続いとって、ワールドプレミアを使った天皇賞・春や、ドウデュースを使った朝日杯FSなど、重賞の6勝を含めて48勝を上げて、一昨年を大きく上回る「14億2059万円」の賞金を稼いどったんですわ。
せやけど今年は、先週までが「7勝・獲得賞金2億4168万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(3月14日【日】まで)の「14勝・獲得賞金2億8291万円」を下回っとりますから、今の友道君は、「早く巻き返さなアカン」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円の阪神大賞典にユーキャンスマイル、2000万円の若葉Sにフィデル、5400万円のスプリングSにサトノヘリオス、1840万円の豊橋Sにディヴィーナと、特別レースにで4頭を登録してきましたんで、「どの馬も勝負懸かり」とワシは見とります。
2022/03/14
2008年の調教師リーディングは親父さんとワンツーでしたな
池江泰寿調教師(栗東)
主な管理馬:
アルアイン(2019年大阪杯など)
サトノアラジン(2017年安田記念など)
サトノダイヤモンド(2016年有馬記念など)
オルフェーヴル(2011年牡馬三冠など)
今週の主な登録馬:
シルヴァーソニック(阪神大賞典)
シロニイ(阪神大賞典)
ヒメノカリス(豊橋S)
サンラモンバレー(淀屋橋S)
サトノシャローム(淡路特別)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
皆さんもよう知っとる通り、池江泰寿(やすとし)君は、2011年の2月に調教師を引退した池江泰郎(やすお)さんの長男で、泰郎さんは、三冠馬ディープインパクトやメジロマックイーンとかでGIを17勝もして、他も入れたら重賞を70勝、通算で845勝っちゅう実績を残しとりますな。
泰寿君は、保育園から中学校まで武豊君とずっと同級生で、栗東トレセンができる前は、厩舎があった京都競馬場でよく遊んどって、その頃は、豊君と同じで乗り役を目指しとったんや。
けど、体が大きくなってしもうたんで、乗り役になるのを諦めて調教師になると決めたんですわ。
そんで、一浪して入った同志社大学の文学部を卒業してから、1993年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月からは、オークスを勝ったケイキロクや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかを育てた浅見国一(くにいち)さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは調教助手をやって、1994年の6月には、泰郎さんの厩舎に移っとりました。
ちなみに泰寿君は、1993年のコロネーションCを勝ったオペラハウス、1996年のジャパンCを勝ったシングスピール、2010年のイギリスダービーと凱旋門賞を勝ったワークフォースとか、強い馬を何頭も育てたイギリスのマイケル・スタウト厩舎と、エーピーインディ、フサイチペガサス、サンデーブレイクとか、日本の馬主さんの持ち馬を管理したことがある、アメリカのニール・ドライスデール厩舎で、1995年から2年くらい武者修行をしとったんですわ。
そんで、2004年に自分の厩舎を開業した泰寿君は、初めの年こそ4勝止まりやったけど、2005年は20勝と、一気に数字を伸ばしとったし、2008年には51勝もして、初めて調教師リーディング1位になっとりました。
しかもこの年は、2位が46勝の泰郎さんやったから、親子で調教師リーディングのワンツーでしたな。
2011年には、オルフェーヴルで牡馬のクラシックを全部勝って、親父さんと同じ「三冠トレーナー」になっとるし、結局この年は、重賞を11勝、全部で49勝を上げて、「23億8602万円」の賞金を稼いどったんですわ。
これは、2004年に藤沢和雄君が残しとった「23億1700万円」を上回る一番の記録で、これだけの成績を残せたんは、浅見さんや泰郎さんの厩舎や海外の厩舎で勉強してきた「馬の仕上げ方」を、自分の厩舎でしっかりと活かせとるからやろうな。
そんで、2012年には2回目のリーディング1位になっとって、2017年は、アルアインを使った皐月賞、サトノアラジンを使った安田記念、ペルシアンナイトを使ったマイルCSとか、重賞を10勝、全部で「63勝」を上げて、3回目のリーディング1位になっとったし、賞金も「18億4737万円」を稼いどったんですわ。
けど、去年までの4年間は、
2018年→46勝・獲得賞金13億4400万円
2019年→45勝・獲得賞金13億1681万円
2020年→38勝・獲得賞金10億2171万円
2021年→36勝・獲得賞金8億6330万円
っちゅう数字で、勝ち星と賞金のどっちも「完全に右肩下がり」になっとりました。
せやから、今年の泰寿君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとるんやろうし、実際、ジャンダルムを使ったオーシャンSを勝つなど、先週までが「11勝・獲得賞金2億4637万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(3月14日【日】まで)の「4勝・獲得賞金1億7129万円」を大きく上回っとります。
もちろん、今の泰寿君は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円の阪神大賞典にシルヴァーソニックとシロニイ、1840万円の豊橋Sにヒメノカリス、1840万円の淀屋橋Sにサンラモンバレー、1510万円の淡路特別にサトノシャロームと、全部で5頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、どの馬もキッチリ仕上げてくるやろうな。
主な管理馬:
アルアイン(2019年大阪杯など)
サトノアラジン(2017年安田記念など)
サトノダイヤモンド(2016年有馬記念など)
オルフェーヴル(2011年牡馬三冠など)
今週の主な登録馬:
シルヴァーソニック(阪神大賞典)
シロニイ(阪神大賞典)
ヒメノカリス(豊橋S)
サンラモンバレー(淀屋橋S)
サトノシャローム(淡路特別)
担当者:調教師情報部 元調教師Y
皆さんもよう知っとる通り、池江泰寿(やすとし)君は、2011年の2月に調教師を引退した池江泰郎(やすお)さんの長男で、泰郎さんは、三冠馬ディープインパクトやメジロマックイーンとかでGIを17勝もして、他も入れたら重賞を70勝、通算で845勝っちゅう実績を残しとりますな。
泰寿君は、保育園から中学校まで武豊君とずっと同級生で、栗東トレセンができる前は、厩舎があった京都競馬場でよく遊んどって、その頃は、豊君と同じで乗り役を目指しとったんや。
けど、体が大きくなってしもうたんで、乗り役になるのを諦めて調教師になると決めたんですわ。
そんで、一浪して入った同志社大学の文学部を卒業してから、1993年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月からは、オークスを勝ったケイキロクや、阪神3歳牝馬S(現在の阪神ジュベナイルF)を勝ったヤマニンパラダイスとかを育てた浅見国一(くにいち)さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは調教助手をやって、1994年の6月には、泰郎さんの厩舎に移っとりました。
ちなみに泰寿君は、1993年のコロネーションCを勝ったオペラハウス、1996年のジャパンCを勝ったシングスピール、2010年のイギリスダービーと凱旋門賞を勝ったワークフォースとか、強い馬を何頭も育てたイギリスのマイケル・スタウト厩舎と、エーピーインディ、フサイチペガサス、サンデーブレイクとか、日本の馬主さんの持ち馬を管理したことがある、アメリカのニール・ドライスデール厩舎で、1995年から2年くらい武者修行をしとったんですわ。
そんで、2004年に自分の厩舎を開業した泰寿君は、初めの年こそ4勝止まりやったけど、2005年は20勝と、一気に数字を伸ばしとったし、2008年には51勝もして、初めて調教師リーディング1位になっとりました。
しかもこの年は、2位が46勝の泰郎さんやったから、親子で調教師リーディングのワンツーでしたな。
2011年には、オルフェーヴルで牡馬のクラシックを全部勝って、親父さんと同じ「三冠トレーナー」になっとるし、結局この年は、重賞を11勝、全部で49勝を上げて、「23億8602万円」の賞金を稼いどったんですわ。
これは、2004年に藤沢和雄君が残しとった「23億1700万円」を上回る一番の記録で、これだけの成績を残せたんは、浅見さんや泰郎さんの厩舎や海外の厩舎で勉強してきた「馬の仕上げ方」を、自分の厩舎でしっかりと活かせとるからやろうな。
そんで、2012年には2回目のリーディング1位になっとって、2017年は、アルアインを使った皐月賞、サトノアラジンを使った安田記念、ペルシアンナイトを使ったマイルCSとか、重賞を10勝、全部で「63勝」を上げて、3回目のリーディング1位になっとったし、賞金も「18億4737万円」を稼いどったんですわ。
けど、去年までの4年間は、
2018年→46勝・獲得賞金13億4400万円
2019年→45勝・獲得賞金13億1681万円
2020年→38勝・獲得賞金10億2171万円
2021年→36勝・獲得賞金8億6330万円
っちゅう数字で、勝ち星と賞金のどっちも「完全に右肩下がり」になっとりました。
せやから、今年の泰寿君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとるんやろうし、実際、ジャンダルムを使ったオーシャンSを勝つなど、先週までが「11勝・獲得賞金2億4637万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(3月14日【日】まで)の「4勝・獲得賞金1億7129万円」を大きく上回っとります。
もちろん、今の泰寿君は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円の阪神大賞典にシルヴァーソニックとシロニイ、1840万円の豊橋Sにヒメノカリス、1840万円の淀屋橋Sにサンラモンバレー、1510万円の淡路特別にサトノシャロームと、全部で5頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、どの馬もキッチリ仕上げてくるやろうな。
2022/03/14
1990年のダービージョッキーですね
中野栄治調教師(美浦)
主な管理馬:
カイザーメランジェ(2019年函館スプリントS)
ノットフォーマル(2015年フェアリーS)
トロットスター(2001年スプリンターズSなど)
タイムフェアレディ(2001年フラワーC)
今週の主な登録馬:
サンアップルトン(阪神大賞典)
カイザーメランジェ(千葉S)
担当者:調教師情報部 元調教師N
東京都出身の中野栄治君は、1971年に荒木静雄厩舎から乗り役としてデビューして、アイネスフウジンに乗った1989年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)と1990年のダービーを勝つなど、調教師の試験に受かった1995年に引退するまでに、重賞を16勝、全部で370勝を上げていました。
1996年に自分の厩舎を開業した中野君は、最初の年こそ3勝止まりでしたけど、その後は、2年目が12勝、3年目が15勝と順調に勝ち星を増やしていて、5年目だった2000年には、トロットスターを使ったCBC賞で初めて重賞を勝つなど、「27勝・獲得賞金5億1093万円」という、今までで一番の成績を残していましたし、2001年は、トロットスターで高松宮記念とスプリンターズSを勝つなど、「18勝・獲得賞金4億8955万円」という成績を残していたんですよ。
でも、それからは伸び悩んでいて、去年までの3年間も
2019年→14勝・獲得賞金2億4670万円
2020年→15勝・獲得賞金2億4592万円
2021年→13勝・獲得賞金2億6842万円
という物足りない数字が続いていましたし、今年も悪い流れが続いていて、先週までに稼いだ賞金が「3581万円」と、去年の同じ時期(3月14日【日】まで)の「3886万円」を下回っていますから、今の中野君は、「早く巻き返したい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が6700万円の阪神大賞典にサンアップルトン、2200万円の千葉Sにカイザーメランジェと、賞金の高い特別レースに2頭を登録していますので、どっちも「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に中野君がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。
主な管理馬:
カイザーメランジェ(2019年函館スプリントS)
ノットフォーマル(2015年フェアリーS)
トロットスター(2001年スプリンターズSなど)
タイムフェアレディ(2001年フラワーC)
今週の主な登録馬:
サンアップルトン(阪神大賞典)
カイザーメランジェ(千葉S)
担当者:調教師情報部 元調教師N
東京都出身の中野栄治君は、1971年に荒木静雄厩舎から乗り役としてデビューして、アイネスフウジンに乗った1989年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)と1990年のダービーを勝つなど、調教師の試験に受かった1995年に引退するまでに、重賞を16勝、全部で370勝を上げていました。
1996年に自分の厩舎を開業した中野君は、最初の年こそ3勝止まりでしたけど、その後は、2年目が12勝、3年目が15勝と順調に勝ち星を増やしていて、5年目だった2000年には、トロットスターを使ったCBC賞で初めて重賞を勝つなど、「27勝・獲得賞金5億1093万円」という、今までで一番の成績を残していましたし、2001年は、トロットスターで高松宮記念とスプリンターズSを勝つなど、「18勝・獲得賞金4億8955万円」という成績を残していたんですよ。
でも、それからは伸び悩んでいて、去年までの3年間も
2019年→14勝・獲得賞金2億4670万円
2020年→15勝・獲得賞金2億4592万円
2021年→13勝・獲得賞金2億6842万円
という物足りない数字が続いていましたし、今年も悪い流れが続いていて、先週までに稼いだ賞金が「3581万円」と、去年の同じ時期(3月14日【日】まで)の「3886万円」を下回っていますから、今の中野君は、「早く巻き返したい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が6700万円の阪神大賞典にサンアップルトン、2200万円の千葉Sにカイザーメランジェと、賞金の高い特別レースに2頭を登録していますので、どっちも「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に中野君がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。
2022/03/14
競馬専門の学科があるアイルランドの大学に通っとりました
橋口慎介調教師(栗東)
主な管理馬:
レーヌブランシュ(2021年レディスプレリュードなど)
グレイスフルリープ(2018年JBCスプリントなど)
今週の主な登録馬:
ゴースト(阪神大賞典)
ストロングウィル(若葉S)
アルナシーム(スプリングS)
担当者:調教師情報部 元調教師T
皆さんもよう知っとる通り、橋口慎介君は、2016年の2月に定年で調教師を引退した橋口弘次郎さんの長男ですな。
橋口弘次郎厩舎っちゅうたら、これも皆さんがよう知っとる通りで、ダンスインザダークを使った1996年の菊花賞や、ハーツクライを使った2005年の有馬記念や、ワンアンドオンリーを使った2014年のダービーとか、GIを10勝、それを入れて重賞を96回も勝っとって、JRAで通算991勝を上げとりました。
そんな弘次郎さんを、子供の頃からずっと見てきた慎介君が、「調教師になりたい」と思うようになったんは、まあ当たり前やったんでしょうな。
そんで慎介君は、高校を卒業する前に、「競馬の世界に進みたい」と親父さんに相談したそうですわ。
そしたら、弘次郎さんに、「これからは競馬の世界も英語が必要になるんで、外国で勉強してこい」と言われて、慎介君は、アイルランドのリムリック大学にある競馬専門の学科で、4年間、馬のことを勉強しとりました。
日本に戻ってからの慎介君は、1999年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から池添兼雄厩舎で厩務員と調教助手をやって、2015年に調教師の試験に受かるまでの15年間、ずっと池添厩舎で経験を積んどりましたな。
慎介君は、「何としても、父の定年より前に調教師の試験に受かりたい」と思っとったそうやし、見事に2回目の挑戦で受かっとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
試験に受かった後は、技術調教師として、角居勝彦厩舎と弘次郎さんの厩舎で、馬のことはもちろん、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとりました。
そんで、2016年の3月に、弘次郎さんの厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業した慎介君は、最初の年に、「14勝・獲得賞金3億0655万円」っちゅう、幸先のいいスタートを切っとりましたな。
その後の2年間は、
2017年→15勝・獲得賞金2億9892万円
2018年→15勝・獲得賞金2億8985万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんやけど、その後の3年間は、
2019年→24勝・獲得賞金3億7435万円
2020年→22勝・獲得賞金3億8605万円
2021年→27勝・獲得賞金4億0323万円
と書けば分かる通り、賞金が右肩上がりになっとったし、特に去年は、勝ち星と賞金のどっちも、今までで一番の数字やったんや。
ただ、今年は、先週までの成績が「6勝・獲得賞金9802万円」と、去年の同じ時期(3月14日【日】まで)の「8勝・獲得賞金1億0675万円」を少しやけど下回っとるんで、今の慎介君は、「賞金の高いレースを勝って、去年までの勢いを取り戻したい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円の阪神大賞典にゴースト、2000万円の若葉Sにストロングウィル、5400万円のスプリングSにアルナシームと、3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、慎介君がどの馬もメイチに仕上げてくるとワシは見とります。
主な管理馬:
レーヌブランシュ(2021年レディスプレリュードなど)
グレイスフルリープ(2018年JBCスプリントなど)
今週の主な登録馬:
ゴースト(阪神大賞典)
ストロングウィル(若葉S)
アルナシーム(スプリングS)
担当者:調教師情報部 元調教師T
皆さんもよう知っとる通り、橋口慎介君は、2016年の2月に定年で調教師を引退した橋口弘次郎さんの長男ですな。
橋口弘次郎厩舎っちゅうたら、これも皆さんがよう知っとる通りで、ダンスインザダークを使った1996年の菊花賞や、ハーツクライを使った2005年の有馬記念や、ワンアンドオンリーを使った2014年のダービーとか、GIを10勝、それを入れて重賞を96回も勝っとって、JRAで通算991勝を上げとりました。
そんな弘次郎さんを、子供の頃からずっと見てきた慎介君が、「調教師になりたい」と思うようになったんは、まあ当たり前やったんでしょうな。
そんで慎介君は、高校を卒業する前に、「競馬の世界に進みたい」と親父さんに相談したそうですわ。
そしたら、弘次郎さんに、「これからは競馬の世界も英語が必要になるんで、外国で勉強してこい」と言われて、慎介君は、アイルランドのリムリック大学にある競馬専門の学科で、4年間、馬のことを勉強しとりました。
日本に戻ってからの慎介君は、1999年の10月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の4月から池添兼雄厩舎で厩務員と調教助手をやって、2015年に調教師の試験に受かるまでの15年間、ずっと池添厩舎で経験を積んどりましたな。
慎介君は、「何としても、父の定年より前に調教師の試験に受かりたい」と思っとったそうやし、見事に2回目の挑戦で受かっとるんやから、ホンマに大したもんですわ。
試験に受かった後は、技術調教師として、角居勝彦厩舎と弘次郎さんの厩舎で、馬のことはもちろん、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとりました。
そんで、2016年の3月に、弘次郎さんの厩舎を引き継ぐ形で自分の厩舎を開業した慎介君は、最初の年に、「14勝・獲得賞金3億0655万円」っちゅう、幸先のいいスタートを切っとりましたな。
その後の2年間は、
2017年→15勝・獲得賞金2億9892万円
2018年→15勝・獲得賞金2億8985万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんやけど、その後の3年間は、
2019年→24勝・獲得賞金3億7435万円
2020年→22勝・獲得賞金3億8605万円
2021年→27勝・獲得賞金4億0323万円
と書けば分かる通り、賞金が右肩上がりになっとったし、特に去年は、勝ち星と賞金のどっちも、今までで一番の数字やったんや。
ただ、今年は、先週までの成績が「6勝・獲得賞金9802万円」と、去年の同じ時期(3月14日【日】まで)の「8勝・獲得賞金1億0675万円」を少しやけど下回っとるんで、今の慎介君は、「賞金の高いレースを勝って、去年までの勢いを取り戻したい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が6700万円の阪神大賞典にゴースト、2000万円の若葉Sにストロングウィル、5400万円のスプリングSにアルナシームと、3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、慎介君がどの馬もメイチに仕上げてくるとワシは見とります。