「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2021/07/19
ハクタイセイで1990年のきさらぎ賞を勝っとりました
須貝尚介調教師(栗東)

主な管理馬:
ソダシ(2021年桜花賞など)
アドマイヤリード(2017年ヴィクトリアマイル)
ゴールドシップ(2015年天皇賞・春など)
ジャスタウェイ(2014年安田記念など)

今週の主な登録馬:
ファーストフォリオ(TVh杯)
ルーチェデラヴィタ(立待岬特別・北海H)
ロジクライ(アイビスSD)
サトノゴールド(北海H)

担当者:調教師情報部 元調教師T

皆さんも知っとるやろうけど、須貝尚介君は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、石橋守君とか、岩戸孝樹君とか、武藤善則君とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に親父さんの須貝彦三厩舎からデビューしとりましたな。
乗り役時代の尚介君は、1990年のきさらぎ賞をハクタイセイで、1999年の小倉記念をアンブラスモアで勝つなど、重賞を4勝、通算で302勝を上げとったんや。
でもって、調教師の試験に受かった2008年の3月に乗り役を引退しとって、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに彦三さんは、1982年の有馬記念をヒカリデユールで勝つなど、重賞を18勝、通算506勝っちゅうエエ成績を残しとったんやから、尚介君は親父さんと比べられることが多かったんやけど、そのプレッシャーにも負けんで、初めの内から、
2009年→10勝・獲得賞金1億5675万円
2010年→25勝・獲得賞金3億2643万円
2011年→29勝・獲得賞金5億3376万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、2012年は、ゴールドシップを使った皐月賞と菊花賞と有馬記念や、ローブティサージュを使った阪神ジュベナイルFとか、重賞を9勝もして、「46勝・獲得賞金13億8516万円」っちゅう成績を残したんやから、彼が調教師に向いとるんは誰でもよう分かるやろう。
そんで2013年は、「重賞6勝を含む31勝・獲得賞金11億4842万円」と、キッチリ10億円の大台に乗せとって、2014年は、JRAだけで、「重賞6勝を含む41勝・獲得賞金11億8267万円」っちゅう成績を残しとったし、ジャスタウェイを使ったドバイデューティフリー(今のドバイターフ)を勝って、その賞金300万ドル(当時のレートで約3億0555万円)を足したら、全部で「約14億8822万円」っちゅう、開業してから一番多い賞金を稼いどったんですわ。
ただ、その後の6年間は、
2015年→34勝・獲得賞金9億2356万円
2016年→33勝・獲得賞金8億5820万円
2017年→38勝・獲得賞金8億4011万円
2018年→42勝・獲得賞金10億4186万円
2019年→35勝・獲得賞金8億4034万円
2020年→36勝・獲得賞金9億0833万円
っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんで、今年の尚介君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとるんやろうし、実際、先週までに19勝を上げて、稼いだ賞金は「6億1101万円」と、去年の同じ時期(7月19日【日】まで)の「4億7209万円」を上回っとるんや。
もちろん、今の尚介君は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が1820万円のTVh杯にファーストフォリオ、1500万円の立待岬特別にルーチェデラヴィタ(北海Hにも登録)、3900万円のアイビスSDにロジクライ、1500万円の北海Hにサトノゴールドと、特別レースに4頭を登録してきましたんで、どの馬も気合いを入れて仕上げるやろうな。

2021/07/19
スポーツ庁の長官と同級生なんですよ
和田正一郎調教師(美浦)

主な管理馬:
オジュウチョウサン(2020年中山グランドジャンプなど)
テルツェット(2021年ダービー卿CT)
ライオンボス(2019年アイビスSD)
ルミナスウォリアー(2017年函館記念)

今週の主な登録馬:
ライオンボス(アイビスSD)
スカイテラス(燕特別)

担当者:調教師情報部 元調教師O

皆さんも知っていると思いますが、和田正一郎君は、2018年の2月一杯で調教師を引退した和田正道さんの長男で、正道さんと言えば、1997年のクイーンSを勝ったプロモーションや、2006年のエプソムCと新潟記念を勝ったトップガンジョーなどを管理していたことでお馴染みですね。
もちろん、正一郎君は子供の頃からお父さんの仕事振りを見ていたのですから、この世界に入ったのは当たり前だったのでしょう。
ちなみに、彼が通っていた成田高校(千葉県)の同級生には、アテネオリンピックのハンマー投げで金メダリストになっていて、今は、スポーツ庁の長官をやっている室伏広治選手がいるんですよ。
北海道大学の獣医学部を卒業してから、2002年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った正一郎君は、その年の10月から成宮明光さんの厩舎で厩務員をやって、11月からはお父さんの厩舎で調教助手をやっていました。
それから、2009年の2月に2度目の挑戦で調教師の試験に受かると、その年の5月に自分の厩舎を開業していて、オジュウチョウサンを使った2016年の中山グランドジャンプで、初めての重賞勝ちをGIで飾っているんですよ。
その後も、正一郎君の厩舎は何度も大きいレースを勝っていて、今までに、GIの7勝を含めて重賞を16勝もしていますし、2016年には、今までで一番多い22勝を上げて、「4億5681万円」の賞金を稼いでいて、2017年には、17勝を上げて、今までで一番多い「4億6865万円」の賞金を稼いでいました。
でも、去年までの3年間は、
2018年→20勝・獲得賞金3億1873万円
2019年→17勝・獲得賞金3億9106万円
2020年→19勝・獲得賞金4億1503万円
という形で伸び悩んでいましたし、今年に入ってからも悪い流れは続いて、テルツェットを使ったダービー卿CTを勝っていますけど、先週までの成績が「8勝・獲得賞金1億6946万円」と、まだ去年の4割くらいですから、今の正一郎君は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにライオンボス、1060万円の燕特別にスカイテラスと、特別レースに2頭を登録していますので、私が正一郎君でしたら、どちらの馬も全力で仕上げますね。

2021/07/19
開業3年目の2009年に秋華賞を勝っとるんや
松永幹夫調教師(栗東)

主な管理馬:
ラッキーライラック(2020年大阪杯など)
リオンリオン(2019年青葉賞など)
アウォーディー(2016年JBCクラシックなど)
レッドディザイア(2009年秋華賞など)

今週の主な登録馬:
モントライゼ(アイビスSD)
セラン(苗場特別)
リメス(噴火湾特別)

担当者:調教師情報部 元調教師I

松永幹夫君が、競馬学校騎手課程の2期生で、1986年に乗り役としてデビューしとって、2006年の2月に引退するまで、GIの6勝を含めて、重賞を54勝もしとったし、全部で1400勝を上げとるんは、皆さんもよう知っとるやろ。
そんで、1991年のオークスを勝ったイソノルーブルや、1996年の秋華賞を勝ったファビラスラフインや、1997年の桜花賞を勝ったキョウエイマーチや、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスや、「天覧競馬」やった2005年の天皇賞・秋を勝ったヘヴンリーロマンスとか、GIレースを牝馬で勝つことが多かったんで、ファンからは「牝馬のミキオ」と呼ばれとりましたな。
松永君は、デビューしてから引退するまで、フリーにはならんで、ずっと、ヘヴンリーロマンスとかを育てた山本正司さんの厩舎におって、2007年の2月一杯で山本さんが定年で引退することが決まっとったから、厩舎を引き継ぐために調教師を目指して、2006年に試験に受かって、38歳の若さで乗り役を引退しとるんですわ。
それから、2007年の3月に自分の厩舎を開業して、その年は16勝で、次の年も16勝やったけど、3年目やった2009年には、レッドディザイアを使った秋華賞とか、重賞を3勝して、全部で26勝を上げとったし、稼いだ賞金は「7億6710万円」と、順調に成績を伸ばしとりました。
一昨年の松永君は、ラッキーライラックでエリザベス女王杯を勝つなど、「42勝・獲得賞金9億6447万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとったし、去年も、ラッキーライラックを使った大阪杯とエリザベス女王杯とか、全部で27勝を上げて、一昨年の次に多い「8億6446万円」の賞金を稼いどったんですわ。
せやけど今年は、先週までに稼いだ賞金が「3億4287万円」と、去年の同じ時期(7月19日【日】まで)の「4億1939万円」を大きく下回っとるから、今の松永君は、「もっとペースを上げなアカン」と考えとるんやろ。
そんな中、今週は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにモントライゼ、1500万円の苗場特別にセラン、1500万円の噴火湾特別にリメスと、3頭を賞金の高い特別レースに登録してきましたんで、どの馬も「勝負懸かり」とワシは見とります。

2021/07/19
お父さんは1947年と1958年の天皇賞・秋を…
石毛善彦調教師(美浦)

主な管理馬:
特になし

今週の主な登録馬:
ビリーバー(アイビスSD)
モメチョッタ(アイビスSD)

担当者:調教師情報部 元調教師N

石毛善彦(よしひこ)君は、乗り役と調教師をやっていた石毛善衛(ぜんえい)さんの次男で、善衛さんと言えば、乗り役時代に、トヨウメに乗った1947年の天皇賞・秋や、セルローズに乗った1958年の天皇賞・秋などを勝っていましたし、調教師になった1964年は中山競馬場に自分の厩舎を開業していて、その後は、キクキミコを使った1978年のクイーンCと、ブランドアートを使った1995年のフラワーCなど、引退までにJRAで303勝を上げていましたね。
善彦君は、美浦トレセンが開場した1978年から、お父さんの厩舎で調教助手をやって、それからずっとそこで経験を積んで、1994年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しています。
最初の3年間は、
1995年→3勝・獲得賞金7434万円
1996年→9勝・獲得賞金1億2090万円
1997年→6勝・獲得賞金1億0621万円
と、1ケタ勝利が続いていましたけど、4年目の1998年に、「19勝・獲得賞金2億6953万円」という今までで一番の成績を残すと、それからは、コンスタントに10勝以上を記録していました。
ただ、最近はペースが落ちていて、去年までの5年間は、
2016年→6勝・獲得賞金7213万円
2017年→7勝・獲得賞金1億1621万円
2018年→5勝・獲得賞金1億7303万円
2019年→4勝・獲得賞金1億0244万円
2020年→6勝・獲得賞金1億3973万円
と、物足りない数字が続いていましたし、今年も、先週までが「2勝・獲得賞金3232万円」という状況ですから、今の善彦君は、「早く巻き返したい」と考えている筈です。
こういった中、今週は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにビリーバーとモメチョッタの2頭を登録していますので、どちらの馬も全力で仕上げてくると私は見ています。
それに、善彦君の厩舎は、今年で27年目になりますけど、まだ重賞を勝てていませんので、今回は、「ここで初めての重賞勝ちを」という思いも込められているのでしょう。