「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2018/08/20
一昨年の同じ時期を下回っとるんで
高橋康之調教師(栗東)

主な管理馬:
トゥラヴェスーラ(2018年葵S2着)
ラヴァーズポイント(2016年CBC賞2着)
レオパルディナ(2014年フェニックス賞)

今週の主な登録馬:
アルメリアブルーム(西海賞)
トゥラヴェスーラ(キーンランドC)
スリーマキシマム(WASJ4)
リンディスファーン(積丹特別)
ヒロノオリオン(千歳特別)

担当者:調教師情報部 鎌田光也

皆さんもよう知っとるように、高橋康之先生は、1989年に競馬学校の騎手課程に入って、1992年に池江泰郎(やすお)厩舎から乗り役としてデビューしとりましたな。
ちなみに、同期には、去年の暮れに引退した横山義行君や、今は作田厩舎で調教助手をやっとる橋本美純(よしずみ)君や、競馬学校の教官をやっとる小林淳一君や、去年、調教師の試験に受かった上村洋行先生や、3年前に亡くなった後藤浩輝君とかがおるんや。
乗り役時代の高橋先生は、障害レースを中心に活躍しとって、2007年の6月で乗り役を引退して、それからは、調教師の試験に受かった2011年まで、坪憲章厩舎で調教助手をやっとりましたわ。
その後は、開業するまでに時間があったんで、技術調教師として、池江泰郎厩舎と角居勝彦厩舎で経験を積んで、2014年の3月に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年は6勝やったけど、次の年には、「15勝・獲得賞金2億1980万円」っちゅう数字を残しとって、3年目やった一昨年には、13勝を上げて、今までで一番多い「2億6003万円」の賞金を稼いどったんや。
せやけど、去年は、「10勝・獲得賞金1億5916万円」っちゅう成績で、一昨年の数字を下回ってしもうたんで、今年の高橋先生は、「必ず巻き返したい」と考えとるんでしょうな。
ただ、今年に入ってからは、先週までに「7勝・獲得賞金1億4260万円」っちゅう成績で、一昨年の同じ時期(8月3週目まで)の「9勝・獲得賞金1億9803万円」を下回っとるんで、今は、「賞金の高い特別レースを勝って、もっとペースを上げなアカン」と考えとる筈ですわ。
そんな中、今週は、1着賞金が1500万円の西海賞にアルメリアブルーム、4100万円のキーンランドCにトゥラヴェスーラとか、特別レースに全部で5頭を登録しとるんで、「揃って勝負懸かり」とワシは見とります。
それに、高橋先生の厩舎は、今までに、重賞で2着が3回あるんやけど、まだ勝てとらんので、キーンランドCのトゥラヴェスーラには、「ここで初めての重賞勝ちを」っちゅう思いも込められとるんでしょうな。

2018/08/20
上半期の勢いを取り戻したい筈やから
梅田智之調教師(栗東)

主な管理馬:
レッツゴードンキ(2015年桜花賞など)
アドマイヤラクティ(2014年コーフィールドCなど)
ショウナンマイティ(2012年産経大阪杯)

今週の主な登録馬:
ウインミレーユ(西海賞)
レッツゴードンキ(キーンランドC)
コロラトゥーレ(キーンランドC・WASJ1)
アドマイヤスカイ(別府特別)

担当者:調教師情報部 元調教師H

梅田智之君は、2015年の2月に調教師を引退した梅田康男さんの息子さんで、康男さんっちゅうたら、ダイタクヘリオスで1991年と1992年のマイルCSを連覇するなど、重賞を9回勝っとるんは、皆さんもよう知っとるでしょうな。
梅田君は、1995年に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年からずっと、西橋豊治君の厩舎で厩務員と調教助手をやって経験を積んどりましたな。
ちなみに、西橋厩舎にはその頃、1999年の桜花賞を勝って、オークスで3着に入ったプリモディーネなどがおったんですわ。
そんで、2006年に調教師の試験に受かった梅田君は、次の年に自分の厩舎を開業しとります。
最初の年こそ9勝止まりやったけど、2008年は12勝、2009年は18勝、2010年は16勝、2011年は11勝と、コンスタントに2桁の勝ち星を上げられるようになって、それからも、
2012年→19勝・獲得賞金4億5880万円
2013年→17勝・獲得賞金4億8375万円
2014年→21勝・獲得賞金4億3748万円
っちゅう成績を残しとって、2012年は、ショウナンマイティを使った産経大阪杯で、初めての重賞勝ちを飾っとるし、2014年は、アドマイヤラクティを使ったオーストラリアのコーフィールドCで、初めてのGI勝ちを海外で飾っとります。
そんで、2015年は、レッツゴードンキで桜花賞勝つなど、今まで一番多い「30勝」を上げとって、「5億7590万円」を稼いだやけど、一昨年は、「17勝・獲得賞金4億0778万円」っちゅう成績やったんで、去年の梅田君は、「巻き返しに全力を注いでくる」とワシは見とったんや。
実際、去年は、「17勝」を上げて、今まで一番多い「5億8061万円」を稼いだんやから、ワシの見込みは正しかったんやろう。
そんで、今年に入ってからも勢いは続いとって、先週までに「20勝・獲得賞金3億9488万円」っちゅう成績を残しとるんやけど、ワシは、梅田君が、今の数字に満足せんで、これからも全力で稼ぎにくると見とるんですわ。
っちゅうのも、彼の厩舎は、1月から6月までに「3億1952万円」を稼いどったんやけど、7月は「3340万円」、8月は先週までに「4196万円」と、下半期に入ってからは、勢いがなくなってきとるんで。
せやから、ワシが梅田君やったら、「賞金の高い特別レースを勝って、上半期の勢いを取り戻したい」と考える筈や。
そんな中、今週は、1着賞金が1500万円の西海賞にウインミレーユ、4100万円のキーンランドCにレッツゴードンキとコロラトゥーレ(1820万円のWASJ1にも登録)、1500万円の別府特別にアドマイヤスカイと、賞金の高い特別レースに全部で4頭を登録しとるんで、「揃って勝負懸かり」とワシは見とります。

2018/08/20
「必ず巻き返したい」と考えている筈ですが
堀宣行調教師(美浦)

主な管理馬:
サトノクラウン(2017年宝塚記念など)
モーリス(2016年天皇賞・秋など)
ドゥラメンテ(2015年ダービーなど)
リアルインパクト(2011年安田記念など)

今週の主な登録馬:
キャンベルジュニア(キーンランドC)
バリングラ(積丹特別)
デルタバローズ(千歳特別)

担当者:調教師情報部 元調教師N

皆さんも知っていると思いますが、千葉県市川市出身の堀宣行君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたそうですね。
そして大学を出た後は、電気設備工事や情報通信工事などをやっている「関電工」で、経理関係の仕事をしていたそうですが、1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。
競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三厩舎で厩務員をやって、二ノ宮敬宇厩舎で調教助手になって経験を積んで、自分の厩舎を開業したのは2003年ですから、今年で16年目になりますね。
初めの年こそ、「6勝・獲得賞金1億2370万円」という成績でしたけど、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく数字を伸ばすと、2005年からは、毎年欠かさず20勝以上していますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めての重賞勝ちを、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてのGI勝ちを飾っていて、先週までに、JRAだけで重賞を51勝もしています。
しかも、最近の堀厩舎は、管理馬をどんどん海外に遠征させていて、今までに、
リアルインパクト:2015年のジョージライダーS(オーストラリアのG1)
モーリス:2015年の香港マイルと2016年のチャンピオンズマイル(香港のG1)と香港カップ
サトノクラウン:一昨年の香港ヴァーズ
ネオリアリズム:去年のクイーンエリザベス2世C(香港のG1)
と、海外のG1を6つも勝っていますので、彼のことを、「日本を代表する調教師」と言っても大げさではないでしょうね。
2015年は、ドゥラメンテを使った皐月賞とダービー、モーリスを使った安田記念とマイルCSなど、JRAで、「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。
その中で、私が「これは素晴らしい」と感じたのは、2割3分という勝率で、その年の勝率が2位だった藤原英昭君が1割8分1厘、その年の獲得賞金が一番だった池江泰寿君が1割3分7厘と書けば、堀君が残した数字の高さがよく分かります。
でも、一昨年と去年は、
2016年→44勝・獲得賞金13億0934万円(リーディング5位)
2017年→48勝・獲得賞金11億3661万円(リーディング5位)
と、賞金が「右肩下がり」になっていましたので、今年の堀君は、「必ず巻き返したい」と考えているのでしょうね。
ただ、今年に入ってから先週までは、「29勝・獲得賞金4億5754万円」(リーディング8位)という成績で、去年の同じ時期(8月3週目まで)の「29勝・獲得賞金7億5131万円」と比べて、賞金が大きく下回っています。
それに、今、勝ち星と賞金のどちらも1位になっている藤原英昭君(44勝・獲得賞金11億9109万円)に、「15勝・7億3355万円」の差を付けられていますので、私が堀君でしたら、「賞金の高い特別レースを勝って、とにかく藤原厩舎との差を詰めたい」と考えて、あれこれ手を尽くしますね。
こういった中、今週は、1着賞金が4100万円のキーンランドCにキャンベルジュニア、1050万円の積丹特別にバリングラ、1050万円の千歳特別にデルタバローズと、特別レースに3頭を登録していますので、堀君が間違いなく勝負を懸けてきたのでしょう。
それに、堀君の厩舎は、去年まで12年続けて重賞を勝っていますけど、今年はまだ勝てていませんので、キーンランドCのキャンベルジュニアには、「何が何でも勝ちたい」という思いが込められている筈です。


2018/08/20
去年の数字を超えたい筈なんで
南井克巳調教師(栗東)

主な管理馬:
サトノフェイバー(2018年きさらぎ賞)
ホウライアキコ(2013年デイリー杯2歳Sなど)
タマモホットプレイ(2004年スワンSなど)
ウイングアロー(2000年ジャパンCダート)

今週の主な登録馬:
タマモブリリアン(キーンランドC)
タマモプラネット(新潟ジャンプS)
メイショウバッハ(釜山S)
メイショウイサナ(WASJ3)
メイショウナゴミ(WASJ4)
スリーパスポート(千歳特別)
メイショウハバネラ(千歳特別)

担当者:調教師情報部 元調教師I

皆さんもよう知っとると思いますけど、乗り役として1971年にデビューした南井克巳君は、タマモクロスに乗った天皇賞・春と秋や、オグリキャップに乗ったマイルCSや、ナリタブライアンに乗ったクラシック三冠や、マーベラスクラウンに乗ったジャパンCや、サイレンススズカに乗った宝塚記念とか、調教師の試験に受かって引退した1999年までに、GIの16勝を含めて重賞を77勝、通算の勝ち星は1527勝っちゅう、素晴らしい成績を残しとりましたな。
ちなみに、彼の息子の大志(ひろし)君は、2012年に乗り役を引退しとって、今年の2月まで親父さんの厩舎で調教助手をやっとったんやけど、3月からは武幸四郎君の厩舎で調教助手をやっとりますわ。
で、南井君は、乗り役の頃に所属しとった工藤嘉見さんの厩舎を引き継いで、2000年に開業して、その年のジャパンCダートを、自分も乗っとったウイングアローで勝って、調教師として幸先のええスタートを切っとったし、2009年には、「25勝・4億8900万円」っちゅうエエ成績を残したんや。
せやけど、一昨年までの3年間は、
2014年→17勝・獲得賞金3億7859万円
2015年→22勝・獲得賞金4億0592万円
2016年→24勝・獲得賞金3億9435万円
っちゅう形で、2009年の数字を下回っとったから、去年の南井君は、「必ず巻き返したる」と考えとった筈ですわ。
実際、去年は、メイショウスミトモを使ったシリウスSで4年振りに重賞を勝つとか、「28勝・獲得賞金5億4242万円」っちゅう、勝ち星と賞金のどっちも開業してから一番の数字を残しとりました。
そんで、今年の南井厩舎は、サトノフェイバーを使ったきさらぎ賞を勝つとか、先週までに「16勝・獲得賞金3億0459万円」っちゅう成績を残しとるんやけど、今までで一番やった去年の数字を超えるためには、年末までにあと12勝を上げて、「2億3783万円」の賞金を稼がなアカンのやから、今の彼は、「とにかく賞金の高いレースを多く勝ちたい」と考えとる筈や。
そんで今週は、1着賞金が4100万円のキーンランドCにタマモブリリアン、2900万円の新潟ジャンプSにタマモプラネット、1820万円の釜山Sにメイショウバッハとか、全部で7頭を賞金の高い特別レースに登録しとるんで、どの馬もメイチに仕上げてくるやろ。