「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2019/02/25
お祖父さんが馬主でした
高木登調教師(美浦)

主な管理馬:
サウンドトゥルー(2016年チャンピオンズCなど)
ホワイトフーガ(2016年JBCレディスクラシックなど)
スノードラゴン(2014年スプリンターズS)

今週の主な登録馬:
ニシノデイジー(弥生賞)
スノードラゴン(オーシャンS)
ペイシャフェリシタ(オーシャンS)

担当者:調教師情報部 元調教師N

知っている方もいると思いますけど、お祖父さんが馬主だったため、競馬が身近だった高木登君は、確か麻布獣医大学(現在の麻布大学)まで馬術を続けた後、1988年に競馬学校の厩務員課程に入って、その後は、まず、伊藤正徳君の厩舎で厩務員をやって、それからは、山崎彰義さんの厩舎や、加藤征弘君の厩舎や、浅野洋一郎君の厩舎で、調教助手として経験を積んでいました。
2006年、調教師の試験に受かった高木君は、次の年に自分の厩舎を開業して、初めの年こそ、レースに使った頭数が少なかったので「5勝・獲得賞金1億1252万円」という成績でしたが、その後は、
2008年→15勝・獲得賞金1億8535万円
2009年→17勝・獲得賞金2億3780万円
2010年→17勝・獲得賞金3億0266万円
2011年→17勝・獲得賞金2億2406万円
2012年→18勝・獲得賞金2億7318万円
2013年→19勝・獲得賞金4億0086万円
と、安定した数字を残していましたね。
そして2014年は、マイネルフロストを使った毎日杯で初めて重賞を勝つと、ウインマーレライを使ったラジオNIKKEI賞と、スノードラゴンを使ったスプリンターズSも勝つなど、勝ち星は「17」でしたけど、賞金は、今までで一番多い「5億4643万円」を稼いでいました。
でも、その後の2年間は、JRAの成績が、
2015年→23勝・獲得賞金4億3545万円
2016年→20勝・獲得賞金4億4114万円
という数字に留まっていましたし、一昨年は、今までで一番の「30勝」を上げましたけど、賞金は「4億8852万円」で、2014年の賞金を超えられなかったのですから、去年の高木君は、「とにかくガッチリ稼ぎたい」と考えていた筈です。
そして実際に去年は、ニシノデイジーで札幌2歳Sと東京スポーツ杯2歳Sを勝つなど、27勝を上げて、2014年の次に多い「5億3874万円」の賞金を稼ぎました。
ただ、勝ち星は一昨年よりも3つ少なかったので、今年の彼は、「勝ち星と賞金のどっちも一番の成績を残したい」と考えているのでしょう。
実際、今年は先週までで、「6勝・獲得賞金1億1818万円」という幸先の良いスタートを切っていますし、私が高木君でしたら、「もっと勝って厩舎に勢いを付けたい」と考える筈です。
こういった中、今週は、1着賞金が5400万円の弥生賞にニシノデイジー、4100万円のオーシャンSにスノードラゴンとペイシャフェリシタと、重賞レースに3頭を登録してきましたので、「勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に彼がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。


2019/02/25
厩務員のまま調教師を目指したんですわ
森田直行調教師(栗東)

主な管理馬:
ダイメイプリンセス(2018年アイビスSD)
キョウエイアシュラ(2014年オーバルスプリント)

今週の主な登録馬:
ダイメイフジ(オーシャンS)
ダイメイプリンセス(オーシャンS)
ラブカンプー(オーシャンS)
スマイルフォース(早鞆特別)
ベルガド(八代特別)
レジーナファースト(八代特別)

担当者:調教師情報部 元調教師H

皆さんも知っとるやろうけど、森田直行君の親父さんは、名古屋競馬で乗り役をやってから、1972年の天皇賞・秋を勝ったヤマニンウエーブなどでお馴染みの中村覚之助厩舎で調教助手をやっとったんですわ。
そんで、小さい頃から競馬が身近だった森田君は、最初、乗り役を目指しとったんやけど、身長が伸び過ぎたんで諦めて、普通に会社員として働いとったんや。
せやけど、元々、腰を悪くしとった親父さんが、その痛みに耐えられなくなって調教助手を辞めることになって、そん時に、「お前だけでも競馬に関わってくれないか」と頼まれたんで、23歳の時に競馬学校に入って、1985年から長浜彦三郎厩舎で厩務員をやって、その後は、1988年から長浜博之厩舎で、1989年から福島信晴厩舎で、2007年から松田博資厩舎で、それぞれ経験を積んでから、2012年に、JRAでは初めて、現役の厩務員として調教師の試験に受かったんですわ。
調教師を目指す場合、厩務員から調教助手になって、それから試験を受けるのが普通やけど、体重が70キロ近くある森田君は、調教師から「馬に負担が掛かるので乗らないで欲しい」と言われたことがあったそうで、調教に乗らんでええ厩務員のまま、調教師を目指すことにしたんや。
試験に受かった後は、2014年の3月に厩舎を開業するまで、技術調教師として、昔から仲が良かった矢作芳人君の厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方とか、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとりました。
開業してからの森田君は、最初の年が「4勝・獲得賞金9294万円」っちゅう成績やったけど、キョウエイアシュラを使った地方交流のオーバルスプリントで、初めて重賞を勝っとったし、その後は、
2015年→8勝・獲得賞金1億4576万円
2016年→8勝・獲得賞金1億9788万円
2017年→22勝・獲得賞金3億3869万円
と、順調に数字を伸ばしとって、去年は、ダイメイプリンセスを使ったアイビスSDで、初めてJRAの重賞を勝つなど、21勝を上げて、「5億7828万円」っちゅう、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。
けど、去年は、2着が32回、3着が22回と、取りこぼしたレースが多かったんで、今年の森田君は、「どのレースもキッチリ勝たなアカン」と考えとるんでしょうな。
ただ、今年に入ってから先週までは、3勝しとるんやけど、賞金の高い重賞や特別レースを勝てとらんので、まだ「3586万円」しか稼げとらんのですわ。
そんな中、今週は、1着賞金が4100万円のオーシャンSにダイメイフジとダイメイプリンセスとラブカンプー、1500万円の早鞆特別にスマイルフォース、1050万円の八代特別にベルガドとレジーナファーストを登録してきましたんで、どの馬も気合いを入れて仕上げてくるやろうな。


2019/02/25
トロットスターでお馴染みですね
中野栄治調教師(美浦)

主な管理馬:
ノットフォーマル(2015年フェアリーS)
トロットスター(2001年スプリンターズSなど)
タイムフェアレディ(2001年フラワーC)

今週の主な登録馬:
カイザーメランジェ(オーシャンS)
ハートイズハート(八代特別)
コウセイマユヒメ(呼子特別・唐戸特別)
シゲルシイタケ(呼子特別・唐戸特別)
パフォーム(唐戸特別)
フレスコパスト(唐戸特別)

担当者:調教師情報部 元調教師O

皆さんも知っていると思いますが、中野栄治君は、1979年に荒木静雄厩舎から乗り役としてデビューして、調教師の試験に受かった1995年までレースに乗っていましたね。
乗り役時代には、アイネスフウジンに乗った1990年のダービーなど、重賞を16勝、全部で370勝を上げています。
1996年に自分の厩舎を開業した中野君は、最初の年が「3勝・獲得賞金6440万円」という成績でしたけど、次の年に、「12勝・獲得賞金1億5336万円」と一気に数字を伸ばして、その後も、
1998年→15勝・獲得賞金2億2787万円
1999年→18勝・獲得賞金2億8941万円
2000年→27勝・獲得賞金5億1092万円
2001年→18勝・獲得賞金4億8955万円
と順調に数字を伸ばしていましたし、中でも、2000年は今までで一番の成績を残していました。
それにこの年は、トロットスターを使ったCBC賞で初めて重賞を勝っていましたし、2001年には、同じトロットスターを使った高松宮記念で初めてGIを勝つと、この馬でスプリンターズSも勝ちましたね。
でも、それからは、2000年の成績を一度も超えられていませんし、去年までの4年間は、
2015年→6勝・獲得賞金1億2807万円
2016年→7勝・獲得賞金1億3819万円
2017年→8勝・獲得賞金2億1545万円
2018年→9勝・獲得賞金1億8574万円
と、勝ち星が一桁でしたから、今年の中野君は、「必ず巻き返したい」と意気込んでいる筈です。
実際、今年は先週までで「4勝・獲得賞金5884万円」という成績を残していて、去年のペースを上回っていますけど、一番良かった2000年の数字を超えるためには、もっとペースを上げないといけませんから、私が彼でしたら、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えるでしょう。
そういった中、今週は、1着賞金が4100万円のオーシャンSにカイザーメランジェ、1050万円の呼子特別にコウセイマユヒメ(唐戸特別にも登録)とシゲルシイタケ(唐戸特別にも登録)、1050万円の八代特別にハートイズハート、1050万円の唐戸特別にパフォームとフレスコパストを登録してきましたので、私が中野君でしたら、どの馬も全力で仕上げますね。


2019/02/25
今も現役の柴田善臣君は競馬学校の同期やな
須貝尚介調教師(栗東)

主な管理馬:
アドマイヤリード(2017年ヴィクトリアマイル)
ゴールドシップ(2015年天皇賞・春など)
ジャスタウェイ(2014年安田記念など)

今週の主な登録馬:
アディラート(播磨S)
アドマイヤゴッド(オーシャンS)
ブランノワール(チューリップ賞・アルメリア賞)
エレクトロニカ(唐戸特別)

担当者:調教師情報部 元調教師Y

皆さんもよう知っとるやろうけど、須貝尚介君は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、石橋守君とか、武藤善則君とか、岩戸孝樹君とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に親父さんの須貝彦三厩舎からデビューしとりましたな。
乗り役時代の尚介君は、1990年のきさらぎ賞をハクタイセイで、1999年の小倉記念をアンブラスモアで勝つなど、重賞を4勝、通算で302勝を上げとりました。
でもって、調教師の試験に受かった2008年の3月に乗り役を引退しとって、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
ちなみに彦三さんは、1982年の有馬記念をヒカリデユールで勝つなど、重賞を18勝、通算506勝っちゅうエエ成績を残しとったんやから、尚介君は親父さんと比べられることが多かったんやけど、そのプレッシャーにも負けんで、初めの内から、
2009年→10勝・獲得賞金1億5675万円
2010年→25勝・獲得賞金3億2643万円
2011年→29勝・獲得賞金5億3376万円
っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、2012年は、ゴールドシップを使った皐月賞と菊花賞と有馬記念や、ローブティサージュを使った阪神ジュベナイルFとか、重賞を9勝もして、「46勝・獲得賞金13億8516万円」っちゅう成績を残したんやから、彼が調教師に向いとるんは誰でもよう分かるやろう。
そんで2013年は、「重賞6勝を含む31勝・獲得賞金11億4842万円」と、キッチリ10億円の大台に乗せとって、2014年は、JRAだけで、「重賞6勝を含む41勝・獲得賞金11億8267万円」っちゅう成績を残しとったし、ジャスタウェイを使ったドバイデューティフリーを勝って、その賞金300万ドル(当時のレートで約3億0555万円)を足したら、全部で「約14億8822万円」っちゅう、開業してから一番多い賞金を稼いどったんですわ。
ただ、去年までの4年間は、
2015年→34勝・獲得賞金9億2356万円
2016年→33勝・獲得賞金8億5820万円
2017年→38勝・獲得賞金8億4011万円
2018年→42勝・獲得賞金10億4186万円
と、2014年の数字を下回っとるんで、今年の尚介君は「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとる筈や。
けど、今年は先週までが「2勝・獲得賞金8917万円」っちゅう成績で、去年のペースを大きく下回っとるんやから、ワシが尚介君やったら、「賞金の高いレースを勝って、厩舎に勢いを付けなアカン」と考えますわ。
そんな中、今週は、1着賞金が1820万円の播磨Sにアディラート、4100万円のオーシャンSにアドマイヤゴッド、5200万円のチューリップ賞にブランノワール(アルメリア賞にも登録)、1050万円の唐戸特別にエレクトロニカと、賞金の高い特別レースに全部で4頭を登録しとるんで、「揃って勝負懸かり」とワシは見とります。