「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目調教師
2017/03/27
「角居厩舎との差を詰めたい」っちゅう思いで
音無秀孝調教師(栗東)

主な管理馬:
ミッキーアイル(2016年マイルCSなど)
カンパニー(2009年天皇賞・秋など)
オレハマッテルゼ(2006年高松宮記念など)


今週の主な登録馬:
アンビシャス(大阪杯)
ミッキーロケット(大阪杯)
ファンタジステラ(マーガレットS)
アドミラブル(アザレア賞)
サンライズノヴァ(伏竜S)
アルティマブラッド(船橋市市制施行80周年記念)


担当者:調教師情報部 鎌田光也

皆さんもよく知っとるように、音無秀孝先生は、1979年から1993年まで乗り役をやっとって、1985年のオークスを、28頭立ての21番人気やったノアノハコブネで勝つなど、引退までに全部で84勝を上げとりましたな。
ちなみに先生は、小さい頃にコックを目指してとって、中学を出てからは、レストランで見習いをやっとったんやけど、そこにおった3年間で競馬が大好きになって、それから乗り役を目指したそうや。
乗り役を引退してからの音無先生は、田中章博厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、その年の6月に自分の厩舎を開業して、7月には早くも、イナズマタカオーを使った北九州記念で初の重賞勝ちを飾っとりましたな。
それからも、音無厩舎は、順調に勝ち星を増やしとって、オレハマッテルゼを使った2006年の高松宮記念で初めてGIを勝つと、オウケンブルースリを使った2008年の菊花賞、カンパニーを使った2009年の天皇賞・秋とマイルCS、ミッキーアイルを使った2014年のNHKマイルCと去年のマイルCSを勝つなど、今までに、GIを8勝、それを入れて60回も重賞を勝っとります。
そんで音無先生は、2004年に48勝を上げて「10億3187万円」の賞金を稼ぐと、それから2010年まで、ずっと10億円以上を稼いどりました。
そん中でも、2009年は「45勝・獲得賞金15億0487万円」っちゅう成績で、「最多賞金獲得調教師賞」を受賞しとりましたし、2010年は「52勝・獲得賞金11億5654万円」っちゅう成績で、「初めて調教師リーディング1位」になったんやから、乗り役よりも、調教師として馬を育てる方が向いとるんでしょうな。
けど、その後は、
2011年→40勝・獲得賞金9億2030万円
2012年→42勝・獲得賞金6億8735万円
2013年→28勝・獲得賞金5億1970万円
2014年→43勝・獲得賞金9億8375万円
2015年→36勝・獲得賞金9億9976万円
と、ずっと2009年の数字を下回っとったんで、去年の音無先生は、「またリーディング1位になりたい」、「久々に10億円の大台に乗せたい」と考えとった筈ですわ。
そんで去年は、「45勝・獲得賞金11億9466万円」っちゅう成績で、キッチリ10億円以上を稼いだんやから、ワシの見込みは正しかったんやろう。
けど、リーディングの順位は、57勝しとった1位の矢作芳人君とは「12勝の差」で4位やったし、賞金は、17億4665万円を稼いどった池江泰寿厩舎に「5億5000万円以上の差」を付けられて、こっちも4位やったんで、きっと今年の音無先生は、「どっちも1位になりたい」と考えとるんでしょうな。
そんで今年は、ミッキーロケットを使った日経新春杯、ブラックスピネルを使った東京新聞杯、アメリカズカップを使ったきさらぎ賞と、重賞をもう3つ勝って、先週までに、「13勝・獲得賞金3億2308万円」っちゅう成績を残しとるんやけど、「20勝・獲得賞金3億9729万円」っちゅう数字を残して、今、リーディングと賞金で1位になっとる角居厩舎と比べると、勝ち星は、「7勝の差」を付けられて5位やし、賞金は、「7421万円の差」を付けられて3位なんですわ。
せやから、1着賞金が1億2000万円の大阪杯にアンビシャスとミッキーロケット、1900万円のマーガレットSにファンタジステラ、1000万円のアザレア賞にアドミラブル、1800万円の伏竜Sにサンライズノヴァ、1820万円の船橋市市制施行80周年記念にアルティマブラッドと、賞金の高い特別レースに6頭を登録しとる今週は、「とにかく角居厩舎との差を詰めたい」っちゅう思いで、音無先生がどの馬も全力で仕上げてくるでしょうな。


2017/03/27
3月は1勝だけに終わっていますので
堀宣行調教師(美浦)

主な管理馬:
サトノクラウン(2016年香港ヴァーズなど)
モーリス(2015年マイルCSなど)
ドゥラメンテ(2015年ダービーなど)
リアルインパクト(2011年安田記念など)


今週の主な登録馬:
サトノクラウン(大阪杯)
キャンベルジュニア(ダービー卿CT)


担当者:調教師情報部 山田要一

千葉県市川市出身の堀宣行君は、日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていたそうですね。
そして大学を出た後は、電気設備工事や情報通信工事などをやっている「関電工」で、経理関係の仕事をしていたそうですが、私がブルーベイブリッジでテレビ東京賞3歳牝馬S(現在のフェアリーS)を勝った次の年の1991年に、「関電工」を辞めて競馬学校の厩務員課程に入ったように、中山競馬場でアルバイトをしていた頃から、「馬に関わる仕事をしたい」という気持ちがあったのでしょう。
競馬学校を出てからの堀君は、諏訪富三さんの厩舎で厩務員として、二ノ宮敬宇君の厩舎で調教助手として経験を積んで、自分の厩舎を開業したのは2003年ですから、今年で15年目となりますね。
初めの年こそ、「6勝・獲得賞金1億2369万円」という数字でしたが、次の年に、「16勝・獲得賞金2億2801万円」と大きく成績を伸ばすと、その後は、毎年欠かさず20勝以上していますし、ビーナスラインを使った2006年の函館スプリントSで初めての重賞勝ちを、キンシャサノキセキを使った2010年の高松宮記念で初めてのGI勝ちを飾っていて、先週までに、JRAだけで重賞を49勝もしています。
最近の堀厩舎は、管理馬をどんどん海外に遠征させていて、今までに、
リアルインパクト→2015年のジョージライダーS(オーストラリアのG1)
モーリス→2015年の香港マイルと去年のチャンピオンズマイル(香港のGI)と香港カップ
サトノクラウン→去年の香港ヴァーズ
と、海外のG1を5つも勝っていますので、彼のことを「日本を代表する調教師」と言っても大げさではないでしょうね。
一昨年は、ドゥラメンテを使った皐月賞とダービー、モーリスを使った安田記念とマイルCSなど、JRAで、「重賞8勝を含む54勝・獲得賞金15億2485万円」という成績を残して、初めて「調教師リーディング1位」になっていました。
その中で、私が「これは素晴らしい」と感じたのは、2割3分という勝率でして、その年の勝率が2位だった藤原英昭君が1割8分1厘、その年の獲得賞金が一番だった池江泰寿君が1割3分7厘と書けば、堀君が残した数字の高さがよく分かる筈です。
そして、去年の堀君は、JRAで、モーリスを使った天皇賞・秋など、「重賞7勝を含む44勝・獲得賞金13億0934万円」という成績を残していましたね。
これが他の厩舎であれば、「かなりいい数字」と言えるのでしょうが、一昨年と比べると、勝ち星が「10」、賞金が「2億1551万円」も少なかったのですから、堀君は満足していない筈で、「今年は必ず巻き返したい」と考えているのでしょう。
ただ、今年に入ってから先週までは、「20勝・獲得賞金3億9730万円」という成績を残している角居君の厩舎が、勝利数と獲得賞金の両方で1位になっていて、「9勝・獲得賞金3億0250万円」という成績の堀厩舎は、勝利数で11、獲得賞金で9480万円の差を付けられています。
それに堀厩舎は、3月は1勝だけに終わっていますので、きっと今の堀君は、「賞金の高い重賞を勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
そして今週は、1着賞金が1億2000万円の大阪杯にサトノクラウン、3900万円のダービー卿CTにキャンベルジュニアを登録していますので、間違いなく勝負を懸けてくるでしょうね。


2017/03/27
「息子には負けられん」と考えとる筈やから
池添兼雄調教師(栗東)

主な管理馬:
ヤマカツエース(2017年金鯱賞など)
メイショウベルーガ(2010年日経新春杯など)
ヤマカツスズラン(1999年阪神3歳牝馬Sなど)


今週の主な登録馬:
ヤマカツエース(大阪杯)
メイショウオセアン(コーラルS)
アガスティア(三木ホースランドパークJS)


担当者:調教師情報部 元調教師H

皆さんもよう知っとる筈やけど、池添兼雄君は、1974年に、乗り役として大久保石松さんの厩舎からデビューしとって、1984年の中山大障害や、1985年の京都大障害などを勝って、1992年に引退するまで、「障害の名手」として活躍しとりましたな。
そんで、これも皆さんはよう知っとることやけど、兼雄君の長男は乗り役として活躍しとる謙一君で、次男は、2014年の調教師試験に33歳の若さで受かって、一昨年の3月に厩舎を開業しとる学君ですわ。
こうやって、自慢の息子さんが2人もおるんは、池添君にとってホンマ嬉しいことやろう。
乗り役を引退してからの兼雄君は、鶴留明雄厩舎で調教助手をやって、1999年に調教師の試験に受かると、次の年に厩舎を開業して、1年目から「10勝・獲得賞金2億0710万円」っちゅう成績を残しとったし、その年の12月には、ヤマカツスズランを使った阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)で、早くも重賞を、それもGIを勝っとりました。
その後も、タガノバスティーユを使った2006年のファルコンS、タガノゲルニカを使った2006年の平安S、メイショウベルーガを使った2010年の日経新春杯と京都大賞典、ヤマカツエースを使った一昨年のニュージーランドTと福島記念と去年の中山金杯と金鯱賞とか、今までに重賞を14回勝っとります。
で、2006年は、重賞を2つ勝って、「4億8989万円」の賞金を稼いどったんですわ。
せやけど、一昨年までの5年間は、
2011年→17勝・獲得賞金3億5193万円
2012年→19勝・獲得賞金3億0164万円
2013年→14勝・獲得賞金2億0994万円
2014年→21勝・獲得賞金3億0847万円
2015年→20勝・獲得賞金3億7732万円
と、2006年と比べたら物足りん数字が続いとりましたんで、去年の兼雄君は、「とにかく巻き返したい」と考えとった筈やし、実際、「24勝・獲得賞金5億0999万円」っちゅう、今までで一番多い賞金を稼いだんやから、ワシの見込みは正しかったんやろう。
で、今年の兼雄君は、ヤマカツエースを使った金鯱賞を勝って、先週までの成績が、「4勝・獲得賞金1億4140万円」っちゅうもんやけど、この数字に彼は満足しとらんとワシは見とるんですわ。
何せ、学君の厩舎は、メラグラーナを使ったオーシャンSで初めて重賞を勝って、先週までに、「7勝・獲得賞金1億6772万円」と、兼雄君の厩舎を上回る数字を残しとるんやから。
せやから、ワシが兼雄君やったら、「息子の厩舎には絶対負けられん」っちゅう思いで、どの馬も全力で仕上げるやろうし、今週は、
1着賞金1億2000万円の「大阪杯」→ヤマカツエース
1着賞金2200万円の「コーラルS」→メイショウオセアン
1着賞金1650万円の「三木ホースランドパークJS」→アガスティア
と、賞金の高い特別レースに全部で3頭を登録しとりますから、実際に兼雄君がどう仕上げてくるのか、これからの動きを、最後の最後までキッチリ確認せなアカンやろな。


2017/03/27
去年のペースを上回っていますが…
手塚貴久調教師(美浦)

主な管理馬:
アユサン(2013年桜花賞)
アジアエクスプレス(2013年朝日杯FSなど)
アイムユアーズ(2013年クイーンSなど)
アルフレード(2011年朝日杯FS)


今週の主な登録馬:
モンドインテロ(大阪杯)
シベリアンスパーブ(ダービー卿CT)
ウインヴォラーレ(安房特別)
マイネルクラフト(安房特別)
ワンダフルラッシュ(千葉日報杯)


担当者:調教師情報部 小西聖一

皆さんもよく知っている通り、手塚貴久先生は、地方の宇都宮競馬(2006年に廃止)で、乗り役と調教師をやっていた手塚佳彦さんの息子さんですね。
お父さんの仕事を考えると意外ですが、手塚先生は、ほとんど馬と関わらずに育ったそうで、慶応大学を卒業する前には、大手飲料メーカーの内定をもらっていて、そのままサラリーマンになる予定だったそうですよ。
でも、大学を卒業する前に、佳彦さんと行った北海道旅行で牧場を回ったのがきっかけで、「競馬の世界で働きたい」と思うようになって、就職の内定を断り、北海道の牧場で1年くらい働いて、その後、1989年に競馬学校の厩務員課程に入りました。
ちなみに、手塚先生は、オーナーブリーダーの「ミルファーム」の代表をやっている清水敏さんと大学の同期で仲が良くて、2005年の「三田祭」(慶応大学の学園祭)では、二人で一緒に講演会に出ていましたね。
そして、競馬学校を出た後は、相川勝敏さんの厩舎で厩務員をやって、佐藤全弘さんの厩舎で調教助手をやって、1999年の3月に自分の厩舎を開業していますね。
その年こそ8勝止まりでしたけど、2年目は10勝、3年目は15勝と、だんだん勝ち星を伸ばしていって、2004年には30勝を上げていましたし、その後も毎年20勝以上しています。
また、手塚先生の厩舎は、1999年のフェアリーSに使ったベルグチケットで初めて重賞を勝っていて、その後も、アイルラヴァゲインを使った2007年のオーシャンSや、アルフレードを使った2011年の朝日杯FSや、アイムユアーズを使った2012年のフィリーズレビューとクイーンSや、アユサンを使った2013年の桜花賞や、アジアエクスプレスを使った2013年の朝日杯FSなど、今までにGIの3勝を含めて重賞を18回勝っていますね。
そして一昨年は、GIこそ勝てませんでしたが、ヤングマンパワーでアーリントンC、ハートレーでホープフルSを勝つなど、「36勝・獲得賞金6億8206万円」という、今までで一番の成績を残しましたので、この結果を先生はとても喜んだのでしょう。
でも去年は、ヤングマンパワーで関屋記念と富士Sを勝ちましたけど、「31勝・獲得賞金6億5567万円」と、一昨年の数字に届きませんでしたので、私が手塚先生の立場だったら、間違いなく、「今年は早い段階から多く賞金を稼いで、必ず一昨年の成績を上回りたい」と考えて、全力で馬を仕上げてレースに使いますね。
実際、今年に入ってから先週までの成績は、「8勝・獲得賞金1億4515万円」と、去年の同じ時期の「6勝・獲得賞金1億0559万円」を上回っていますから、私の見込みは正しかったのでしょう。
ただ、このままのペースですと、一昨年の数字には届きませんから、今の手塚先生は、「賞金の高い特別レースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈です。
そして、手塚厩舎は今週、
モンドインテロ→1着賞金1億2000万円の大阪杯
シベリアンスパーブ→同3900万円のダービー卿CT
ウインヴォラーレとマイネルクラフト→同1500万円の安房特別
ワンダフルラッシュ→同1500万円の千葉日報杯
という形で、賞金の高い特別レースに5頭を登録してきましたから、私の見込み通り、どの馬もキッチリ仕上げてくる筈ですよ。