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注目調教師
2021/08/23
東京競馬場の乗馬苑に通い始めたのがきっかけで…
田島俊明調教師(美浦)

主な管理馬:
レイハリア(2021年葵S)
ドリームセーリング(2016年京都ジャンプS)
バウンシーチューン(2011年フローラS)

今週の主な登録馬:
レイハリア(キーンランドC)
コトブキテティス(オホーツクS)

担当者:調教師情報部 元調教師M

東京都国立市の出身の田島俊明君は、周りに競馬関係者はいなかったのですが、小学校の頃、友達に誘われて、東京競馬場の乗馬苑に通い始めたのが、競馬の世界で働くきっかけになったそうです。
彼は、1992年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から小林常泰厩舎で厩務員をやって、1993年の4月から高橋裕厩舎で調教助手をやって、2001年の5月からは畠山吉宏厩舎で調教助手をやっていたんですよ。
2008年に調教師の試験に受かった田島君は、次の年の5月に自分の厩舎を開業していて、バウンシーチューンを使った2011年のフローラSで初めての重賞勝ちを飾っています。
2013年には、JRAの騎手免許試験に受かって、大井競馬から移籍した戸崎圭太君を、厩舎の所属騎手に迎え入れていました。
その次の2014年には、今までで一番の「19勝・獲得賞金2億8176万円」という成績を残しています。
ただ、その後は数字が伸び悩んでいて、去年までの3年間も、
2018年→13勝・獲得賞金1億7177万円
2019年→10勝・獲得賞金1億7210万円
2020年→10勝・獲得賞金1億3009万円
と書けば分かる通りで、2016年を大きく下回っていましたから、今年の田島君は「必ず巻き返したい」と考えている筈です。
実際、今年は、レイハリアで葵Sを勝つなど、先週までに11勝を上げて、もう去年を大きく上回る「1億9622万円」の賞金を稼いでいるんですよ。
もちろん、今の田島君は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えているのでしょう。
そんな中、今週は、1着賞金が4100万円のキーンランドCにレイハリア、1820万円のオホーツクSにコトブキテティスを登録してきましたので、私が彼でしたら、どっちも全力で仕上げますね。

2021/08/23
親父さんはカルストンライトオのオーナーでしたな
清水久詞調教師(栗東)

主な管理馬:
メールドグラース(2019年鳴尾記念など)
ジョークリストリ(2017年ニュージーランドT)
キタサンブラック(2016年ジャパンCなど)
トウケイヘイロー(2013年札幌記念など)

今週の主な登録馬:
ジョーアラビカ(キーンランドC)
ジョーフォレスト(釜山S)
ワーズワース(岩室温泉特別)
ウィンドリッパー(英彦山特別)
サングレデクリスト(ルスツ特別)
アンジュソレイユ(小樽特別)

担当者:調教師情報部 元調教師T

清水久詞君の親父さんの貞光さんは馬主さんで、2004年のスプリンターズSを勝ったカルストンライトオとかを持っとった方やから、もちろん、清水君も子供の時から馬に関わる機会が多かったんで、小さい頃から「騎手になりたい」と言っとって、幼稚園で七夕の短冊にそう書いとったそうや。
そんで、小5からは乗馬クラブに通っとったんやけど、中3の時、競馬学校の騎手課程に落ちてしもうたんですわ。
それからは、「調教師になる」と目標を切り替えて、栗東高校に通いながら、当時、親父さんがやっとった育成牧場を手伝っとりました。
高校を出た後も親父さんの育成牧場で働いて、24歳だった1997年に競馬学校の厩務員課程に入った清水君は、1993年の菊花賞とかGIを3つ勝ったビワハヤヒデや、1995年の阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)を勝ったビワハイジとかを育てた浜田光正さんの厩舎でずっと調教助手をやっとったんや。
この頃に、1998年の桜花賞と秋華賞や、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスを担当しとったことは、皆さんもよう知っとるやろう。
そんで清水君は、1998年の2月まで乗り役をやっとった押田年朗さんの娘さんで、親父さんと同じで乗り役やった純子さんと結婚しとって、清水厩舎で調教助手をやっとる押田道郎君は純子さんのお兄さんですな。
7回目の挑戦やった2009年に調教師の試験に受かって、その年の6月に自分の厩舎を開業した清水君は、5年目の2013年に、トウケイヘイローを使ったダービー卿CTで初めて重賞を勝って、その年は、この馬で4つも重賞を勝つなど、「23勝・獲得賞金4億8941万円」っちゅう成績を残しとりました。
それに2015年は、キタサンブラックを使った菊花賞で初めてGIを勝って、それを入れてこの馬で3つ重賞を勝つとか、「26勝・獲得賞金7億2208万円」っちゅう成績を残しとったし、2016年は、キタサンブラックで天皇賞・春と京都大賞典とジャパンCを勝つとか、「27勝・獲得賞金11億1410万円」っちゅうエエ成績を残しとりましたな。
そんで2017年は、キタサンブラックを使った大阪杯と天皇賞・春と天皇賞・秋と有馬記念と、ジョーストリクトリを使ったニュージーランドTと、カシアスを使った函館2歳Sと、重賞を6勝もして、「29勝・獲得賞金13億8947万円」っちゅう、今までで一番の成績を残したんですわ。
しかも、キタサンブラックは、2年連続で「年度代表馬」に選ばれたんやから、清水君はホンマに喜んだんでしょうな。
ただ、この馬は、2017年の有馬記念を最後に引退しとるんで、当たり前やけど、この影響が大きくて、その後の3年間は、
2018年→21勝・獲得賞金4億0492万円
2019年→32勝・獲得賞金6億9307万円
2020年→37勝・獲得賞金6億8355万円
と書けば分かる通り、賞金が一気に減ってしもうたんや。
せやから、今年の清水君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとるんやろうし、実際、先週までの成績は「29勝・獲得賞金5億1179万円」と、去年の同じ時期(8月23日【日】まで)の「24勝・獲得賞金4億1485万円」を上回っとるんですわ。
もちろん、今の清水君は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が4100万円のキーンランドCにジョーアラビカ、1820万円の釜山Sにジョーフォレスト、1500万円の岩室温泉特別にワーズワース、1060万円の英彦山特別にウィンドリッパー、1060万円のルスツ特別にサングレデクリスト、1060万円の小樽特別にアンジュソレイユと、全部で6頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、清水君がどの馬もメイチに仕上げてくるとワシは見とります。

2021/08/23
中央大学にいた頃、イギリスとドイツで馬のことを勉強していました
上原博之調教師(美浦)

主な管理馬:
ガロアクリーク(2020年スプリングS)
セイウンコウセイ(2017年高松宮記念など)
マイネルラクリマ(2014年オールカマーなど)
ダイワメジャー(2004年皐月賞など)

今週の主な登録馬:
セイウンコウセイ(キーンランドC)
ウインピクシス(新潟2歳S)

担当者:調教師情報部 元調教師O

上原博之君は、土浦第三高校に通っていた頃、お父さんの勧めで馬術を始めて、高校の時に、国体で準優勝、東日本大会で優勝という素晴らしい実績を残していましたし、馬術の推薦で中央大学の法学部に進んだ後も、全日本学生選手権で3位に入るなど、素晴らしい実績を残していました。
しかも、大学に通っていた最後の年には、馬のことを勉強するため、イギリスとドイツで半年くらい暮らしていたんですよ。
大学を卒業した後は、一度、乗馬のインストラクターになりましたけど、その後、1980年から柄崎義信厩舎の調教助手をやって、1983年から和田正道厩舎の調教助手をやって、1993年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しました。
そして、最初の年に13勝を上げると、次の年には、ノーブルグラスを使った札幌スプリントSで初めて重賞を勝っていましたし、それからも、ダイワメジャーを使った2004年の皐月賞や、セイウンコウセイを使った2017年の高松宮記念などを勝っていて、今までに、GIの6勝を含めて重賞を28勝、JRA通算で458勝を上げています。
2006年の上原君は、ダイワメジャーで天皇賞・秋とマイルCSを勝つなど、全部で18勝を上げて、今までで一番多い「7億1971万円」の賞金を稼いでいました。
でも、その後は伸び悩んでいて、去年までの5年間も、
2016年→獲得賞金3億3755万円
2017年→獲得賞金4億9640万円
2018年→獲得賞金3億3365万円
2019年→獲得賞金3億7218万円
2020年→獲得賞金4億1045万円
という物足りない数字でしたし、今年に入ってからも悪い流れが続いていて、先週までが「4勝・獲得賞金1億1502万円」という成績ですから、私が上原君でしたら、「少しでも早く巻き返したい」と考えるでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が4100万円のキーンランドCにセイウンコウセイ、3100万円の新潟2歳Sにウインピクシスを登録していますので、私が彼でしたら、どちらも全力で仕上げますね。

2021/08/23
アイネスフウジンで1990年のダービーを勝っていますね
中野栄治調教師(美浦)

主な管理馬:
カイザーメランジェ(2019年函館スプリントS)
ノットフォーマル(2015年フェアリーS)
トロットスター(2001年スプリンターズSなど)

今週の主な登録馬:
カイザーメランジェ(キーンランドC)
マイネルアルケミー(キーンランドC)
コムストックロード(新潟2歳S)
ブラックデビル(支笏湖特別)
コスモセイリュウ(苫小牧特別)
マウンテンムスメ(小樽特別)

担当者:調教師情報部 元調教師N

東京都出身の中野栄治君は、1971年に荒木静雄厩舎から乗り役としてデビューして、アイネスフウジンに乗った1989年の朝日杯3歳S(現在の朝日杯FS)と1990年のダービーを勝つなど、調教師の試験に受かった1995年に引退するまでに、重賞を16勝、全部で370勝を上げていました。
1996年に自分の厩舎を開業した中野君は、最初の年こそ3勝止まりでしたけど、その後は、2年目が12勝、3年目が15勝と順調に勝ち星を増やしていて、5年目だった2000年には、トロットスターを使ったCBC賞で初めて重賞を勝つなど、「27勝・獲得賞金5億1093万円」という、今までで一番の成績を残していましたし、2001年は、トロットスターで高松宮記念とスプリンターズSを勝つなど、「18勝・獲得賞金4億8955万円」という成績を残していたんですよ。
でも、それからは数字が伸び悩んでいて、去年までの3年間も
2018年→9勝・獲得賞金1億8574万円
2019年→14勝・獲得賞金2億4670万円
2020年→15勝・獲得賞金2億4592万円
という状況でしたから、今年の彼は、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょうし、実際、先週までに稼いだ賞金が「1億7262万円」と、去年の同じ時期(8月23日【日】まで)の「1億3054万円」を上回っています。
もちろん、今の中野君は、「この勢いでガンガン稼ぎたい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が4100万円のキーンランドCにカイザーメランジェとマイネルアルケミー、3100万円の新潟2歳Sにコムストックロード、1500万円の支笏湖特別にブラックデビル、1500万円の苫小牧特別にコスモセイリュウ、1060万円の小樽特別にマウンテンムスメと、賞金の高い特別レースに6頭を登録していますので、どの馬も「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に中野君がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。