「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2020/08/24
イギリスのニューマーケットに本部があります
ゴドルフィン

本業: 競走馬管理団体

今週の主な登録馬:
ライトオンキュー(キーンランドC)
ショックアクション(新潟2歳S)
ブルーシンフォニー(新潟2歳S)
タフチョイス(九州スポーツ杯・岩室温泉特別)
ベイオブコトル(岩室温泉特別)
メトロポール(西海賞)
パワーオーソリティ(英彦山特別)
ポーラーサマー(ルスツ特別・ニセコ特別)


担当者:馬主情報部 馬主S

皆様もよくご存知の通り、「ゴドルフィン」は、「アラブ首長国連邦」の副大統領兼首相であるモハメド殿下が代表を務めている競走馬管理団体ですから、ここでは私も皆様と同じく、「ゴドルフィン」をモハメド殿下と表記します。
「ドバイワールドカップ」の創設者として広く知られているモハメド殿下は、競走馬の生産と育成や、種牡馬の繋養を世界規模で行っている「ダーレー・グループ」の代表としても有名で、このグループは、イギリス・ニューマーケットの「ダルハムホールスタッド」を本部としており、以前から、アイルランドとアメリカとオーストラリアに牧場を所有していた上、2002年の6月には、グループの日本法人として、「ダーレー・ジャパン株式会社」を設立しました。
同社は、2004年の9月、日本での生産拠点として、日高の富川に「ダーレー・ジャパン・ファーム有限会社」を設立し、2008年には、鵡川にあった西山牧場を買い取るなど、日本での生産規模を徐々に拡大しており、現在では、道内に7つの牧場を所有しております。
その上、「ダーレー・ジャパン株式会社」は、1990年から30年以上も日本の馬産に携わっている、「パカパカファーム」(2012年のダービー馬ディープブリランテなどを輩出)の創業者であるハリー・スウィーニィ氏を、2016年から代表取締役に迎え入れておりますので、「これまで以上に日本での活動に力を入れてきた」と見るべきでしょう。
なお、JRA馬主としてのモハメド殿下は、2009年の11月に個人馬主資格を取得し、2010年から実際に馬を走らせ始め、同年は、出走頭数が少なく3勝に終わったものの、翌年以降は順調に数字を伸ばしており、昨年までの3年間も、
2017年→71勝・獲得賞金13億4128万円
2018年→77勝・獲得賞金15億4599万円
2019年→105勝・獲得賞金20億8270万円
という成績を記録し、特に昨年は、初の100勝超えを達成し、獲得賞金が20億円の大台に達しておりました。
そして、今年に入ってからもその勢いは続いており、先週までの成績は「75勝・獲得賞金12億3909万円」と、昨年の同時期(8月4週目まで)の「63勝・獲得賞金12億0257万円」を上回っておりますが、モハメド殿下は、この成績に満足することなく、今後も貪欲に勝利を追求してくると私は見ております。
何故なら、モハメド殿下は、所有頭数の多さを考えれば当然ですが、世界中の「競走馬セール」に於いて、「ゴドルフィン」の名義などで馬を落札する機会が非常に多く、昨年は、私が確認しているだけで、約65億3480万円を投じて50頭を落札していた上、今年も、私が確認しているだけで、
■1月8日(水)~14日(火)の「マジックミリオンズ・ゴールドコースト・イヤリングセール」(オーストラリア)
計6頭を301万豪ドル(約2億2575万円)で落札
■2月9日(日)~11日(火)の「イングリス・クラシック・イヤリングセール」(オーストラリア)
計3頭を44万5000豪ドル(約3249万円)で落札
と、既に約2億5824万円を投じて計9頭を落札しておりますので。
もちろん、これまでの経緯を踏まえれば、今後の「競走馬セール」に於いても、多くの馬を落札する筈であり、現在は、「落札資金を少しでも潤沢にしておきたい」と考えていることでしょう。
そういった中、今週は、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のキーンランドC→ライトオンキュー
1着賞金3100万円(同2480万円)の新潟2歳S→ショックアクションとブルーシンフォニー
など、計8頭を特別レースに登録しておりますので、私がモハメド殿下であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、かなり勝負懸かった指示を出す筈です。


2020/08/24
「2019年3月期」の売上高は「170億円」でした
前田幸治氏

本業: アイテック株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
イベリス(キーンランドC)
スパイクナード(西海賞)
ウォークザライン(五頭連峰特別)

※ノースヒルズの所有馬
ハヴァス(新潟2歳S)
ミスディレクション(小倉日経オープン)
プリカジュール(釜山S)
ディープダイバー(朱鷺S)
フリーフリッカー(朱鷺S)
ノイーヴァ(英彦山特別)


担当者:馬主情報部 馬主Y

皆様もよくご存知の通り、前田幸治オーナーは、大阪市北区の梅田に本社を構え、上下水道の管理や、高速道路の管理・管制、保守点検などを手掛けている「アイテック株式会社」の代表取締役会長を務めております。
1977年に設立された同社は、上下水道設備の運転管理や、高速道路の巡回パトロールや管制室の運用・保守といった道路管理や、ゴミ焼却施設の運転維持管理といった、生活インフラに関わる専門技術業務を非常に多く官公庁から受託しており、私が確認したところ、「2019年3月期」の売上高は「170億円」という、素晴らしい数字となっておりました。
そして現在は、本社の他にも、東京都千代田区内幸町の「東京支店」や、愛知県名古屋市西区の「名古屋支店」や、宮城県仙台市青葉区の「東北支店」など、全国各地に25の支店を構えており、2500名を超える従業員を擁しているのですから、同社のトップである前田オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言えるでしょう。
また、前田オーナーは、新冠にある生産牧場「ノースヒルズ」の代表も務めており、同牧場は敷地面積が120ヘクタール(120万平方メートルで、東京ドーム25個分以上)もあり、800mの坂路コースなどを有している上、同牧場の関連施設として、本格的な育成を行える「大山ヒルズ」(鳥取県西伯郡伯耆町)も運営しております。
なお、2017年には、「大山ヒルズ」の近郊に、「アイテック株式会社」の社員研修所であり保養所でもある「悠翠郷」(ゆうすいのさと)を開設し、同年の5月15日(月)に催された完成披露会には、武豊騎手、福永祐一騎手、ミルコ・デムーロ騎手、クリストフ・ルメール騎手など、多くの競馬関係者も参加しておりました。
そして馬主としての前田オーナーは、確か1983年からJRAで馬を走らせており、代表的な存在としては、2010年と2011年のジャパンCダートを連覇するなど、GIを4勝したトランセンドや、2011年の宝塚記念を制したアーネストリーや、2012年の天皇賞・春を制したビートブラックや、2014年のダービーを制したワンアンドオンリーや、2016年のJBCクラシックを制したアウォーディーなどが挙げられるでしょう。
前田オーナーが過去最高の成績を残したのは2011年であり、この年は、アーネストリーが宝塚記念とオールカマーを制し、トランセンドがフェブラリーSとジャパンCダートを制するなど、「42勝・獲得賞金13億3806万円」という数字を記録しております。
しかし、その後は一度も2011年の数字を超えられていない上、昨年までの3年間も、
2017年→18勝・獲得賞金6億0804万円
2018年→24勝・獲得賞金5億5115万円
2019年→17勝・獲得賞金4億8128万円
と記せば分かる通り、勝ち星と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりました。
そして、今年は先週までに11勝を上げているものの、獲得賞金が「4億0545万円」と、まだ2011年の3割ほどであるため、現在のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
また、前田オーナーは、「ノースヒルズ」の生産馬だけで十分な頭数を確保できる規模のオーナーブリーダーでありながら、毎年のように、自身の名義と「ノースヒルズ」の名義で国内外の「競走馬セール」に参加しており、私が確認したところ、昨年は、計12頭を約3億2397万円で落札しておりました。
更に今年も、私が確認しているだけで、3月17日(火)~18日(水)の「OBSマーチセール」に於いて、1頭を27万5千ドル(約2943万円)で落札していた上、7月13日(月)と14日(火)に行われた「セレクトセール」に於いても、計2頭を総額8360万円(税込)で落札しております。
もちろん、昨年までの状況を考えると、今後の「競走馬セール」に参加する可能性が極めて高く、現在は、「落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えているのでしょう。
そういった中、今週、前田オーナーは、「ノースヒルズ」名義の所有馬を含め、
1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)のキーンランドC→イベリス
1着賞金3100万円(同2480万円)の新潟2歳S→ハヴァス
1着賞金2400万円(同1840万円)の小倉日経オープン→ミスディレクション
1着賞金1820万円(同1456万円)の釜山S→プリカジュール
など、計9頭を特別レースに登録してきましたので、私がオーナーであれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。


2020/08/24
「野村證券」で働いていたことがあります
ミルファーム

本業: 競走馬の生産と育成

今週の主な登録馬:
ビリーバー(キーンランドC)
タイガーリリー(新潟2歳S)
ストーミーシー(朱鷺S)
エンゲージリング(稲妻S)
ギンゴー(岩室温泉特別)
ナミブ(ルスツ特別)


担当者:馬主情報部 育成牧場長G

皆さんもよく知っていると思いますが、浦河にある「ミルファーム」は、できたのが1996年という、どちらかと言えば新しい牧場で、浦河の中心部からですと、国道235号を荻伏の方に向かって進み、「日高スタリオンステーション」の前を通り過ぎて、「エネオス」のガソリンスタンドがあるT字路を右に曲がり、それから2キロくらい走ると右側に見えてきますね。
代表の清水敏さんは、1988年に慶応大学法学部の法律学科を卒業した後、「野村證券」の岐阜支店や大阪支店の事業法人部で働いて、そこを辞めた後は、1994年から3年ほど「ビッグレッドファーム」で働いて、それから自分の牧場「ミルファーム」を立ち上げたという、牧場主としては珍しい経歴の持ち主で、今は、牧場を切り盛りしながら、「JAひだか東」の理事と、「福島馬主協会」の監事もやっていますから、周りから頼りにされているのでしょう。
今の「ミルファーム」は、浦河に「本場」と「向別厩舎」を、千葉県の市原市に「千葉育成厩舎」を構えていて、今までに300頭以上を生産しています。
この中で代表的な存在と言えば、2000年の中日スポーツ賞4歳S(現在のファルコンS)を勝ったユーワファルコンが真っ先に挙げられますね。
確か、2003年にJRAの馬主資格を持つ「オーナーブリーダー」になった「ミルファーム」は、2016年に、15勝を上げて、「2億9432万円」という、今までで一番の賞金を稼いでいました。
でも、去年までの3年間は、
2017年→15勝・獲得賞金2億7978万円
2018年→13勝・獲得賞金2億7371万円
2019年→14勝・獲得賞金2億8196万円
と、2016年の賞金を下回っていましたから、今年は、代表の清水さんをはじめとした「ミルファーム」の関係者全員が、「キッチリ巻き返したい」と気合いを入れているのでしょうし、実際、先週までに「2億2952万円」を稼いでいて、2016年の同じ時期(7月3週目まで)の「1億4340万円」を大きく上回っています。
ただ、関係者達は、この状況に満足しないで、これからも全力で稼ぎにくるでしょう。
何しろ、「ミルファーム」は、生産馬だけで十分な頭数を確保できるのですが、「競走馬セール」に参加することが多くて、去年は、
■8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→18頭を4968万円で落札
■9月17日(火)~18日(水)の「HBAセプテンバーセール」で、5頭を745万円で落札
■10月15日(火)~16日(水)の「HBAオータムセール」で、2頭を220万円で落札
と、計25頭を5933万円で落札していましたし、今年も、4月28日(火)~30日(木)に行われた「JRAブリーズアップセール」で、1頭を825万円で落札しているのですから。
(落札金額は全て税込表記)
もちろん、この状況を踏まえると、明日からの「HBAサマーセール」など、これから行われる「競走馬セール」にも参加する筈ですから、今は牧場の関係者全員が、「早い内に落札資金を稼いでおきたい」と考えているのでしょう。
そういう中で、今週は、1着賞金が4100万円のキーンランドCにビリーバー、3100万円の新潟2歳Sにタイガーリリー、2500万円の朱鷺Sにストーミーシー、1820万円の稲妻Sにエンゲージリング、1500万円の岩室温泉特別にギンゴー、1060万円のルスツ特別にナミブと、特別レースに全部で6頭を登録していますので、私が関係者でしたら、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げをお願いしますね。
それに、「ミルファーム」は、さっき書いた通り、生産した馬では重賞を勝っていますけど、まだ持ち馬では重賞を勝てていませんから、キーンランドCのビリーバーと新潟2歳Sのタイガーリリーには、「初めての重賞勝ちを」という思いも込められている筈ですよ。


2020/08/24
「GIの6勝を含む重賞72勝」という実績を残しておりますが…
サラブレッドクラブ・ラフィアン

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
マイネルカレッツァ(オホーツクS)
マイネルズイーガー(オホーツクS)
ブルーバード(新潟2歳S)
マイネルレオーネ(小倉サマージャンプ)
マイネルフラップ(小倉日経オープン)
マイネルラック(釜山S)
マイネルアルケミー(摩周湖特別)
セイドアモール(岩室温泉特別)
アセンダント(小樽特別)
マイネルポインター(英彦山特別)


担当者:馬主情報部 馬主N

皆様もよくご存知の通り、現在、「サラブレッドクラブ・ラフィアン」の代表を務めているのは、「マイネル軍団の総帥」こと岡田繁幸オーナーの長男である岡田紘和氏です。
「ラフィアン」が設立されたのは1986年の4月のことでして、それから現在までにJRAで1600頭以上を走らせており、その中には、1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴや、2009年の天皇賞・春を制したマイネルキッツや、2013年のNHKマイルCを制したマイネルホウオウといった活躍馬がおり、これまでに、「GIの6勝を含む重賞72勝」という実績を残しております。
2004年の同クラブは、マイネルレコルトで朝日杯FSを制するなど、「重賞10勝を含む89勝・獲得賞金19億0550万円」という成績を残し、「馬主リーディング」に於いては、1位の「社台レースホース」、2位の「サンデーレーシング」に次ぐ3位となっており、その後も、2009年までの5年間は3位を、2010年から2014年までは4位をキープしておりました。
ただ、昨年までの5年間は、
2015年→馬主リーディング7位(57勝・獲得賞金12億2426万円)
2016年→馬主リーディング6位(62勝・獲得賞金13億6194万円)
2017年→馬主リーディング5位(60勝・獲得賞金13億9281万円)
2018年→馬主リーディング9位(54勝・獲得賞金11億3016万円)
2019年→馬主リーディング9位(53勝・獲得賞金11億5934万円)
という形で成績が伸び悩んでいた上、今年も、先週までの馬主リーディングが10位(32勝・獲得賞金6億3386万円)に留まっているため、現在はクラブの関係者全員が、「早急に巻き返したい」と考えていることでしょう。
また、こういった成績の伸び悩みが影響しているのか、「ラフィアン」は、計69頭の「2019年度募集馬」(現2歳世代)について、昨年の12月13日(金)まで出資を受け付けておりましたが、私が確認したところ、9割近くが満口とならずに締め切りを迎えておりました。
そして今年の「ラフィアン」は、計36頭の「2020年度募集馬」(現1歳世代)について、「早期募集」の2頭は2月3日(月)から、その他の34頭は7月1日(水)から、それぞれ出資を受け付けておりますが、私が確認したところ、これらの内、満口となっているのは9頭のみであり、募集中止となった1頭を除く残りの26頭は現在も出資を受け付けております。
そのため、現在はクラブの関係者全員が、「26頭を少しでも早く満口にするために、過去の募集馬を活躍させて、出資を検討している顧客層に好印象を与えたい」と考えている筈で、一般的な注目度の高い特別レースを勝てば、その効果が大きいのは言うまでもありません。
そういった中、今週は、
1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)のオホーツクS→マイネルカレッツァとマイネルズイーガー
1着賞金3100万円(同2480万円)の新潟2歳S→ブルーバード
1着賞金2900万円(同2320万円)の小倉サマージャンプ→マイネルレオーネ
1着賞金2400万円(同1920万円)の小倉日経オープン→マイネルフラップ
1着賞金1820万円(同1456万円)の釜山S→マイネルラック
など、計10頭を特別レースに登録しておりますので、私がクラブの関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、お釣りを残さないメイチの勝負仕上げを指示するでしょう。