「安定した利益獲得」と「究極のファンサービス」を目指し、完全無欠の情報網を構築
注目馬主
2023/03/22
「サンプルブック」で業界トップクラスのシェアを誇っております
幅田昌伸氏

本業: 株式会社エスコ 代表取締役

今週の主な登録馬:
ドットクルー(毎日杯)
ノルカソルカ(六甲S)
ワイドソロモン(春風S)
ベンダバリラビア(伏竜S)
ワイドエンペラー(御堂筋S)

担当者:馬主情報部馬主情報部 馬主S

幅田昌伸オーナーは、京都市の中京区に「京都本社」を、東京都の千代田区に「東京支社」を構え、インテリア関連事業や輸入食器の販売などを手掛けている、「株式会社さら」の代表取締役社長を少し前まで務めており、現在の主な肩書きは、関連会社である「株式会社エスコ」の代表取締役です。

ショールームや建築現場では、壁紙や床材などを決める時に、「サンプルブック」という特殊なカタログを用いるケースが多く、「株式会社さら」は、その「サンプルブック」で業界トップクラスのシェアを誇っております。

更に同社は、2000年2月、中国の大連に「大連エスコ」という自社工場を建設したのを皮切りに、2001年9月に「第2工場」を、2004年10月に「第3工場」を設けているように、順調に海外事業を拡大し、現在は、年間で約400万冊の「サンプルブック」を製造しており、2022年1月期に於けるグループ全体の売上高は、「100億円」という素晴らしいものでした。

馬主としての幅田オーナーは、1999年からJRAで馬を走らせている、キャリアが20年以上のベテランでして、現在までに100頭近くを所有しております。

また、奥様の幅田京子オーナーも2008年にJRAの馬主資格を取得しており、代表的な存在としては、2014年の武蔵野Sを制したワイドバッハが挙げられるでしょう。

2015年の幅田昌伸オーナーは、7勝を上げ、その他にも、カジキがカペラSで2着に入るなど、「1億0851万円」の賞金を獲得しており、2019年は、ワイドファラオを出走させたニュージーランドTで初めての重賞勝ちを飾り、同馬でユニコーンSも制するなど、7勝を上げ、過去最高となる「1億7433万円」の賞金を獲得しておりました。

そして2020年は、JRAに於いて8勝を上げ、前年に次ぐ「1億4656万円」の賞金を獲得していた上、ワイドファラオで1着賞金6000万円の地方交流G1・かしわ記念を制しております。

ただ、その後は、

2021年:1億3824万円
2022年:1億2156万円

と、獲得賞金が右肩下がりだったため、今年の幅田オーナーは、「必ず巻き返しを図りたい」と考えている筈であり、実際、今年は先週までに5勝を上げ、獲得賞金は「6722万円」と、早くも昨年の5割以上となっておりますので、私が幅田オーナーであれば、「この勢いを止めたくない」という思惑を抱くでしょう。

また、幅田オーナーは「競走馬セール」に参加する機会が多く、昨年も、

■7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」
3頭を7920万円で落札

■8月22日(月)~26日(金)の「HBAサマーセール」
3頭を2068万円で落札

■9月20日(火)~22日(木)の「HBAセプテンバーセール」
1頭を550万円で落札

■10月17日(月)~18日(火)の「HBAオータムセール」
2頭を671万円で落札

と、計9頭を総額1億1209万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)

当然、現在のオーナーは、「落札資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)の毎日杯にドットクルーなど、特別レースに5頭を登録してきましたので、私が幅田オーナーであれば、それぞれを預けている厩舎サイドに対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。

2023/03/22
「定位置」ではなく、3位に甘んじておりますので
サンデーレーシング

本業: 一口馬主クラブ

今週の主な登録馬:
グレナディアガーズ(高松宮記念)
キングズレイン(毎日杯)
ノッキングポイント(毎日杯)
ディアスティマ(日経賞)
アイヴォリードレス(春風S)
クリオミニーズ(金山特別)
シャトンアンジュ(金山特別)
タンジェリンムーン(金山特別)
クラーベドラド(鈴鹿S)
コルドンルージュ(鈴鹿S)
ベルクレスタ(丹波特別)
シリンガバルガリス(大寒桜賞)
スーパーチーフ(天白川特別)
トレデマンド(天白川特別)
ヴォルゴグラード(天白川特別)
エルヴァリオ(天白川特別)
プライムフェイズ(御堂筋S)

担当者:馬主情報部 馬主T

2007年から「サンデーレーシング」の代表取締役を務めている吉田俊介氏が、「ノーザンファーム」の代表を務めている吉田勝己オーナーの長男であり、募集馬の大半が「ノーザンファーム」の生産であるのは、以前から皆様もよくご存知のことでしょう。

吉田勝己オーナーが、「日本ダイナースクラブ」と提携して、1988年に創設した「サンデーレーシング」に於いて、過去の代表的な存在としては、2009年の桜花賞とオークス、2011年のジャパンCなどを制したブエナビスタや、2011年の牡馬三冠、2012年の宝塚記念、2013年の有馬記念などを制したオルフェーヴルや、2012年の牝馬三冠を制し、その他にも、この年と2013年のジャパンC、2014年のドバイシーマクラシックと有馬記念などを制したジェンティルドンナや、2015年の皐月賞とダービーを制したドゥラメンテや、2019年と一昨年のエリザベス女王杯を制するなど、GIを4勝したラッキーライラックといった名前が挙げられます。

同クラブは、2005年に初めて「馬主リーディング1位」となっていた上、2010年から2013年までは4年連続で「リーディング1位」となっておりました。

更に、その後も「サンデーレーシング」は順調に実績を積み重ねており、2017年からは、

2017年→獲得賞金29億7266万円(133勝)
2018年→獲得賞金35億4845万円(152勝)
2019年→獲得賞金36億0520万円(124勝)
2020年→獲得賞金40億2196万円(115勝)
2021年→獲得賞金38億5386万円(134勝)

と記せば分かる通り、5年連続で「馬主リーディング1位」となっており、一昨年は、シュネルマイスターでNHKマイルC、グランアレグリアでヴィクトリアマイルとマイルCS、シャフリヤールでダービー、クロノジェネシスで宝塚記念を制するなど、GIの5勝を含めて重賞を15勝し、過去最高を記録した2020年に次ぐ賞金を獲得しております。

更に昨年も、

1位:サンデーレーシング→121勝・獲得賞金35億3084万円
2位:シルクレーシング→126勝・獲得賞金33億0499万円
3位:キャロットファーム→94勝・獲得賞金26億6432万円
4位:社台レースホース→99勝・獲得賞金25億3780万円

と記せば分かる通り、定位置の「1位」を確保しました。

しかし、今年に入ってから先週までの馬主リーディングは、

1位:キャロットファーム→31勝・獲得賞金5億9864万円
2位:社台レースホース→21勝・獲得賞金5億9673万円
3位:サンデーレーシング→25勝・獲得賞金5億4956万円

と記せば分かる通り、僅かな差とは言え3位に甘んじております。

当然、現在はクラブの関係者全員が、「早急に1位の座を奪還したい」と考えていることでしょう。

そういった中、今週は、

1着賞金1億7000万円(馬主の取り分は8割の1億3600万円)の高松宮記念
グレナディアガーズ

1着賞金4000万円(同3200万円)の毎日杯
キングズレインとノッキングポイント

1着賞金6700万円(同5360万円)の日経賞
ディアスティマ

など、賞金の高い特別レースに計17頭を登録しておりますので、私が関係者であれば、それぞれを預けている厩舎に対して、迷わず渾身の勝負仕上げを指示します。

2023/03/22
東池袋に本社を構え、人材派遣などを…
原禮子(れいこ)氏

本業: 株式会社オメガコンサルタンツ 代表取締役社長

今週の主な登録馬:
オメガリッチマン(毎日杯)
ドンナセレーノ(御堂筋S)

担当者:馬主情報部 馬主N

原禮子(れいこ)オーナーは、JR池袋駅から徒歩5分ほどの場所にある「東京信用金庫本店ビル」(東京都豊島区東池袋)の9階に本社を構え、主に人材派遣や建設コンサルタント業などを手掛けている、「株式会社オメガコンサルタンツ」の代表取締役社長を務めております。

同社は、技術者の紹介に関するパイオニア的な存在であり、「清水建設」、「竹中工務店」、「鹿島建設」、「大成建設」、「大林組」といった大手ゼネコンが手掛ける国内の工事だけに留まらず、「ユアテック」、「きんでん」、「住友電設」といった企業が海外に進出した際にも、数多くの優秀な技術者を紹介しておりますので、そのトップである原オーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。

1996年にJRAの個人馬主資格を取得し、1998年から所有馬を走らせている原オーナーは、既に馬主キャリアが20年以上に及ぶベテランであり、現在は「新潟馬主協会」の副会長理事を務めております。

また、これまでに80頭以上を所有し、その中の代表的な存在としては、2012年のフラワーCを制したオメガハートランド、2014年のフェアリーSを制したオメガハートロック、2014年のオークスなど、国内外の重賞を4勝したヌーヴォレコルトが挙げられるでしょう。

原オーナーが、JRAで過去最高の成績を残したのは2014年であり、この年は、「17勝・獲得賞金4億9464万円」という数字を記録しておりました。

しかし、その後は、オメガパフュームが地方交流G1の東京大賞典を2018年から4連覇するなど、地方で多くの賞金を獲得しているものの、JRAでは、

2015年→11勝・獲得賞金3億4612万円
2016年→5勝・獲得賞金1億6307万円
2017年→6勝・獲得賞金1億1876万円
2018年→12勝・獲得賞金2億4828万円
2019年→8勝・獲得賞金1億4813万円
2020年→8勝・獲得賞金1億9278万円
2021年→9勝・獲得賞金1億6675万円

と記せば分かる通り、勝利数と賞金のどちらも物足りない数字に留まっておりましたので、昨年の原オーナーは、「必ず巻き返したい」と考えていた筈です。

実際、昨年は、オメガパフュームでアンタレスSを制するなど、13勝を上げ、前年を大きく上回る「2億4544万円」の賞金を獲得しております。

その上、今年も勢いが続いており、先週までの獲得賞金が「6335万円」と、「3671万円」だった昨年の同時期(3月21日【月】まで)を大きく上回っております。

当然、現在のオーナーは、「この勢いを止めたくない」と考えているのでしょう。

また、原オーナーは、「競走馬セール」に参加する機会が多く、一昨年は、7月12日(月)~13日(火)に行われた「セレクトセール」に於いて、2頭を6270万円で落札していた上、昨年も、

■5月16日(月)の「千葉サラブレッドセール」
1頭を2541万円で落札

■7月11日(月)~12日(火)の「セレクトセール」
2頭を6710万円で落札

と、計3頭を9251万円で落札しております。
(落札金額は全て税込表記)

当然、現在は、「落札に要した資金の回収ペースを早めたい」とも考えている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4000万円(馬主の取り分は8割の3200万円)の毎日杯にオメガリッチマンなど、2頭を特別レースに登録しておりますので、私が原オーナーであれば、2頭を預けている安田翔伍先生に対し、かなり勝負懸かった指示を出すでしょう。

2023/03/22
2008年に「北海道功労賞」を受賞しました
小林英一氏

本業: 北日本精機株式会社 代表取締役会長

今週の主な登録馬:
ロータスランド(高松宮記念)

担当者:馬主情報部 馬主Y

小林英一オーナー(馬主名義は合同会社小林英一ホールディングス)の本業は、北海道の芦別市に本社を構えている、「北日本精機株式会社」の代表取締役会長であり、起業する前の小林オーナーは、ベアリング専門商社の「城北ベアリング商会」に勤め、同社の札幌出張所の所長となったことで北海道に生活拠点を移し、1960年頃に自分の会社を道内に興したそうです。

その後、「北日本精機株式会社」は、国内で順調に業績を伸ばしている上、輸出競争力を高めるため、1993年、上海に「上海精密軸承有限公司」を、1993年、浙江省に「小林精密密封件有限公司」を、2011年、黒龍江省に「哈尓浜(ハルビン)北日精密軸承有限公司」をそれぞれ設立するなど、順調に事業拠点を拡張しており、現在は、小林オーナーのご長男であり、以前は専務を務めていたる小林以智郎氏が代表取締役社長を務めております。

現在、5000種類以上の小型ベアリングを製造し、世界30ヶ国以上に販売している「北日本精機株式会社」は、これまでの実績が高く評価され、2007年、Newsweek誌が発表した「世界が注目する日本の中小企業100社」に選ばれている上、小林オーナーは、2008年に北海道から「北海道功労賞」を、2016年に経済産業省から「永年貢献創業者表彰」を受賞しておりますので、代表取締役会長として事業を取り仕切っているオーナーは、「誰もが認める優秀な経営者」と言える筈です。

馬主としての小林オーナーは、1990年頃からJRAで馬を走らせているベテランでして、これまでに70頭以上を所有しており、代表的な存在としては、2012年の有馬記念や2015年の天皇賞・春など、GIを6勝したゴールドシップが真っ先に挙げられるでしょう。

同馬の活躍により、2012年の小林オーナーは、「7勝・獲得賞金6億2852万円」という過去最高の成績を残しております。

しかし、その後は数字が伸び悩み、2020年までの3年間も、

2018年→5勝・獲得賞金1億0393万円
2019年→3勝・獲得賞金4953万円
2020年→2勝・獲得賞金3475万円

という、誰が見ても物足りない成績が続いておりました。

ただ、一昨年は、ロータスランドで関屋記念を制するなど、5勝を上げ、「1億1472万円」の賞金を獲得して巻き返しに成功し、更に昨年は、ロータスランドで京都牝馬Sを制するなど、一昨年を上回る「1億3326万円」の賞金を獲得しております。

ところが、今年に入ってから先週までは、「6戦0勝」という戦績であり、獲得賞金は「1209万円」と、昨年の1割にも達しておりません。

当然、現在の小林オーナーは、「今年の初勝利を上げ、巻き返しのきっかけとしたい」と願っている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金1億7000万円(馬主の取り分は8割の1億3600万円)の高松宮記念にロータスランドを登録しておりますので、私が小林オーナーであれば、厩舎サイドに対して、渾身の勝負仕上げを指示するでしょう。