「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2019/11/18
1994年に東証1部上場を果たしております
金子真人(まこと)氏(馬主名義は金子真人ホールディングス株式会社)

本業: 株式会社図研 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
ジナンボー(ジャパンC)
マカヒキ(ジャパンC)
ユーキャンスマイル(ジャパンC)
ワグネリアン(ジャパンC)
プロディガルサン(キャピタルS)
ミヤマザクラ(京都2歳S)
ウーリリ(ウェルカムS)


担当者:馬主情報部 馬主M

皆様もよくご存知の通り、金子真人(まこと)オーナーの本業は、横浜市の都筑区に本社を構えている東証1部上場企業、「株式会社図研」の代表取締役社長です。
同社は、早稲田大学の教育学部数学科を卒業している金子オーナーが、1976年に横浜市磯子区で設立した「株式会社図形処理研究所」が起源で、1985年に現在の社名となり、その後も着実に業績を伸ばし続け、1990年に現在の本社ビルと中央研究所ビルを完成させ、1994年には東証1部への上場を果たし、現在では、「プリント基板」と呼ばれる配線設計の支援システムに於いて、世界トップクラスのシェアを誇っており、世界各国で5000社ほどの企業に製品を提供しております。
そして現在の同社は、資本金が101億1700万円、従業員数が400名以上となっており、グループ企業は、国内に、「図研テック株式会社」、「図研エルミック株式会社」、「図研ネットウエイブ株式会社」、「株式会社図研プリサイト」、「株式会社ダイバーシンク」などがあり、海外にも、「ZUKEN EAO(欧米に8か所)」、「ZUKEN KOREA Inc.」、「ZUKEN SINGAPORE Pte.Ltd.」、「ZUKEN TAIWAN Inc.」、「図研上海技術開発有限公司」など、合計で20社以上を有しており、連結子会社を含めた従業員数は、1200名以上に及んでいる筈です。
同社が現在も成長し続けているのは、業績を見れば一目瞭然で、「2019年3月期」の数字は、
売上高:267億8700万円
経常利益:31億9100万円
となっておりましたので、一代で「株式会社図研」を大企業に成長させた金子オーナーのことは、誰もが「経営者の鑑」と認めているのでしょう。
JRA馬主としての金子オーナーは、1999年のスプリンターズSと2001年の安田記念を制したブラックホークや、2001年のNHKマイルCとジャパンCダートを制したクロフネや、2004年のNHKマイルCとダービーを制したキングカメハメハや、2005年の牡馬三冠などGIを7勝したディープインパクトや、2008年のジャパンCダートを筆頭にGIを7勝したカネヒキリや、2010年の牝馬三冠を制したアパパネなどを所有し、現役馬を含めなくとも、素晴らしい実績を残しております。
2015年の金子オーナーは、ラブリーデイで宝塚記念と天皇賞・秋などを制し、フルーキーでチャレンジCを制するなど、「60勝・獲得賞金19億8755万円」という、過去最高の成績を残しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2016年→42勝・獲得賞金13億1663万円
2017年→50勝・獲得賞金10億7268万円
2018年→45勝・獲得賞金12億5552万円
と記せば分かる通り、数字が伸び悩んでおりましたので、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と強く願っている筈です。
実際、先週までに、35勝を上げて、獲得賞金は「12億6790万円」と、既に昨年を上回っておりますが、金子オーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、7月8日(月)~9日(火)に行われた今年の同セールでは、計13頭を総額15億4332万円(税込)で落札しておりますので。
当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」と考えている筈です。
そういった中、今週は、1着賞金3億円(馬主の取り分は8割の2億4000万円)のジャパンCにジナンボーとマカヒキとユーキャンスマイルとワグネリアン、1着賞金2500万円(同2000万円)のキャピタルSにプロディガルサン、1着賞金3300万円(同2640万円)の京都2歳Sにミヤマザクラ、1着賞金1820万円(同1456万円)のウェルカムSにウーリリを登録してきましたので、私が金子オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸った指示を出すのは間違いありません。


2019/11/18
現在は7社のグループ企業を有しております
桑畑隆信氏

本業: 株式会社エビス商事 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ロールオブサンダー(京都2歳S)

担当者:馬主情報部 馬主T

皆様もよくご存知の通り、桑畑隆信(くわはた・たかのぶ)オーナーの本業は、宮崎県の都城市豊満町に本社を構え、鶏肉の生産、加工、販売などを主に手掛けている、「株式会社エビス商事」の代表取締役会長です。
1969年、「都城エビス飼料」として設立された同社は、それ以降、
1975年・「有限会社エビス商事」に社名を変更
1977年・食肉処理を行なう「エビスブロイラーセンター株式会社」を設立
1980年・食肉販売を行なう「株式会社肉の百貨店エビス」を設立
1990年・「株式会社エビス商事」に社名を変更
2001年・スーパー事業とペットフード事業を統合した「ティケイ・エビス株式会社」を設立
2005年・野菜販売を行なう「有限会社エビスファーム」を設立
2008年・運送業を行なう「株式会社LCトランス」を設立、飲食店経営の「株式会社とりビアー」に出資
といった形で事業を拡大しており、現在は7社のグループ企業を有し、少し前の話ですが、2010年度には、グループの売上が300億円を超えておりました。
当然、同グループの礎を築いた桑畑オーナーは、周囲の誰からも、「非常に優秀な経営者」と認められている筈です。
また、馬主としての桑畑オーナーは、JRAで馬を走らせ始めたのが2007年で、これまでに30頭近くを所有しており、2015年には、「3勝・獲得賞金3558万円」という成績を残しておりました。
しかし、昨年までの3年間は、
2016年→2勝・獲得賞金3445万円
2017年→0勝・獲得賞金1171万円
2018年→0勝・獲得賞金570万円
と記せば分かる通り、「勝ち星と賞金のどちらも右肩下がり」となっていたため、今年のオーナーは、「必ず巻き返したい」と考えている筈であり、実際、先週までに「5勝・獲得賞金4560万円」という、キャリアハイの成績を残しております。
ただオーナーは、この状況に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくるでしょう。
何故なら、桑畑オーナーは、毎年欠かさず「セレクトセール」に参加しており、昨年までの3年間は、
■2016年→1頭を2052万円で落札
■2017年→1頭を4320万円で落札
■2018年→1頭を1944万円で落札
と、計3頭を総額8316万円で落札していた上、今年の同セールに於いても、1頭を3024万円で落札しておりますので。
(落札金額は全て税込表記)
そのため、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金3300万円(馬主の取り分は8割の2640万円)の京都2歳Sにロールオブサンダーを登録しておりますので、私が桑畑オーナーであれば、同馬を預けている橋口先生に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示するのは間違いありません。
また、オーナーは、今年で馬主キャリアが13年目となりますが、一度に所有する頭数があまり多くないため、まだ重賞を勝てておりませんので、今回は、「ここで初めての重賞勝ちを」という思いも込められている筈です。


2019/11/18
吉田照哉オーナーなどの名前が書かれていますね
社台グループオーナーズ

本業: 個人馬主を対象とした共有システム

今週の主な登録馬:
アウィルアウェイ(京阪杯)
カラクレナイ(京阪杯)
リードザウインド(シャングリラ賞)
ミアマンテ(ベゴニア賞)
アルファウェーブ(カトレア賞)


担当者:馬主情報部 生産者C

皆さんも知っていると思いますけど、「社台グループオーナーズ」は、JRAの個人馬主資格をお持ちの方に、社台グループが出資を呼び掛けているところで、ベテランの馬主さんはもちろんのこと、資格を取ったばかりで、「少しでも費用を抑えたい」と考えている馬主さんでも参加しやすいように、1頭を10口に分けて共有するシステムを採用していますね。
ちなみに、出馬表の馬主欄に、「吉田照哉オーナー」、「吉田勝己オーナー」、「吉田晴哉オーナー」などの名前が書かれている馬は、ほとんどがここの募集馬です。
もう引退している馬で言えば、オークスとエリザベス女王杯を勝ったダンスパートナーや、高松宮杯とスプリンターズSを勝ったフラワーパークや、スプリンターズSとマイルCSを勝ったデュランダルや、ジャパンCを勝ったスクリーンヒーローや、オークスを勝ったエリンコートや、安田記念を勝ったストロングリターンや、朝日杯FSと皐月賞と安田記念を勝ったロゴタイプなどが、ここの募集馬ですから、「さすがは社台グループ」と言えるでしょう。
現役で活躍しているのは、一昨年のフィリーズレビューを勝ったカラクレナイや、去年のクイーンCを勝ったテトラドラクマや、今年のフィリーズレビューを勝ったプールヴィルなどですね。
「社台グループオーナーズ」は、リバティハイツの半妹にあたる「ドバウィハイツの2018」(父ディープインパクト)や、ミッキーアイルの半弟にあたる「スターアイルの2018」(父ドゥラメンテ)や、ジェルミナルの半妹にあたる「オンブルリジェールの2018」(父オルフェーヴル)や、ローズキングダムの半弟にあたる「ローズバドの2018」(父エイシンフラッシュ)など、計112頭の「2019年度販売馬」(現1歳世代)のラインナップを5月13日(月)に発表していて、この馬達については、6月3日(月)にパンフレットを発送して、それから出資を受け付けていますが、私が確認したところ、これらの内、満口になっているのは84頭で、「募集中止」になった2頭を除く残りの26頭はまだ出資を受け付けています。
ですから、今は関係者全員が、「過去の募集馬を賞金の高いレースで活躍させて、出資を検討している馬主さん達に好印象を与えたい」と考えているのでしょう。
そして今週は、
1着賞金が3900万円(馬主の取り分は8割の3120万円)の京阪杯→アウィルアウェイとカラクレナイ
1着賞金が1500万円(同1200万円)のシャングリラ賞→リードザウインド
1着賞金が1000万円(同800万円)のベゴニア賞→ミアマンテ
1着賞金が1000万円(同800万円)のカトレア賞→アルファウェーブ
と、全部で5頭を賞金の高い特別レースに登録していますので、私が「社台グループオーナーズ」の関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いする筈です。


2019/11/18
キャリアが20年を超えているベテランですが
中西浩一氏

本業: 株式会社オンリー 代表取締役会長兼社長

今週の主な登録馬:
アイラブテーラー(京阪杯)
プレミオテーラー(ウェルカムS)


担当者:馬主情報部 馬主H

皆さんもよくご存知の通り、中西浩一オーナーの本業は、京都市下京区に本社を構え、ビジネススーツを中心とした紳士服の製造小売業などを手掛けている、「株式会社オンリー」の代表取締役会長ですわね。
同社は、中西オーナーが1970年に、京都の山科にオーダースーツ専門店の「紳士服中西」を開業したのが起源で、1976年に「株式会社オンリー」を設立して、京都市内の北山通に、メンズブティック「オンリー本店」をオープンしていますわ。
それからの同社は、
1982年→レディスブティック「オンリーストリート」をオープン
1983年→第25回日本紳士服技術コンクールで、最高賞の「高松宮技術奨励賜杯賞」を受賞
1987年→イタリアのミラノに企画生産のオフィスを開設
1988年→渋谷や神戸など他府県への進出を開始
2002年→オーダースーツ「Tailor Made by KOICHI NAKANISHI」の販売開始、及び、オンラインストアの開設
2005年→大阪証券取引所・ヘラクレス市場(現・ジャスダック市場)へ株式上場
2009年→現在の本社ビルへ移転
2015年→株式上場市場を東京証券取引所第二部へ変更
2016年→東京証券取引所第一部銘柄に指定
2017年→東京本部を開設
といった形で順調に成長していますの。
また、現在は、スーツ生産を担う「株式会社オンリーファクトリー」と、アウトレットショップ「SUIT&SUIT」の運営を手掛ける「株式会社オンリートレンタ」というグループ2社を含めて、全国に58店舗を有する大企業となっていますし、グループ全体で300名近くの従業員を擁していますので、一代で「株式会社オンリー」を大きく成長させた中西オーナーのことは、「尊敬すべき経営者」と言えるでしょうね。
JRA馬主としての中西オーナーは、キャリアが20年を超えているベテランで、今までに40頭近くを所有していまして、昨年までの5年間は、
2014年→2勝・獲得賞金2646万円
2015年→2勝・獲得賞金4609万円
2016年→5勝・獲得賞金8907万円
2017年→0勝・獲得賞金1299万円
2018年→6勝・獲得賞金9739万円
という成績を残していましたし、特に昨年は、今までで一番多い賞金を稼いでいましたの。
ただ、今年は先週までが「5勝・獲得賞金7840万円」と、昨年の同時期(11月3週目まで)の「6勝・獲得賞金9629万円」を下回っていますので、現在のオーナーは、「早く巻き返したい」と考えている筈ですわ。
また、中西オーナーは、「競走馬セール」に参加することが多く、昨年までの3年間は、
■2016年→「HBAセレクションセール」と「HBAサマーセール」で計3頭を総額2613万6000円で落札
■2017年→「HBAサマーセール」と「HBAオータムセール」で計2頭を総額1069万2000円で落札
■2018年→「HBAサマーセール」で1頭を540万円で落札
と、計6頭を総額4222万8000円で落札していましたし、今年は、「HBAサマーセール」と「HBAセプテンバーセール」で、計2頭を総額1803万6000円で落札していますの。
(落札金額は全て税込)
もちろん、現在のオーナーは、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えているのでしょうね。
そういった中、今週は、1着賞金3900円(馬主の取り分は8割の3120万円)の京阪杯にアイラブテーラー、1着賞金1820万円(同1456万円)のウェルカムSにプレミオテーラーを登録してきましたので、私が中西オーナーでしたら、2頭を預けている河内先生に対して、迷わずメイチの勝負仕上げをお願いしますわ。
それに、オーナーは、先ほど書いた通り、JRAの馬主歴が20年を超えていますが、まだ一度も重賞を勝てていませんから、京阪杯のアイラブテーラーには、「ここで初めての重賞勝ち」をという思いも込められていると私は見ていますの。