「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2020/06/15
トロットサンダーの厩舎で働いていました
加藤征弘調教師(美浦)

主な管理馬:
ノンコノユメ(2018年フェブラリーSなど)
グレンツェント(2017年東海Sなど)
シャドウゲイト(2010年中京記念など)
ピットファイター(2005年アンタレスS)


今週の主な登録馬:
デュードヴァン(ユニコーンS)
ブランクエンド(夏至S)
ヴェスターヴァルト(相模湖特別)
ラティーンセイル(青梅特別)


担当者:調教師情報部 元調教師N

知っている方もいると思いますけど、加藤征弘君は、1991年の5月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の9月からは、クライムカイザーで1976年のダービーを勝つなど、乗り役として大活躍した加賀武見さんの厩舎で厩務員をやって、同じ年の11月からは、1991年の中山大障害・春(今の中山グランドジャンプ)を勝ったシンコウアンクレーなどでお馴染みの二本柳俊一さんの厩舎で調教助手をやって、1994年の3月からは、安田記念を勝ったトロットサンダーなどでお馴染みの相川勝敏さんの厩舎で調教助手をやっていました。
それから、2001年に調教師の試験に受かった加藤君は、次の年の3月に自分の厩舎を開業していて、1年目に「12勝・獲得賞金1億5238万円」という成績を残していましたし、3年目だった2004年には、ピットファイターを使った武蔵野Sで初めて重賞を勝つなど、「32勝・獲得賞金4億7382万円」という成績を残していました。
しかも、2007年には、シャドウゲイトを使ったシンガポール航空国際Cで、初めてのG1勝ちを海外で飾っていましたし、2011年には、フィフスペトルで京成杯AHを勝つなど、「39勝・獲得賞金6億9069万円」という、今までで一番いい数字を残していましたから、厩務員や調教助手だった頃に、さっき名前を挙げたトロットサンダーなど、走る馬を間近で見てきた経験をしっかり活かせているのでしょうね。
ただ、その後は、一度も2011年の成績を超えられていなくて、去年までの5年間も、
2015年→30勝・獲得賞金6億3629万円
2016年→37勝・獲得賞金5億9744万円
2017年→26勝・獲得賞金4億0691万円
2018年→34勝・獲得賞金5億9583万円
2019年→33勝・獲得賞金5億4027万円
と、物足りない数字が続いていましたから、今年の彼は、「キッチリ巻き返したい」と気合を入れている筈です。
実際、今年は先週までが「19勝・獲得賞金3億4556万円」という成績で、去年の同じ時期(6月2週目まで)の「12勝・獲得賞金2億2149万円」と比べて、勝ち星と賞金のどちらも大きく上回っていますね。
もちろん、今の加藤君は、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が3500万円のユニコーンSにデュードヴァン、1820万円の夏至Sにブランクエンド、1500万円の相模湖特別にヴェスターヴァルト、1500万円の青梅特別にラティーンセイルと、特別レースに4頭を登録していますので、「どの馬も勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に彼がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。


2020/06/15
海外のレースでもキッチリ結果を残しとりますな
森秀行調教師(栗東)

主な管理馬:
キャプテントゥーレ(2008年皐月賞)
ノボトゥルー(2001年フェブラリーSなど)
エアシャカール(2000年菊花賞など)
シーキングザパール(1997年NHKマイルCなど)


今週の主な登録馬:
フルフラット(ユニコーンS)
ジャスパーモア(小豆島特別)
ジャスパーウィン(安芸S)

担当者:調教師情報部 元調教師Y

皆さんもよう知っとると思いますけど、森秀行君は、1981年の2月から戸山為夫厩舎で厩務員をやって、この年の11月から調教助手をやっとりました。
戸山厩舎っちゅうたら、1968年のダービーを勝ったタニノハローモアとか、1992年の皐月賞とダービーを勝ったミホノブルボンなどを管理しとったことでお馴染みですな。
1993年、調教師の試験に受かった森君は、この年の5月に戸山先生が亡くなったんで、急遽、厩舎を引き継ぐ形で9月に開業しとります。
で、2ヶ月後には早くも、レガシーワールドを使ったジャパンCを勝って、周りをアッと言わせましたな。
それからも、シーキングザパールを使った1997年のNHKマイルCや、エアシャカールを使った2000年の皐月賞と菊花賞や、ノボトゥルーを使った2001年のフェブラリーSや、キャプテントゥーレを使った2008年の皐月賞とか、大きなレースで結果を残しとるし、2009年には、それまで渡辺栄さんと山内研二君の二人しか達成しとらんかった、「JRA全10場重賞制覇」を達成しとります。
それに森君は、管理馬を海外のレースにどんどん挑戦させとって、1995年にはフジヤマケンザンで香港国際C(今の香港C)を勝っとったし、その後も、1998年にはフランスの「モーリス・ド・ギース賞」をシーキングザパールで、2000年にはイギリスの「ジュライC」をアグネスワールドで勝っとったし、今年も、サウジアラビアの「サンバサウジダービーC」をフルフラットで勝っとりますな。
そんで、2001年にはJRAで、「54勝・獲得賞金12億4585万円」っちゅう、開業してから一番の成績を残しとりました。
せやけど、それからはこの数字を超えとらんし、去年までの5年間も、
2015年→15勝・獲得賞金4億0946万円
2016年→22勝・獲得賞金4億2380万円
2017年→14勝・獲得賞金3億5125万円
2018年→18勝・獲得賞金3億9746万円
2019年→15勝・獲得賞金3億2025万円
と、昔の森厩舎を知っとる者やったら、誰が見ても物足りん数字が続いとったんや。
せやから、今年の森君は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとる筈で、実際、先週までにJRAで「11勝・獲得賞金1億6636万円」っちゅう成績を残して、去年の同じ時期(6月2週目まで)の「6勝・獲得賞金1億2679万円」を上回っとるし、海外でも、さっき書いた通り、フルフラットを使ったサンバサウジダービーCを勝って、48万ドル(約5184万円)の賞金を稼いどります。
もちろん、今の森君は、「この勢いでガンガン勝ちたい」と考えとるんでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が3500万円のユニコーンSにフルフラット、1500万円の小豆島特別にジャスパーモア、1820万円の安芸Sにジャスパーウィンを登録してきましたんで、どの馬も「勝負懸かり」とワシは見とります。


2020/06/15
美浦なら加藤和宏君と根本康広君などが同期です
小西一男調教師(美浦)

主な管理馬:
テトラドラクマ(2018年クイーンC)
スピードワールド(1997年京成杯)
デュークグランプリ(1997年武蔵野Sなど)


今週の主な登録馬:
ケンシンコウ(ユニコーンS・青梅特別)
フクサンローズ(夏至S)
テンノサクラコ(青梅特別)


担当者:調教師情報部 元調教師M

皆さんもよく知っていると思いますが、小西一男君は、1999年の2月一杯で調教師を引退した小西登さんの長男で、子供の頃からお父さんの仕事振りを見ていたのですから、この世界に入ったのは当たり前だったのでしょう。
日経賞を勝ったウエスタンジェットなどを育てた柴田欣也さんの厩舎で、1971年、騎手候補生になった小西君は、1974年に乗り役としてデビューしていて、美浦なら加藤和宏君と根本康広君が、栗東なら佐々木晶三君と西園正都君と池添兼雄君などが同期です。
調教師の試験に受かった1989年に乗り役を引退するまでに、小西君は、重賞こそ勝てなかったのですが、全部で92勝を上げていました。
1991年に、定年で引退した鈴木勝太郎さんの厩舎を継ぐ形で厩舎を開業した小西君は、最初の年こそ、レースに使った数が少なかったので4勝止まりでしたけど、その後は、2年目が9勝、3年目が22勝と、順調に勝ち星を伸ばしていて、4年目には、ゴーゴーナカヤマを使った京成杯3歳Sで初めて重賞を勝っていましたし、その後もずっと年に10勝以上をキープしています。
小西君の厩舎は、1997年に、スピードワールドを使った京成杯とデュークグランプリを使った武蔵野Sを勝つなど、27勝を上げて、「5億1748万円」という開業してから一番の賞金を稼いでいて、1999年には、今までで一番の31勝を上げて、「4億6470万円」という、1997年の次に多い賞金を稼いでいました。
でも、去年までの5年間は、
2015年→10勝・獲得賞金1億4521万円
2016年→17勝・獲得賞金2億3956万円
2017年→20勝・獲得賞金3億0417万円
2018年→13勝・獲得賞金2億5653万円
2019年→15勝・獲得賞金2億1621万円
という形で成績が伸び悩んでいましたし、今年に入ってから先週までは、「4勝・獲得賞金8564万円」という成績で、1997年や1999年の2割も稼げていませんから、今の小西君は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が3500万円のユニコーンSにケンシンコウ(青梅特別にも登録)、1820万円の夏至Sにフクサンローズ、1500万円の青梅特別にテンノサクラコを登録してきましたので、どの馬も全力で仕上げてくる筈ですよ。


2020/06/15
福島の進学校から帯広畜産大学に進んだんや
高野友和調教師(栗東)

主な管理馬:
クルーガー(2020年ダービー卿CT)
アウィルアウェイ(2020年シルクロードS)
フィアーノロマーノ(2019年ダービー卿CT)
ショウナンパンドラ(2015年ジャパンCなど)


今週の主な登録馬:
フィアーノロマーノ(函館スプリントS)
ショウナンカイドウ(安芸S)


担当者:調教師情報部 元調教師I

皆さんも知っとるやろうけど、福島県出身の高野友和君は、県内では有名な進学校の福島高校を卒業してから、国立の帯広畜産大学に進んどって、大学では、勉強をしながら馬術も教わっとりましたな。
そうそう、帯広畜産大学は、シンボリ牧場の代表をやっとって、去年の4月25日(木)に亡くなった和田孝弘さんとか、高野君の他にも、卒業生には競馬関係者が何人もおるんですわ。
大学を出てから高野君は、先輩のツテで「ノーザンファーム空港」(北海道苫小牧市)に就職しとって、そこで、ステイゴールドとか、ツルマルボーイとか、走る馬によう関わったそうですな。
そんで、2002年に、競馬学校の厩務員課程を出た後、その年の7月から松田国英厩舎で厩務員をやって、次の月からは調教助手をやって、それから8年くらい松田厩舎におったんや。
高野君が厩舎を開業したんは、2011年の3月で、その年にいきなり19勝を上げて、「2億7002万円」の賞金を獲得するっちゅう、上々のスタートを切っとりましたな。
それから、彼の厩舎は2015年までに、
2012年→12勝・獲得賞金2億1394万円
2013年→20勝・獲得賞金2億7974万円
2014年→30勝・獲得賞金5億5519万円
2015年→34勝・獲得賞金9億4756万円
っちゅう成績を残しとって、2014年は、ショウナンパンドラを使った秋華賞で、初めての重賞勝ちをGIで飾っとったし、シャイニングレイを使ったホープフルSも勝っとって、2015年は、ショウナンパンドラでオールカマーとジャパンCを勝って、他の馬もよう走ったんで、開業してから一番の数字やったんや。
こうやってエエ成績を残せとるんは、松田国英厩舎におった頃に、キングカメハメハやダイワスカーレットとか、走る馬を間近で見とった経験を、しっかり活かせとるからなんやろ。
せやけど、去年までの4年間は、
2016年→18勝・獲得賞金3億7342万円
2017年→29勝・獲得賞金4億7909万円
2018年→33勝・獲得賞金5億9538万円
2019年→40勝・獲得賞金7億9332万円
っちゅう形で、2015年の数字を上回れとらんし、今年も先週までが「10勝・獲得賞金2億7943万円」と、去年の同じ時期(6月2週目まで)の「19勝・獲得賞金3億3387万円」を大きく下回っとるんや。
もちろん、今の高野君は、「賞金の高いレースを多く勝たなアカン」と考えとる筈ですわ。
そんな中、今週は、1着賞金が3900万円の函館スプリントSにフィアーノロマーノ、1820万円の安芸Sにショウナンカイドウを登録してきましたんで、どっちの馬もキッチリ仕上げてくるやろうな。