実際に買い目の伝達を受けていた会員の皆様が、他の誰よりもよくご存知の筈だが、当団体がこのレースを鮮やかに的中させられた最大の理由は、「最終的に１６頭立ての１１番人気」と、一般競馬ファンがほとんど注目していなかったピースワンデュックを「軸馬」と決定できていたことだ。

このレースで同馬に騎乗していた柴田善臣騎手に関しては、非常に早い段階から、元ＪＲＡ調教師で、現在は当団体に所属している山田要一（やまだよういち）が、

「２００１年の１月にデビューさせたスプリングトレド（父パラダイスクリーク）や、２００２年の１月にデビューさせたビッグワンボーイ（父サニーブライアン）など、私は何度も、管理馬の手綱を善臣君に任せたことがありますし、その中でも特によく覚えているのは、２００４年の２月、オープン特別の白富士Ｓに使ったカナハラドラゴンの鞍上を彼に任せたことです」

「この馬は、前のレースで蛯名正義君を乗せていて、白富士Ｓでも乗ってもらうつもりでしたけど、前の週に彼が落馬で骨折して、乗れなくなってしまったので、テン乗りだった善臣君に任せたんですよ」

「そうしたら、ゴール前でペリエ君のヤマノブリザードをキッチリ差し切る見事な手綱捌きで、カナハラドラゴンを勝利に導いてくれましたから、【やっぱり乗れるなあ】と感心したものですし、こうやって、【レースに管理馬を使う調教師と、その手綱を任された乗り役】という形で深く関わった経験を活かして、私は、【レースで乗る馬に、善臣君が自信を持っているのかどうか】を、誰よりも正確に見極める自信があります」

「秋風Ｓで、彼が乗る予定のピースワンデュックは、【前走が去年の菊花賞】と、久々の実戦になりますけど、８月１２日（火）まで滞在していた【阿見トレーニングセンター】（住所：茨城県稲敷郡阿見町大字福田１７４－５）で、かなり念入りに乗り込まれていたと聞いていますし、美浦トレセンに帰厩してからも、坂路と南ウッドで念入りに乗り込まれていますから、いきなり力を出せる状態と見ていいでしょうね」

「それに、善臣の様子を見ていると、ピースワンデュックにかなり自信を持っているのは間違いないでしょうから、人気のあるなしに関わらず、馬券の中心と考えるべきです」

という意見を述べており、その後、「情報の裏付け作業」にあたっていた、

「元ＪＲＡ調教助手の小西聖一（こにしせいいち）」

など、他の所属員達も、「山田の意見」に全員一致で賛成したことなどから、当団体は同馬を「軸馬」と決定。

そして実際のレースでは、柴田善臣騎手の手綱捌きに導かれたピースワンデュックが、危なげなく１着入線を果たし、２着には、「調教師情報部」の所属員達が示していた、

「若駒Ｓで２着、弥生賞で３着といった実績から分かる通り、能力の高さは誰もが認めるところで、去年の夏に五頭連峰特別を勝って３勝クラスに上がってからは、やや頭打ちの印象を受けるが、前走の後、社台ファーム鈴鹿（住所：三重県鈴鹿市伊船町１５１）で時間を掛けて調整されていた効果で、一気に馬が良くなってきている」

という見解などを踏まえて、「相手７点目」と決定していたワンダイレクトが入線し、当団体は、「馬連３５０６０円」という高配当を鮮やかに的中。

当然、この結果を見届けた会員の皆様全員が、

「一生、パーフェクトホースマンズについて行く」

と、固く心に誓ったことだろう。