「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2018/08/27
「久々に重賞を勝ちたい」と思っている筈ですから
牧光二調教師(美浦)

主な管理馬:
アニメイトバイオ(2010年ローズS)

今週の主な登録馬:
エンジニア(新潟記念)
ヒシヴィクトリー(糸魚川特別)
レオイノセント(釧路湿原特別)
ヒシデルマー(雷光特別)

担当者:調教師情報部 元調教師N

知っている方もいると思いますけど、大学時代の牧光二君は、馬術の世界でかなり有名でした。
何しろ彼は、中央大学の馬術部にいた頃、国体で団体優勝していますし、世界学生選手権にも出場していて、その活躍振りが評価されて、出身地の大分県から「県民栄誉賞」を贈られていましたからね。
1998年の4月に競馬学校の厩務員課程に入った牧君は、その年の10月から、増沢末夫さんの厩舎で厩務員をやって、12月からは、宗像義忠君の厩舎に移って調教助手をやって、そこでは、重賞を7つも勝ったバランスオブゲームを担当していました。
その後、2005年には、大学で馬術部の先輩だった上原博之君の厩舎に移っていますね。
牧君が上原君の厩舎にいた頃は、2004年の皐月賞など、GIを5勝したダイワメジャーや、2005年の新潟2歳Sを勝ったショウナンタキオンや、2008年のオーシャンSなど重賞を3勝したプレミアムボックスなどがいましたから、こうやって、走る馬を間近で見られたことが、牧君にはいい経験になったのでしょう。
それから牧君は、2008年に調教師の試験に受かって、その年の暮れに自分の厩舎を開業していて、最初の年は、レースに使った頭数が少なかったので、1勝も上げられなかったのですが、次の年は11勝、3年目の2010年には、アニメイトバイオを使ったローズSで初めて重賞を勝つなど、全部で17勝を上げていましたし、2011年には、「32勝・獲得賞金4億9307万円」という、今までで一番の成績を残していました。
でも、それからは、
2012年→25勝・獲得賞金3億4262万円
2013年→28勝・獲得賞金4億0136万円
2014年→26勝・獲得賞金3億6870万円
2015年→31勝・獲得賞金3億9648万円
2016年→25勝・獲得賞金3億8593万円
2017年→25勝・獲得賞金4億2868万円
と書けば分かる通り、ずっと2011年の数字を超えていませんので、今年の牧君は、「必ず巻き返したい」と気合いを入れている筈です。
ただ、今年に入ってから先週までは、「12勝・獲得賞金1億9571万円」という成績で、去年のペースを大きく下回っていますから、今の牧君は、「もっと勝って稼がないとマズイ」と思っているのでしょう。
こういった中、今週は、1着賞金が4100万円の新潟記念にエンジニア、1500万円の糸魚川特別にヒシヴィクトリー、1500万円の釧路湿原特別にレオイノセント、1050万円の雷光特別にヒシデルマーと、特別レースに4頭を登録してきましたので、私が彼でしたら、どの馬も全力で仕上げますね。
それに、牧君の厩舎は、アニメイトバイオで2010年のローズSを勝ってから、8年近くも重賞を勝てていませんので、新潟記念のエンジニアには、「久々に重賞を勝ちたい」という思いも込められている筈です。

2018/08/27
勝ち星は5つ多いのですが…
相沢郁(いくお)調教師(美浦)

主な管理馬:
マイネルミラノ(2016年函館記念)
クリールカイザー(2015年アメリカJCC)
ヴェルデグリーン(2013年オールカマー)
ウメノファイバー(1999年オークス)

今週の主な登録馬:
マイネルミラノ(新潟記念)
エメラルファイト(札幌2歳S)

担当者:調教師情報部 元調教師M

皆さんも知っていると思いますが、北海道出身の相沢郁(いくお)君は、高校を出てから、麻布大学の獣医学部に進んでいて、その頃、門別の白井牧場(1998年のフェブラリーSを勝ったグルメフロンティア、2000年の桜花賞を勝ったチアズグレイスなどを生産)でアルバイトをしたことがきっかけで、「JRAの獣医になりたい」と思ったそうですが、その後、「自分で走る馬を育てたい」と思うようになって、調教師を目指したそうです。
ちなみに、彼のお父さんは高校の先生で、北島三郎さんの母校である函館西高校の校長を務めたこともあるそうですよ。
そして相沢君は、競馬学校を出た後、1986年の11月から、前田禎(ただし)厩舎で調教助手をやって、1997年に38歳の若さで調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業するまで、ずっと前田厩舎で腕を磨いていました。
前田厩舎と言えば、1993年の関屋記念と京王杯AHを勝ったマイスタージンガーや、1998年の毎日杯と京都4歳特別を勝ったミラクルタイムなどでお馴染みですね。
開業してからの相沢君は、その年の11月に、ウメノファイバーを使った京王杯3歳Sで早くも重賞を勝つと、次の年にも、ウメノファイバーでクイーンCとオークスを勝つなど、今までに重賞を16勝もしています。
2014年の相沢厩舎は、ヴェルデグリーンでアメリカJCCを勝つなど、18勝を上げて、「5億7189万円」という今までで一番の賞金を稼いでいましたが、去年までの3年間は、
2015年→19勝・獲得賞金4億7222万円
2016年→23勝・獲得賞金3億7562万円
2017年→27勝・獲得賞金3億7871万円
と、2014年の賞金を下回っていましたから、今年の彼は、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
ただ、今年に入ってから先週までは、「18勝・獲得賞金2億9567万円」という成績で、2014年の同じ時期(8月まで)の「13勝・獲得賞金3億8345万円」と比べて、勝ち星は5つ多いのですが、賞金は「8778万円」も下回っていますから、今の相沢君は、「もっとペースを上げないとマズイ」と思っている筈です。
そんな中、今週は、1着賞金が4100万円の新潟記念にマイネルミラノ、3100万円の札幌2歳Sにエメラルファイトを登録してきましたので、彼が間違いなく勝負を懸けてきたのでしょう。
それに、相沢君の厩舎は、マイネルミラノで一昨年の函館記念を勝ってから、2年以上も重賞を勝てていませんので、この2頭には、「久々に重賞を勝ちたい」という思いも込められている筈です。

2018/08/27
もう去年の勝ち星に並んどるんやけど
河内洋調教師(栗東)

主な管理馬:
サンライズソア(2018年平安S)
プラチナムバレット(2017年京都新聞杯)
ヤマニンキングリー(2009年札幌記念など)
マルカシェンク(2008年関屋記念)

今週の主な登録馬:
ワンダープチュック(長岡S)
アズマヘリテージ(小倉2歳S)
スマートグレイス(北九州短距離S)


担当者:調教師情報部 元調教師I

皆さんもよう知っとる筈やけど、河内洋君は、1974年に武田作十郎厩舎から乗り役としてデビューして、それから、メジロラモーヌに乗った1986年の牝馬三冠や、サッカーボーイに乗った1988年のマイルCSや、ニシノフラワーに乗った1992年の桜花賞や、アグネスフライトに乗った2000年のダービーや、アグネスタキオンに乗った2001年の皐月賞とか、GIの22勝を含めて重賞を134勝もしとって、通算で2111勝っちゅう素晴らしい成績を残しとりますな。
そんで、調教師の試験に受かった2003年に乗り役を引退して、2005年に自分の厩舎を開業しとって、この年は4勝止まりやったけど、2年目は19勝、3年目は24勝と、エエ感じで成績を伸ばしとりました。
こういう風に、初めの内から一気に成績を伸ばせたんは、開業したばかりの頃から、「アグネス」の渡辺孝男オーナー(故人)や、「ニシノ」の西山茂行オーナーに、エエ馬を預けてもらったからなんでしょうな。
4年目やった2008年には、マルカシェンクを使った関屋記念で初めて重賞を勝つと、ヤマニンキングリーを使った中日新聞杯も勝つなど、全部で29勝を上げて、開業してから一番多い「5億5031万円」の賞金を稼いどったし、それから2013年までは、ずっと賞金が3億円くらいやったんやけど、2014年は、今までで一番多い32勝を上げて、賞金も、「5億0652万円」っちゅう、2008年に近い数字を残しとりました。
けど、去年までの3年間は、
2015年→24勝・獲得賞金4億0091万円
2016年→24勝・獲得賞金4億0756万円
2017年→17勝・獲得賞金4億0366万円
っちゅう成績で、3年続けて勝ち星と賞金のどっちも2014年を下回っとるんやから、今年の河内君は、「巻き返さなアカン」と考えとる筈ですわ。
実際、先週までの成績は、「17勝・獲得賞金2億9960万円」っちゅうもんで、もう去年の勝ち星に並んどるんやけど、2014年の同じ時期(8月まで)の「24勝・獲得賞金3億2542万円」を下回っとりますんで、ワシが彼やったら、間違いなく「賞金の高い特別レースを勝って、もっとペースを上げたい」と考えるでしょうな。
そんな中、今週は、1着賞金が1820万円の長岡Sにワンダープチュック、3100万円の小倉2歳Sにアズマヘリテージ、1820万円の北九州短距離Sにスマートグレイスと、特別レースに全部で3頭を登録しとるんで、どの馬もメイチに仕上げてくるやろ。

2018/08/27
去年の同じ時期を下回っとるんで
川村禎彦(よしひこ)調教師(栗東)

主な管理馬:
アスカノロマン(2016年東海Sなど)
トーホウレーサー(2007年ニュージーランドT)


今週の主な登録馬:
アーデントリー(小倉2歳S)
ブルベアオーロ(小倉2歳S)
ミヤジシルフィード(小倉2歳S)
ゲンキチハヤブサ(北九州短距離S)
ブラッククローバー(北九州短距離S)
クリノゴーギャン(若戸大橋特別)

担当者:調教師情報部 元調教師H

川村禎彦(よしひこ)君は、中学を出た後、1976年に長浜彦三郎さん(1979年のオークスを勝ったアグネスレディーなどを管理)の厩舎で騎手候補生になって、1978年に乗り役としてデビューしとりましたな。
乗り役時代の彼は、ポットヒーローに乗った1984年の京都大障害・秋(今の京都ハイジャンプ)を勝っとるけど、1987年に引退するまで、全部で439戦して48勝っちゅう成績やったんですわ。
体の大きかった川村君は、減量に苦労しとって、どうしても体重が落ちんときは血を抜いたりもしとったから、それが早めに引退するきっかけになったんやろ。
そんでもって、引退してからの川村君は、吉永猛さん(1992年の阪神3歳牝馬Sを勝ったスエヒロジョウオーなどを管理)の厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、2年目に13勝を上げてからは、ずっと2桁以上の勝ち星を上げとりますし、先週までにJRAで353勝を上げとりますんで、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を育てる方が合っとるんでしょうな。
2001年の川村君は、22勝を上げて、今までで一番多い「4億2101万円」の賞金を稼いどって、その後は、一度も2001年の賞金を超えとりませんけど、2014年は、「24勝・獲得賞金3億6739万円」っちゅう、まずまずの成績を残しとったんですわ。
せやけど、一昨年までの2年間は、
2015年→13勝・獲得賞金2億4276万円
2016年→13勝・獲得賞金3億5906万円
っちゅう、2001年と比べたら物足りん数字が続いとったんで、去年の川村君は、「必ず巻き返したる」と考えとったんやろうし、実際に、今までで一番多い25勝を上げとって、「3億9982万円」の賞金を稼いだんやから、ワシの見込みは正しかったんやろう。
せやけど、今年に入ってからは、先週までが「13勝・獲得賞金2億2320万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(8月まで)の「19勝・獲得賞金2億8759万円」を下回っとるんで、ワシが川村君やったら、「賞金の高い特別レースを勝って、もっとペースを上げたい」と考える筈や。
そんな中、今週は、1着賞金が3100万円の小倉2歳Sにアーデントリーとブルベアオーロとミヤジシルフィード、1820万円の北九州短距離Sにゲンキチハヤブサとブラッククローバー、1050万円の若戸大橋特別にクリノゴーギャンと、特別レースに全部で6頭を登録しとるんで、「揃って勝負懸かり」とワシは見とります。